書誌事項

後白河法皇

棚橋光男著

(講談社選書メチエ, 65)

講談社, 1995.12

タイトル読み

ゴシラカワ ホウオウ

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注記

著者の遺稿集

解説「故・棚橋光男の人と仕事」(高橋昌明著): p4-35

引用文献: 各章末

人名索引: p256-258

内容説明・目次

内容説明

保元の乱から鎌倉幕府成立にかけて、つねに敵役であった「偉大なる暗闇」。はたして、後白河は権謀術数のかぎりをつくした「日本一の大天狗」だったのだろうか。本書は、文化創造の場や、精神史の暗部にまでわけいり、現実の向こうにこの政治的巨人が透視していた可能性を鋭く指摘する。王権の転換・再生を軸に、東アジアの知的交流にまで眼くばりした力作論文集。

目次

  • 第1章 後白河論序説
  • 第2章 後白河王権期の都市京都—『方丈記』に見るイメージ
  • 第3章 中世国家の成立
  • 第4章 『参天台五台山記』—日宋交流史の一断面

「BOOKデータベース」 より

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