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検索結果 700 件

  • 情報検索を用いたBug Localization手法にモジュール粒度の違いが与える影響

    積田 静夏, 天嵜 聡介, 林 晋平 情報処理学会論文誌 65 (4), 792-807, 2024-04-15

    ...,実行時間へ与える影響の調査を行う.データセットはリポジトリ変換によりBench4BLのプロジェクトをメソッドレベルに再構築したメソッドリポジトリから作成した.またメソッドリポジトリに基づき,既存のファイルレベルの手法を小さな修正でメソッドレベルに変更し,データセットと組み合わせて評価フレームワークとした.FinerBench4BLを利用した調査の結果,メソッドレベルの手法は精度が低下する一方で,デバッグ...

    DOI 情報処理学会

  • 生成AIを取り入れたPBLの授業設計と実践

    家本 繁, 永原 健大郎 日本教育工学会研究報告集 2023 (4), 129-134, 2023-12-04

    ...<p>PBL(Project Based Learning)においてPDCAサイクル等のフレームワークは頻繁に採用されるが,十分なサイクルを繰り返せず終える場合が少なくない.本年度前期に開講した総合教育科目「教養演習I」では,学生が日常で直面する問題に対してプログラミングを介して探究することをテーマにし,生成AIの技術を導入することで授業の質の向上を図った.生成AIを主にプログラムの構築やデバッグに...

    DOI

  • SRv6ネットワークを対象としたネットワークデバッグ支援システムの実装と評価

    嶋谷, 修一朗, 柏崎, 礼生, 井口, 信和 インターネットと運用技術シンポジウム論文集 2023 24-31, 2023-11-30

    ...のネットワークデバッグにおいて,SRv6 の柔軟な操作や負荷分散が原因で traceroute といった従来のツールでは対応できない場合がある.そこで本研究では,ネットワークデバッグ支援を目的に,Segment Routing Header (SRH) に識別子を付与することでパケットを追跡し,パケットの経路を可視化し検証可能なネットワークデバッグ支援システムを開発した.識別子の付与には,ネットワーク...

    情報処理学会

  • Fault-proneモジュール予測における第三者データに基づいた外れ値除去

    西浦 生成, 門田 暁人 コンピュータ ソフトウェア 40 (4), 4_22-4_28, 2023-10-25

    ...<p>ソフトウェア開発において,バグを含む可能性の高いモジュール(fault-proneモジュール)を高い精度で予測することができれば,テストやデバッグの効率化に繫がる.予測精度の向上を目的として,予測モデルの訓練データに含まれる,予測に悪影響を与えるような外れ値データの除去が取り組まれている.本稿では,バージョン間予測を対象とし,よりロバストな外れ値除去手法として,予測対象とは異なるプロジェクトから...

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  • モジュール粒度の違いがBug Localization手法へ与える影響の調査

    積田, 静夏, 天嵜, 聡介, 林, 晋平 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集 2023 48-57, 2023-08-16

    ...う.本フレームワークはリポジトリ変換により Bench4BL のデータセットをメソッドレベルに再構築したメソッドリポジトリからデータセットを作成する.またメソッドリポジトリに基づき,既存のファイルレベルの手法を少ない修正でメソッドレベルに変更することで,データセットと組み合わせた評価フレームワークとした.FinerBench4BL を利用した調査の結果,メソッドレベルの手法は精度が低下する一方で,デバッグ...

    情報処理学会

  • 例外処理を検査するテストが実行経路に基づく欠陥限局手法に与える影響の調査

    吉岡, 遼, 肥後, 芳樹, 柗本, 真佑, 楠本, 真二, 伊藤, 信治, Phan, Thi Thanh Huyen ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集 2023 20-29, 2023-08-16

    ...ソフトウェア開発において,デバッグ作業は多大なコストを要する.計算機によるデバッグ作業の支援により,デバッグコストの削減が期待される.デバッグ作業を支援する技術の 1 つに,欠陥限局と呼ばれる技術がある.これまでに数多くの欠陥限局手法が提案されており,中でも実行経路に基づく欠陥限局手法が注目を集める.実行経路に基づく欠陥限局手法は,入力として欠陥を含むプログラムとそのテストを与えると,欠陥箇所を推定...

    情報処理学会

  • 複数環境でマイクロサービスを共用するためのプロトコル非依存なコンテクスト伝播

    尾上, 寛弥, 小谷, 大祐, 岡部, 寿男 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 544-555, 2023-06-28

    ...マイクロサービスアーキテクチャに基づいて設計されたシステムでは,テスト,ステージング,デバッグ,プレビューのために本番環境を模倣した環境を複数展開する必要がある.多くの環境を展開しながらリソース消費を抑えるには,複数環境で共通するマイクロサービスを共用することが有効である.既存手法では HTTP や gRPC などのアプリケーション層プロトコルを拡張して,環境識別子を含むコンテクストを伝搬しリクエスト...

    情報処理学会

  • 遺伝的アルゴリズムを用いた自動プログラム修正の可読性向上に向けて

    竹田 将好, 菱川 潤哉, 槇原 絵里奈, 小野 景子 同志社大学ハリス理化学研究報告 64 (1), 27-33, 2023-04

    ...IT技術の発展に伴うソースコードの複雑化により,デバッグ作業が困難となっている.そのため,自動プログラム修正が注目されている.注目されている自動プログラム修正の方法の1つである遺伝的アルゴリズムを用いたGenProgでは評価値にテスト通過率のみを用いているため,修正結果の可読性が保証されていない.そこで本研究では,GenProgに対して可読性が高いソースコードとの類似度を考慮することで修正結果の可読性向上...

    DOI 機関リポジトリ

  • 場当たり的なデバッグを行ってしまう学習者向け体系的デバッグ手順学習支援環境の複数関数を含むプログラムへの対応

    山本 頼弥, 野口 靖浩, 小暮 悟, 山下 浩一, 小西 達裕, 伊東 幸宏 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 97 (0), 36-41, 2023-02-27

    ...<p>初修プログラミング演習でデバッグの指導が少ないことに対し,著者らは最初期のデバッグ学習向けの学習支援環境を構築し,初学者に有効であるという結果を得た.しかしながら,その学習支援環境では単一の関数を含むプログラムの体系的デバッグ手順のみを指導している.そこで,本稿では複数の関数を含むプログラムの体系的デバッグ手順が学習できるよう学習支援環境を拡張した結果について報告する.</p>...

    DOI Web Site

  • uh-huh duck: 人形との相互作用によるプログラミング時の自己問題解決支援

    倉田, 寛大, 佐々木, 耕平, 辻, 愛里, 藤波, 香織 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 699-700, 2023-02-16

    ...人手を割かずにさまざまな熟練度のプログラマを支援するシステムを開発することは,IT人材不足の今日において多大な意義があると考えられる.本研究では,ユーザーの脳内情報の整理を支援することで持てる力を最大限発揮させることを目的とし,アヒル人形に向かってプログラムの詳細およびエラーについての悩みを声に出して説明するうちに問題解決の糸口が見つかるといったデバッグ手法である“ラバーダックデバッグ”に着目した....

    情報処理学会

  • コンパイルエラーメッセージの分類に基づく初学者へのプログラミング学習支援手法

    近藤 亮太, 名倉 正剛 実践的IT教育シンポジウム rePiT 論文集 2023 (0), 63-74, 2023-02-04

    ...して提示する手法を提案する.この手法では,コンパイルエラーメッセージを表示する際に,エラーメッセージに表示されるエラーに対応する構文ミスをインクリメンタルに解消することにより,構文ミスとそれにより発生するエラーメッセージ群を特定する.そして特定した結果に基づき,コンパイルエラーメッセージを分類して表示する.これにより一度のコンパイルにおいて多数のコンパイルエラーメッセージが表示された場合に,初学者がデバッグ...

