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  • 書評

    山田 和範 臨床検査 68 (5), 672-672, 2024-05-15

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  • 十二指腸狭窄をともなう局所進行切除不能膵癌に対して十二指腸ステント留置後Conversion SurgeryにてR0切除し得た1例

    岩井 佑太, 藤田 由里子, 高本 健史, 福田 知広, 今村 諭, 角田 裕也, 長久保 秀一, 諸星 雄一, 小池 祐司, 小松 弘一 日本消化器病学会雑誌 121 (5), 407-414, 2024-05-10

    <p>症例は67歳男性.嘔吐に対して施行した上部消化管内視鏡検査,腹部造影CTから局所進行切除不能膵癌による十二指腸狭窄と診断した.十二指腸ステント留置後,経口摂取が可能となり,全身状態の改善から化学療法を開始できた.治療が奏効し,Conversion Surgeryに至り,R0切除を得られた.十二指腸ステント留置は予後改善につながる可能性があり,治癒切除を目指す上で有効な選択肢と考えられた.<…

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  • 特発性両側腎動脈解離により腎梗塞を来した1例

    酒井 麻里, 武内 克憲, 湖東 慶樹 脈管学 64 (3), 41-44, 2024-05-10

    <p>症例は46歳,男性。右下腹部痛のため当院を受診した。造影CTで右腎の造影不良域と両側腎動脈解離を認めた。入院後,降圧療法およびヘパリンによる抗凝固療法を開始し,腹痛も改善した。入院9日目のCT再検で左腎下極枝に新たな解離と造影不良域が出現したが,腎機能増悪なく保存的加療を継続し,良好に経過した。特発性腎動脈解離は非常に稀な疾患であるが,急性腹症を来す鑑別疾患の1つとして念頭におく必要がある…

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  • 門脈圧亢進症にともなう肺動脈性肺高血圧症

    厚川 正則, 小谷野 香織, 岩切 勝彦 日本消化器病学会雑誌 121 (5), 382-388, 2024-05-10

    <p>門脈圧亢進症にともなう肺動脈性肺高血圧症(PoPH)は,肝硬変あるいは門脈亢進症をともなう患者の約1~6%に合併する.最も重要な症状は労作時の息切れであるが,症状が顕在化しない場合もあり診断は容易ではない.既報では女性,自己免疫性肝炎患者に多く,診断にはまず非侵襲的な心エコー図検査やBNPの測定が重要である.PoPHを疑った場合には循環器・呼吸器内科の専門医に紹介し,右心カテーテル検査で確…

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  • 広範囲に進展した胃型IPMNにITPNが混在した膵管内腫瘍の1例

    若林 時夫, 代田 幸博, 竹田 康人, 方堂 祐治, 上田 善道 日本消化器病学会雑誌 121 (5), 415-424, 2024-05-10

    <p>70歳,男性.耐糖能悪化を契機に実施された造影CTで,膵体尾部境界に拡張した主膵管から分枝内に連続する結節状腫瘤と前後の膵管拡張を認めた.膵体尾部切除術後の病理組織学的検討では,低異型度胃型IPMNと非浸潤性ITPNの混在した長径25mmの拡張膵管内を充満する充実結節を認め,ITPNはIPMNの幽門腺類似の管状増殖を示す部分と隣接していた.前後・周囲の膵管壁内面にはIPMNの低乳頭状変化を…

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  • 腸閉塞を発症し穿孔をきたした小腸子宮内膜症の1例

    北村 和紀, 品川 和子, 德永 麻美, 小林 才人, 植田 亮, 時光 善温, 岡田 和彦, 前田 宣延, 芝原 一繁, 安田 一朗 日本消化器病学会雑誌 121 (5), 400-406, 2024-05-10

    <p>47歳女性.回盲部腫瘤による腸閉塞の診断で入院した.イレウス管による減圧が行われるも症状は悪化し,第7病日に緊急手術となった.開腹所見で回盲部に高度狭窄と微小穿孔を認め,回盲部切除術が施行された.切除標本の病理所見から腸管子宮内膜症の診断となり,術後ホルモン療法が開始され,術後18カ月再発なく経過している.本邦における小腸子宮内膜症の報告例に本症例を加えて検討した.</p>

