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当 智 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies 17 401-411, 2024-03-31
Spirit pagodas represent the special Tibetan way of burial, and most temples have spirit pagodas of varying sizes and designs. The stupa is an important part of the Tibetan stupa, a building with …
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佐久間, 留理子 大阪観光大学研究論集第24号 (24) 69-79, 2024-03-21
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渡辺 和之, 白坂 蕃 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 197-, 2024
...これは「東」の夏の放牧地がチベット仏教を信仰するシェルパの土地であり、彼らが殺生を嫌うことと関係している可能性がある。また、「西」の湖の女神はミャグディ郡側にある湖の女神の妹神にあたるという。つまり、グルン語を忘れた「東」のグルンにも「西」と共通する要素は残っている。また、「西」のグルンの文化は隣接するマガールやプーンと関わるなかで生まれてきた可能性がある。...
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根本 裕史 印度學佛教學研究 71 (3), 1077-1084, 2023-03-25
...<p> 本論文はチベット仏教におけるmed dgagとma yin dgagという二種の否定に関わる概念を再検討するものである.サンスクリットの二種の否定表現として良く知られるprasajyapratiṣedha「想定否定」とparyudāsa「制限否定」は,シャーンタラクシタとカマラシーラのアポーハ論や,チベットのサンプ僧院で展開した空性論証解釈を経て,med dgag「不在」(ツォンカパによれば...
DOI Web Site Web Site 参考文献1件
李 生智 國學院大學大学院紀要 : 文学研究科 54 1-22, 2023-02
Departmental Bulletin Paper
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宮崎 展昌 東洋学報 = Toyo Gakuho 104 (3), 74-76, 2022-12-16
津曲 真一 宗教研究 96 (2), 127-148, 2022-09-30
...しかし一方で、チベット仏教の教義に於いては、接触行為および接触体験の虚妄性が強調されることもある。本稿はチベットの宗教文献に広くあたり、接触体験の教理上の位置付けや、宗教実践の中で行われる多様な接触行為について紹介しつつ、チベット仏教における接触の意義とその特殊性について考察を行うものである。</p>...
余 思奇, 藤川 昌樹 日本建築学会計画系論文集 87 (799), 1751-1761, 2022-09-01
<p>This article takes the Tayuan Temple in Mount Wutai as an example to analyze the construction and its transformation. The process that the Tibetan-style pagoda was first established with the …
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大正大学モンゴル佛典研究会 大正大学綜合佛教研究所年報 (44) 1-49, 2022-03-31
サクマ, ルリコ 大阪観光大学研究論集第22号 (22) 9-22, 2022-03-25
福島 マシュー 印度學佛教學研究 70 (3), 1169-1172, 2022-03-25
...仏教の修行者の間で使われていることが,チベット仏教におけるこの成就法の重要性を表している....
DOI Web Site 参考文献2件
槇殿 伴子 身延論叢/MINOBU RONSŌ 27 1-43L, 2022-03-25
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矢ノ下 智也 印度學佛教學研究 70 (2), 896-893, 2022-03-23
<p>The dGe lugs pa scholar bSe Ngag dbang bkra shis (1678-1738) established the theory of interdependence in his <i>rTen ’brel chen mo</i>. On the basis of Tsong kha pa’s interpretation of dependent …
永 良 国際文化学 35 72-88, 2022-03-18
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槇殿 伴子 印度學佛教學研究 70 (1), 368-363, 2021-12-20
<p>This paper investigates the Bodhisattva Avalokiteśvara empowerment taught in the <i>Maṇi bka’ ’bum</i>, and is a continuation of my paper published in <i>IBK</i> 69 (2) in 2021, pp. 810-806 and …
DOI Web Site 参考文献1件
エンケホルワ, 夏目 欣昇, 濱田 晋一, 麓 和善 日本建築学会計画系論文集 86 (790), 2755-2766, 2021-12-01
<p> Since BC, cities have been constructed on the Mongolian Plateau with the establishment of dynasties, but most turned to ruins. However, the Tibetan Buddhist temples built after the 16th century, …
DOI Web Site 被引用文献1件
竹中 浩 阪大法学 71 (3-4), 199-222, 2021-11-30
三成 賢次教授 坂元 一哉教授 退職記念号
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HUANG Kuo-pin, SUGIURA Kohei, 黄 國賓, 杉浦 康平 芸術工学2021 2021-11-24
...しかしいずれもが個別的な研究であり、チベット仏教におけるシャナ冠の造形とそれに関わる聖山信仰、シャナ冠を構成する各モチーフの象徴的意味の解読からシャナ冠の特異な造形原理を統合的な研究への探求は未だ見られない。 ...
拉加本, LAJIABEN 総研大文化科学研究 (17) 1-31, 2021-03-31
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モンゴル仏典研究会 綜合仏教研究所年報 (43) 1-49, 2021-03-31
才華 加 印度學佛教學研究 69 (2), 805-802, 2021-03-25
<p>The Dge lugs pa scholar ’Jam dbyangs bzhad pa Ngag dbang brtson ’grus (1648–1721/22) defines the Wheel of Dharma (<i>chos ’khor</i>, *<i>dharmacakra</i>) as “good qualities (<i>yon tan</i>) that …
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張 詩雋 文化人類学 85 (4), 640-658, 2021
...本稿の考察対象であるチベット・タンカは、チベット仏教やボン教の神仏を表現するのみならず、制作者や崇拝者の感情や願望を喚起させる神仏の肖像でもある。本稿では、タンカの制作・崇拝に関する事例の人類学的記述を通して、人間と肖像、主体と客体の関係がいかに撹乱されるかを考察する。タンカ制作には以下の3つの特徴がある。①数値化される規則がタンカの宗教性を決めること。...
