フランス住宅法の形成 : 住宅をめぐる国家・契約・所有権

書誌事項

フランス住宅法の形成 : 住宅をめぐる国家・契約・所有権

吉田克己著

東京大学出版会, 1997.1

タイトル別名

The origins of housing legislation in France, 1850-1912

フランス住宅法の形成

タイトル読み

フランス ジュウタク ホウ ノ ケイセイ : ジュウタク オ メグル コッカ ケイヤク ショユウケン

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内容説明・目次

内容説明

本書は、フランスにおける住宅関係立法の展開過程を、19世紀前半期ないし中葉から20世紀初頭に至る時期を対象として、歴史的かつ実証的に追究しようとする試みである。それはまた、フランスにおける社会国家の形成過程を、住宅を素材としつつ法学の観点から辿る試みでもある。さらに、19世紀的な不動産所有権と不動産賃貸借契約の観念が、住宅に対する公共的介入の進展の中でどのように変容してくるかを辿る試みでもある。

目次

  • 序章 課題と視角
  • 第1章 19世紀前半期における非衛生住宅問題と法—衛生警察法理に基づく所有権規制の意義と限界
  • 第2章 第2帝政期における高家賃問題と法—オスマンのパリ改造事業と建物賃貸借
  • 第3章 社会住宅立法の形成と展開
  • 終章 要約と総括

「BOOKデータベース」 より

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