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  • 右外腸骨動脈欠損と左外腸骨動脈低形成および両側浅大腿動脈欠損を伴う先天奇形に対する一手術例

    宮木 靖子, 樋上 哲哉 脈管学 64 (3), 45-49, 2024-05-10

    <p>症例は69歳女性。通勤時や趣味の社交ダンスの際に足の疲労感が強くなり受診した。精査にて右外腸骨動脈欠損・左外腸骨動脈低形成・両側浅大腿動脈欠損を診断された。腸骨動脈大腿動脈系の先天奇形は非常に稀な疾患である。遺残坐骨動脈を認める奇形については多数の症例報告があるが,単独完全欠損/低形成についての報告は極めて少ない。本症例に対して両側腸骨動脈–総大腿動脈バイパス手術を行い,症状の改善が得られ…

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  • 内視鏡検査で発見された腫瘍径10mm以下の多発回腸神経内分泌腫瘍の1例

    二村 侑歩, 浜島 英司, 中江 康之, 神岡 諭郎, 仲島 さより, 久野 剛史, 伊藤 誠 日本消化器病学会雑誌 121 (5), 389-399, 2024-05-10

    <p>症例は53歳,男性.健診異常の精査で下部消化管内視鏡検査を施行し,回腸末端に5mmの神経内分泌腫瘍(NET)を認めた.術前の全小腸内視鏡観察で回盲弁に7mmの同様のNETを認めた.回盲部切除(D3郭清)後,2病変ともNET Grade 1,深達度SM,#202のリンパ節転移陽性と判明した.腫瘍径10mm以下の多発回腸NETでリンパ節転移陽性例はまれで,回腸末端の内視鏡観察の重要性が示唆され…

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  • 病棟看護師における非特異的腰痛と勤務時間での身体活動強度との関係

    田上 裕記, 羽場 桃子, 渡邉 英将, 守永 憲史, 中井 智博 日本産業保健理学療法学雑誌 2 (1), 2-9, 2024-05-09

    <p>【目的】業務中の身体活動を測定し,非特異的腰痛との関連性について調査した.</p><p> 【方法】医療機関に常勤勤務する病棟女性看護師58名を対象とした.日勤勤務時間中において,活動量計を用いてデータを測定し,座位行動,低強度身体活動,中高強度身体活動に分類した各活動強度時間を算出した.また,座位行動のブレイクとバウトの回数,時間及び業務前後の腰痛変化量を計測した.</p><p> …

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  • 本邦の重症心不全に対する補助人工心臓を用いた治療戦略

    羽田 佑, 一二三 亨, 福嶌 教偉 日本集中治療医学会雑誌 31 (3), 195-202, 2024-05-01

    <p>治療抵抗性重症心不全は予後不良であり,その克服は我々の課題である。昨今,重症心不全に対する治療法は心臓移植と補助人工心臓治療の発展により,劇的に変化している。 特に補助人工心臓については,その性能が向上し,転帰改善に寄与している。また,これまで植込型補助人工心臓は,本邦では心臓移植を前提とする患者にしか適応がなかったが,2021年5月からdestination …

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  • ICUに入室した患者の家族における退院後の精神症状発生に関連する要因:事後解析

    大野 美香, 本荘 弥生, 永登 諒, 平敷 好史, 池口 修平, 神津 玲, 嶋田 正子, 渡辺 伸一 日本集中治療医学会雑誌 31 (3), 203-208, 2024-05-01

    <p>【目的】ICUに入室した患者の家族における退院後の精神症状発生に関連する要因を探索する。【方法】本研究は本解析に対して事後に実施された症例対照研究である。対象は,ICU に48時間以上滞在し退院した患者と,その患者がICU滞在中に1回以上面会した家族である。 患者データを,家族に精神症状あり〔Hospital Anxiety and Depression …

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