書誌事項

論集樋口一葉

樋口一葉研究会編

おうふう, 1996.11-

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タイトル読み

ロンシュウ ヒグチ イチヨウ

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注記

4巻収録の「英訳にごりえ」の本文は英語

収録内容

  • [1]: 誇張された「片恋」 : 「闇桜」研究ノート / 野口碩 [著]
  • 一葉文学の転機 I : 「雪の日」「琴の音」「花ごもり」 / 滝藤満義 [著]
  • 『大つごもり』論 / 管聡子 [著]
  • 《典拠》と《借用》 : 水揚げ・出奔・《孤児》物語 / 出原隆俊 [著]
  • 「にごりえ」にわたる〈丸木橋〉 / 愛知峰子 [著]
  • 救済の陰画 : 供犠としての「にごりえ」 / 鈴木啓子 [著]
  • 声というメディア : 『にごりえ』論の前提のために / 高田知波 [著]
  • 「十三夜」覚書 / 青木一男 [著]
  • 一葉と翻訳 : 『十三夜』の運命 / 満谷マーガレット [著]
  • 「わかれ道」論 : お京の言説をめぐって / 千田かをり [著]
  • 出会わない言葉の別れ : 「わかれ道」を読む / 山本欣司 [著]
  • 夢と現と : 一葉小説における「夢」の考察 / 重松恵子 [著]
  • 樋口一葉の世界 : 女の《操》と《不機嫌な夫》をめぐって / 木谷喜美枝 [著]
  • 鏡花の中の一葉 : 「薄紅梅」を中心として / 吉田昌志 [著]
  • 一葉の周辺 : 「深山木」「花かご」「佐藤観元」 / 山根賢吉 [著]
  • 夕暮の一葉 / 平岡敏夫 [著]
  • 2: 潜在する女の物語 : 「暁月夜」の語り / 島田裕子 [著]
  • 贈与と主体化 : 『大つごもり』論 / 関礼子 [著]
  • 「たけくらべ」の構想とモデル : 付論 久佐賀義孝の偽書 / 荒木慶胤 [著]|「タケクラベ」| ノ コウソウ ト モデル : フロン クサカ ヨシタカ ノ ギショ
  • 『たけくらべ』論のための覚書き / 猪狩友一 [著]
  • 「ゆく雲」の位相 : 一葉における和歌的構想力の問題 / 中丸宣明 [著]
  • 交差した<時間>の意味 : 「わかれ道」の行方 / 戸松泉 [著]
  • 小説表現史と一葉 / 宇佐美毅 [著]
  • 一葉小説と同時代環境 / 峯村至津子 [著]
  • 一葉と『文学界』 / 藪禎子 [著]
  • 3: 「やみ夜」論 : 年上の悪女 / 北川秋雄 [著]
  • 『文学界』の中の一葉 : 「大つごもり」と<侠> / 大井田義彰 [著]
  • 「大つごもり」論 : 貧民救済言説を手がかりとして / 松下浩幸 [著]
  • 閉ざされた門 : 『たけくらべ』冒頭を読む / 中西亮太 [著]
  • 魂祭りの夜 : 「にごりえ」論 / 太田路枝 [著]
  • <夕暮れ>の惨劇 : 一葉・透谷・『罪と罰』 / 平岡敏夫 [著]
  • 新聞小説としての「うつせみ」 / 中山清美 [著]
  • 「其の上人がためしにも同じく」 : 『軒もる月』を読む / 高田知波 [著]
  • 「こと葉の自由」とはなにか : 『通俗書簡文』をめぐって / 荒井とみよ [著]
  • <水の上>日記を読む : テクストとしての一葉日記(3) / 千田かをり [著]
  • 一葉回想記に関する些かの問題 / 橋本威 [著]
  • 樋口一葉の小説の構成法とその様相 : 既発表の自作品の利用を通して / 橋口晋作 [著]
  • 一葉の男性問題 : その一 / 山本洋 [著]
  • 樋口一葉と斎藤緑雨 : 小説における類縁性と差異 / 塚本章子 [著]
  • 日清戦争後文学の一主題としての<一家和熟> : 廣津柳浪『河内屋』を出発点として / 岡田豊 [著]
  • 東京人としての樋口一葉 / 槌田満文 [著]
  • 現時点における伝記考証の意味 : 資料解説・報告 : 「田中みの子(ミノ)」伝記の一部修正 / 木村真佐幸 [著]
  • 4: 「暁月夜」に潜在するもの / 菅野貴子 [著]
  • 「琴の音」を響かせるもの : 独奏から重奏へ / 橋本のぞみ [著]
  • 「大つごもり」の罪と罰 / 愛知峰子 [著]
  • 「十三夜」論 : コミュニケーションの不可能性 / 笹尾佳代 [著]
  • 物語ることの悪意 : 「われから」を読む / 山本欣司 [著]
  • 村上浪六と一葉 : 「樋口一葉全集」未収録資料「三日月序」を視座として / 戸松泉 [著]
  • 樋口一葉における「奇蹟の期間」の構築 : <男女入れ替え>から<合体>へ / 藤澤るり [著]
  • 悲惨小説としての一葉作品 / 畑有三 [著]
  • 樋口一葉と同時代作家 : 北田薄氷・泉鏡花を中心に / 田中励儀 [著]
  • 資料一般から抽出される一葉の思考の世界 : 特に「流れ」をめぐって / 野口碩 [著]
  • 戦後民主主義と樋口一葉 : 児童向け伝記物語の問題点をめぐって / 松下浩幸 [著]
  • 英訳「にごりえ」 / 満屋マーガレット [著]
  • 5: 『雪の日』の恋 : 古典文学の雪世界からの形成 / 後藤幸良[著]
  • 「雪の日」の伯母 / 水野亜紀子[著]
  • 『暗夜』論 : 樋口一葉の文学的転機と新聞受容 / 屋木瑞穂[著]
  • 衣装から読む「たけくらべ」 / 太田路枝[著]
  • 木村荘八『一葉たけくらべ絵巻』の成立 : 近代小説をめぐる絵画の応答 / 関礼子[著]
  • 中国における一葉文学の受容 : 「たけくらべ」の翻訳を例に / 張晋文[著]
  • 『にごりえ』論 : 歌の位相 / 多田蔵人[著]
  • 飛び出して行く女たち : 「うつせみ」を読む / 大井田義彰[著]
  • 樋口一葉と青山胤通 / 愛知峰子[著]
  • 漱石と一葉 : 漱石が一葉に見たもの / 藤澤るり[著]
  • 一葉小説の口絵と挿絵 : 作者一葉との関わりから / 出口智之[著]
  • 〈可能性〉としての文学散歩 : 野田宇太郎、前田愛、そして樋口一葉 / 松下浩幸[著]

