若者はなぜ大人になれないのか : 家族・国家・シティズンシップ

書誌事項

若者はなぜ大人になれないのか : 家族・国家・シティズンシップ

G・ジョーンズ, C・ウォーレス [著] ; 徳本登訳

新評論, 1996.9

タイトル別名

Youth, family and citizenship

タイトル読み

ワカモノ ワ ナゼ オトナ ニ ナレナイ ノカ : カゾク コッカ シティズンシップ

大学図書館所蔵 件 / 230

注記

原著(Open University Press, 1992)の翻訳

監訳: 宮本みち子

関係年表: p246-249. 各文献一覧: p250-266

内容説明・目次

内容説明

本書では、近代社会の構造が崩壊し、それが個人主義、選択、責任という理念に、明らかに取って代わられようとしている時代にあって、「大人になる」とはどういうことなのか、その意味をさぐる。また英国のケースをもとに、若者と家族、若者と市場、若者と国家との関係が、成人期への移行プロセスをどのように規定しているのかを明らかにし、とくに、若者が「依存した子ども」から「自立した市民」になる過程での責任が、家族から国家へと移行していくことについて検討を行っている。

目次

  • 第1章 青年期、家族、シティズンシップ
  • 第2章 変わる教育制度、労働市場と若者
  • 第3章 若者と社会保障制度
  • 第4章 若者と家族—家族への依存と家族からの自立
  • 第5章 離家と家族形成
  • 第6章 消費市場、住宅市場と若者
  • 第7章 青年期およびシティズンシップについて再び考える

「BOOKデータベース」 より

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