    DOI

  • プログラムトレース課題を自動生成可能な学習支援システムに対する予備的評価

    茂木 誠拓, 立岩 佑一郎, 東本 崇仁, 赤倉 貴子 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 1R4OS10a01-1R4OS10a01, 2023

    ...利用した評価実験の結果,システムに肯定的な結果が示されている.しかしこのシステムでは,あらかじめシステム作成者が問題やフィードバックを作成・登録したものしか扱うことができず,新たな問題を追加することが難しいため,より汎用的な活用をすることができない.そこで著者らは,自動的に問題やフィードバックを生成することができれば,学習者自身の作成したプログラムに対しても間違いについて考えさせることができる上,デバッグ...

    DOI

  • 文章分類モデルの不確実性に基づく人間によるデバッグ手法の提案

    太田 真人, ファイサル ハディプトラ 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3L5GS1103-3L5GS1103, 2023

    ...そこで、説明可能なAI分野で取り組まれる人間のフィードバックを介した機械学習モデルのデバッグする手法に着目する。こららの手法は、説明性手法の結果に対して、人間が類似サンプル選択や不適切な説明箇所をフィードバックをする。私たちは人間によるデータ拡張を通じてドメイン専門家の知識をモデルに返し、精度改善を目指す。...

    DOI

  • マルチモーダルケアインタラクションにおけるコーチング生成のための知識表現と活用

    小俣 敦士, 石川 翔吾, 中野目 あゆみ, 香山 壮太, 菅家 穣, 宗形 初枝, 桐山 伸也 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3Xin421-3Xin421, 2023

    ...251件のコーチングデータから得られたコーチング知識を、ポジティブ知識、ネガティブ知識、デバッグ能力、目標の4つに分類し、ポジティブ知識を用いてケアの流れをスクリプト理論で記述することで有効性を示した。</p>...

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  • SRHへの識別子を付与することによるSRv6パケットの経路可視化システム

    嶋谷, 修一朗, 柏崎, 礼生, 井口, 信和 インターネットと運用技術シンポジウム論文集 2022 48-55, 2022-12-01

    ...モバイルネットワークやデータセンターネットワークの制御に SRv6 が利用されている.SRv6 では,セグメントのリストによってパケットを柔軟に制御することができる.ネットワークのデバッグにおいて,パケットのドロップ箇所を特定するためには,パケットを追跡する必要がある場合がある.しかし,SRv6 のネットワークのデバッグでは,トンネリングや負荷分散が原因で traceroute といった従来のツール...

    情報処理学会

  • リニアアレー型CGRAの高速コンパイルを利用したJIT実行環境の開発

    稲益 秀成, 船井 遼太朗, 中島 康彦 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J105-D (12), 725-735, 2022-12-01

    ...我々が開発した,CPUの構造に基づくリニアアレー型CGRAは,汎用プロセッサ上でのアルゴリズムのデバッグが容易であること,配置・配線の探索空間が小さくコンパイルが高速であることが特徴である.そこで,これらの特徴を活かしたJust-in-Time実行環境を開発した.これにより,様々なPE数の環境において,最適なマッピングを動的に生成できる.代表的なDCNNの行列積と畳み込み誤差逆伝播処理を評価した結果...

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  • プログラミング初学者のバグ修正履歴を用いたデバッグ問題自動生成の事例研究

    秋山 楽登, 中村 司, 近藤 将成, 亀井 靖高, 鵜林 尚靖 コンピュータ ソフトウェア 39 (4), 4_10-4_16, 2022-10-25

    ...<p>プログラミング初学者のためのデバッグ支援に関する研究は近年盛んに行われている.しかし,初学者のバグの傾向を捉えたデバッグの演習問題を提供することによる学習支援は研究されていない.そこで,本研究では,そのような演習問題の生成を目指す.その方法として,実際に開発者が作成したバグ修正前後のソースコードから埋め込まれているバグを機械翻訳技術の応用により学習し,バグを生成するLearning-Mutation...

    DOI

  • 軽量デバッガを用いたマルウェア動作妨害機構の実装と評価

    志倉, 大貴, 西村, 俊和, 瀧本, 栄二 コンピュータセキュリティシンポジウム2022論文集 1156-1162, 2022-10-17

    ...生成を検知すると,独自の軽量デバッガを起動し当該プロセスにアタッチする.これにより,アンチデバッグ機能を持つマルウェアは軽量デバッガを検知し,解析妨害のためにその動作を停止し,結果として被害を防ぐことが可能となる.軽量デバッガを用いることで,既存研究が対応していないアンチデバッグ手法にも効果がある.本稿では,提案手法に基づく機構の設計と実装,および複数のアンチデバッグ手法に対する有効性とオーバヘッド...

    情報処理学会

  • 欠陥限局および自動プログラム修正のための自動テスト生成と実行経路を用いたテスト選択

    入山, 優, 肥後, 芳樹, 楠本, 真二 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2022論文集 2022 71-78, 2022-08-29

    ...デバッグ作業の負担を軽減することを目的として,欠陥限局に関する研究が盛んに行われている.欠陥限局とはプログラム中の欠陥箇所を特定する技術である.Spectrum-Based Fault Localization(以下SBFL)は欠陥限局の手法の1つで,各テストケースの成否と実行経路をもとに欠陥箇所を特定する.SBFLの精度はテストケースの品質に影響され,テストケースを追加することでSBFLの精度は向上...

    情報処理学会

  • 大規模データセットと多種ミュータント演算子を利用した自動修正適合性の再計測

    前島, 葵, 肥後, 芳樹, 柗本, 真佑, 楠本, 真二, 安田, 和矢 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2022論文集 2022 61-70, 2022-08-29

    ...効率的なデバッグ作業の実現を目的とした自動プログラム修正(APR)に関する研究が数多く行われている.しかしながら,現状のAPR技術で修正できるバグはあまり多くない.このような現状から,「APR技術がバグを修正しやすいプログラムを人間が書くようになれば,APR技術により多くのバグを自動で修正できるようになる」との考えにより,自動修正適合性という指標が先行研究により提案された.自動修正適合性とは,対象の...

    情報処理学会

  • 組込みシステム向け障害解析環境の効率改善

    長野, 岳彦, 小口, 琢夫, 吉岡, 信和, 田原, 康之, 大須賀, 昭彦 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 12 (2), 27-37, 2022-05-31

    デジタルテレビや携帯電話,カーナビゲーションシステムに代表される組込みシステムの高機能化・複雑化が進み,開発工数が増加している.一方でメーカ間のシェア競争は激化し,開発コストの削減が望まれている.組込みシステムの障害は,ハードウェアとソフトウェアが複数組み合わさって発生する.そのためタイミングに依存し,再現性が低く障害解析に必要な情報をとるために時間がかかるといった問題や,システム全体を解析対象…

    情報処理学会

  • Fuzz4B:ファジングツールAFLの利用支援ツール

    宮木 龍, 吉田 則裕, 藤原 賢二, 都築 夏樹, 山本 椋太, 高田 広章 コンピュータ ソフトウェア 39 (2), 2_124-2_142, 2022-04-21

    ...<p>近年,自動化が可能なソフトウェアテストの1つとしてファジングが注目されており,ファジングを自動で実施するファジングツールが数多く開発されている.しかし,ファジングについての知見がない者には,ファジングツールをデバッグに活用することが難しいという問題がある.この問題を軽減するため,ファジングツールの利用を支援するツールFuzz4Bを開発した.Fuzz4Bで対象とするファジングツールは,数多くの脆弱性...

