十字路・盲獣
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十字路・盲獣
(春陽文庫, 江戸川乱歩文庫||エドガワ ランポ ブンコ)
春陽堂書店, 1988.4
新装版
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ジュウジロ・モウジュウ
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内容説明・目次
内容説明
推理小説界の巨匠・江戸川乱歩が、戦後、昭和30年に書き下ろしで発表した野心的大作「十字路」。伊勢商事社長の伊勢省吾は、日輪教の狂信的信者である妻・友子を嫌い、若い女秘書・沖晴美と恋愛関係にあった。晴美のアパートのへやに押しかけてきた友子を省吾は絞殺した。友子の死体をどこへ運ぶか。晴美とドライブした藤瀬ダムの古井戸が省吾の頭にひらめいた。キャディラックのトランクに死体を隠し、藤瀬へ向かう省吾は、新宿ガード下の十字路で突発事故に会った。そのすきに車内にもう一体の男の死体が出現していた。次々に発生する奇怪な事件のナゾは?新作「十字路」に中編名作「盲獣」も併せた豪華版。
「BOOKデータベース」 より