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検索結果 510,009 件

  • 気液分離器を用いたCFA法によるアンモニア態窒素分析手法開発

    高橋 のどか, 熊澤 頼博, 神野 良誠, 森久保 諭, 榎本 大佑, 田熊 保彦, 奥西 将之, 前田 広人 環境技術 52 (6), 313-320, 2024-11-20

    ...<p> 有害物質であるフェノールを用いない迅速簡便なアンモニア態窒素測定法の確立を目指し,連続流れ分析(CFA)による分析法を開発した.試料中の金属イオン等による測定の妨害を防ぐため,エチレンジアミン四酢酸(EDTA)を添加した.そして,EDTA による発色機構への妨害低減および夾雑物質の影響の防止のためPTFE メンブレンフィルターによる気液分離器を用いた.この気液分離器によって試料中のアンモニア...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • U–Th年代測定法の原理と近年の研究例

    平林 頌子, 阿瀬 貴博, 横山 祐典 RADIOISOTOPES 73 (2), 173-185, 2024-07-15

    <p>ウラン系列核種間の放射非平衡系を利用したU/Th年代測定は,地質学や古気候復元研究などにおいて,10–10<sup>5</sup>年といった時間スケールに対して使用可能な,高精度な数値年代を提供する年代測定法である。本稿では,炭酸塩試料(サンゴ骨格・鍾乳石)を用いた年代測定に関して,これまでのウラン系列核種年代測定の原理,測定法の変遷および最近の研究例を紹介する。</p>

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  • 蒸気圧破砕剤SPCによるコンクリート解体システムの開発

    長尾 晃太, 御代田 竜也, 水間 宏行, 中津 雅延, 岩間 祐一, 鹿住 孝, 七尾 純平, 伊藤 慎一, 髙橋 護, 宮野 泰征, 村田 健司, 神谷 修 日本素材物性学会誌 advpub (0), 2024-05-20

    <p>In a series of experiments on a demolition system using a steam pressure cracking(SPC)agent were conducted. The results were obtained by drilling 11 mm diameter(D10 class)rebar in concrete using …

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  • 大学プログラミング授業における教員と生成AIによるチームティーチングの実践

    澤田 亮, 閆 琬新, 中島 平 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 113-117, 2024-05-11

    ...<p>本研究では,大学生のプログラミング授業における教員とAIによるチームティーチングを実践し,その利点と課題を検討した.この授業では,教員が教示や見本を見せ,学生が個別に生成AIを使用してコード理解やアプリ開発を行い,そこへ教員が適宜介入を行った.実践結果より,本授業は自由度の高い個別指導ができるという利点がある一方で,自律的な学びやAIとの効果的な対話に難しさを感じる学生に対し教員による指導が必要...

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  • NHK for School視聴情報可視化システムから得た視聴ログによる分析

    岡本 恭介, 半田 柊斗, 稲垣 忠 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 223-228, 2024-05-11

    ...<p>NHK for schoolの学習者の視聴状況を把握するための視聴可視化システムを開発した.本稿では,学習者ごとの動画視聴における授業改善のために,本システムを利用した授業実践を行い,そこから得た視聴ログによる分析を行った.その結果,教師の指導や指示のタイミングによって視聴ログの変化があり,学習者が視聴するタイミングと思考するタイミングに波がある可能性が示唆された.また,早めに視聴ログを多めに...

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  • 初年次教育における授業アンケートの自由記述の分析

    村上 正行, 岡田 玖美子, 松河 秀哉 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 159-164, 2024-05-11

    ...<p>大阪大学では,初年次教育「学問への扉」を全学必修科目として2019年より開講してきた.本発表では,「学問への扉」におけるアンケートの結果とともに,授業評価アンケートの自由記述を自動分類するために開発されたWebシステムを用いて,自由記述の回答を分析した結果について報告する.今回は,fastTextを用いた文章の高速自動分類によってカテゴリによる自動分類を行った.</p>...

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  • 教職志望学生が感じているSNS型教職ポートフォリオによる相互評価の学修成果

    谷塚 光典, 森下 孟 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 86-89, 2024-05-11

    ...<p>信州大学教育学部では,1年次から4年次までを通して履修する臨床経験科目において,臨床経験活動を記録してリフレクションを行うために,SNS型教職ポートフォリオを開発・運用してきた.そこで本研究では,教職志望学生が感じているSNS型教職ポートフォリオによる相互評価の学修成果を明らかにした.テキストマイニング分析の結果,ワードクラウドおよび共起キーワードから,学年によっては当該学年の臨床活動に関した...

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  • U理論と自己調整学習理論を融合したICTスキルの自律的習得を促す授業モデルの開発的研究

    元澤 倫久 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 51-58, 2024-05-11

    ...<p>本研究は,生徒の自律的な学習観の醸成,及びICTを自らの学習や課題解決に繋げるICTリテラシーの習得を目的として,「U理論と自己調整学習理論を融合したICTスキルの自律的習得を促す授業モデル」を開発し,授業に落とし込んで実践することにより,生徒の行動変容を測定し効果検証を行うことにある.結果として,生徒の学習観の転換が確認でき,自律的な学習行動への変容が一定程度確認できた.</p>...

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  • 新逆向き設計を指導する仮想授業ゲームの対話方略とテンプレート開発

    松田 稔樹 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 59-66, 2024-05-11

    ...<p>新逆向き設計では,高校の教科カリキュラムを改革するために,「SDGsをテーマにした総合的な探究の時間の活動設計⇒教科の探究活動設計⇒教科の通常授業の単元設計」をする.これを教職課程で指導するために,筆者は仮想授業ゲームを開発してきた.本稿では,その効果を高める対話方略を検討した上で,教科の探究活動の事例データや単元指導計画の内容項目データを設定すれば,自動的に動作するゲーム盤テンプレートを開発...

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  • 大量調理実習での基本動作の理解と習熟を目的としたVR対応調理シミュレータの開発

    中山 洋, 堀端 薫, 藤倉 純子 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 105-108, 2024-05-11

    <p>現在,栄養士養成施設では,大量調理実習として作る給食の量も数も充分でないままに,単位を修得できる状況である.そこで,前提研究では,Virtual Reality(以下,VR)を利用し,熟練者のスパテラの軌跡に沿ってスパテラの動かし方を学習するシステムを作成し実験を行なった結果,学習効果があることが示唆された.しかし,学習者の学習に対する動機付けを行う機能が設けられておらず,学習意欲を高める…

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  • 生成AIを用いたPBLシミュレーターの開発

    稲垣 忠, 平井 聡一郎, 佐藤 雄太 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 201-208, 2024-05-11

    ...<p>児童生徒に共通したゴール設定のもとで個別あるいはグループで探究に従事するプロジェクト型学習を対象に,生成AIと対話しながら授業構想を検討するシミュレーターを開発した.プロンプトとしてPBLをデザインするIDプロセスを組み込むことで対話的に順を追って授業設計ができるよう支援した.探究学習をテーマとした教員対象のワークショップにおいて本シミュレーターを試用する機会を設定した結果,授業アイデアを広げること...

