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発見と考古学

明治大学考古学博物館編

(市民の考古学 / 明治大学考古学博物館編, 3)

名著出版, 1996.2

タイトル読み

ハッケン ト コウコガク

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注記

明治大学考古学博物館主催の公開講座「明治大学考古学ゼミナール」(1989年第8回, 1994年第15回)の講義録

収録内容

  • 岩宿時代研究の出発点 : 群馬県岩宿遺跡の発掘 / 戸沢充則著
  • 縄文時代のタイムカプセル : 鳥浜貝塚の発掘 / 岡本勇著
  • 弥生時代農村の全貌 : 登呂遺跡の発掘 / 大塚初重著
  • 三角縁神獣鏡の謎を探る : 椿井大塚山古墳の調査 / 小林三郎著
  • 古代都城の再現 : 平城宮跡の発掘と整備 / 坪井清足著
  • 日本列島に人類があらわれたころ : 中・前期旧石器の発見と研究 / 岡村道雄著
  • 縄文時代にも稲あり / 高橋護著
  • 戦いの中の弥生ムラ / 石黒立人著
  • 歴史を埋めた火山灰 / 石井克己著
  • 江戸を掘る : 東大本郷構内の発掘 / 寺島孝一著

内容説明・目次

内容説明

明治大学考古学博物館主催の公開講座「明治大学考古学ゼミナール」は、その時点での考古学上の話題と学界の動向をとらえながら、一方では着実に学問的な基礎を学び、かつ研究上の関心や興味を、広い視野からよりいっそう引き立てることができるような統一テーマを、考古学研究室と博物館のスタッフが検討して決めてきました。それはより多くの市民とともに、考古学を学び研究する場を創り出すための、一つのきっかけとなるような講座の構成であるべきことを第一義として検討されます。本巻は一九八九年に行われた第八回公開講座と一九九四年に行われた第一五回公開講座を採録したものです。両方とも「発見と考古学」というテーマでしたが、その内容には大きな違いがあります。第八回公開講座「発見と考古学」は、戦後の考古学の枠組みを作り上げた発見、その学史的な意義を、第一五回公開講座は「新・発見と考古学」と題して、そうした枠組みを打ち破るような最近の発見の数々を取り上げました。この二つの講座は現代の日本考古学の黎明と発展を物語るものといえましょう。

目次

  • 第1部 発見と考古学(岩宿時代研究の出発点—群馬県岩宿遺操の発掘;縄文時代のタイムカプセル—鳥浜貝塚の発掘;弥生時代農村の全貌—登呂遺跡の発掘;三角縁神獣鏡の謎を探る—椿井大塚山古墳の調査;古代都城の再現—平城宮跡の発掘と整備)
  • 第2部 新・発見と考古学(日本列島に人類があらわれたころ—中・前期旧石器の発見と研究;縄文時代にも稲あり;戦いの中の弥生ムラ;歴史を埋めた火山灰;江戸を掘る—東大本郷構内の発掘)

「BOOKデータベース」 より

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  • 市民の考古学

    明治大学考古学博物館編

    名著出版 1994.10-1996.2

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