    DOI

  • 実行トレースのマークル木を用いたプログラム変更前後の差分検出法の提案

    成, 泰鏞, 石尾, 隆, 松本, 健一 研究報告ソフトウェア工学(SE) 2022-SE-210 (25), 1-8, 2022-03-04

    ...ソフトウェア保守において,ソフトウェアはデバッグ,機能追加などの理由により変更が加えられる.開発者は,プログラム変更前後の動作の変化を把握することが重要である.Omniscient Debugging に用いる実行トレースは,プログラムの実行開始から終了までの命令が網羅的に記録されている.実行トレースから詳細な実行系列を把握することができる.一方で,実行トレースは膨大なデータ量となることがあり,ソフトウェア...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 命令セットが8命令からなる小規模CPUを対象としたC言語風コンパイラ実装

    大本, 裕真, 川端, 英之, 弘中, 哲夫 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 217-218, 2022-02-17

    ...でシステムソフトウェア学習には、通常多くの命令数を必要とする.これに対し我々は厳選した8命令で両教育を両立するCPUであるTempleを開発している.本稿では,その上で動作するシステムプログラムの設計可能性を評価するためにソフトウェア開発環境を実装した結果について報告する.実装したTemple用ソフトウェア開発環境は次のとおりである.C言語の主要な文法をサポートするコンパイラ,アセンブラ,および,デバッグ...

    情報処理学会

  • チャットボットを利用したJavaプログラムのデバッグ支援手法

    村田, 匠, 仲山, 冬野, 橋浦, 弘明 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 349-350, 2022-02-17

    ...トレースを使ったデバッグ手法ではプログラムのトレースを見ることによって不正な実行結果に至るデータと制御の流れを特定することができるが,グラフィックスのあるプログラムやサイズの大きいプログラムなどではトレースが大規模になってしまい,ただトレースを検索するだけでも多くの時間がかかってしまう....

    情報処理学会

  • モデル検査ツールSPINによる並行プログラムのデバッグを支援する状態遷移追跡支援ツールの設計と実装

    山川, 眞延, 川端, 英之, 弘中, 哲夫 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 305-306, 2022-02-17

    ...既存のモデル検査ツールSPINは並行プログラムのデバッグにおいて有用であるがシミュレーション実行によるデバッグを合わせて行うことも大きな効果が見込まれる。ランダムシミュレーションでは、ランダムに得られた動作列に着目するため開発者が想定していない箇所での仕様の漏れやバグを発見できるメリットがある。このとき動作列の全状態中の位置を可視化できればデバッグに有用であると考えられる。...

    情報処理学会

  • セキュリティ施策をデバッグするアプローチ: CISO-PRACTSIE

    高橋 正和 日本セキュリティ・マネジメント学会誌 36 (3), 3-9, 2022

    ...本稿では,ソフトウェア開発におけるデバッグやシステムテストに相当する手法として,机上演習を通じて,実務者視点からのセキュリティ施策の検証を行うCISO-PRACTSIEについて解説する。...

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  • テトリスのためのルールベースなゲーム画面認識によるデバッグAI の試作

    髙橋 秀太朗, 服部 峻, 高原 まどか 日本デジタルゲーム学会 夏季研究発表大会 予稿集 2022 (0), 45-48, 2022

    ...人間のデバッガーの代わりにバグを判別可能なデバッグAI を構築するためには、プレイ動画からのバグ発見や、効率的なバグ発見のためのプレイ操作系列の自動生成など課題は多いが、ルールベースや機械学習が応用できるのではないかと考えた。そこで本稿では、テトリスゲームを題材に、人間プレイヤー操作によるバグ発生を含むプレイ動画を画像認識して、ルールベースでバグ発見するデバッグAI を試作し、その性能を検証する。...

    DOI

  • 再帰的ブロック構造を持つ並列プログラムに対する可逆実行環境

    池田, 崇志, 結縁, 祥治 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 14 (5), 34-48, 2021-11-25

    ...,参照情報をパスとして表し,局所変数を実現する.本研究で新たに提案する方法として抽象命令生成時に作成する並列ブロックの開始および終了番地を記録したテーブルを用いて並列ブロックを起動することにより順方向,逆方向ともに並列の入れ子構造を実現する.これらの実現手法によって,ブロック構造を持つプログラミング言語に対して単純な抽象機械の実行メカニズムによって逆方向実行が可能となることを示し,並列プログラムのデバッグ...

    情報処理学会

  • プログラミング初学者のバグ修正履歴を用いたデバッグ問題自動生成の事例研究

    秋山 楽登, 中村 司, 近藤 将成, 亀井 靖高, 鵜林 尚靖 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 28 (0), 13-22, 2021-11-11

    ...<p>プログラミング初学者のためのデバッグ支援に関する研究は近年盛んに行われている.しかし,初学者のバグの傾向を捉えたデバッグの 演習問題を提供することによる学習支援は研究されていない.そこで,本研究では,そのような演習問題の生成を目指す.その方法として,実際に開発者が作成したバグ修正前後のソースコードから埋め込まれているバグを機械翻訳技術の応用により学習し,バグを生成する Learning-Mutation...

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  • 実行経路を考慮した自動テストケース生成が自動プログラム修正に与える影響の分析

    松田 雄河, 山手 響介, 近藤 将成, 柏 祐太郎, 亀井 靖高, 鵜林 尚靖 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 28 (0), 61-70, 2021-11-11

    ...テストスイートが,自動プログラム修正の結果に与える影響に関して調査を行った.調査の結果,失敗テストスイートのテスト対象クラスと,開発者による修正クラスが一致していない場合,その原因は,失敗テストケースの実行経路に,修正クラスが含まれることであると確認された.また,失敗テストケースの実行経路に含まれるクラスを考慮し自動生成したテストスイートを自動プログラム修正に用いることで,パッチの生成数は減少するが,デバッグ...

    DOI

  • 音の種類がプログラミング学習時における学習者に及ぼす影響の検証

    新濱 遼大, 須川 光, 槇原 絵里奈, 小野 景子, 幾島 直哉 同志社大学ハリス理化学研究報告 62 (3), 175-180, 2021-10-31

    ...本研究では,音の種類がプログラミング学習において与える影響の調査することで,最適な学習環境の構築を目指す.そのため,デバッグ作業時における静音環境,リラックス効果がある音環境,言語情報を含む有意味雑音環境を比較した.実験の結果,有意味雑音では学習者の集中力が低下し,課題成績が低下する可能性が高い.一方,リラックス効果がある音環境では学習者の集中力に助長作用を及ぼす可能性が高いことがわかった....

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • コード記述パターンに基づく素材コード片生成による自動プログラム修正手法

    安田 和矢, 伊藤 信治, 中村 知倫, 原田 真雄, 肥後 芳樹 コンピュータ ソフトウェア 38 (4), 4_23-4_32, 2021-10-22

    ...<p>近年,ソースコードのデバッグ作業を効率化する自動プログラム修正が注目されている.従来の自動プログラム修正手法では,欠陥が含まれる命令を,ソースコード中の別の箇所に出現する式 (素材コード片) を用いて書き換えることで,欠陥を修正する.したがって,必要な素材コード片がソースコード中に存在しない場合,欠陥を修正できない.本研究では,修正対象システムで特定のコード記述パターンがよく用いられる,という...

    DOI Web Site

  • Soliton Dataset 2021におけるマルウェアによる解析回避処理の調査

    大山, 恵弘 コンピュータセキュリティシンポジウム2021論文集 1013-1020, 2021-10-19

    多くのマルウェアがサンドボックスやアンチウィルスによる解析を回避するための処理(解析回避処理)を実行することが知られている.解析回避処理にはたとえば仮想マシンの検知や長時間のスリープがある.それらの手法についてはすでに多くの知見が共有されているが,マルウェアによる解析回避処理の利用の実態については知見が少ない.また,マルウェアの傾向は時系列的に変化するので,実態に関する過去の知見が現在にもあては…

    情報処理学会

  • 自動修正適合性:新しいソフトウェア品質指標とその計測

    九間, 哲士, 肥後, 芳樹, 柗本, 真佑, 楠本, 真二, 安田, 和矢 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2021論文集 2021 51-58, 2021-08-30

    ...ソフトウェア開発におけるデバッグコストの削減を目的とした自動プログラム修正に関する研究が盛んに行われている.自動プログラム修正技術は,欠陥を含むプログラムとテストスイートを入力とし,欠陥を取り除いたプログラムを自動的に出力する.これまでに多くの自動プログラム修正手法が提案され,多くの欠陥に適用されてきたが,修正の成功率は高くない.このような現状から,著者らは自動プログラム修正技術の研究開発に加えて,...