中屋敷 千尋 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2021 (0), D01-, 2021
本発表は、北インドのスピティ渓谷にみられる社会階層と宗教の関係について明らかにすることを目指す。チベット系社会では宗教が階層の構成原理となっているとはいえないが、両者は不可分に結びついた形で存続してきており、時に衝突ないし対立してもいる。チベット系民族の社会階層と宗教がどのように関係し、時にそれらをめぐって問題が生じるのかについて試論的に考察してみたい。
徐 東軍(来 海) 印度學佛教學研究 69 (1), 291-288, 2020-12-25
<p>Some verses from Tibetan Buddhism, unfamiliar in Chinese Buddhism, are found among the Chinese esoteric Buddhist ritual manuals used at present in Chinese temples. These are particularly …
伴 真一朗 アジア・アフリカ言語文化研究 100 25-53, 2020-09-30
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DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
余 思奇, 藤川 昌樹 建築歴史・意匠 (2020) 307-308, 2020-09
日本建築学会
池尻 陽子 関西大学東西学術研究所紀要 53 A3-A11, 2020-04-01
This paper clarifies how the Qing administrative system for Tibetan Buddhist monks, called the Jasak Lama system, was formed and implemented during the early Qing period. Jasak Lama (Man. jasak i …
近藤 隼人 哲学・思想論集 45 104(147)-47(204), 2020-03-28
根本 裕史 印度學佛教學研究 68 (3), 1264-1270, 2020-03-25
...クンタン・テンペー・ドゥンメは「一般的な見え方」に従ってツォンカパの形成期からそれ以降にかけての思想的変化を認めるが,形成期の思想はツォンカパの真意ではなかったとして教義的に正当化を図ろうとしている.ツォンカパは46歳の著作『道次第大論』において,かつてカマラシーラと対決した禅僧ハシャン(摩訶衍)に帰せられる無念無想の立場を厳しく批判する.その批判は後代のゲルク派の文献にも繰り返し登場する.無念無想の境地を説く修道論はチベット...
英, 萄 非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials (20) 81-104, 2020-03-20
...内モンゴルにおいては、チベット仏教が再生され、チベット仏教寺院の復興や再建が始まった。 また、チベット仏教寺院は文化資源としても開発されている。地方では寺院の修繕、増築や再建が大規模に行われている。さらに、チベット仏教寺院は地域の観光地になり、観光業の進展に応じて、寺院の年中行事も次第に復活してきた。このような背景を踏まえ、内モンゴル東部地域に位置するフレー旗の三大寺を事例として取り上げた。...
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槇殿 伴子 印度學佛教學研究 68 (2), 897-892, 2020-03-20
<p>This article aims to explore the role of oral instructions in Tibetan Buddhism as a living religion, based on the author’s extensive fieldwork in India and Nepal. A text is examined: Kong sprul’s …
木村, 誠司, キムラ, セイジ, Kimura, Seiji 駒澤大學佛教學部研究紀要 78 228[1]-217[12], 2020-03
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彭毛 才旦 印度學佛教學研究 68 (1), 337-334, 2019-12-20
<p>Candrakīrti (ca. 600–650) states in his <i>Madhyamakāvatāra</i> 6.34 to the effect that, if an entity were established by way of its character, emptiness (śūnyatā) would be the cause of …
ARILDII BURMAA 大谷大学大学院研究紀要 = RESEARCH REPORT OF THE GRADUATE SCHOOL OF OTANI UNIVERSITY 36 1-18, 2019-12-01
当 智 文化交渉 : 東アジア文化研究科院生論集 : journal of the Graduate School of East Asian Cultures 9 65-82, 2019-11-30
The first pagodas were erected in India. In Tibet even before the introduction of Buddhism, stone and clay pagodas were evident. Once Buddhism has spread to Tibet two prime religions have united. …
久保田, 和男 長野工業高等専門学校紀要 53 1-9-, 2019-06-30
能仁, 正顕, 宮治, 昭, 岡本, 健資, 岩田, 朋子, 天野, 信, 李, 曼寧 世界仏教文化研究論叢 57 1-, 2019-03-30
中島, 小乃美 佛教大学宗教文化ミュージアム研究紀要 15 47-64, 2019-03-30
チベットの宗教文化が捉える命と、病と、治療を概観し、そこからホリスティックということについて考察した。『大日経』では、悟りに至りその業寿を滅したあとも再び生を与えて衆生済度に赴くことを説いている。そしてA字(阿字)という種字を観想し、身体に布置することで命をもつ我が身を空じ、仏となると捉えることから、仏教における命とは仏果を得て、衆生済度に向かうその連続性としての命であり、仏の寿命である。またチ…
村上 大輔, Daisuke Murakami 民博通信 = Minpaku Tsushin 164 20-21, 2019-03-29
榎木, 美樹 人間文化研究所年報 14 25-29, 2019-03-25
Iwao, Kazushi Journal of World Buddhist Cultures 2 3-, 2019-03-15
石川 元直, 山中 学, 高岡 正和, 小笠原 知子, 佐倉 宏 心身医学 59 (4), 315-320, 2019
...<p>ヒマラヤ・ラダックの高地では村の至る所に五色の仏教の祈祷旗がはためき, 日常生活はチベット仏教に彩られています. 人々の暮らしは決して豊かとはいえませんが, 生活は笑顔と活気に満ちあふれています. 住民の幸福度は高く, 「あなたにとって最も幸せな時間はいつですか」 という質問には, 多くの住民が 「お祈りをしているとき」 と答えます....
