表象空間の近代 : 明治「日本」のメディア編制

書誌事項

表象空間の近代 : 明治「日本」のメディア編制

李孝徳著

新曜社, 1996.2

タイトル別名

表象空間の近代 : 明治日本のメディア編制

タイトル読み

ヒョウショウ クウカン ノ キンダイ : メイジ ニホン ノ メディア ヘンセイ

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注記

参考文献: p324-334

内容説明・目次

内容説明

名所旧跡を画かない「風景」画、言文一致体の文章…近代的感覚の革命はなぜ起こったのか。交通・写真・博覧会などの新しいメディアから国民国家「日本」の誕生におよぶ緻密な「表象」分析によって、その動的な過程を明治の時空に浮び上がらせる。

目次

  • 第1章 境界と切断
  • 第2章 アノニマスな風景の出現
  • 第3章 風景への視線—「風景画」の誕生
  • 第4章 言葉と風景—遠近法と言文一致
  • 第5章 「声」の変容—情報メディアと速記術
  • 第6章 視覚革命—複製技術の変容
  • 第7章 教育の変容—「知」の空間の均質化
  • 第8章 交通空間の変容—世界のパノラマ化
  • 第9章 権域の空間—近代国家「日本」の境界
  • 第10章 「国民」の輪郭—均質性と境界
  • 終章 表象空間と近代

「BOOKデータベース」 より

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