    情報処理学会

  • エンタープライズ系ソフトウェアの重大度別信頼性への質的影響要因の分析

    古山, 恒夫 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2021論文集 2021 157-166, 2021-08-30

    ...めるため,すべての変数を対数化して線形回帰分析を行うという方法は適用できない.そこで経済学や社会学などで用いられている負の二項回帰モデルを用いて分析した.分析の結果,重大度レベルによって信頼性に与える影響要因が異なることがわかった.重大な不具合を減少させるためには,計画段階での品質目標の実行可能性の検討とユーザ担当者のシステム経験が重要な役割を果たす.中度の不具合を減少させるためには,設計支援ツールやデバッグテストツール...

    情報処理学会

  • Ruby on Railsの初学者の躓き要因とデバッグ難易度に関する分析

    髙橋, 圭一 情報教育シンポジウム論文集 2021 202-208, 2021-08-21

    ...はこれまで Ruby on Rails を用いた Web アプリケーション開発科目の提出物であるログファイルと Git リポジトリを用いて受講者の躓き要因を分析してきた.その結果,受講者が課題着手中に発生した例外は 9 つであること,また,それぞれの例外が発生した原因として 11 個の誤りパターンがあることが確かめられた.本稿では,それぞれの例外を修正するための試行回数と修正時間を調査し,例外ごとのデバッグ...

    情報処理学会

  • プログラム実行の複雑性を克服するデバッグの新しい枠組の確立に向けて

    久米, 出, 新田, 直也, 中村, 匡秀 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 14 (3), 6-6, 2021-06-15

    ...デバッグはソフトウェア開発の他の工程,特にプログラミングと対照的にその作業効率は根本的に改善されないまま多くの労力と時間が費され,開発全体の律速段階を形成する状況が何十年も続いている.現在の一般的なデバッグ方式ではブレイクポイントの設定とプログラムの再実行,ステップ実行とスタック情報の調査を繰り返すことによってデバッグ,特に不具合箇所とその実行の時機を特定する診断が形成される.実用的なプログラムの実行...

    情報処理学会

  • NIRSを用いた小学校向けプログラミングのデバッグ学習における脳活動の評価

    竹野 英敏 日本科学教育学会研究会研究報告 35 (7), 35-38, 2021-06-12

    ...<p>本研究では,大学生を対象にNIRSを用いて,大日本印刷(株)の「プログラミング的思考」を育む小学生向けのプログラミング教材ソフト「SWITCHED ON Computing日本版」に収録されている「足し算レース」が脳にどのような影響を及ぼすかをプログラムのバグを修正するデバッグ学習に焦点を当てて評価を行い,その効果と有用性を検証した.その結果,抽象的思考や論理的思考を育む右前額部,左前額部の脳血流量...

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  • 3次元積層SiPを用いたマルチコアシステムのためのサイクルアキュレートシミュレータCubeSimの開発

    小島 拓也, 池添 赳治, 天野 英晴 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J104-D (4), 228-241, 2021-04-01

    ...されている.特に,TCI (Thru-Chip Interface)と呼ばれるチップ間無線通信技術による積層システムは用途に応じて多様なシステムを構築できる.このようなシステムの評価を行う場合ハードウェア記述言語を用いたRTLシミュレーションでは所要時間が長く,積層されるアクセラレータやシステム全体の設計を最適化するのが困難であった.また,時間のかかるRTLシミュレーションではアプリケーション開発におけるデバッグ...

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  • 花紋スモッキングの展開図に基づく紐の生成

    吉田 哲也, 藤田 真奈美 芸術科学会論文誌 20 (1), 10-20, 2021-03-30

    ...,模様を装飾する制作物で折り前と折り後の形状を行き来しやすくなると期待される.これを実現するために,プリーツを平坦にする際に模様の頂点に重ねる箇所を展開図に基づいて求める手法を提案してその性質を示すとともに,紐を生成するアルゴリズムを示す.提案法をGeoGebraを用いて実装し,装飾としての花紋スモッキングに加えて紐を用いる服飾雑貨の例としてバッグを制作した.花紋スモッキングに通した紐を用いることでバッグ...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • Scratchによる地図記号を使ったプログラミング授業実践

    河合, 真希, 山守, 一徳, 黒田, 薫子 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 793-794, 2021-03-04

    ...中学校学習指導要領では、「プログラムの制作、動作の確認及びデバッグ等ができること」の記載があり、中学ではデバッグも求められている。そこで、小学校 4年生に対し、地図記号を使ってプログラミングを体験させようと地図記号を当てるゲームのプログラムを作成させることを行った。用いたツールはScratch3.0である。...

    情報処理学会

  • オンラインIoTプロトタイプ製作におけるハードウェア画像共有システム

    関口, 知生, 井上, 雅裕, 除村, 健俊 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 759-760, 2021-03-04

    ...オンライン授業におけるグループ実験時,相互に手元を確認する手段が乏しい.そのため,教員の指示通りにハードウェアを配線することや,学生が相互にデバッグを行うことが困難である.これらの課題を解決するために,スマートフォンを利用して手元のハードウェアをリアルタイムに共有・ポイントできるシステムを開発した.本研究では,リモート環境で開催されるプロトタイプ製作場面において,システムの有用性を検証した.その結果...

    情報処理学会

  • 64bitカーネルメモリダンプ関数引数解析機能の設計と試作

    高橋, 香穂, 伊藤, 孝之, 松浦, 陽平 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 15-16, 2021-03-04

    ...そこで、障害解析の容易化を目的とし、Linuxカーネルの実行ファイルに付属しているデバッグ情報を用いて、関数引数を自動的に解析する機能の設計と試作を実施した。本発表ではその結果について報告する。...

    情報処理学会

  • 商業高校におけるデバッグ教材の開発と課題

    空谷 知之 教育情報研究 37 (1), 43-52, 2021

    ...であるが,プログラムの修正方法の指導やエラーに関する対処法などのデバッグ作業の支援が困難である場合が多い.そこで,本研究ではARCSモデルに基づく設計方略から,デバッグ支援のための教材の開発を行い,教材が学習意欲に及ぼす影響を成績上位群,成績下位群の評価データを利用し,分析を行うとともに課題を検討する....

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  • 原型分析によるOSS開発者の貢献タイプの分析

    池本 和靖, 門田 暁人 コンピュータ ソフトウェア 37 (4), 4_17-4_23, 2020-10-23

    ...<p>オープンソースソフトウェア(OSS)開発においては,コーディングを行うのみならず,開発者割り当て,デバッグ,機能拡張,コードレビュー,質問回答など,様々な貢献を行う開発者が必要となる.本論文では,貢献タイプを区別するための2つのメトリクスを定義し,多数のOSSプロジェクトの開発者の分布を分析することで, 4つの貢献タイプを同定した.さらに,各貢献タイプに属する開発者に対して原型分析を行い,最終的...

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  • マルウェアの動的解析回避処理の傾向についてのSoliton Dataset 2020の分析

    玉林, 亜喬, 大山, 恵弘 コンピュータセキュリティシンポジウム2020論文集 912-919, 2020-10-19

    ...<br>中でもデバッガでの解析を回避するもの(アンチデバッグ)や,<br>VM環境での解析を回避するもの(アンチVM)が主要である.<br>これらについてはこれまでに多くの研究がなされ様々な手法が発見され対策されているが,<br>これらの手法がどの程度の割合で利用されているのかといった具体的な知見は不足している....

    情報処理学会

  • 命令削除ミューテーションに基づく欠陥局所化の産業用ソフトウェアにおける評価

    徳本 晋, 本位田 真一 情報処理学会論文誌 61 (10), 1617-1628, 2020-10-15

    ...欠陥局所化技術はテスト結果やテスト実行情報などから欠陥の原因個所の候補を順位付けすることでデバッグの作業コストを削減するための技術である.いくつかの欠陥局所化技術のなかで,ミューテーション解析に基づく欠陥局所化技術(MBFL)は高い精度で欠陥を局所化できるが,実行コストが高い問題がある.一方,ミューテーション解析において,命令削除ミューテーションオペレータはミューテーション箇所の偏りが少なく,単独での...