DOI Web Site 医中誌
余 思奇, 藤川 昌樹 日本建築学会計画系論文集 84 (766), 2659-2668, 2019
<p> Mount Wutai is located in the northeast of Xinzhou City, Shanxi Province. And Zhenhai Temple is located in about 5 kilometers away from the central area called Taihuai of Mount Wutai. The temple …
更藏, 切主, GENGZANG, QIEZHU 大谷大学大学院研究紀要 (35) 1-25, 2018-12-01
当, 智 文化交渉 : 東アジア文化研究科院生論集 : journal of the Graduate School of East Asian Cultures 8 177-191, 2018-11-30
Throughout the era of the Tibetan Empire, Buddhism entered, and spread throughout, Tibet on an unprecedented scale. Many scholars attribute this phenomenon to King Sringbtsan Sgampo, who not only …
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張, 詩雋 コンタクト・ゾーン 10 (2018), 72-104, 2018-06-30
...第3章ではタンカの歴史と伝統的な流派、タンカの広がりとチベット仏教の伝播との関連性を考察した上で、広域にわたるチベット文化圏のインド、ネパール、また中国の内陸部、チベットなどの民族の間に生じる交渉、および神聖なタンカの制作実践をめぐる変革を描き出す。...
HANDLE
モンゴル佛典研究会 綜合仏教研究所年報 (40) (1)-(53), 2018-03-31
新藤, 篤史 綜合仏教研究所年報 (40) 417-439, 2018-03-31
大羽 恵美, Emi Oba 民博通信 = Minpaku Tsushin 160 26-27, 2018-03-30
牛, 瀟 明大アジア史論集 22 87-90, 2018-03-26
Article
槇殿 伴子 パーリ学仏教文化学 32 (0), 67-90, 2018
Vessantara Jātaka is a well known Buddhist text which has widely spread to all over Asian countries. The story tells a birth story of the Buddha Śākyamuṇi as being Prince Vessantara, featuring his …
根敦阿斯尔, Gendunasier 非文字資料研究センター News Letter (38) 57-59, 2017-09-30
尕藏, Gazang 人間社会環境研究 = Human and socio-environmental studies 34 115-131, 2017-09-29
...チベット地域の寺院には, 土着宗教と呼ばれるボン教の寺院とチベット仏教の各宗派の寺院,あるいは地域レベルの巨大な寺院や地方村レベルの寺院などが存在しており, それぞれの寺院組織教育状況寺院経済なども違いがある。...
新藤, 篤史 綜合仏教研究所年報 (39) (173)-(187), 2017-03-31
モンゴル佛典研究会 綜合仏教研究所年報 (39) (2)-(47), 2017-03-31
チョルテンジャブ, Qiaodanjiabu 総研大文化科学研究 (13) 211-237, 2017-03-31
ナムジャウ, Namujiafu 総研大文化科学研究 (13) 195-209, 2017-03-31
根敦阿斯尔, Gendunasier 非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials 14 225-251, 2017-03-20
...また、フフホト市におけるチベット仏教寺院のチェージャル・バリン儀礼の事例から、各地域の寺院の相違を明らかにする。さらに、寺院で生活してきた1人の僧侶としての立場から内モンゴルにおけるチベット仏教寺院のバリンの現状、およびその信仰形態の変化や意義について検討してみたい。...
原田, 覺 国士舘人文学 7 31-56, 2017-03-15
J-GLOBAL ID : 200901008973359133
熊谷 誠慈 印度學佛教學研究 65 (3), 1185-1192, 2017
...<p>チベットには古来よりボン教なる宗教が存在していたが,元来,高度な哲学を持っていなかったボン教は,7世紀に伝来した仏教から思想的影響を強く受けた.ボン教に対する仏教思想の影響のうち,密教的側面については,すでにサムテン・カルメイ氏などが,チベット仏教ニンマ派からの影響について指摘をしている.また,御牧克己氏によるボン教学説綱要書研究などとともに,顕教的な側面についても研究が開始されている....
神前 佳毅 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 4-, 2017
...また、チベット仏教を国教として掲げており、人々の生活信条や価値観の中に森林保全に対する大切な要素があるのではないかと、当初は推測していた。しかし、歴史を振り返ると、必ずしも永続的に厳格かつ適切な森林保全が行われてきたわけではないことが判明した。...
前野 利衣 史学雑誌 126 (7), 1-33, 2017
...そこで本稿では、右翼のチベット仏教界を取り上げ、ハルハの全体像の解明に挑戦し、以下の点を明らかにした。<br> 当時のハルハの高僧と言えば左翼のジェブツンダンバ一世が有名であるが、右翼をなす三王家(ハーン家、ジノン家、ホンタイジ家)にも転生僧がそれぞれおり、彼らは当主に次ぐ莫大な属民を有し、清・チベット・ロシアと交渉する等、政治的に重要な役割を果たしていた。...
モンゴル佛典研究会 綜合仏教研究所年報 (38) (2)-(94), 2016-03-31
吉水 千鶴子 ヒマラヤ学誌 17 146-153, 2016-03-28
...元朝, 明朝, 清朝という強力な中華王朝に対し, 彼らは仏教を広めることによって内陸アジア一帯にチベット仏教文化圏を形成し, 自らの生き残りを図った。その過程で生まれたのが転生活仏ダライ・ラマを頂点とする政教一致の政治体制である。一方, 仏教はチベット文化の核であり, チベット民族ばかりなくモンゴル, ネパール, ブータンの多くの人びとの精神的支えである。...
喬旦 加布, QIAODAN JIABU 国立民族学博物館調査報告 = Senri Ethnological Reports 136 203-223, 2016-03-22
...同仁県は、チベット仏教芸術の中心地として、何世代にもわたって栄えてきた。現在でも、同地域の村々の男性の7 ~ 8 割はなんらかの伝統芸術を継承する工芸職人である。農閑期に村人により制作されるレプコン芸術は、市場経済化が促進するにつれ重要な現金収入の源となっている。西部大開発や観光化政策が進み、またユネスコの無形文化遺産に登録されてから、レプコン芸術の美術品としての値段が高騰した。...
