日記が語る日本の農村 : 松本盆地の畑に八十年

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日記が語る日本の農村 : 松本盆地の畑に八十年

中村靖彦著

(中公新書, 1332)

中央公論社, 1996.11

タイトル読み

ニッキ ガ カタル ニホン ノ ノウソン : マツモト ボンチ ノ ハタケ ニ ハチジュウネン

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内容説明・目次

内容説明

長野県山形村に、同地で農業を営む一老人の六十年以上に及ぶ日記が残されている。彼は、戦争、農地改革、農産物自由化などの波に揉まれ、その間、主な産物も、繭、酪農品、野菜とシフトさせてきた。さらに、自身の病気、家族内や村内に起こる問題が、彼の人生を変えていった。本書は、農業問題に三十年以上携わってきた放送ジャーナリストが、今や崩壊の危機に直面している日本農業の原点を、一農家の日記から見直す試みである。

目次

  • 序章 日記との出会い
  • 第1章 戦争と病気と
  • 第2章 敗戦・混乱の家と村
  • 第3章 人生は蚕に始まる
  • 第4章 改革を解せぬ地主は困る
  • 第5章 長芋とねぎとの格闘
  • 第6章 農村社会と家・家族
  • 第7章 村の政治の渦中で
  • 第8章 水・しきたり・道祖神
  • 第9章 激動の農政と正三

「BOOKデータベース」 より

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