イギリス近代小説の誕生 : 十八世紀とジェイン・オースティン

書誌事項

イギリス近代小説の誕生 : 十八世紀とジェイン・オースティン

都留信夫編著

(Minerva英米文学ライブラリー, 1)

ミネルヴァ書房, 1995.7

タイトル読み

イギリス キンダイ ショウセツ ノ タンジョウ : ジュウハッセイキ ト ジェイン オースティン

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注記

引用文献: 各章末

参考文献: 巻末p6-7

内容説明・目次

内容説明

18世紀イギリス女性作家の中で、ジェイン・オースティンほど波乱のない人生にもかかわらず、文学界に大きな影響を与えた人物もまれである。本書は、イギリス近代小説の伝統を確立する上で重要な役割を果たすことになった、オースティンの6編の長編小説を、その背景となった社会・思想・文学作品から論ずる。彼女が文学の様々な流れをどう受けとめ、自らの小説に吸収していったかを解明することにより、イギリス文学の源流をたどる。

目次

  • 第1章 戦慄を求めて—ゴシック小説の変容
  • 第2章 戯画化された感性崇拝—センティメンタル・ノヴェルとの訣別
  • 第3章 結婚をめぐる風刺—新しいヒロインの誕生
  • 第4章 生の真髄を尋ねて—道徳の世紀
  • 第5章 女性作家とそのヒロインたち—コートシップ・ノヴェルの展開
  • 第6章 生活実践としての自立—フェミニズムの底流

「BOOKデータベース」 より

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