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  • 国語記述問題自動採点システムの開発と評価

    石井 雄隆, 舟山 弘晃, 松林 優一郎, 乾 健太郎 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 215-222, 2024-05-11

    ...<p>本研究では,国語記述式読解問題の自動採点システムを開発し,その評価を行った.このシステムでは,学習者の回答内容をAIが自動で採点し,採点基準と部分点を即時的にフィードバックすることが可能である.システムを用いた学習の効果について検討するために,日本人大学生を対象として,刺激再生法と半構造化インタビューを行い,システムの利点や改善点などを検討した.</p>...

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  • 看護アセスメントのための情報収集ゲーム教材『あせすまいる』の開発

    中村 康則, 川上 祐子, 任 和子 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 177-184, 2024-05-11

    ...<p>本研究では,看護教育における新たなアプローチとして,看護アセスメントのための情報収集ゲーム教材『あせすまいる』を開発した.このゲーム教材は,臨床現場を想像することが難しい学生に対し,実践的な学習体験を提供することを目的としている.本ゲーム教材を用いることで,看護アセスメントのために必要とされる情報収集の行為,たとえば,患者のバイタルサイン確認,患者からの主訴,患者をとりまく物理的環境などの状況把握...

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  • 教育におけるデジタルツインを意識したSTEAM教材「PICAPICA-VR」の提案

    加地 泉美, 香山 瑞恵, 永井 孝, 舘 伸幸 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 185-192, 2024-05-11

    ...<p>本研究の目的はSTEAM教育での利用を想定したVR教材の開発である.提案教材では現実空間でイルミネーションの形を自由に創造し,仮想空間上でその発光パターンプログラムを作成する.プログラミング学習とそのスキルを応用した自己表現に取り組むことで教科を横断した知識の獲得を支援する.本稿では提案教材の機能について概観し,教材の評価結果と今後の開発方針について考察する.</p>...

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  • 門脈圧亢進症に対するIVR

    石川 剛, 高見 太郎 日本消化器病学会雑誌 121 (5), 371-381, 2024-05-10

    ...<p>門脈圧亢進症に対する画像下治療(IVR)の発展は日進月歩であり,その作用機序から「門脈圧減圧療法」と「側副血行路塞栓療法」に大別される.本稿ではそれぞれの代表的治療として,脾腫・脾機能亢進症に対する「部分的脾動脈塞栓術(PSE)」と孤立性胃静脈瘤に対する「バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)」を中心に,最新のエビデンスを含めて概説する.いずれのIVRも開発当初の治療対象・適応が拡大され...

    DOI PubMed

  • 海水を味方につけて機能を上げる日焼け止め

    中谷 明弘 Colloid & Interface Communications 49 (2), 36-39, 2024-05-10

    ...</p><p>本稿ではピッカリングエマルション技術を日焼け止め製剤に応用し、従来の日焼け止めの課題であった海水環境での耐久性を向上させるだけでなく、逆に利用して機能を向上させるような日焼け止めの開発に成功した事例<sup>[1][2]</sup>を紹介する。</p>...

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  • 化学的手法による無機ナノ粒子の精密合成を基軸とした多様なナノ構造体の開拓と新奇現象の発見

    猿山 雅亮 Colloid & Interface Communications 49 (2), 42-45, 2024-05-10

    ...<p>化学的液相法を駆使することで、サイズ・形状・組成分布が精密に制御された新奇かつ多様な無機ナノ粒子およびその集合体を合成する手法を開発した。構造均一性に優れた高品質な無機ナノ粒子を合成することで、その構造に起因する物性や触媒活性に関する研究を精度よく行うことが可能になり、エネルギー変換材料としての応用展開や新しい物理化学的現象の開拓を実現しており、本稿ではその一部を紹介する。</p>...

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  • Beyond コロイド・界面化学×高分子

    林 智広, 遊佐 真一, 湊 遥香, 鈴木 大介, 出口 茂 Colloid & Interface Communications 49 (2), 3-15, 2024-05-10

    ...圧力に応答する高分子を利用したサステナブル材料開発とナノファイバーの大表面積を活用した深海微生物資源の開拓を例として、深海から得た発想にコロイド・界面化学や高分子化学の創意工夫を加えて実現する新世代の海洋利用の姿を紹介する。</p>...

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  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 昨今、気候予測や影響評価に関する様々な情報が創出・発信されている。しかし依然として個々の意思決定者のもとにまでそれらの情報は行きわたっておらず、気候変動適応に関する意思決定がなされるまで効果的に利活用されているとは言い難い。この課題に対し、様々な分野の専門家が集まり、①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか、②気候予測と影響評価の専門家と適応…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 宇宙法とは何か?

    佐藤 雅彦 日本航空宇宙学会誌 72 (5), 156-162, 2024-05-05

    ...についてである.2005年に本誌において,青木節子慶應義塾大学法科大学院教授と共著で同じ題目で宇宙法の解説を試みた.18年前と比べると,民間企業の躍進をはじめ宇宙活動の質・量ともに変化は著しく,種々のリスクも顕在化している.必然的にルール形成に対するニーズも高まっており,国内外で宇宙法規範の形成が活発化している.国や大学,専門機関や民間企業の様々な宇宙関連事業や研究開発に日常的に取り組まれている多くの...

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  • 共鳴非弾性X線散乱によるルテニウム化合物の磁気励起の観測

    鈴木 博人 日本物理学会誌 79 (5), 230-235, 2024-05-05

    ...</p><p>この状況を打開するため,我々はドイツ電子シンクロトロン(DESY)における6GeV放射光施設PETRA IIIにて新たなテンダーX線領域のRIXS装置(Intermediate-energy RIXS, IRIXS)の開発を行った. IRIXS装置の完成により幅広いX線領域においてRIXS実験が可能になり,4<i>d</i>電子系物質の素励起研究の技術的基盤が整った....

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  • 教育用プログラム言語Scratchを用いた降雨流出モデリングゲームの開発とその水文学教育への利用可能性

    山崎 大, 岡田 実奈美, 矢澤 大志 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    ...に分かりやすい降雨流出モデルを構築し,地表面状態のキャリブレーションをゲームとして体験できるツールを開発した.東京大学生産技術研究所オープンキャンパスにて都市化と洪水に着目したワークショップを行い,講義形式の説明に加えて体験型ゲームに取り組むことが降雨流出プロセスの理解を深めるか分析した.その結果,都市化すると洪水が増えるという定性的な理解は講義形式でも深められるが,都市化の度合いによって流出ピーク...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • デジタル庁

    日経コンピュータ = Nikkei computer (1119) 64-66, 2024-05-02

    ...開発した機能の品質不良が最終テストで判明したためである。問題はベンダー選定後にシステム構築手法を変更したことに端を発していた。開発を受注したNECは変更を受け入れたが、開発が遅延し品質に問題を抱える。情報を共有する体制が不十分だったために問題を広げたとの指摘が出ている。...