カワタ, ススム, KAWATA, Susumu 大阪工業大学紀要 60 (2), 13-35, 2016-01-11
川田 進 大阪工業大学紀要 = Memoirs of Osaka Institute of Technology 60 (2), 13-35, 2016-01-11
石濱 裕美子 内陸アジア史研究 31 (0), 145-163, 2016
<p>Carl Gustaf Mannerheim (1867-1951) travelled across Asia from Bukhara to Beijing from 1907 to 1908 to collect military intelligence for Russia. The diary he kept during this journey provides much …
別所 裕介 観光学評論 4 (2), 177-193, 2016
...国家主導の開発に伴って広がる近代性のネットワークは、これまで厳しい自然環境に立地することで生活社会から隔絶されてきた伝統的なチベット仏教の聖地をも等しく包摂し、インフラと電子ネットワークに支えられた辺境特有の市場経済システムが聖地とそこへの巡礼活動の社会的存立に根底的な影響を及ぼしている。...
熊谷 誠慈 印度學佛教學研究 64 (3), 1192-1199, 2016
...仏教が他地域に伝播し定着していく過程において,土着の宗教との対立や同化が生じ,多かれ少なかれ両者は相互に影響を受け合ってきた.チベットには古来よりボン教なる宗教が存在していたが,元来,高度な哲学を持っていなかったボン教は,7世紀に伝来した仏教から思想的影響を強く受けた.ボン教に対する仏教思想の影響のうち,密教的側面については,すでにサムテン・カルメイ氏などが,チベット仏教ニンマ派からの影響について指摘...
吉崎 一美 印度學佛教學研究 65 (1), 440-435, 2016
<p>Dharmaratna “Yami” published <i>Saṃdeyā Lisaḥ </i>(Tibet’s reply) in N.S. 1072 (V.S. 2008, that is, 1952). In his novel, “Yami” censured on behalf of Tibetans not only Sāhus (employers, Newar …
桜井 宗信 智山学報 65 (0), 0149-0164, 2016
... Tsoṅ kha paと並びチベット仏教世界を代表する顕密兼修の大学僧Bu ston Rin chen grub(1290〜1364; 以下Bu ston)は、多数のタントラの方軌を学び膨大な文献を著しており、Cakrasam vara に関しても〈Lūyīpāda 流〉以下著名な5種の流儀の相承が伝えられ<sup>1)</sup>、現行「Bu ston 全書」に16書が収められている。...
高橋, 沙奈美 国立民族学博物館研究報告 40 (2), 235-251, 2015-11-27
...様々な民族と宗教が混 在するロシア帝国の南方を転々と放浪する生活をしたこと,特にアストラハン で遊牧民のカルムィク人とそのチベット仏教に出会っていたことは,彼女のそ の後の人生に少なくない影響を及ぼしたと考えられている。母エレーナは,こ の放浪生活に耐えがたい疲弊を感じていたが,その一方で,西欧文明とは異な る生活の中にインスピレーションを見出し,「異郷」を舞台とした一連の小説 を発表した。...
高本, 康子 国立民族学博物館研究報告 40 (2), 253-266, 2015-11-27
...そしてそこに集う人間たちも、チベット人でも、チベット仏教の僧侶でもなかった。従ってその場所と、実際のチベットの事物、または現実の「ラマ僧院」との関連は不明瞭であるように見える。では、何がその場を「ラマ僧院」たり得るものとしていたのか。ブラヴァツキーをめぐる状況において、何が「チベット」として表象されるものとなったのか。...
井上, 岳彦 国立民族学博物館研究報告 40 (2), 215-233, 2015-11-27
...本稿では,マダム・ブラヴァツキーが少女時代を過ごしたロシアにおいて, 1830 年代から40 年代にカルムィク人やチベット仏教に関する知識がいかなる 状況にあったかを考察する。18 世紀には外国人学者・探検家が中心となって, カルムィク人とその信仰は観察され描写された。カルムィク人の信仰はモンゴ ルやチベットとの類似性が強調され,カルムィク草原は東方への入口として位 置付けられた。...
杉本 良男, Yoshio Sugimoto 国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology 40 (2), 267-309, 2015-11-27
...小稿は,神智協会の創設者にして,のちの隠秘主義(オカルティズム)や西欧世界における仏教なかんずくチベット仏教の受容,普及に決定的な役割を果たしたマダム・ブラヴァツキーが,具体的にどのようにチベット(仏教)に関わり,どのような成果を収め,さらにその結果後世にどのような影響を及ぼしたのかについて,とくに南アジア・ナショナリズムとの関連に議論を収斂させながら,神話論的,系譜学的な観点から人類学的に考察しようとするものである...
索南, 卓瑪 文化交渉 : Journal of the Graduate School of East Asian Cultures : 東アジア文化研究科院生論集 5 263-275, 2015-11-01
Tāra (Sanskrit: तार, tārā; Tib. སྒྲོལ་མ) is one of the most popular goddesses of Ancient India. It is believed that she helps beings with the crossing of the sea of samsara. Ever since the …
井上 万寿江 文化看護学会誌 7 (1), 1_30-1_33, 2015-05-31
...<p> 近年,欧米の医療分野では禅仏教やチベット仏教,インドのヴィッパーサナー瞑想等をストレス低減方法として用いている。南西スコットランドにある治療共同体のLothlorien Therapeutic Communityでは,西洋心理学と仏教心理学を取り入れた治療的アプローチをとっている。他者に対する共感と寛容がコミュニティの基盤にあり,精神的健康問題からの回復の手助けとなっている。...
車 相燁, CHA Sang-yeob 東洋文化研究所 所報 (19) 61-76L, 2015-04-01
モンゴル佛典研究会 綜合仏教研究所年報 (37) (2)-(39), 2015-03-31
ナムジャウ, Namujiafu 総研大文化科学研究 (11) 97-117, 2015-03-31
小松原 ゆり 内陸アジア史研究 30 (0), 69-76, 2015
川田 進 宗教研究 88 (Suppl), 330-331, 2015
宮坂 清 名古屋学院大学論集 社会科学篇 51 (2), 249-260, 2014-10-31
...本稿は,インド,ラダックにおけるチベット仏教徒による仏教ナショナリズムがどのように始まったかを,資料に依拠して明らかにすることを目的とする。まず1932年にカシミールの改宗仏教徒がグランシー委員会に提出した意見書を取り上げ,次いで意見書を起草したカシミール藩王国仏教徒協会の会員とラダックの仏教徒がどのように関係を築いたかを取り上げ,それらの意義を検討する。...
