対話・建築の思考
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書誌事項
対話・建築の思考
(住まい学大系, 074)
住まいの図書館出版局 , 星雲社 (発売), 1996.4
- タイトル読み
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タイワ・ケンチク ノ シコウ
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内容説明・目次
内容説明
60年代末から90年代の現在に至るまで、坂本一成の歩みは他のどの建築家からも孤立し、また独自である。建築の造形的表現を可能な限り沈潜させ、しかもいわゆる自然派に陥ることがない。建築家が建築を考えるその見えない形が、「抽象化された普通の家」から浮上し、その思考は不可避的に一個の建築にとどまることなく、社会へと向かう。だが、この精緻な思考の建築的表われは、多木浩二の指摘がなければ、坂本自身にとってさえ存在しなかったといえるかも知れない。建築を思考することの意味を、容赦なく絶望と希望をもって描き出す、これは今までに語られることのなかった対話・建築の思考である。
目次
- 第一日 建築としての独立住宅
- 第二日 都市と建築の政治学
- 第三日 崩壊する共同体での集合住宅
「BOOKデータベース」 より