無心の画家たち : 知的障害者寮の30年

書誌事項

無心の画家たち : 知的障害者寮の30年

西垣籌一著

(NHKブックス, 780)

日本放送出版協会, 1996.10

タイトル別名

無心の画家たち : 知的障害者寮の30年

タイトル読み

ムシン ノ ガカ タチ : チテキ ショウガイシャリョウ ノ 30ネン

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内容説明・目次

内容説明

暴力、いじめ、妬み、盗み等の横行する重度の知的障害者寮で絵画教室を始めて30年余。家庭環境に恵まれず、ゼロからスタートした障害者たちの絵が、10年、20年を経て公募展に次々入選し、“生の芸術”のメッカ、スイスのアールブリュット美術館に永久収蔵されるまでの道程。著者は、どのように彼ら独自の世界を発見し、ひき出したのか。型やぶりの指導は、福祉や教育のあり方、人間のもつ限りない可能性について問いかける。

目次

  • 序 鶏小舎から世界へ—絵画教室の30年
  • 1 10年間の反抗ののちに—小笹逸男
  • 2 ずば抜けた色彩感覚—山本一男
  • 3 親分の風格—山本悟
  • 4 豪快さと繊細な表現—福村惣太夫
  • 5 優れた表現世界の予感—浅木久輝
  • 6 「家」を描きつづけて25年—堀田哲明
  • 7 「エヘン、エヘン」と「オイ」—山崎孝
  • 8 二人の男の戦い—森昭慈
  • 9 希望の星—岡本由加
  • 終 ときに感あり

「BOOKデータベース」 より

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