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  • 3次元半陰的FDTD法によるTM透過型THz導波路偏光子の解析

    宮尾 浩斗, 柴山 純, 山内 潤治, 中野 久松 J107-C (5), 200-208, 2024-05-01

    ...3次元半陰的有限差分時間領域(FDTD)法を用いてInAsによる半導体層を利用したTM透過/TE除去THz導波路偏光子を効率良く解析する.はじめに,半導体の周波数分散性を考慮するため,台形則に基づく帰納的畳み込み法を新たに導入した3次元半陰的FDTD法の開発を行う.本研究では小さな空間刻み幅を必要とする偏光子の厚み方向のみに陰解法を導入する.次に,開発した半陰的FDTD法を用いてTHz導波路偏光子を...

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  • 特許情報による技術開発経緯の調査

    伊藤 洋介, 川瀬 翔大 日本建築学会構造系論文集 89 (819), 501-512, 2024-05-01

    <p>Each time a new problem has arisen in the concrete field, solutions have been sought. Although the process of dealing with such problems has been documented in the historical timelines of …

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  • ライフサイエンスに貢献する3D細胞製品

    前川 敏彦 日本薬理学雑誌 159 (3), 144-149, 2024-05-01

    ...を進めており,いくつかの開発候補品はヒト臨床試験の段階に来ている.一方,この三次元細胞積層技術は,人体に近い環境で細胞を培養する技術に拡張でき,さまざまな分野の新製品の生体への効果を評価する新たな方法論として期待されている.そこで我々は,「機能性細胞デバイス(FCD)」と名付けたヒト臓器の機能の一部を体外で再現する小型デバイスを医薬品,食品や化粧品の開発者に提供する事業を計画している.第一弾として三次元肝臓構造体...

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  • 空にイノベーションを

    西沢 啓 電気学会誌 144 (5), 260-261, 2024-05-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>(国研)宇宙航空研究開発機構(以下,JAXA)にて航空機の電動化研究に着手した2004年頃では予測できなかった現在の大きなトレンドが二点ある。一つは垂直離着陸機の電動化,もう一つは旅客機の推進系電動化であるが,これらの実現に必要となる要素技術の進歩は予想を超えて早</p>...

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  • エンジン内蔵発電機の開発動向

    井上 知也 電気学会誌 144 (5), 270-273, 2024-05-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization:ICAO)が掲げる「2050年に航空機から排出されるCO<sub>2</sub>を実質ゼロにする」長期目標(Long Term global Aspirational Goal:LTAG)を実現するため,さまざまな革新的技術の研究開発が航空機産業界で進められている。...

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  • PETプローブ開発を指向した分子設計と合成戦略

    丹羽 節, 細谷 孝充 有機合成化学協会誌 82 (5), 433-449, 2024-05-01

    <p>The positron emission tomography (PET) is one of the imaging technologies that allows for visualization of the behavior of a bioactive compound labeled with a positron emission nuclide, generally …

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  • 28GHz人体背部ばく露による体温上昇解析

    木下 晃太朗, 増田 宏, 小寺 紗千子 J107-C (5), 225-227, 2024-05-01

    ...本論文では,開発した準ミリ波帯ばく露装置を用いた人体背部ばく露実験を計算機上で再現,温熱生理応答を考慮した複合物理解析により,皮膚温度上昇と深部体温上昇を推定した.更に,実測値と比較することで,その有用性について検討した....

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  • 鉄鋼材料のさび形成前後の耐食性に及ぼすP添加の影響

    葉山 智絢, 門脇 万里子, 村瀬 義治, 片山 英樹, 原 徹, 原 由佳, 渡辺 日香里, 四反田 功, 板垣 昌幸 鉄と鋼 110 (7), 548-557, 2024-05-01

    <p>This paper presents the effect of P addition on the corrosion resistance of steels before and after rust formation. Electrochemical measurements and surface analysis of P-containing steels …

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  • クローン病に伴う複雑痔瘻に対する新たな治療:ダルバドストロセル(脂肪組織由来間葉系幹細胞)の国内開発

    山口 貴義 日本薬理学雑誌 159 (3), 150-155, 2024-05-01

    ...クローン病における複雑痔瘻に対し,少なくとも1つの既存治療薬による治療を行っても効果が不十分な場合の治療薬として承認されている.局所炎症部位において免疫調節作用及び抗炎症作用を示すことにより,クローン病患者における複雑痔瘻の新たな治療選択肢として期待されている.当該報告では,クローン病に伴う複雑痔瘻の概略,ダルバドストロセルの特徴,欧州及び日本で実施された主要な第Ⅲ相試験成績の概要,並びに日本での開発戦略...

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  • HIF-PH阻害薬によるがん微小環境と腫瘍免疫への影響

    松永 慎司, 冨田 修平 日本薬理学雑誌 159 (3), 169-172, 2024-05-01

    ...である.我々はこれまでに,担がんマウスモデルにおいてHIF-PH阻害薬の投与が腫瘍血管の正常様化を促進し,腫瘍増殖の抑制につながることを報告した.さらに,これらの現象は腫瘍浸潤マクロファージの誘導を惹起し,腫瘍内マクロファージの表現型の変化も誘導した.本稿においては,我々が見出したHIF-PH阻害薬による腫瘍増殖抑制作用とそのメカニズムについて概説する.また,マクロファージに対するがん治療薬の研究,開発動向...

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  • 序文

    山田 久陽, 吉川 公平 日本薬理学雑誌 159 (3), 137-137, 2024-05-01

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  • 紙幣の特性の差異に基づく紙幣同定

    永吉 洋登, 平松 義崇, 藤村 宣昭, 影広 達彦 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 144 (5), 410-417, 2024-05-01

    <p>A method for banknote identification has been developed. As a prerequisite for this process, an ATM stores records captured from accepted banknotes, including customer's information for …

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  • 訂正:低サイクル疲労特性に優れたFe-Mn-Si系合金の製造技術開発と建築用制振ダンパーへの応用

    千葉 悠矢, 大塚 広明, 天野 智, 犬塚 純平, 岩崎 祐二, 井上 泰彦, 本村 達, 櫛部 淳道, 澤口 孝宏, 中村 照美 まてりあ 63 (5), 357-357, 2024-05-01

    ...<p>まてりあ 第63巻 第1号(2024) 60~62頁</p><p> </p><p>新技術・新製品</p><p>低サイクル疲労特性に優れたFeMnSi 系合金の製造技術開発と建築用制振ダンパーへの応用</p><p>千葉悠矢,大塚広明,天野智,犬塚純平,岩崎祐二,井上泰彦,本村達,櫛部淳道,澤口孝宏,中村照美</p><p> </p><p>英文タイトルに誤りがございましたので,下記の通り訂正いたします...

