バロックの聖女 : 聖性と魔性のゆらぎ
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バロックの聖女 : 聖性と魔性のゆらぎ
工作舎, 1996.8
- タイトル読み
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バロック ノ セイジョ : セイセイ ト マショウ ノ ユラギ
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注記
主な参考文献: p283-285
内容説明・目次
内容説明
本書は、聖女たちや聖女になり損ねた女たちを通して、いわゆる宗教や教義を超えた「聖性」指向の生む力の秘密に迫ってみようとしたものだ。健康で清潔でまっとうな生き方でなくても、病気で異常で過剰で危険な生き方にだって、それぞれの救いに達する権利がある。
目次
- 1 聖者に尊敬された悪魔憑き—マリー・デ・ヴァレ(1590‐1656)の物語
- 2 イエスと心臓を取り替えた聖女—マルグリット=マリー(1647‐1690)の物語
- 3 狂気をパフォーマンスにした修道女—虚無のルイーズ(1639‐1694)の物語
- 4 ルーダンの悪魔憑きの銀河系—天使のジャンヌ(1602‐1665)の姉妹たち
- 5 ヴェルサイユの聖女—ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエール(1644‐1710)の物語
- 6 超能力の聖女—アニエス・ド・ランジャック(1602‐1634)の物語
「BOOKデータベース」 より