海辺の扉
著者
書誌事項
海辺の扉
(角川文庫)
角川書店, 1992.12
- 上
- 下
- タイトル読み
-
ウミベ ノ トビラ
大学図書館所蔵 件 / 全17件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784041469064
内容説明
ギリシャ国立考古学博物館にある〈アルタミスの馬と乗り手〉。そのブロンズ像を見たときに、宇野満典は衝撃を受けた。馬に乗った少年の顔が、死なせた息子の顔にそっくりだったからである。満典は、その事件で警察から執拗な取調べを受け、周囲の状況に押し出されるようにして日本を出た。ギリシャに渡り4年がたとうとしていたその日。聡明なギリシャ人女性エフィーと愛を紡ぐ生活を送る満典に、仕組まれた艱難が襲いかかり、壮大な生命の物語は始まった。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784041469071
内容説明
東京を経て、ふたたびギリシャ、アテネ—。夕日輝くエーゲ海に、愛しい人を死なせた満典の祈りは続く。果たして〈再会〉はあるのか?精神の気高き闘いの末に、心の闇にひろがる光の彩りを描く宮本輝文学の最高峰。
「BOOKデータベース」 より