    DOI 情報処理学会

  • ソースコード記述に着目したFault Localizationに対する適合性の提案

    佐々木, 唯, 肥後, 芳樹, 柗本, 真佑, 楠本, 真二 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2020論文集 2020 184-191, 2020-09-03

    ...ソフトウェア開発におけるデバッグ作業支援として,Spectrum-Based Fault Localization(SBFL)に関する研究が盛んに行われている.SBFL は,テストケースごとの成否と,どの文が実行されたかという実行経路情報を用いて,プログラム中の欠陥箇所を推測する手法である.高水準言語にはさまざまな記述方法が用意されており,ある機能を実現するためのソースコードの記述方法は幾通りも存在...

    情報処理学会

  • ミドルウェア製品開発への自動バグ修正技術適用の試み

    池田, 翔, 中野, 大扉, 亀井, 靖高, 佐藤, 亮介, 鵜林, 尚靖, 久保田, 学, 矢川, 博文, 吉武, 浩 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2020論文集 2020 79-87, 2020-09-03

    ...自動バグ修正の研究は積極的に取り組まれており,自動生成されたコードが OSS へのPull Request として取り入れられるなど自動バグ修正の有用性が高まっている.一方で,自動バグ修正ツールを企業内ソースコードに適用した結果,実際に期待するほどの性能が得られなかった例も報告されている.自動バグ修正を実際のソフトウェア開発現場で導入するためにはテスト・デバッグ工程を考慮した現場のプロセスへの導入方法...

    情報処理学会

  • 高処理効率性と高可搬性を備えた自動プログラム修正システムの開発と評価

    柗本 真佑, 肥後 芳樹, 有馬 諒, 谷門 照斗, 内藤 圭吾, 松尾 裕幸, 松本 淳之介, 富田 裕也, 華山 魁生, 楠本 真二 情報処理学会論文誌 61 (4), 830-841, 2020-04-15

    ...ソフトウェア開発において,効率的なデバッグ作業の実現を目的とした自動プログラム修正に関する研究が数多く行われている.自動プログラム修正ではバグを含むソースコードとテストスイートを入力とし,自動的にバグ修正の施されたソースコードを出力する.本論文では,著者らが開発している自動プログラム修正のための研究用プラットフォームkGenProgについて紹介する.kGenProgはプログラム修正の過程に対して遺伝的...

    DOI 情報処理学会

  • 小学6年生向け石取りゲームプログラミングの授業実践

    岩脇, 圭吾, 山守, 一徳, 桂, 良太 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 731-732, 2020-02-20

    ...中学校学習指導要領では、「プログラムの制作,動作の確認及びデバッグ等ができること」の記載があり、中学ではデバッグも求められている。そこで、小学校6年生に対し、条件分岐や繰り返し処理を含むプログラミングを経験させようと、石取りゲームのプログラムを作成させることを行った。用いたツールは、Scratch3.0である。...

    情報処理学会

  • 64bitカーネルメモリダンプにおける関数引数解析機能の開発

    高橋, 香穂, 伊藤, 孝之, 松浦, 陽平 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 21-22, 2020-02-20

    ...そのため、ソースコードと命令コードの対応を示すデバッグ情報を解析し、レジスタやメモリアドレスから引数を探す必要がある。しかし、このような解析は専門的な知識が必要であり、手間と時間がかかる。そこで、本発表では、64bit OSのカーネルメモリダンプから自動的に関数の引数を解析し表示する機能について報告する。...

    情報処理学会

  • デバッグレジスタの読み出しと書き込みの隠蔽手法の提案

    仲村, 亮祐, 佐藤, 将也, 谷口, 秀夫 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 483-484, 2020-02-20

    ...仮想計算機(VM)上のプロセスやOSの動作を監視するために,仮想計算機モニタによってデバッグレジスタを操作することで,ハードウェアブレークポイントを設定する手法がある.しかし,デバッグレジスタはVM上のOSから読み書き可能であるため,攻撃者はハードウェアブレークポイントの検知や削除によって,監視を回避する場合がある.本稿では,デバッグレジスタの読み出しと書き込みの隠蔽によりハードウェアブレークポイント...

    情報処理学会

  • Packrat parserライブラリWoodrat用アルゴリズミックデバッガの実装

    坂上, 知紀, 前田, 敦司 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 13 (1), 23-23, 2020-01-29

    ...Parsing Expression Grammar(PEG)と呼ばれる形式文法を用いるが,PEGの意味には直感的でない部分があり,正しい文法を書くことは簡単ではない.PEGを用いて文法を誤って定義した際に,誤りの発見を容易にするために,アルゴリズミックデバッギングを用いて,Woodrat用のデバッガを実装する.このデバッガは,プログラムの再帰的な実行をトレースしたものを木構造で表現し,その木構造に対してデバッグ...

    情報処理学会

  • エンタープライズ系ソフトウェアの信頼性に影響を与える質的要因の分析

    古山, 恒夫 情報処理学会論文誌 60 (11), 2048-2062, 2019-11-15

    ...して線形回帰分析を行うという方法は適用できない.そこで経済学や社会学などで用いられている負の二項回帰モデルを用いて分析した.分析の結果,新規開発プロジェクトにおいて信頼性を向上させるためには,ユーザ側の協力が重要な役割を果たすことが分かった.すなわち,ユーザ担当者の要求仕様への関与,明確な要求仕様と要求仕様変更発生の抑制,ユーザ担当者の豊富な業務経験と設計内容の十分な理解が信頼性を向上させる.また,デバッグ・テストツール...

    情報処理学会

  • Javaプログラムのデータ遷移可視化ツールTFVISにおける一定回数以上の繰り返し処理への対応

    執行 泰弘, 片山 徹郎 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 122-123, 2019-09-19

    ...<p>ソフトウェア開発において、デバッグは手間のかかる工程である。効率よくバグの原因を特定するためには、プログラマがプログラムの動的な挙動を把握することが重要である。しかし、プログラムの挙動は一般的に不可視であり、挙動を把握することは困難である。そこで、我々の研究室ではJavaプログラムのデータ遷移可視化ツールTFVISを開発した。...

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  • 深層学習によるプロジェクトを跨いだソフトウェア不具合混入予測

    川田, 秀司, 安田, 康二, 山下, 剛, 山元, 和子 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2019論文集 2019 237-244, 2019-08-22

    ...ソフトウェア構成管理システムのコミット履歴を用い,深層学習により不具合を予測する高精度の手法が提案されており,レビューやテスト,デバッグ等への利用が期待されている.しかしこの手法では予測対象プロジェクト自身のコミット履歴で学習するため,一定数のコミット履歴を持つプロジェクト以外では適用が難しい.今回,我々は複数のオープンソース ・ ソフトウェア (OSS) のコミット履歴を用いて学習を行い,この学習...

    情報処理学会

  • kGenProg: 高拡張性・高処理効率性・高可搬性を備えた自動プログラム修正システム

    柗本, 真佑, 肥後, 芳樹, 有馬, 諒, 谷門, 照斗, 内藤, 圭吾, 松尾, 裕幸, 松本, 淳之介, 富田, 裕也, 華山, 魁生, 楠本, 真二 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2019論文集 2019 78-86, 2019-08-22

    ...ソフトウェア開発において,効率的なデバッグ作業の実現を目的とした自動プログラム修正に関する研究が数多く行われている.自動プログラム修正ではバグを含むソースコードとテストスイートを入力とし,自動的にバグ修正の施されたソースコードを出力する.本稿では,著者らが開発している自動プログラム修正のための研究用プラットフォーム kGenProg について紹介する.kGenProg はプログラム修正の過程に対して...