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  • 1分子レベルのタンパク質機能検出による疾患診断技術の開発

    小松 徹, 渡邉 力也, 水野 忠快, 本田 一文, 坂本 眞伍 MEDCHEM NEWS 34 (2), 80-87, 2024-05-01

    生体内には数千種類を超える酵素が存在し、これらの活性異常が疾患と関わる例が数多く知られている。一方で、疾患と機能の関わりの理解が進んでいない酵素は数多く存在し、筆者らは、がんをはじめとする疾患における酵素活性の変化を網羅的に解析し、疾患と関わる活性異常を新たに見出すことを目指す「enzymomics(enzymeのomics)」研究を進めてきた。近年、翻訳後修飾、タンパク質間相互作用などによって…

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  • La添加したFe-Ga薄膜における構造と磁気特性

    西名 竜哉, 室賀 翔, 宮崎 孝道, 遠藤 恭 日本磁気学会論文特集号 8 (1), 10-14, 2024-05-01

    <p>  This paper describes a study on the structural characteristics and magnetic properties of La doped Fe-Ga (Fe-Ga-La) thin films with a thickness of 50 nm. The Fe-Ga-La films showed a bcc …

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  • マルチコアファイバ光ネットワークにおけるコア間クロストークを考慮した光パス更新モデル

    川口 陽大, 佐藤 丈博, 大木 英司 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (5), 286-300, 2024-05-01

    ....光パス更新中にクロストークしきい値を超えるクロストークが発生した際には,通信品質の低下が発生する.本論文では,マルチコアファイバを用いたエラスティック光ネットワークにおける光パス更新モデルを提案する.提案モデルでは,光パス更新時に発生するコア間クロストークを考慮する.2段階更新法を用いた光パス更新モデルを検討し,整数線形計画問題として定式化する.また,計算時間を短縮するための発見的アルゴリズムを開発...

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  • J-TECが挑戦する再生医療の産業化

    井家 益和 日本薬理学雑誌 159 (3), 138-143, 2024-05-01

    ...では,原材料の安全性確保,培養工程の標準化,非臨床試験による細胞特性の解析,包装・輸送方法の開発,GCTP施設の建設,及び治験を実施した.ジェイスの重症熱傷の適応,ジャックの軟骨欠損の適応については,すでに市販後7年間の使用成績調査を報告して再審査が完了している.これらの製品化に関する経験が国内の再生医療等製品の開発や審査基準のベンチマークとなり,わが国が推進する再生医療の産業化を促進したと言える....

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  • 低酸素応答を標的とした新規薬剤の開発

    吉川 清次, 萩本 裕樹, 中村 英二郎 日本薬理学雑誌 159 (3), 160-164, 2024-05-01

    ...し研究:translational research(TR)が「非臨床Proof of Concept(POC)の取得」に繋がり「治験での薬効証明」という薬剤開発過程が全て成功をおさめた典型例である.筆者の一人である中村は受賞者のKaelin博士の指導のもと上記の薬剤開発の過程を同時進行的に体験する幸運に恵まれた.本稿において両薬剤の開発過程と臨床的意義を示す....

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  • ユビキタスフォノンエンジニアリング

    野村 政宏 応用物理 93 (5), 272-278, 2024-05-01

    ...<p>あらゆる活動に伴うエネルギー消費は熱を生み出す.放置すると環境に消えていくが,ロジック半導体,パワー半導体,光デバイス,生体など,正常な機能と性能を維持するには適切な熱マネジメントが重要となる.正確な熱輸送の理解には,熱キャリヤであるフォノンの振る舞いを深く理解する必要がある.光子や電子と比べるとフォノンは追跡と制御が難しいが,特異な物理の探索と制御技術開発が着々と進められている.本稿では,熱...

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  • 有機半導体の電子移動度(n型特性)はなぜ正孔移動度(p型特性)に比べて低いのか?

    吉田 弘幸, 石井 宏幸 応用物理 93 (5), 284-288, 2024-05-01

    ...<p>有機半導体では,電子移動度(n型特性)が正孔移動度(p型特性)に比べて1桁も低い.これは大気による電子トラップのような外因的な要因なのか,本質的に電子移動度が低いのか,明らかでなかった.筆者らは角度分解低エネルギー逆光電子分光法を開発し,初の有機半導体(ペンタセン)の伝導帯のエネルギーバンド構造(エネルギーと波数の関係)の実測に成功した.バンド幅の解析から,ポーラロンという準粒子が生成していることを...

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  • 天然物創薬を加速化する構造最適化プロセスの開発

    市川 聡, 勝山 彬, 山本 一貴 有機合成化学協会誌 82 (5), 493-504, 2024-05-01

    <p>Natural products are attractive drug lead compounds. But rarely can natural products be used as-is as drugs, often requiring chemical modifications. Chemical modifications of structurally complex …

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  • プラズマモニターを用いたプラズマクリーナーにおける予知保全

    白水 博, 丹正 淳文, 翁 振雄, 田村 好司, 峯 孝太郎, 小川 正太郎, 勝山 ちひろ エレクトロニクス実装学会誌 27 (3), 249-258, 2024-05-01

    ...今回プラズマのインピーダンスを測定するプラズマモニターのデータと,既存の装置制御データを用いて,チャンバーの汚れ度を正確に推定する方法を開発したので報告する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 新規アルツハイマー病治療薬レカネマブ(レケンビ<sup>®</sup>点滴静注200 ‍mg,500 ‍mg)の作用機序と臨床試験成績

    新留 徹広, 石川 幸雄, 小川 智雄, 中川 雅喜, 中村 陽介 日本薬理学雑誌 159 (3), 173-181, 2024-05-01

    ...<p>レカネマブは,早期アルツハイマー病(アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度認知症)を対象に開発されたヒト化抗ヒト可溶性アミロイドβ凝集体モノクローナル抗体である.レカネマブは,アルツハイマー病(AD)病理のアミロイドβ(Aβ)のうち,神経毒性の高いAβプロトフィブリルに選択的に結合し,脳内のAβプロトフィブリルおよびアミロイド斑(Aβプラーク)を減少させると考えられる.レカネマブは,早期AD...

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  • 瞳孔括約筋を模倣したバイオアクチュエータの開発

    岡安 悠杜, 下村 裕哉, 榛葉 健太, 宮本 義孝, 八木 透 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (5), 463-464, 2024-05-01

    <p>Recently, the use of cultured skeletal muscle tissue for actuators has been studied, but such actuators have weak contractile force. Conventional three-dimensional cultured bio-actuators improve …

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  • モビリティ電動化に向けたモータ用マグネットワイヤの開発動向

    永田 正義 電気学会誌 144 (5), 282-285, 2024-05-01

    <p>1.はじめに</p><p>地球温暖化対策としての「カーボンニュートラル」はグローバルな課題であり,化石燃料からの脱却と省エネの変革のカギとなるのがモビリティ分野における電動化技術である。一般に,モビリティとは人の移動やモノの輸送を担う手段・手法を指しているが,ここでは電動化分野(eモ</p>

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  • 配電設備の技術変遷と技術動向

    上野 秀樹, 西廣 雄介 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 144 (5), 298-302, 2024-05-01

