天艸 一典 Amakusa Kazunori

論文一覧:  1件中 1-1 を表示

  • 霊異譚の「事実」--『遠野物語』と『今昔物語』の迫真力をめぐって (古代文学における<虚構>と<他者><特集>)

    天艸 一典

    『遠野物語』と『今昔物語』には話型の類似のみならずその迫真力(リアリティ)においても同質のものがある。たとえば『遠野』の九話と『今昔』の二十七巻第四十五話を比較してみると両者に共通する迫真力は、自然の特定の場所や時間に対する恐怖という意識の自然を媒介にして、そういう場所や時間には異類が出現するという私たちの意識の「事実」を刺激するところにある。ただし『遠野』がこの迫真力によって村落の禁忌と禁制を語 …

    日本文学 37(4), p53-66, 1988-04

ページトップへ