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  • 小学生向けアンプラグド・プログラミング入門授業「ハンバーガー・ロボ」の提案と実践

    倉橋, 農, 越智, 徹, 尾崎, 拓郎, 島袋, 舞子 情報教育シンポジウム論文集 2019 299-304, 2019-08-10

    ...筆者らは,小学生向けにプログラミング的思考を促す目的で,対話的/スクリプト的実行,順次・分岐・反復を盛り込んだアンプラグド授業「ハンバーガー・ロボ」を設計し,実践を行っている.授業内では,教師扮するロボットが,口頭または指示カードによる児童の指示を受け,絵カードでハンバーガーを完成させる.ロボットに対する指示とロボットの行動に仕様が存在し,単純な順次的実行からデバッグまでを,段階に応じ実際のプログラミング...

    情報処理学会

  • 実行可能コードを対象とするスケーラブルかつ部分的パス依存なバッファオーバフロー静的検知

    黒岩, 将平, 荒堀, 喜貴, 権藤, 克彦 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 12 (3), 13-13, 2019-07-17

    ...検知手法が提案されてきた.静的手法では記号実行を用いた手法があり,高い精度でセキュリティ上の脆弱性を検知できるが大規模なプログラムを網羅的に解析することが困難である.また,ソースコードやシンボル情報を必要とせずに大規模なプログラムにも対応した手法(Kindermann, 2008)もあるが,スタック上で発生するバッファオーバフローのみを検知対象としている.そこで,本手法では実行ファイルのみを入力としたデバッグ...

    情報処理学会

  • プログラミング教育におけるデバッグ支援

    後藤 孔, 藤中 透 システム制御情報学会論文誌 32 (6), 249-255, 2019-06-15

    <p>When compiling a program containing syntax errors, the error messages produced by a compiler may be confusing for beginners who are learning a programming language. This leads to difficulties in …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 車載LANへ侵入するマルウェアの証拠保全を行うカーネル上のフォレンジック機構

    大平, 修慈, 井上, 博之, 新井, イスマイル, 藤川, 和利 情報処理学会論文誌 60 (3), 791-802, 2019-03-15

    ...LANへ侵入するマルウェアとしてMiraiに車載LANへDoS攻撃を行う機能を追加したマルウェアを感染させる実験を行い,その際の証拠データを分析した.実験結果から,保全された証拠データからマルウェアの攻撃時の特徴的なシステムコールや車載LANの異常なメッセージの増加,感染時にTelnet通信が頻繁に行われるといった挙動が観測でき,フォレンジック機構の有効性を確認した.また,フォレンジック機構が,アンチデバッグ...

    機関リポジトリ 情報処理学会 HANDLE

  • プログラム実行に対するフェイズ検出を用いたログ取得量の動的変更手法の提案

    溝内, 剛, 嶋利, 一真, 石尾, 隆, 井上, 克郎 ウィンターワークショップ2019・イン・福島飯坂 論文集 2019 17-18, 2019-01-17

    ...デバッグにおいて,エラーや実行時の変数情報などの記録を目的としてロギングが行われる.ロギングによって取得した詳細なログは,プログラムの異常な挙動の原因を特定する際に役立つ.ログには詳細な情報が記録されていることが望ましいが,膨大な記録量により出力オーバーヘッドやストレージの問題が生じる恐れがあるため,サーバ運用などで常に詳細なログを取得することは現実的ではない.そこで本研究では,プログラム実行時の挙動...

    情報処理学会

  • Java デバッガによる式の監視機能の必要性と実現に関して

    久米, 出, 新田, 直也, 柴山, 悦哉, 中村, 匡秀 ウィンターワークショップ2019・イン・福島飯坂 論文集 2019 19-20, 2019-01-17

    ...Java プログラムのデバッグではしばしば式の実行時の値の調査が必要となる.標準的なデバッガはこの調査を支援するために式を評価する機能を実装している.しかしながら式の評価に副作用が伴う場合には,プログラムの本来の実行を変えてしまわないようにソースコードの書き換え等の措置が必要となる.こうした措置に掛かる労力が評価機能を用いる利点を帳消しにしてしまう事も珍しくない.式の副作用に関するこの問題を解決するために...

    情報処理学会

  • 消費者駆動契約テストパターンとその課題

    中川, 尊雄, 宗像, 一樹 ウィンターワークショップ2019・イン・福島飯坂 論文集 2019 15-16, 2019-01-17

    Web API やメッセージングによるサービス間連携を伴うソフトウェア開発手法やアーキテクチャが提唱 ・ 実践されている.各サービスごとの独立性を高めることによって,開発の高速化や品質の向上が期待される一方,サービス間の結合部分の品質を担保しづらくなるという課題がある.実際の結合を伴わず,開発の独立性を保ったままサービス間が成功裏に連携することを保証する手段として,消費者駆動契約 (CDC) …

    情報処理学会

  • eJSVMにおける対話的なプログラミング環境の実現

    大林, 健造, 岩崎, 英哉 第60回プログラミング・シンポジウム予稿集 2019 97-102, 2019-01-11

    ...時など,コード変更・実行の頻度が高い時には,毎回プログラムをコンパイルしなければならず,動作確認が手間になってしまう.そこで,eJSVM においてLisp のような対話的なプログラム実行環境を実現する.それによって,プログラムデバッグ時のターンアラウンド時間を削減することができ,プログラム開発の効率化が期待される....

    情報処理学会

  • ランダムな変異を用いたバグ入りプログラムの生成

    寺田, 実 第60回プログラミング・シンポジウム予稿集 2019 103-110, 2019-01-11

    ...デバッグ学習などのためには誤りを含むプログラムが必要である.ここで,プログラムにランダムな変異を加えることによりエラーのあるプログラムを生成して,ソフトウェアテストシステムのエラー検出能力の評価に用いる mutation testing という手法が知られている.本発表では,この手法を用いて「良い」バグ入りプログラムを生成し,デバッグ技術の習得やデバッグ手法のベンチマークに利用することを目指す....

    情報処理学会

  • CbCを用いたPerl6処理系

    清水, 隆博, 河野, 真治 第60回プログラミング・シンポジウム予稿集 2019 17-30, 2019-01-11

    ...処理速度がPerl5と比較し非常に低速である.この問題を解決するためにContinuation based C (CbC)という言語を一部用いてMoarVMの書き換えを行う.CbCはCよりも細かな単位で記述が可能である為, 言語処理系の実装に適していると考えられる.CbCに関する今までの研究においては, 言語処理系にCbCを利用した事例が少ない.その為, 本稿ではCbCを言語処理系に用いた場合の利点やデバッグ...

    情報処理学会

  • スマートフォンゲーム開発における信頼度成長曲線を用いたソフトウェア信頼性評価

    柿崎 憲, 中林 寿文 デジタルゲーム学研究 12 (1), 23-29, 2019

    スマートフォンゲーム開発は、市場競争の激化とともに大規模化が進んでいるが開発期間は必ずしも 比例することはなく、開発はより困難になっている。投資回収には適切な製品品質が必須でありソフトウェア の信頼性評価は重要だが、スマートフォンゲーム開発における実践報告は多くはない。本稿ではスマートフ ォンゲーム開発で用いる信頼性評価指標が備える必要がある特徴を明らかにし、この特徴を備えた指標とし …

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  • デバッグ情報とシグナルを用いたメモリエラーの修復

    濱田, 槙亮, 穐山, 空道, 並木, 美太郎 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2018 90-97, 2018-11-22

    ...情報から得られるデータの型や論理的構造をもとに周辺データを取得して元のデータを推測する.提案システムを実装し,擬似的な Approximate Computing 適用環境の中で,エラーが起きても継続して実行ができることを確認した.またデバッグ情報を基に推測してデータを修復することで,計算結果への誤差を抑えることも確認できた....