ガ, ザンジェ 人間社会環境研究 = Human and socio-environmental studies 28 161-178, 2014-09-26
牛, 黎涛 綜合仏教研究所年報 (36) (195)-(211), 2014-03-31
龍谷大学アジア仏教文化研究センター 2013年度 研究報告書 97-, 2014-03-31
根敦阿斯尔, Gendunasier 年報 非文字資料研究 (10) 383-407, 2014-03-20
The object of this report is to bring to light the role of the annual events in Lamaism in modern society in the Inner Mongolia Autonomous Region of China. The changes and effects of modern society …
高本 康子 印度學佛教學研究 63 (1), 532-528, 2014
別所 裕介 宗教研究 87 (Suppl), 475-476, 2014
米澤 嘉康 印度學佛教學研究 62 (3), 1236-1242, 2014
...Catuhsatakatikaサンスクリット語ノート(15a1-18b7) 6.未比定のサンスクリット語ノート(18b7-8.ただし,14a1-3のテキストと同一のテキストも含まれる)そして,上記のうち,本稿で初めて明らかになった4.のテキストを紹介している.最後に,この*Laksanatikaの価値について点描されている.すなわち,註釈されている元のテキストに対する批判的研究の重要な資料となりえるばかりでなく,チベット...
サランゴワ 千葉大学ユーラシア言語文化論集 15 101-119, 2013-12-25
type:text
河合 明宣 ヒマラヤ学誌 14 180-194, 2013-03-20
...同法は, チベット仏教を枠組としたGNH 社会実現に向けての多様な社会集団活動の奨励であり, その担い手育成を果たすものである. すなわちブータンの王室がイニシアティブを取るNGOには, チベット仏教の枠中における国づくりを推進する活動が期待されているといえる....
Hugon, Pascale, ユーゴン, パスカル, 伊藤, 康裕, 飛田, 康裕 久遠 -研究論文集- 2 47-48, 2013-03
新藤, 篤史 大正大学大学院研究論集 37 62-63, 2013-03
学内学術研究発表会発表要旨
Takahashi, Makoto, 高橋, 誠 早稲田大学大学院文学研究科紀要. 第4分冊, 日本史学 東洋史学 西洋史学 考古学 文化人類学 日本語日本文化 アジア地域文化学 59 51-62, 2013
新藤, 篤史 大正大学大学院研究論集 37 156-148, 2013
渡辺 和之 日本地理学会発表要旨集 2013a (0), 100113-, 2013
...2011年にはソル地方でも流通しており、チベット仏教の僧院で購入できた。だが、国境封鎖により、現在では入手が困難である。ちなみに2013年にはツァンパ(炒った大麦の粉)も品不足でトウモロコシの粉で代用していた。こちらは国境封鎖によるチベット産の減少による影響もあるが、ソル地方の不作が大きいとのことである。...
別所 裕介 宗教研究 86 (4), 1154-1156, 2013
別所 裕介 宗教と社会 19 (0), 180-181, 2013
川田 進 宗教と社会貢献 2 (2), 1-16, 2012-10
...本稿は救援隊に参加した漢人信徒の手記にもとづき、ソーシャル・キャピタルと中国政府の新たな宗教政策という2 つの視点から、チベット仏教組織が行った社会貢献活動の内容と意義を明らかにする。...
伴 真一朗 アジア・アフリカ言語文化研究 (Journal of Asian and African Studies) 84 39-65, 2012-09-30
河合, 明宣, Akinobu, KAWAI 放送大学研究年報 29 29-45, 2012-03-22
...ここで、見落としてはならない点は、森林はブータン国民のアイデンティティの源泉をなすチベット仏教の信仰心に深く関連している点である。 生活と生産の場所を共同する地域住民が自発的にその教義を受容する上で、第1次産業のあり方も含め、自然環境保全の度合と外部の強制から自由であることが決定的に重要である。 これが憲法第5条3項で国土60%以上の面積は永久に森林として保全すると規定した理由である。...
久保田, 滋子 哲學 128 403-445, 2012-03
王, 維強, 李, 学竹 2011年度 研究報告書 279-, 2012-03-01
Komoto, Yasuko, 高木, 康子 群馬大学国際教育・研究センター論集 (11) 15-28, 2012-03
原田, 覺 国士舘人文学 2 83-108, 2012-03
龍谷大学アジア仏教文化研究センター 2011年度 研究報告書 97-, 2012-03-01
龍谷大学アジア仏教文化研究センター 2011年度 研究報告書 123-, 2012-03-01
池尻 陽子 内陸アジア史研究 27 (0), 101-102, 2012
望月 海慧 印度學佛教學研究 60 (3), 1275-1282, 2012
...チベット仏教のチョナン派のTaranatha Kun dga' snying po (1575-1635)によるTheg mchog shin tu rgyas pa'i dbu ma chen po rnam par nges pa (dBu ma theg mchog)の第7章は,「二諦の決択」というタイトルで二諦説が論じられている.本章の特徴をまとめると,次のようになる.1.Taranatha...
水野 一晴 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100105-, 2012
...アルナチャル・プラデシュ州の西部でチベットやブータンとの国境付近にはチベット仏教徒のモンパ民族が住んでいる。<br> モンパ地方には各地にゾンDzong(城塞)が残っている。これらのゾンは王族の居城としての城塞とチベット法王政府が住民からクレイ(税)を徴収するための役所として作られた城塞とがある。...