    <p>Power distribution equipment is used to supply electricity to consumers, and has been upgraded primarily to improve reliability and efficiency. However, the spread of energy-saving equipment and …

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  • コバレントドラッグを指向したリジン選択的反応化学の開発

    進藤 直哉, 田中 雄大, 谷川 敦哉, 王子田 彰夫 MEDCHEM NEWS 34 (2), 88-92, 2024-05-01

    コバレントドラッグは標的タンパク質と不可逆的に結合し、強く持続的な薬効を示す。近年、システイン残基を狙ったコバレントドラッグ創薬が隆盛だが、標的可能なタンパク質は限られている。コバレントドラッグ創薬における“Beyond cysteine”は重要な課題であり、特にプロテオーム中に豊富に存在するリジン残基を狙うことで、大幅な標的拡大が期待できる。しかし、生体内での高い安定性とアミン選択性を兼ね備え…

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  • メカノケミカル有機合成の新展開と可能性

    伊藤 肇 MEDCHEM NEWS 34 (2), 97-102, 2024-05-01

    ...筆者らは過去 5年間で、パラジウム触媒によるクロスカップリング反応のほか、難溶性化学物の反応開発、Grignard試薬などの有機金属化合物の合成、高速なBirch還元、圧電材料を用いたメカノレドックス反応の開発などの成果を上げ、メカノケミカル有機合成の有用性を示した。...

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  • 実験及びシミュレーションのための統合データベースの開発

    山田 一作, 木村 直貴, 野村 尚生, 乙黒 聡子, 宮地 弘幸, 重田 育照, 前仲 勝実 薬学雑誌 144 (5), 539-543, 2024-05-01

    <p>Researchers collect data and use various methods to organize it. Ensuring the reliability and reproducibility of data is crucial, and collaboration across different research fields is on the …

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  • 二重のネットワーキングとは何か

    山口 一青 赤門マネジメント・レビュー advpub (0), 2024-05-01

    ...Ter Walらの議論は、研究開発の文脈以外にも、創造性を必要とする少人数組織内に応用できる可能性がある。特に、二重のネットワーキングにおける測定の改善点について議論を深めることで、創造性と社会ネットワーク研究のさらなる発展につながるといえよう。</p>...

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  • 遠隔医療や治療アプリ(デジタル療法)を用いた新しい禁煙治療

    阿河 光治, 佐竹 晃太 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 133-137, 2024-04-30

    ...<p>外来の時間的制約や外来通院の間に生じる指導の空白期間が禁煙治療の課題であった.それらを解決するために「CureApp SC<sup>®</sup> ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」が開発され,2020年に治療アプリとして日本で初めて保険適用となった.治療アプリを利用することで,外来通院の間でも個別化された行動療法ガイダンスを配信し,知識やセルフ・コントロールの手段を提供することができるようになった...

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  • Coronary artery stenosis in Japanese people living with HIV-1 with or without haemophilia

    Nagai Ran, Ogata Mikiko, Kubota Shuji, Yamamoto Masaya, Uemura Haruka, Tanuma Junko, Gatanaga Hiroyuki, Hara Hisao, Oka Shinichi, Hiroi Yukio Global Health & Medicine 6 (2), 124-131, 2024-04-30

    <p>An extremely high prevalence (12.2%) of moderate-to-severe coronary artery stenosis (CAS) was documented in asymptomatic Japanese haemophiliacs living with HIV-1 (JHLH) in our previous study. The …

    DOI Web Site 参考文献33件

  • ABiSにおける画像解析支援の現状と課題

    上野 直人 顕微鏡 59 (1), 16-19, 2024-04-30

    ...多階層をから取得した画像データから,背後にある生物学的な意味を抽出し,論文発表に至るまでを支援する.その過程では,被支援者と双方向の綿密な議論を行いながら,さまざまな観察方法の提案,各種顕微鏡による画像取得の条件設定などについてアドバイスするなど,オーダーメードの支援を実施している.支援をさらに高度化するために,最先端のAI技術もとり入れながら,画像解析のためのアプリケーションおよびアルゴリズムも開発...

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  • 脳活動イメージングのための多光子顕微鏡技術

    佐藤 正晃, 東 万葉, 岩谷 優 顕微鏡 59 (1), 32-36, 2024-04-30

    ...1 μm<sup>3</sup>程度の集光点で観察対象のボリューム全体を走査するため,広範囲の神経回路活動の高速イメージングには技術的な限界がある.この問題を克服するために,近年の二光子顕微鏡は種々の光学的手法を駆使した広視野化や高速化が進んでいる.また,より深部をより鮮明にイメージングできる三光子顕微鏡や,動物の頭部にとりつけて自由行動中の脳活動をイメージングできる小型の多光子顕微鏡などの技術の開発...

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  • 計測分析プラットフォーム実現のための共通データフォーマットの標準化

    重藤 知夫, 安永 卓生, 永富 隆清, 藤本 俊幸, 一村 信吾 顕微鏡 59 (1), 20-27, 2024-04-30

    ...再現可能であるとき,そのデータは「独立可用」であるという.計測分析機器が独立可用データを出力するようになれば,データベースによる収集・整理を待たずに,他者の測定データを統合した解析が可能になる.これは,計測分析ビッグデータの構築を通したAI応用に大きく寄与する.直接の測定データ以外の情報が多いことから,独立可用データは,計測分析機器によらない共通データフォーマットで実現するのが望ましい.我々がその目的で開発...

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  • タバコの健康被害をどのように伝えるか?

    森田 純二 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 130-132, 2024-04-30

    ...ではタバコはどこででも吸う事が出来,男性の喫煙率は80%を超えていた.受動喫煙の害が明らかとなり禁煙支援活動も活発化し病院や学校での分煙や敷地内禁煙が進んだ.2006年4月からは「ニコチン依存症管理料」が算定され,喫煙習慣が依存症と診断され治療することが開始された.その結果男性の喫煙率は85%から最近では30%を切り,男女全体では20%を切った.しかしタバコ産業は近年新たに電子タバコや加熱式タバコを開発...

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  • 光ピンセットによる3次元顕微操作技術と,体の左右軸決定における繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明

    加藤 孝信 顕微鏡 59 (1), 37-40, 2024-04-30

    ...<p>近年の技術の進歩により,光ピンセット,磁気ピンセットをはじめとした光学顕微鏡に組み合わせることが出来る非接触の顕微操作技術の開発が進んだ.本稿では,特に著者らによって開発された光ピンセットを利用した3次元顕微操作技術を解説する.さらにそうした技術を効果的に利用した研究の一例として,体の左右軸決定に関与する一次繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明を行った研究を紹介する.</p>...

