書誌事項

東アジア危機の構図

小此木政夫, 小島朋之編著

東洋経済新報社, 1997.3

タイトル別名

東アジア : 危機の構図

タイトル読み

ヒガシアジア キキ ノ コウズ

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注記

内容: はじめに: 東アジアの平和と危機, 第一部: 地域情勢と戦略動向(第一章「中国」-第六章「東アジアの勢力均衡」), 第二部: 不安定要因の分析(第七章「北朝鮮「遺訓」政治の限界」-第一二章「中国と南シナ海の国際関係」), おわりに(小此木政夫), 執筆者紹介と執筆章, 索引

索引: 巻末p1-4

執筆: 小島朋之ほか

収録内容

  • 東アジアの平和と危機 : はじめに / 小島朋之 [執筆]
  • 中国 : 覇権大国か責任ある大国か / 小島朋之 [執筆]
  • 朝鮮半島 : 三つのシナリオへの対応 / 小此木政夫 [執筆]
  • アメリカ : 岐路に立つ東アジア戦略 / 阿部純一 [執筆]
  • 中ロ関係 : 国益追求の現実主義外交 / 仙洞田潤子 [執筆]
  • 日ロ関係 : 手詰まり状態の打開に向けて / 河原地英武 [執筆]
  • 東アジアの勢力均衡 : 戦略的相互作用の観点から / 赤木完爾 [執筆]
  • 北朝鮮「遺訓」政治の限界 / 平岩俊司 [執筆]
  • 中台間の軍事関係 / 安田淳 [執筆]
  • ロシアの兵器輸出 : その動向と問題点 / 松井弘明 [執筆]
  • 尖閣諸島・竹島をめぐる国際関係 / 平松茂雄, 小此木政夫 [執筆]
  • 香港 : 回収される主権と繁栄 / 小島朋之 [執筆]
  • 中国と南シナ海の国際関係 / 平松茂雄, 小笠原高雪 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

本書は、危機の可能性を排除することなく、むしろその危険性を直視しつつ、東アジア地域の将来について展望を試みている。東アジア地域の一員として日本も個人、民族、国家そして地域の個別化を認め合いながら、「地域化」や「地球化」など同一化を共通認識として、三つの条件を確保しながら「共生」のモデル作りに協力していかなければならない。そのための手がかりを提供することが、本書の目的である。

目次

  • 第1部 地域情勢と戦略動向(中国—覇権大国か責任ある大国か;朝鮮半島—三つのシナリオへの対応;アメリカ—岐路に立つ東アジア戦略;中ロ関係—国益追求の現実主義外交;日ロ関係—手詰まり状態の打開に向けて;東アジアの勢力均衡—戦略的相互作用の観点から)
  • 第2部 不安定要因の分析(北朝鮮「遺訓」政治の限界;中台間の軍事関係;ロシアの兵器輸出—その動向と問題点;尖閣諸島・竹島をめぐる国際関係;香港—回収される主権と繁栄;中国と南シナ海の国際関係)

「BOOKデータベース」 より

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