    情報処理学会

  • 関数型言語SML#のためのネイティブコードレベルデバッグ環境の実現方式

    大野, 一樹, 上野, 雄大, 大堀, 淳 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 11 (3), 1-13, 2018-09-20

    ...やメモリの扱いにも依存しうる.このようなプログラムのデバッグを行うためには,単にSML#のソースコードレベルで実行を追跡するだけでなく,SML#コンパイラが生成したマシンコードの振舞いを直接追跡できることが望ましい.以上のようなデバッグ環境を関数型言語においても実現することに向けた第一歩として,著者らはGDB(the GNU Project Debugger)を用いてSML#プログラムをデバッグ可能...

    情報処理学会

  • 汎用ゲームエンジンに外付けするデバッグ環境の提案

    茂原, 敦之, 水口, 充 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2018論文集 2018 31-35, 2018-09-06

    ...また、必要とするデバッグ内容に応じて外部プログラムを変更、もしくは追加して作成すればよい。外部プログラムにはプレイログやAIなど多様なデバッグ方法を利用できる。...

    情報処理学会

  • 効果的にソフトウェアバグを見つけて修正し減らすことを目指したテスト,デバッグ,品質管理

    丹野, 治門, 高田, 眞吾 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018論文集 2018 269-269, 2018-08-29

    .../ 深層学習を活用した新しいタイプのソフトウェアも増えると予想されるが,これらのソフトウェアでは実行結果の正誤判断 (何がバグであるかの判断) 自体難しいことも多く,このようなソフトウェアの品質をいかに確保するかも重要になっていくと考えられる.本ワークショップでは,様々なタイプのソフトウェア,様々な開発スタイルにおいて,効果的にソフトウェアバグを見つけて修正し減らすことを目指し,(1) テスト,デバッグ...

    情報処理学会

  • Javaプログラムのデータ遷移可視化ツールTFVISの開発

    佐藤, 拓弥, 片山, 徹郎, 喜多, 義弘, 山場, 久昭, 油田, 健太郎, 岡崎, 直宣 情報処理学会論文誌 59 (4), 1137-1149, 2018-04-15

    ...ソフトウェア開発におけるデバッグは,手間のかかる工程である.プログラムの欠陥を効率良く特定するためには,プログラム実行時の挙動を把握することが重要である.しかし,プログラム実行時の挙動は一般的に不可視であり,その挙動がどこまで正しかったのかを把握することは困難である.そこで,本研究では,Javaプログラムのデバッグの効率化を目的として,プログラムの欠陥特定を支援するデータ遷移可視化ツールTFVIS(...

    情報処理学会

  • 動的解析によるAndroidアプリが取得しているプライバシー情報の調査

    程, 斌, 角田, 裕太, 細谷, 竜平, 森, 達哉, 齋藤, 孝道 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 513-514, 2018-03-13

    ...Androidアプリケーションでは,APIを利用して使用者に関する情報および端末を特定できる情報を収集し,外部へ送信されることがある.それらによって使用者の個人情報が意図せずに第三者に送信される可能性がある.そこで,本研究ではAndroidマーケットでリリースされている人気アプリケーションに対しJavaのデバッグインターフェースを利用し,動的解析を行うことによってAndroidアプリケーションが取得...

    情報処理学会

  • ミューテーション解析における非利用アサーションの実証評価

    徳本, 晋, 石井, 康嗣 ウィンターワークショップ2018・イン・宮島 論文集 2018 20-21, 2018-01-11

    テストコードにおいてアサーションは結果確認のために必要な記述であるが,過剰な数のアサーションはテストコードの保守性やテスト実行時間を悪化させる恐れがある.本稿では,実際のテストコードにおいてアサーションの適正な記述量を考察すべく,7 件のJava 資産に対してミューテーション解析を適用し,バグの検出に貢献していないアサーションがどれだけ存在するかについて調査を行った.結果として,平均で …

    情報処理学会

  • ライブラリのバージョン更新支援のための実行トレースからのテストケース生成

    嶋利, 一真, 石尾, 隆, 井上, 克郎 ウィンターワークショップ2018・イン・宮島 論文集 2018 22-23, 2018-01-11

    ソフトウェア開発において,ライブラリの利用が盛んに行われている.ライブラリは機能追加やバグ修正のために頻繁に更新されており,その変更がソフトウェアの振舞いを変えてしまう可能性がある.本研究では,利用するライブラリを更新したときの影響の評価を低コストで行うために,ライブラリ更新前後におけるソフトウェアの動作を記録,比較する手法を提案する.

    情報処理学会

  • セキュリティバグ修正におけるCVE 情報の実証実験に向けて

    中野, 大扉, 亀井, 靖高, 佐藤, 亮介, 鵜林, 尚靖 ウィンターワークショップ2018・イン・宮島 論文集 2018 18-19, 2018-01-11

    ソフトウェア開発において,依存関係があるライブラリにセキュリティバグが発生した場合に,それに対応することがある.本研究では,セキュリティバグの識別子である CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) が,OSS 開発内でどのように扱われているかを明らかにすることを目的とする.本稿では,今後行う分析の方針を示す.

    情報処理学会

  • LTL式による動作ログからの不具合要因特定支援ツールの構築

    十川, 雄司, 青山, 裕介, 黒岩, 丈瑠, 久代, 紀之 ウィンターワークショップ2018・イン・宮島 論文集 2018 16-17, 2018-01-11

    製品が市場で不具合を発生した場合,動作ログから不具合の要因を特定する.その際,動作ログが膨大であること,不具合が動作ログに現れない場合があることから,要因の特定作業には多大な時間がかかる.LTL 式を用いた状態判定機能と,動作ログ内の不具合要因を絞り込めるツールを開発した.ツールによって不具合要因特定の工数が削減できた.これは LTL …

    情報処理学会

  • エンタープライズ系ソフトウェアの信頼性に影響を与える質的要因の分析

    古山, 恒夫 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2017論文集 2017 46-57, 2017-08-23

    ...することにより稼働後不具合数に影響を与える質的要因を明らかにした.稼働後不具合数がゼロの値をもつプロジェクトが 30 % 程度占めるため,すべての変数を対数化して線形回帰分析を行うという方法は適用できない.そこで経済学や社会学などで用いられている負の二項回帰モデルを用いて分析した.分析の結果,新規開発プロジェクトにおいて信頼性を向上させるためには,ユーザ側のプロジェクトへの関与,要求仕様変更発生の抑制,デバッグ...

    情報処理学会

  • ソフトウェアの実行を分析するための低侵襲なモニタリングツールの試作

    嶋利, 一真, 石尾, 隆, 井上, 克郎 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2017論文集 2017 224-227, 2017-08-23

    ...本研究では,ソフトウェアの内部状態を迅速に分析する方法として,開発者が指定した内部情報に限定して情報収集を行う低侵襲デバッグを提案する.ソフトウェアの実行について調べたい情報が決まっているとき,デバッガが開発者に指示された情報だけをソフトウェアの実行を短時間の停止だけで読み出すことで,ソフトウェアの実行への影響を最小化すると同時に,開発者への迅速な応答を実現する....

    情報処理学会

  • 実行中のスマートフォンアプリが扱う情報をリアルタイムに可視化する開発環境の構築

    坂本, 大輔, 原崎, 將吾, 村尾, 和哉, 望月, 祐洋, 西尾, 信彦 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 1534-1539, 2017-06-21

    ...スマートフォンのさまざまなセンサを用いてユーザの測位や行動認識を行い,状況に応じたサービスを提供するアプリケーションの研究が盛んである.測位手法や行動認識手法を提案するには,開発する際にアルゴリズムが想定通りに動作しているかの検証やプログラムのデバッグが必要である.しかし,現状の検証やデバッグ方法では視認性に優れないなどの問題があり,開発者の負担となる.そのため,これらのプログラムをデバッグする時に...

    情報処理学会

  • ナビゲーションによるデバッグプロセス体験学習システム

    浅井, 俊伍, 酒井, 三四郎 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 709-710, 2017-03-16

    ...一般的にプログラムのデバッグは,自身の過去の経験に基づいてバグの潜む箇所を予測したり,デバッグプロセスに従ってバグの潜む箇所を探したりして行われる.しかし,プログラミング初学者は経験が乏しく,デバッグプロセスも知らないため,デバッグに行き詰り,プログラミングに苦手意識を持ってしまう初学者もいる.本研究では,ナビゲーションに従って実際にデバッグを体験し,どのような考え方や方法でデバッグが行われているかを...