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  • BL14B2 における自動 XAFS 測定システムの更新に向けた試料搬送ロボット <i>HummingBird</i> の技術開発

    大坂 恵一, 渡辺 剛 SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 (2), 120-122, 2024-04-30

    BL19B2 の小角/極小角X線散乱(SAXS/USAXS)測定で利用されている試料搬送ロボット <i>HummingBird</i> を、透過 XAFS 測定に応用するための技術検討を行い、QuickXAFS システムと組み合わせた自動測定システムを構築した。結果として、XAFS ビームライン BL14B2 の自動測定ロボットシステム更新に向けた設計指針となる知見を得ることができた。

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  • ABiSにおける光学顕微鏡支援活動

    藤森 俊彦 顕微鏡 59 (1), 4-7, 2024-04-30

    ...<p>生物学・生命科学研究の現場において光学顕微鏡は身近な存在である.近年の技術の進歩により,種々の先端的顕微鏡が開発・高性能・高機能化され,これまで不可能だったスケールでの観察を可能とし新しい発見につながっている.しかし,それぞれの用途に応じて先端的顕微鏡を選択し,その性能を十分に引き出すには高い技術が必要である.ABiSの光学顕微鏡支援では,全国の各地に配置された支援者が連携しながら利用者のニーズ...

    DOI

  • 沖縄県におけるスポーツツーリズム推進の現状と課題

    稲葉, 慎太郎 天理大学学報 75 (3), 17-28, 2024-04-29

    ...これらの新たな取り組みにより,既存の観光・スポーツツーリズム関連の資源がより有効に活かされ,スポーツツーリズム関連の資源が新たに開発されることにつながった。また学術的な観点からは,沖縄のスポーツツーリズム推進についてスポーツイベントが活用されている事例が多くの研究対象とされていた。...

    機関リポジトリ

  • ChatGPTによる臨床検査技師国家試験正答率の検証

    土井 洋輝, 石田 秀和, 永沢 大樹, 坪井 良樹, 菊地 良介, 市野 直浩, 秋山 秀彦, 齋藤 邦明 医学検査 73 (2), 323-331, 2024-04-25

    ...本研究では,LLMであるOpenAI社が開発したChatGPTの異なる2つのモデル(GPT-3.5, GPT-4)にて,過去3年間の臨床検査技師国家試験におけるChatGPTの正答率について評価を行った。GPT-3.5による正答率の平均は51.4%であった。一方,GPT-4では79.8%の正答率結果が得られた。...

    DOI

  • 病理検査室におけるCAP(College of American Pathologists)認定取得への取り組み

    成清 羊佳, 小林 隆樹, 相羽 拓矢, 国仲 伸男, 苅部 正宏, 秋元 成美, 山川 博史, 石井 源一郎 医学検査 73 (2), 337-345, 2024-04-25

    <p>近年,わが国では臨床検査の精度保証がクローズアップされ,急速に第三者認定の取得が重要視されるようになり,ISO 15189認定を取得する施設も増えてきている。一方,米国においては,CLIA’88(臨床検査改善勧告法1988)の施行によって,人の検査材料を扱うすべての臨床検査室は政府機関によって承認された臨床検査室認定機関による認定を受けなければならない。その中で,最も大規模で歴史のある精度…

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  • 近世・近代の名古屋における花街の空間的変遷に関する研究

    今村 洋一 都市計画論文集 59 (1), 73-85, 2024-04-25

    ...さらに、市街地から離れた郊外でも、路面電車の敷設を伴う土地開発に合わせ、新たな花街空間が出現した(中村遊廓界隈、名古屋港界隈)。郊外の行楽地や別荘地での料理屋開業も同様のものであった(覚王山周辺、八事周辺)。</p>...

    DOI

  • 機能性表示食品における届出資料の科学的信頼性に関する検討

    鈴木 一平, 千葉 剛, 吉松 嘉代, 竹林 純 食品衛生学雑誌 65 (2), 31-39, 2024-04-25

    <p>2022年4月から8月に届出された機能性表示食品の届出資料を網羅的に解析し,機能性表示の根拠であるシステマティックレビュー(SR)の科学的な信頼性を検討した.398製品,611件の機能性表示を検討した結果,機能性関与成分121種,表示されているヘルスクレーム(Hc)は87種と多岐にわたり,複数の機能性を有する機能性関与成分が多数存在していた.機能性の根拠としてSRが87%,メタアナリシスが…

    DOI PubMed

  • 糖鎖の深層理解のための分析技術

    木下 充弘, 山田 佳太 生化学 96 (2), 199-206, 2024-04-25

    ...ヒトのゲノム解読後,タンパク質や脂質に無限の多様性を与える糖鎖の情報を読み取ろうと,さまざまな糖鎖解析技術が開発されてきた.レクチンアレイやオービトラップ型質量分析装置の登場は,糖鎖研究のメインストリームとして活用され,プロテオミクスとの境界領域に踏み込んだ研究をも加速化させた.一方,既存の技術は時間平均的な糖鎖構造をながめているにすぎない場合が多く,必ずしも糖鎖特有のダイナミクスを把握できているとはいえない...

    DOI

  • ISO 15189の要求事項に適応した機材管理システムの構築と評価

    三宅 雅之, 飯尾 耕治, 池田 亮, 東影 明人, 大塚 文男 医学検査 73 (2), 316-322, 2024-04-25

    ...そこで,機材管理を簡便かつ適切に行える機材管理システムの開発を行った。当院の医療用端末にインストールされているMicrosoft Accessを用いてリレーショナルデータベース(RDB)を独自に構築し,それに付属するVisual Basic for Applications(VBA)を用いてアプリケーション開発を行った。...

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  • 化学反応に最適な酵素を予測するための機械学習を用いたEC番号予測モデルの開発

    武藤 克弥, 岩﨑 源司, 浅野 泰久, 奥原 浩之 生物工学会誌 102 (4), 169-175, 2024-04-25

    ...Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes(KEGG)およびBRENDAなど文献に記載されている酵素反応データを用い,正解EC番号の予測に関するモデルの評価を行った.今回は,基質2種類,生成物2種類からなるEC 3に属する酵素反応に対し,EC番号のsubclass(2桁目)およびsub-subclass(3桁目)を予測するRandom Forests(RF)予測モデルを開発...

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  • 臓器移植における糖鎖抗原に対するB細胞応答

    大段 秀樹 生化学 96 (2), 215-221, 2024-04-25

    ...に向けて,研究が進められてきた.これらの手段に共通した障壁となるのが,糖鎖抗原に対する抗体関連拒絶反応である.我々は,血液型糖鎖が難治性拒絶反応の標的となるメカニズムや,異種糖鎖抗原に対する抗体性拒絶反応に既存の免疫抑制薬が効かないメカニズムを解明した.さらに,BTK阻害薬やHDAC阻害薬が,きわめて効果的に糖鎖を標的とする難治性拒絶反応を回避しうることを見いだした.これらは,本来,抗がん剤として開発...