シンジルト 文化人類学 76 (4), 439-462, 2012
...他のチベット仏教系の牧畜地域と同様に、河南蒙旗でも、ある家畜個体を屠らず売らず、その命を自由にするツェタル実践がみられる。ツェタル実践の動機は多様であるが、そのほとんどは、牧畜民と家畜個体との間に共有される日常的な喜怒哀楽に基づく経験である。家畜の種を問わず、原理的にあらゆる個体がツェタルの対象になりうる。この実践は、仏教の教義に基づく放生や功徳を目的としたものだとする説明もありえよう。...
別所 裕介 宗教研究 85 (4), 1176-1177, 2012
服部, 範子 兵庫教育大学研究紀要 : 学校教育・幼年教育・教育臨床・障害児教育・言語系教育・社会系教育・自然系教育・芸術系教育・生活・健康系教育・総合学習系教育 39 191-201, 2011-09
大橋, 照枝, Ohashi, Terue マネジメント・ジャーナル 03 05-20, 2011-03-31
...2005年国勢調査)と答える幸福立国を実現している。 憲法でGNHを国是とうたい、国の行政機関10省及び複数の庁で、その業務の中でGNHを実践し、上部組織GNH委員会が統括する組織体制はもちろんのこと、第四代国王が1972年16歳で即位後、国連を初めUNDP、世界銀行など多くの国際機関に加盟し、GNHへ賛同を得、国家予算の30%もの援助を獲得、教育と医療を無料にするなどの“良き統治”を行使している。チベット...
伴, 真一朗 大谷大学真宗総合研究所研究紀要 = ANNUAL MEMOIRS OF THE OTANI UNIVERSITY SHIN BUDDHIST COMPREHENSIVE RESEARCH INSTITUTE 28 53-72, 2011-03-31
藤仲, 孝司 佛教大学総合研究所紀要 18 47-61, 2011-03-25
...カギュ派,ニンマ派の学者・行者カルマ・チャクメー(ラーガアスヤ.1612.1678)著『大楽誓願』は,ゲルク派の祖ツォンカパ(1357.1419)著『最上国開門』とともに,チベット仏教における最も高名で普及した極楽願文であり,宗教的だけでなく文化的にも重要である。...
中御門, 敬教 佛教大学総合研究所紀要 18 31-46, 2011-03-25
...カギュ派,ニンマ派の学者・行者カルマ・チャクメー(ラーガアスヤ.1612.1678)著『大楽誓願』は,ゲルク派の祖ツォンカパ(1357.1419)著『最上国開門』とともに,チベット仏教におけ最も広く普及した極楽願文であり,宗教的だけでなく文化的にも重要である。...
村岡, 倫 2010年度 研究報告書 225-, 2011-03-01
龍谷大学アジア仏教文化研究センター 2010年度 研究報告書 80-, 2011-03-01
谷内 麻里子, 塩谷 壽翁 日本建築学会計画系論文集 76 (667), 1585-1592, 2011
The purpose of this study is to investigate spatial order and symbolism under the faith of Tibetan Buddhism on dwellings of Tibetan living in Shangri-La prefecture of Yunnan in China. This paper is …
熊谷 誠慈 印度學佛教學研究 59 (3), 1187-1191, 2011
...二諦の細分化が行われ始めた.従来の研究においては,無戯論たる"一義的勝義"と有戯論たる"二義的勝義"という二種の勝義を設定し,バーヴイヴェーカ勝義説を二元的に理解する傾向があった.確かに後代のインドでは,無戯論たる"非異門勝義"(aparyaya-paramartha)と有戯論たる"異門勝義"(paryaya-paramartha)という二種に勝義を区分するようになる.さらに,この二元的な勝義区分はチベット...
楊 海英 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2011 (0), 96-96, 2011
...モンゴル人たちは作戦に加わったものの、同じチベット佛教の信者であるがゆえに、戦争終了後には精神的な苦痛に陥った者が多い。本発表では実際に作戦に参加した経験者の記憶を中心に、彼らの作戦の一端を披露し、民族間関係についての当事者たちの認識を紹介する。...
別所 裕介 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2011 (0), 54-54, 2011
...本発表では、中国政府が環境管理の重点地区に定める黄河源流域における生態移民政策の概況について述べ、併せて現地のチベット仏教組織が、国家主導の環境管理体制に対し、どのような意味づけと対処を試みているかを提示する。特に、外側からの開発圧力と土着の価値認識の間で調整点として働く高位ラマの発言に着目し、彼らが保持する持続可能な生存基盤についての考え方を、国家による環境管理体制との関係性において捉える。...
石濱 裕美子 アジア・アフリカ言語文化研究 79 121-143, 2010-03-31
原田, 覺 国士舘大学文学部人文学会紀要 42 114-85, 2010-03
福田 洋一 印度學佛教學研究 58 (2), 857-856, 2010
望月 海慧 印度學佛教學研究 58 (3), 1252-1259, 2010
...チベット仏教のチョナン派のTaranatha Kun dga'snying po(1575-1634)は,Dol po pa Shes rab rgyal mtshan(1292-1361)の大中観・他空説を展開したとされる.彼にはTheg mchog shin tu rgyas pa'i dbu ma chen po rnam par nges paというテキストがあり,「大中観」思想が論じられている...
川口 幸大 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2010 (0), 12-12, 2010
...この分科会では、共産党による統治のもと60年を経た今日の中国社会において宗教がいかなる諸相にあるのかを、キリスト教、イスラーム教、チベット仏教、民間信仰についての共産党の政策と、人々の具体的ないとなみに着目しつつ議論する。...
大川 謙作 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2010 (0), 89-89, 2010
...本発表はチベット仏教とチベット族、漢族をめぐる複雑な相互作用を歴史的に振りかえることで近現代中国におけるチベット仏教の位相を再考するためのごく予備的な試みである。具体的にはチベット仏教がチベットにおけるナショナリズムの凝集力となっているという広く共有されている認識を具体的な歴史過程から再考し、こうした単純な図式から抜け落ちるものを歴史的に拾い上げていく作業を行うものである。...
