野望

著者

    • 井沢, 元彦 イザワ, モトヒコ

書誌事項

野望

井沢元彦著

(信濃戦雲録, 第1部)

祥伝社, 1995.3-1995.4

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  • 2
  • 3
  • 4

タイトル読み

ヤボウ

大学図書館所蔵 件 / 5

注記

『信濃戦雲録 第1巻ー第4巻』(集英社昭和63年刊)の改題

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784396630805

内容説明

天文十一年(一五四二)、甲斐の若き国主武田晴信は、仕官を求める隻眼の男に面会していた。この二人こそ、戦国の世に名を馳せた後の信玄その人と、名軍師山本勘助であった。勘助はまだ一介の国王であった晴信に、天下取りの野望を芽生えさせる。そして、その第一歩として、隣国信濃の併呑、経略の初手として信濃諏訪郡攻略の秘策を進言するのであった…。神算鬼謀の山本勘助を得た若き信玄が、天下制覇に向けて歩み出す姿を描く、著者渾身の歴史巨編の第一弾。
巻冊次

2 ISBN 9784396630812

内容説明

天文十一年(一五四二)秋、天下取りの野望に燃える甲斐国王主武田晴信(後の信玄)は、軍師山本勘助の智略を得て、まず信濃の諏訪郡を併呑した。勘助は諸国から有能な技術者を集め、治水・鉱山事業を推し進めるとともに、次の狙いを中・北部信濃に置くよう進言する。だが、そこは名門小笠原家と新興豪族村上家の領地であった…。はたして百年の計に立つ信濃経略は成るのか。名軍師を得、天下制覇に踏み出した若き信玄の挫折と復活を描く、歴史巨編の第二弾。
巻冊次

3 ISBN 9784396630843

内容説明

天下統一に向け豊かな穀倉地、信濃併呑を図る甲斐国主武田信玄は、北信濃で戦国大名への道を歩む村上義清と上田原で激突、大敗を喫した。早急に勝を得て武威回復を図ろうと考えた信玄は、まず義清の同盟者小笠原長時に戦いを挑み、合戦・調略をもって完勝を収める。しかし、これに慢心した信玄は、軍師山本勘助の危惧をよそに、再び村上軍が誇る難攻不落の砥石城に力攻めを仕掛けた…。はたして年来の宿願・信濃併呑は成るのか。猛将から真の名将へと脱皮していく成長過程の信玄の姿を新視点から描く歴史小説巨編の第三弾。
巻冊次

4 ISBN 9784396630850

内容説明

駿河の今川家が政治経済の大動脈東海道を制圧している以上、中仙道のある信濃併呑こそ、上浴・天下取りへの近道とみる甲斐の武田信玄。そしてその攻略に専念すべく、国境を接する二大強国今川・相模の北条両家と互いに益多き三国同盟を、軍師山本勘助を使い成立させた。そんな信玄の行く手を阻んだのは、北信濃から駆逐された村上氏を助けた越後国主長尾景虎(後の上杉謙信)であった…。かくて金鉱山開発による経済力を背景に、川中島の合戦が開始された…。名将信玄の活躍を新視点からとらえ直した歴史小説巨編の完結編。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN13055510
  • ISBN
    • 4396630808
    • 4396630816
    • 4396630840
    • 4396630859
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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