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  • メタボローム測定技術の開発と生命科学における意義

    曽我 朋義 生化学 96 (2), 222-231, 2024-04-25

    代謝産物は,化学反応に利用されたのちに不要であれば捨てられる運命にあると考えられていた.しかし,近年の研究によって,栄養,微少環境,腸内細菌叢などの外部環境および代謝や遺伝子変異などの内在的な要因で変動した代謝産物がエピゲノム反応,翻訳後修飾などを介して転写,翻訳を調節することや,がん細胞や免疫細胞を制御してがん化やがんの進展に関与していることが明らかになってきた.本稿では,筆者らが取り組んでい…

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  • MSR(Machine Stress-Rated)枠組材への適用に向けたスギの各種ヤング係数の評価

    井道 裕史, 加藤 英雄, 小島 瑛里奈 木材学会誌 70 (2), 46-55, 2024-04-25

    <p>ツーバイフォー住宅の横架材において国産材の利用を拡大させる方法の一つとして,スギを枠組壁工法構造用製材及び枠組壁工法構造用たて継ぎ材の日本農林規格のMSR(Machine Stress-Rated)枠組材として格付けすることが考えられる。しかしながら,今後幅広材やより厚い材料を用いるにあたってはいくつかの技術的課題への対応が必要である。スギの寸法型式204,206を用いて各種ヤング係数につ…

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  • 糖鎖模倣ペプチドの取得と腫瘍標的能を利用した治療法への応用

    野中 元裕 生化学 96 (2), 184-191, 2024-04-25

    ...Fukuda研究室では,セレクチン阻害ペプチドを取得する過程で,偶然にも腫瘍標的能を有するペプチド(IF7)を同定した.IF7ペプチドは,新生血管表面に発現するAnnexin A1(Anxa1)に結合し,腫瘍領域へ蓄積した.本稿では,IF7のがん治療への応用や,より安定なペプチドの開発など,最新の報告を交えて紹介する....

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  • 木製ガードレールのビームの簡便な質量評価方法

    久保島 吉貴, 園田 里見, 加藤 英雄 木材学会誌 70 (2), 37-45, 2024-04-25

    ...<p>木製ガードレールのビームを支柱に取り付けたまま簡便に劣化診断を実施する方法を開発する目的で,試験体質量を直接測定せずに振動試験により試験体質量を推定する方法(質量付加振動法)によって木製ガードレールのビームの質量を推定した。丸棒小試験体(直径50 mm,75 mm,100 mm,長さ1000 mm)および木製ガードレールのビーム(直径200 mm,長さ1980 mm)を試験体として用いた。...

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  • 施設配置・公共交通網・運賃の同時最適化と施設運営効率化便益の波及分析への適用

    須ヶ間 淳, 奥村 誠 都市計画論文集 59 (1), 43-51, 2024-04-25

    ...コンパクト・プラス・ネットワークの考え方に基づき,施設と公共交通網の両者の維持を可能とする集約方針が求められる.その際,需要の弾力性を考慮しながら,アクセス時間の差異を打ち消すような施設利用料金や交通運賃を設定して需要を適切にコントロールすることが,さらなる効率性の確保につながる可能性がある.そこで本研究では施設アクセス交通と一般交通という2種類の需要を考慮し,施設配置・公共交通ネットワーク・運賃の同時最適化モデルを開発...

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  • PET用シンチレータ開発の歴史と最新動向

    石橋 浩之 放射線 49 (2), 48-53, 2024-04-24

    In response to the demand for improved equipment performance due to the growing demand for cancer diagnosis using PET since 2000, there has been a vigorous search for scintillator materials with …

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  • 欧州危機時「対ポーランド輸出は不可」なのか 次期戦闘機、複雑多岐な輸出要件

    森 永輔 日経ビジネス = Nikkei business (2238) 78-81, 2024-04-22

    ...政府が、日英伊で共同開発する次期戦闘機の第三国への輸出を容認する閣議決定をした。国際共同開発する防衛装備品について「厳格な決定プロセス」として複数の「歯止め」を課した。しかし、これらの「歯止め」は合理的なものとは言えない。輸出を巡るプロセスを複雑にするだけになりかねない。...

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  • 天然資源・循環資源を活用した水分解電極触媒の開発

    坂井 ありす, 杉永 滝, 恒川 舜, 友宗 真大, 吉田 真明 色材協会誌 97 (4), 109-112, 2024-04-20

    ...そこで筆者らは,新たな水分解触媒として,天然資源や循環資源を利用した水分解電極触媒の開発を行っている。本論文では,筆者らが開発したさまざまな水分解触媒についてご紹介する。</p>...

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  • 近赤外有機光検出器への応用を指向した分子内励起子相互作用を示すビススクアレン色素の開発

    澤田 隆平, 濱 玲史, 木下 早紀, 前田 壮志, 鈴木 直弥, 八木 繁幸 色材協会誌 97 (4), 94-102, 2024-04-20

    <p>われわれは有機光検出器に用いる電子ドナー材料への応用を指向して,ベンゾ[1,2-<i>b</i>:5,4-<i>b</i>’]ジピロールを中心にもち,インドレニンからなるセミスクアレンもしくはそのジシアノビニレン類似体を分子両端にもつ二つのビススクアレン色素を合成した。これらの色素は分子内励起子相互作用に起因した分裂した電子吸収バンドを示した。中でも,ジシアノビニレン基を有するビススクアレ…

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  • 化粧品における乳化の基礎

    宇山 允人, 山下 裕司 色材協会誌 97 (4), 119-123, 2024-04-20

    <p>香粧品とは香料および化粧品の業界用語で狭義には香水や化粧品,トイレタリー製品など人の皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために,身体に塗擦,散布,その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされているもので人体に対する作用が緩和なものを指す。一つ一つの製品は皮膚科学,心理学,感性工学,色彩学,薬学,界面化学,分析化学,微生物学,プロセス工学など幅広い分野の学問によって支えられている。本稿で…

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  • P3HTと非フラーレン型アクセプターを用いた有機太陽電池開発と営農型太陽光発電への展開

    家 裕隆 色材協会誌 97 (4), 113-118, 2024-04-20

    <p>有機太陽電池(OSC)は軽量,フレキシブル,プリンタブル,そして,吸収波長を調節できることから,次世代太陽電池として期待されている。本稿では,安価かつ典型的ドナーのポリ(3-ヘキシルチオフェン)と非フラーレン型アクセプターで構成されるOSCについて概説する。さらに,農業における農作物生育と発電の両立を目的として,『青色と赤色光を農業,光合成への寄与が少ない緑色光を発電』に用いる緑色光波長選…

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  • ソフトウェアプロセス改善活動とP2M

    小笠原 秀人 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 131-137, 2024-04-20

    ...システムやソフトウェアを開発している多くの企業で、SW-CMM/CMMIを参照モデル(あるべき姿)として捉え、その内容を参考にしてプロセス改善活動(SPI活動:Software Process Improvement)が推進されてきた。その後、CMMIは継続して改訂されているが、このモデルを活用したプロセス改善活動は一時のブームを過ぎ、一定数の企業で活用され落ち着いた状態になっていると言える。...

