日本詩歌読本
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日本詩歌読本
三修社, 1987.9-11
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ニホン シイカ トクホン
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大活字本
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784384005134
目次
- 第1章 詩歌の主題の時代的変化(『万葉集』には人間の戦いのドラマがあった;『新古今和歌集』を象徴する暗く思いつめた忍ぶ恋)
- 第2章 独り寝のテーマについて(定家と人麻呂に見る表現第一主義;徹底して自分の思いにこだわった曾祢好忠)
- 第3章 女性の恋歌1—大伴坂上郎女と額田王(大伴旅人の“座”は歌人集団の典型例だった;額田王の歌は神に対する集団の祈りだった?)
- 第4章 女性の恋歌2—笠女郎と狭野茅上娘子(私的な恋情あふれる『万葉集』での出色の恋歌;女性の恋歌こそ日本の詩歌を支えた地下水)
- 第5章 女性の恋歌3—和泉式部(恋愛を至上目的として生きた和泉式部;天才的としか言いようのない言葉の選び方)〔ほか〕
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784384005141
目次
- 第6章 長歌と旋頭歌について(江戸期以降『万葉集』とともに長歌が復興;状況説明で大きな情感歌う人麻呂の長歌;テンポの緩急を使い分けて大柄な相聞歌に;歌謡的なゆえに短歌に負けた旋頭歌)
- 第7章 和歌の中の花(世阿弥の能楽論の根底にも花の思想;華やかに豪勢に散る桜の花が『古今和歌集』の中心;精神世界に散る花に無常観こめた『新古今和歌集』)
- 第8章 歌人の視点・その変遷(やがて視点は内面化し孤独な歌が増加;心をすて眼に徹して自然の変化を詠んだ伏見院)
- 第9章 連句と歌謡(芭蕉の詩論・生き方にぴったりだった連句;近代詩歌に影響を与えた歌謡集『梁塵秘抄』)
「BOOKデータベース」 より