「オイディプース王」を読む
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「オイディプース王」を読む
(講談社学術文庫, [1259])
講談社, 1996.12
- タイトル読み
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オイディプースオウ オ ヨム
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注記
参考文献抄: p289-293
内容説明・目次
内容説明
ギリシア悲劇の中で最高傑作といわれ、アリストテレースも激賞した『オイディプース王』。アポローンの神託の成就と、そこに描き出された人間存在の悲劇性を浮き彫りにしたこの『オイディプース王』を文学として捉えなおして徹底的に解読吟味する。悲劇としての巧みな劇構成、そして、今なお私たちに問いかけてやまない人間存在の本質—時空を越えて輝くギリシア悲劇の魅力を読みつくした意欲作。
目次
- 1 時代背景
- 2 謎とアイロニー
- 3 テイレシアースとクレオーン
- 4 イオカステーとアポローンの神託
- 5 イオカステーと「偶然」
- 6 第二合唱隊について
- 7 「真理」と「ダイモーン」
- 8 盲目のオイディプース
- エピローグ 『コローノスのオイディプース』瞥見
「BOOKデータベース」 より