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  • P2Mの視座による移動体の設計・製作を行うPBL科目の考察

    岡崎 昭仁, 片岡 大也, 舟岡 智哉 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 168-182, 2024-04-20

    工学系高等教育機関においては、汎用力や実践力を醸成させるべく、工業製品を模擬した課題の設計・製作を行うPBL科目が配置、実施されている。一方で、VUCA時代の到来や18歳人口減による全入学など、PBL科目への要求は高まり、改善が求められている。本研究では工学知識や技能を習得した後に、ゼミ単位で移動体の設計・製作を課して、移動体の性能評価を行う科目群を対象にして、P2Mの視座(主として3Sモデルと…

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  • P2Mを用いた看護基礎教育における指導法開発

    岡本 華枝, 徳永 基与子, 鈴木 克明, 小笠原 秀人 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 193-211, 2024-04-20

    ...この問題を解決するために、P2Mの統合マネジメントを活用して事前・事後指導で活用するシミュレーション方法を開発し、実践・評価した。本論文では、これらの活動の内容を具体的に示し、今回の事例にP2Mの統合マネジメントがどのように役だったのかを述べる。...

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  • 進行・再発非小細胞肺癌初回治療選択時の説明に対する患者・医師への意識調査:患者の希望と医師の認識の相違

    中川 和彦, 長谷川 一男, 米澤 晴美, 三浦 萌実, 谷澤 欣則, 松井 朋子, 大佐賀 智, 江夏 総太郎 肺癌 64 (2), 70-82, 2024-04-20

    <p><b>目的.</b>進行・再発非小細胞肺癌患者および診療医を対象に,初回治療選択時の説明の実態・認識を明らかにする.<b>方法.</b>患者・医師にオンライン調査を実施し,設問ごとに要約統計量を算出した.<b>結果.</b>患者182名(年齢中央値55歳,女性64%),医師217名から回答を得た.患者と医師の認識に相違が認められ,「治療法の説明を受けて理解を深めたい」,「治療の可能性を知っ…

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  • 顔料分散体の吐出安定性の予測に有効なゼータ電位分布測定法

    福田 輝幸, 國井 智史, 仲井 茂夫 色材協会誌 97 (4), 103-108, 2024-04-20

    ...これに対し,実際の吐出をせずに寿命予測をする方法として,新たに開発したゼータ電位の測定方法と,本測定方法で得られたゼータ電位の値を利用し,古典的DLVO(Derjaguin-Landau-Verwey-Overbeek)理論に基づいて算出したポテンシャルエネルギーによる,吐出耐久性の予想方法を見いだした。</p>...

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  • 回復期リハビリテーション病棟での歩行レベル評価尺度Walking LEVEL Scale(WaLS)の開発と信頼性・妥当性の検討

    望月 亮, 豊田 貴信, 神谷 康貴, 鈴木 美穂子, 吉本 好延 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine advpub (0), 2024-04-18

    ...<p>はじめに:回復期リハビリテーション病棟において歩行能力の評価は重要な課題である.しかし,従来の歩行能力評価尺度には,歩行困難である重症例の座位・立位能力や,歩行修正自立例での歩行補助具の違いを評価することには限界がある.そこでわれわれは,これらの限界を補う目的で,新たに歩行レベル評価尺度Walking LEVEL Scale(WaLS)を開発し,その信頼性と妥当性について検証することを本研究の...

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  • 日本語の意味的関連性を利用した小学生の英語語彙学習:教科書分析と教材開発に基づく実践研究

    佐藤 彩香, 田中 菜採 東北英語教育学会研究紀要 44 (0), 114-129, 2024-04-16

    <p>外国語教育の現場では,コミュニケーション能力の基礎を養うため,児童に負担なくより効果的に語彙を指導する方法が求められている。将来的に豊かなコミュニケーションを可能にするためには,様々な品詞の語彙に触れていくことが必要である。初期学習者にとっては名詞から覚えていくことは重要である。しかし,使える英語を習得していくためには,早い段階から様々な品詞に触れていくことも必要である。本研究では,初学者…

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  • 14章 電池材料の非平衡合成と準安定性

    三浦, 章 2024-04-15

    ...本章では,準安定性の種類と定義を第一節で説明したのち,全固体電池に用いられる硫化物系固体電解質開発の歴史と残留準安定相と中間準安定相の関連性を第二節で説明する.筆者らが研究している固相合成反応の観察・論理化に関する進展を第三節に紹介する....

    HANDLE

  • 非接触型ごみ収集システムにおける自律走行型ロボットの開発と社会実装に向けた検討

    小川, 聡久, 久保田, 耕介, Pandyaswargo, Andante Hadi, 壺内, 良太, 小澤, 健, 澤田, 真, 小野田, 弘士 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP) 5 (2), 1-9, 2024-04-15

    ...近年は非接触型ごみ収集に関するニーズが高まってきている.筆者らは住宅団地での社会実装を目標に掲げ,ごみ収集の非接触化を実現する屋外走行可能な自律走行型のロボットの開発を行った.また,本ロボットを活用し,南栗橋駅前街区の住宅団地で非接触型ごみ収集を行うことができるか確認する実験を行い,社会実装に向けた考察を行った.その結果,非接触性の向上や作業負荷の軽減が見込めることが分かったが,現状の開発物は凹凸のある...

    情報処理学会

  • メタバース:もうすぐ手の届く次世代技術を麻酔・疼痛管理へ―MoT(Metaverse of Things)と生成系AIの融合がもたらすものとは?―

    小林 透, 田中 祐大, 原田 拓実, 石下 里奈, 戸川 大樹, 深江 一輝, 荒井 研一, 今井 哲郎, 鮎瀬 卓郎 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 65-71, 2024-04-15

    ...<p> <b>【要旨】</b> 昨今,「メタバース」と「生成AI」が注目を集めている.著者らはこれまで「メタバース」が仮想空間ではなく,現実空間の問題解決のキーテクノロジーになるのではないかと考え研究を進めてきた.そこで本稿では,著者らのこれまでの「メタバース」を活用したソリューション開発事例を紹介する.特に,現実空間の「もの」をメタバース化することで,新たな付加価値を創出する「MoT(Metaverse...

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  • 安全対策の経済的評価 (2)

    牧野 良次 安全工学 63 (2), 73-81, 2024-04-15

    <p>2000 年に中央労働災害防止協会が行った調査研究「安全対策の費用対効果 - 企業の安全対策費の現状 とその効果の分析 - 」は , 安全対策の費用対効果比を 1:2.7( 事業場平均の推定値 ) としつつ , 企業が安 全 ( 労働災害防止 ) 対策費の持続的投入を進めていくためには費用投入の重要性の根拠とその効果を示し ていく必要があると指摘した . …

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  • コロナ禍のレーザーメーカーとしての取り組み―コロナ感染予防マスクを開発

    西村 浩之, 高木 真知子, 高谷 聡 日本レーザー医学会誌 45 (1), 24-33, 2024-04-15

    ...<p>コロナ禍におけるレーザーメーカーとしての取り組みの一つとして,レーザー治療時の感染予防の為の特殊マスクを開発したので,その開発の背景や経緯を記述した.また,それ以外に社会に対する責任を果たしながら,自社の為のみならず,社会全体やお客様の為に行ってきたことをまとめた....

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