田中 公明 日本西蔵學會々報 (55) 131-139, 2009-07
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 学術機関 > 学協会
NDLデジタルコレクション Web Site
伴, 真一朗 内陸アジア言語の研究 24 173-206, 2009-06
伏見, 英俊 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian Cultural Interaction Studies 2 187-192, 2009-03-31
The ICIS joint research group for Central Asian studies selected “The Chinese Culture Viewed from a Peripheral Perspective” for their research topic, as a way to see through the cultural complexity …
中御門, 敬教 佛教大学総合研究所紀要 16 245-264, 2009-03-25
...また『極楽国土経』のタイトル内にある「経」との関わりから,チベット仏教における「経典要約」形式についても言及を行った。...
原田, 覺 国士舘大学文学部人文学会紀要 41 160-133, 2009-03
山田 勅之 鶴山論叢 09 63*-81*, 2009-03
山本 達也 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 11-11, 2009
本発表は、現在、チベット難民社会において、カルトのごとく扱われ、非難されているセクトに着目するものである。亡命以前はごく普通に実践されていたこのセクトにおける信仰実践が、どのようにしてカルトのように扱われるようになったか、また、その信仰実践をカルトとみなす際に、そこで作用している言説はいかなるものであるかを分析する。
山田 勅之 内陸アジア史研究 24 (0), 123-131, 2009
朝格吉楽図 総合観光研究 08 (0), 45-51, 2009
望月 海慧 印度學佛教學研究 57 (3), 1253-1260, 2009
...rgyud bal ma'i bstan bcos kyi 'grel pa legs bshad nyi ma'i 'od zerと言うRatnagotravibhagaに対する注釈書がある.コロフォンによると,二人の弟子であるdPal ldan brtson'grusとPhun tshogs dpal(1304-1377)による請願に基づいてJo nangで著されたものである.注釈スタイルは,多くのチベット...
久間 泰賢 印度學佛教學研究 57 (3), 1261-1267, 2009
...ba'i mdo (^*Aryadhyasayasamcodanasutra,『大寳積經發勝志樂會』)の3種が用いられていることを指摘した後,これらがBu stonのrGyud sde spyi'i rnam文献のいくつかにおいても,多少の文言の出入りはあるものの,ほぼそのままのかたちで用いられていることを示した.またそれと同時に,『金剛乗に関する二つの極端な見解の排除』の経典引用の方法が,後代のチベット...
藤田 光寛 日本佛敎學會年報 74 (0), _91_-_102_, 2009
原田, 覺 国士舘大学文学部人文学会紀要 40 108-82, 2008-03
井内 真帆 印度學佛教學研究 57 (1), 465-457, 2008
松井 太 内陸アジア史研究 23 (0), 25-48, 2008
熊谷 誠慈 印度學佛教學研究 56 (3), 1164-1167, 2008
...ボン教は仏教の思想体系を取り入れて,独自の体系を創り出したと一般に言われており,仏教同様,ボン教にも二諦説が存在する.チベット仏教で"dBu ma bden gnyis"といえば,ジュニャーナガルバの『二諦分別論』(Satyadvayavibhanga)を指すが,ボン教で"dBu ma bden gnyis"といえば,ヤルメー・シェーラプウーセル(Yar me Shes rab 'o zer,1058...
宮本 万里 南アジア研究 2008 (20), 77-99, 2008
This paper describes cultural politics on the concept of “Environmental Conservation” in contemporary Bhutan through a case study of a pastoral village within a national park, where the practice of …
伊藤 友美 宗教と社会 14 (0), 87-105, 2008
包 龍 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 24 (1), 81-93, 2007-11
...仏教がモンゴルに流入し始めたのは、西部では1570年代で、東部では1620年代のことである。「ハイシッヒ1998など」モンゴル帝国時代には、チベット仏教を始めとする多くの宗教がモンゴルを改宗しようと努力した様子はあったが、モンゴル本土 (原任地モンゴル高原)にはそれほど浸透しなかったのである。一時フビライ・ハーンがチベット仏教サキヤ派を信仰し、バクパ・ラマを国師にしてモンゴルの貴族たちを仏教化する時代...
烏力吉巴 雅爾, 包 慕萍, 奥冨 利幸 学術講演梗概集. F-2, 建築歴史・意匠 (2007) 195-196, 2007-07-31
包 慕萍, 奥冨 利幸, 張 鵬挙, 胡 沈建 学術講演梗概集. F-2, 建築歴史・意匠 (2007) 193-194, 2007-07-31
原田, 覺 国士舘大学文学部人文学会紀要 39 130-108, 2007-03
静 春樹 印度學佛教學研究 56 (1), 439-435, 2007
...インド密教という事象は,その系の内部で検討されるべきであり,「タントラ分類」のような基本的な問題で,異なった系であるチベット仏教が出した範疇に依るべきではないとするのが筆者の見解である.まず,金剛乗の信解者たちがbuddhavacanaとして依拠したタントラ自体の説示を見ることにする.以下では,まずHevajratantradvikalpa(『二儀軌』)がタントラ分類について説いている二箇所を取り上...
