鍵穴から見たヨーロッパ : 個人主義を支えた技術

書誌事項

鍵穴から見たヨーロッパ : 個人主義を支えた技術

浜本隆志著

(中公新書, 1337)

中央公論社, 1996.12

タイトル別名

鍵穴から見たヨーロッパ : 個人主義を支えた技術

タイトル読み

カギ アナ カラ ミタ ヨーロッパ : コジン シュギ オ ササエタ ギジュツ

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注記

参考文献: p198-204

内容説明・目次

内容説明

絶えず異国、異民族と接触している地理的状況に加えて、産業革命以降の富の蓄積が、ヨーロッパにおける独自の鍵と錠の文化を育んできた。それは日常生活にとどまらず、宗教、思想、法律、工学、芸術などのあらゆる面に深い影響を及ぼしている。本書は、鍵と錠の技術的変遷やそれを支えた職人の世界を概観したうえで、図像学、民俗学、社会学、文学といった多角的な視点から、広範な隣接領域へと拡がっている鍵文化の諸相を明らかにする。

目次

  • プロローグ 鍵文化時代を迎えて
  • 第1章 鍵と錠の歴史
  • 第2章 錠前職人の世界
  • 第3章 鍵の権力
  • 第4章 鍵のシンボルと図像学
  • 第5章 鍵の民俗学
  • 第6章 鍵と空間の社会学
  • 第7章 鍵と空間の文学
  • エピローグ 日本とヨーロッパの鍵文化の比較

「BOOKデータベース」 より

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