内容説明・目次

巻冊次

[1] ISBN 9784273029357

目次

  • 誇張された「片恋」—「闇桜」研究ノート
  • 一葉文学の転機—「雪の日」「琴の音」「花ごもり」
  • 『大つごもり』論
  • 『典拠』と『借用』—水揚げ・出奔・『孤児』物語
  • 「にごりえ」にわたる「丸木橋」
  • 救済の陰画—供犠としての「にごりえ」
  • 声というメディア—『にごりえ』論の前提のために
  • 「十三夜」覚書
  • 一葉と翻訳—『十三夜』の運命
  • 「わかれ道」論—お京の言説をめぐって
  • 出会わない言葉の別れ—「わかれ道」を読む
  • 夢と現と—一葉小説における「夢」の考察
  • 樋口一葉の世界—女の『操』と『不機嫌な夫』をめぐって
  • 鏡花の中の一葉—「薄紅梅」を中心として
  • 一葉の周辺—「深山木」「花かご」「佐藤観元」
  • 夕暮の一葉
巻冊次

2 ISBN 9784273030438

内容説明

樋口一葉研究会は一葉を「原点」や「中心」にすえていますが、近世や近代への文学史的あるいは文化史的拡大を絶えず試みてきています。そうした試みの成果がいま、ここに本書となっているわけで、研究会としては十二分の満足感を抱いています。

目次

  • 潜在する女の物語—「暁月夜」の語り
  • 贈与と主体化—『大つごもり』論
  • 「たけくらべ」の構想とモデル—付論 久佐賀義孝の偽書
  • 『たけくらべ』論のための覚書き
  • 「ゆく雲」の位相—一葉における和歌的構想力の問題
  • 交差した「時間」の意味—「わかれ道」の行方
  • 小説表現史と一葉
  • 一葉小説と同時代環境
  • 一葉と『文学界』
巻冊次

3 ISBN 9784273032418

内容説明

樋口一葉研究の最新の成果、ここに結集。テクスト分析・作家論・資料紹介等、多角的なアプローチにより、一葉文学の魅力を解き明かす。

目次

  • 「やみ夜」論—年上の悪女
  • 『文学界』の中の一葉—「大つごもり」と「侠」
  • 「大つごもり」論—貧民救済言説を手がかりとして
  • 閉ざされた門—『たけくらべ』冒頭を読む
  • 魂祭りの夜—「にごりえ」論
  • 「夕暮れ」の惨劇—一葉・透谷・『罪と罰』
  • 新聞小説としての「うつせみ」
  • 「某の上人がためしにも同じく」—『軒もる月』を読む
  • 「こと葉の自由」とはなにか—『通俗書簡文』をめぐって
  • 「水の上」日記を読む—テクストとしての一葉日記(3)〔ほか〕
巻冊次

4 ISBN 9784273034474

内容説明

樋口一葉研究の最前線。最新の問題意識にたった、多様な論考12篇が結集。樋口一葉研究の「いま」がここにある。

目次

  • 「暁月夜」に潜在するもの
  • 『琴の音』を響かせるもの—独奏から重奏へ
  • 『大つごもり』の罪と罰
  • 『十三夜』論—コミュニケーションの不可能性
  • 物語ることの悪意—「われから」を読む
  • 村上浪六と一葉—『樋口一葉全集』未収録資料「三日月序」を視座として
  • 樋口一葉における「奇蹟の期間」の構築—“男女入れ替え”から“合体”へ
  • 悲惨小説としての一葉作品
  • 樋口一葉と同時代作家—北田薄氷・泉鏡花を中心に
  • 資料一般から抽出される一葉の思考の世界—特に「流れ」をめぐって
  • 戦後民主主義と樋口一葉—児童向け伝記物語の問題点をめぐって
  • 英訳『にごりえ』

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN15516341
  • ISBN
    • 4273029359
    • 4273030438
    • 4273032414
    • 4273034476
    • 9784273038038
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpneng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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