西岡 祖秀 印度學佛教學研究 56 (1), 451-444, 2007
清水 奈都紀 日本考古学 14 (24), 97-105, 2007
This article aims to examine effective ways of conservation and use of cultural heritages in Mongolia, focusing on local people's view of them.<BR>This research was carried out at Kharkhorin sum, …
小野田, 俊蔵 アジア宗教文化情報研究所報 5 5-, 2006-08-01
identifier:AP000500010493
原田, 覺 国士舘大学文学部人文学会紀要 38 190-168, 2005-12
小野田, 俊蔵 アジア宗教文化情報研究所報 3 5-, 2005-09-26
identifier:AP000300010472
機関リポジトリ 機関リポジトリ
小野田 俊蔵 アジア宗教文化情報研究所報 (3) 5-, 2005-09-26
則武, 海源, Noritake, Kaigen 大崎學報 (161) 69-89, 2005-03-31
原田, 覺 国士舘大学文学部人文学会紀要 37 236-216, 2005-03
石濱, 裕美子 学術研究. 地理学・歴史学・社会科学編 = Gakujutsu kenkyu. Geography・history・social science 53 1-11, 2005-02-25
西岡 祖秀 印度學佛教學研究 54 (1), 497-493,1285, 2005
The Chronological Table of Tibetan Buddhist history of 'Jam-dbyangs-bzhad-pa precedes the famous chronological table of Sum-pa-mkhan-po. A feature of both chronological tables is that they were …
国府田 隆夫 日本物理学会誌 59 (10), 725-, 2004-10-05
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川越 英真 東北福祉大学研究紀要 28 143-168, 2004-03-20
小野田, 俊藏 アジア宗教文化情報研究所報 1 5-6, 2004-03-15
identifier:AP000100010455
小野田 俊藏 アジア宗教文化情報研究所報 (1) 5-6, 2004-03-15
吉崎 一美 密教文化 2004 (213), L21-L43, 2004
小山 清男 図学研究 38 (Supplement1), 93-98, 2004
密教はインドから中国へ, さらに日本へと伝わったが, それとは別に, ヒマラヤを越えてチベットへ流れ, それにつれて多くの曼荼羅が制作され現在にまで至っている。その図様は, 部分的に日本のものと通ずるものもあるが, かなり異質なものもあってきわめて多様である。立体化したものは, 多く宮殿形である。他方須弥山を中心とする宇宙図では, 空間を巧みに二次元化している。また透視図的な表現のものもあり, …
四津谷 孝道 日本佛敎學會年報 69 (0), _95_-_103_, 2004
溝尻, さやか 龍谷大学大学院文学研究科紀要 25 239-, 2003-12-10
渡辺, 将尚 東北ドイツ文学研究 47 21-38, 2003-12
紀要類(bulletin)
ガリ, イリナ 比較民俗研究 : for Asian folklore studies 19 173-178, 2003-11-30
中嶋 猛夫 日本デザイン学会研究発表大会概要集 50 (0), 74-74, 2003
...住民はチベット民族が多く宗教はチベット仏教である。今回はシッキッムの調査した仏教寺院の報告とチベットの寺院境内とを比較考察する。...
伏見 英俊 印度學佛教學研究 52 (1), 423-419, 2003
久我, 篁子 九州看護福祉大学紀要 = The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare 4 (1), 257-260, 2002-03
Swat in Gandhara is situated at the north western mountainous area in the NORTH WEST FRONTIER PROVINCE in PAKISTAN,Where We find the remains of shrines and monasteries of Buddhist practice.The …
萩原 守 史林 84 (4), 602-629, 2001-07-01
...清朝に支配されていた時代、貴族や奴隷を除く外モンゴルの遊牧民は、清朝皇帝直属の自由民ソムニアルト、モンゴル貴族の私的隷属民ハムジルガ、チベット仏教の活き仏の隷属民シャビという三つの身分に分類される。...
西川, 高史, Nishikawa, Takafumi 倉敷芸術科学大学紀要 (6) 135-144, 2001-03-01
40005120606
伏見 英俊 印度學佛教學研究 50 (1), 299-295, 2001
原田, 覚 国士舘大学文学部人文学会紀要 33 150-135, 2000-12
月原 敏博 ヒマラヤ学誌 7 79-91, 2000-06-30
...ヒマラヤ沿いの地域には, チベット語方言を母語とし, チベット仏教を信仰するカルチュラル・ティベタンが多い. その母語は, 方言の著しい発達により地域ごとの差が大きかったが, 文語として古典チベット語があり, それが地域を越えた一種の共通語として機能していた. ところが, この言語状況は20世紀後半の半世紀の聞に大きく変化した....
伊勢 芳夫 言語文化研究 26 199-217, 2000-02-15
則武 海源 印度學佛教學研究 47 (2), 528-533, 1999
高田, 順仁 佛教学セミナー = BUDDHIST SEMINAR 68 38-44, 1998-10-30
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
木村誠司 駒澤短期大學佛教論集 4 272-245, 1998-10
袴谷憲昭 駒澤短期大學佛教論集 4 163-182, 1998-10
今枝, 由郎 佛教学セミナー = BUDDHIST SEMINAR 65 53-56, 1997-05-30
森 雅秀, Masahide Mori 国立民族学博物館研究報告別冊 = Bulletin of the National Museum of Ethnology Special Issue 018 269-318, 1997-03-31
金沢大学人間社会研究域人間科学系
DOI DOI 機関リポジトリ ほか2件
乙坂,智子 日本西蔵学会々報 11-21, 1997-03-31
NDLデジタルコレクション
木村誠司 駒澤短期大學佛教論集 2 250-271, 1996-10
黒木 幹夫 人体科学 5 (1), 17-26, 1996
How has Tibetan Buddhism understood death? Through an analysis of "The Tibetan Book of the Dead" I will clarify Tibetan Buddhism's essential attitude toward death, and how it relates to us. Tibetan …
棚瀬 慈郎 民族學研究 57 (4), 444-455, 1993
記事分類: 哲学・心理学・宗教--宗教--仏教
チベット仏教研究会, シィター クンチョック, ゴンタ ソナム・ギャルツェン, 元山 公寿, 小林 靖典 智山学報 42 (0), 430-399, 1993
佐藤 道郎 Artes liberales 51 1-10, 1992-12-10
苫米地,等流 日本西蔵学会々報 2-9, 1992-03-31
佐藤 道郎 Artes liberales 46 35-47, 1990-06-20
近藤 洋子, 岡田 光弘 日本体育学会大会号 40B (0), 873-, 1989
木村, 誠司 駒澤大學佛教學部研究紀要 46 264-, 1988-03
記事分類: 哲学・心理学・宗教--宗教--仏教 ; 哲学・心理学・宗教--哲学・思想--東洋
奥山 直司 印度學佛教學研究 36 (2), 892-886, 1988