母と娘のフェミニズム : 近代家族を超えて
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母と娘のフェミニズム : 近代家族を超えて
田畑書店, 1996.12
- タイトル読み
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ハハ ト ムスメ ノ フェミニズム : キンダイ カゾク オ コエテ
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内容説明・目次
内容説明
母は男たちによって、いつも幼い日の夢とともに語られてきた。だが、娘にとっての母は、男たちが語ってきたような、郷愁としての母物語ではありえない。娘にとっての母とは何か。今、母にとっての娘とは…。女と女の関係、女同士の影響と絆、母娘関係の葛藤の深層。変容する「母」とそのメタフォアを分析しつつ、「女という存在」を問い直す。
目次
- 序 「母と娘」をめぐるフェミニズムの現在
- 1 母と娘は生き延びることができるか—変容する母娘関係をみつめて
- 2 イリガライの母娘関係論を読む—日本・西欧比較の方法に向けて
- 3 母なるものを求めつつ—少女マンガ・大島弓子の世界
- 4 娘による母物語から母による母物語へ—近代文学の中の母と娘
- 5 金井美恵子における「少女」と「母権」
- 6 「母」に出会う旅—津島佑子『風よ、空駆ける風よ』を中心に
- 7 シンポジウム「母性を問う—〈母と娘〉という主題」
「BOOKデータベース」 より