家族と墓
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書誌事項
家族と墓
(シリーズ比較家族 / 比較家族史学会監修, 2)
早稲田大学出版部, 1996.1
初版第2刷
- タイトル読み
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カゾク ト ハカ
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注記
初版第1刷(1993.1)とページ数が異なる
文献あり
内容説明・目次
内容説明
墓、墓地の形態や祭祀様式は社会体制・死生観・宗教観等によってどのように異なるのか。シンポジウムをもとに、その多彩な実態を明らかにする。
目次
- 現代の墓地問題とその背景
- 第1部 異文化のなかの墓(アラブ・ムスリムの墓観—ヨルダン北部一村落の事例から;近世ヨーロッパにおける家族・教会・墓—ニーダーライン地方ヴッパータールの事例を中心に;韓国の墓をめぐる問題;墓と家族の地理学—風水論の視点から)
- 第2部 日本における墓の変遷(祭祀承継における墓と法律問題;現代日本におけるペットの家族化—あるペット霊園の調査からみた現代の家族像;移民・家族・墓—ブラジル日本移民を中心に;共同体・家・個人—三重県菅島の二つの墓をめぐって;明治初年の墓地及び埋葬に関する法制の展開—祖先祭祀との関連で;「通小町」と市原野小町寺の惣墓;平安貴族層における墓参の成立—墓参より見た家の成立過程)
- 第3部 コラム(フランスにおける墓の承継原理;墓地の在り方—日本とヨーロッパ;韓国の「草墳」;墓参者構成からみた現代の墓地;死後住宅としての墓;在日韓国・朝鮮人の家族と墓;家族と戦没者慰霊碑;日本の墓相学;婚出女性の死後祭祀と氏;園田氏と名号角柱塔婆;養子と墓制;持統天皇と藤原仲麻呂の墳墓祭祀)
- 「墓制研究」の展望
「BOOKデータベース」 より