    情報処理学会

  • LLDBを用いたソース-to-C型トランスレータ用ソースレベルデバッガの実装手法

    柳, 震, 小宮, 常康 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 307-308, 2017-03-16

    ...C言語のデバッガでデバッグすることもできるが,ソース言語レベルでデバッグできることが望ましい。そこで,ソース言語レベルのデバッグコマンド引数を,対応するC言語のデバッグコマンド引数へ変換することで,C言語デバッガを用いたソース言語レベルデバッガを実現できる。本研究ではLLDBを用いたソース言語レベルデバッガの実装手法を提案する。...

    情報処理学会

  • 関数呼び出しを含むLLVM IRプログラム用スライシングツールの開発

    Huu, Hoang,Nguyen, 芳賀, 博英, 斎藤, 崇雅, 増原, 孝昭 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 255-256, 2017-03-16

    ...プログラムスライシングはプログラムの依存関係を解析する技術であり,ソフトウェアテスト,デバッグ,プログラム理解,コード最適化など,広範囲に応用されている.また,LLVMは多くのプログラム言語に対応したコンパイル基盤であり,LLVM IRは特定のプログラミング言語とCPUアーキテクチャに依存しない中間表現である.本研究では, 様々な言語への適用を目指して,LLVM IRを対象としたプログラムスライシングツール...

    情報処理学会

  • 水中ドローンの実験環境の開発

    島袋, 真成, 早川, 栄一 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 85-86, 2017-03-16

    ...OpenROVの開発環境について報告する.OpenROVは,インタフェースボードおよび制御ボードにおいて,プラグイン機能で独自機能を開発することが可能であるが,水中ドローンの実行は水中に沈める必要があり,検証場所の選定や機器故障のリスクなどの困難を伴う.この問題に対して,デバイスの制御確認,ボード間の通信監視とロギング,およびセンサデータのシミュレート機能の三つの機能を実装することで,机上でプラグインのデバッグ...

    情報処理学会

  • タブレット端末で動作する,マイコン用ビジュアルプログラミング環境aiBlocksの開発

    光永, 法明, 井芹, 威晴, 吉田, 図夢 情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) 3 (1), 53-63, 2017-02-22

    ...チップで計算機を構築できるコンピュータが,家電,車といった製品の中だけでなく,趣味の電子工作や学校でのプログラミングの学習にも使われている.しかし,そのプログラミングに使えるタブレット端末上のビジュアルプログラミング環境はみあたらない.もし,そのような環境があればマイコンや電子工作に親しむ層が増えると期待される.ところで,マイコンにインタプリタを載せればプログラミング環境にコンパイラは不要であり,デバッグ...

    情報処理学会

  • クリエイティブクラスへのマネジメントアンチパターン把握に関する提案

    森本 千佳子, 増田 礼子, 松尾谷 徹 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2017f (0), 46-49, 2017

    我々の研究は、新技術・新サービス開発に積極的に取り組むクリエイティブな人材(クリエイティブクラス)に対する、現場監督的なマネジメントへの不満足の調査と尺度化である。そこには2つの背景があると考える。一つには我が国のモノ作りの時代を支えた規範からの逸脱を極度に嫌う文化が、デザイン思考で様々な試行錯誤から新たなサービスを生み出す現代のビジネス進行を抑圧している可能性である。もう一つは、日本の企業文化…

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  • 規則違反コードの構造を反映した木パタンを用いるコード検査器

    中村, 真也, 鵜川, 始陽, 馬谷, 誠二 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 9 (4), 1-15, 2016-09-12

    プログラマはコーディング規約や規則に従わねばならない.ライブラリには,API呼び出しの手順などに特有の規則を定めているものがあり,規則に従わないプログラムは正しく動作しない.また,ソフトウェアの脆弱性の原因となる危険なコードパタンや,それを避けるためのコーディング規約がよく知られている.このような規則や規約に違反したコードを発見するために,多くの検出ツールが開発されている.しかし,規則や規約ごと…

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  • Javaにおけるオブジェクト中心のデバッガ

    山﨑, 翔, 久保田, 吉彦, 紫合, 治 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2016論文集 2016 119-126, 2016-08-24

    ...プログラム開発に統合開発環境 (以下,IDE) を用いた場合,デバッグ時には IDE の提供するデバッガを用いることが多い.ユーザは Graphical User Interface (以下,GUI) 上でソースコード上にブレークポイントを設定し,デバッグ実行を行ない,ブレークポイントで実行を中断させプログラムの確認をする.しかし,ブレークポイントを適切な位置に設定するためには対象プログラムの動作に...

    情報処理学会

  • 動的トレースを用いたアセンブリ命令レベルの割込み処理カバレッジ解析

    肥塚, 真由子, 黒田, 亮, 松崎, 秀則, 渡邊, 竜明 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2016論文集 2016 257-258, 2016-08-24

    ...組込みシステムにおいて,割込み処理はリアルタイム OS 等で要求される高速応答性のための重要な技術である.割込み処理によって優先度の高いタスク等に直ちに対応することが可能となる一方で,割り込み処理の制御が不適切な場合には予期しない不具合の要因ともなる.割込み処理に起因する不具合は,ソフトウェアの静的解析では検出・再現できないケースも多く,デバッグコストを増大させる原因となっている.本研究では,割込み...

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  • 解析表現文法の開発支援のためのデバッガ

    本多, 峻, 須藤, 建, 倉光, 君郎 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 9 (2), 2-2, 2016-05-24

    ...されたバックトラックの発生が文法開発を困難にしている.本発表では,PEG文法開発を動的に支援するため,PEGデバッガを提案する.PEGデバッガは,独自のPEGインタプリタ上で動作し,ブレークポイント,スタックトレース,ステップ実行などの伝統的なデバッガの機能と,PEG特有の困難さに対する支援を行う機能がある.我々は,PEGデバッガをNez構文解析ツールライブラリの一部として実装し,いくつかの困難なデバッグ...

    情報処理学会

  • LLVM IR を対象としたプログラムスライシングツール

    齋藤, 崇雅, 粟田, 大樹, 増原, 孝昭, 芳賀, 博英 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 397-398, 2016-03-10

    ...プログラムスライシングはプログラムの依存関係を解析する技術であり,ソフトウェアテスト,デバッグ,プログラム理解,コード最適化など,広範囲に応用されている技術である.また,LLVMは任意のプログラム言語に対応可能なコンパイル基盤であり,LLVM IRは特定のプログラミング言語とCPUアーキテクチャに依存しない中間表現である.本研究では,より多くのプログラミング言語に対応したプログラムスライスを求めるツール...

    情報処理学会

  • 変数の変更履歴を用いたデバッグ支援

    下山, 真明, 寺田, 実, 丸山, 一貴 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 313-314, 2016-03-10

    ...C言語でデバッグ困難なものに、バッファオーバフローによるメモリ破壊のバグがある。通常はデバッガのウォッチポイントを用いるが、ループ制御変数のように正当な代入が多い場合には破壊を発見するのは困難である。メモリ破壊のバグは規則的な変化を壊しているので、変数の変更履歴を記録して可視化することで、破壊的な代入を捕捉することができる。...

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  • 関数型言語SML#による開発支援のためのEclipseプラグインの開発

    高梨, 勝敏, 菊地, 大介, 齋藤, 邦夫, 手塚, 大 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 227-228, 2016-03-10

    ...このプラグインはEclipseによるSML#のプロジェクト単位でのソース管理,ソースの編集,コード補完,デバッグ支援およびドキュメント生成の各機能を提供する。SML#にはデバッガは提供されていないが,コンパイラの対話型モードによるコード評価および型推論機構を利用して簡易デバッガ機能を実現した。今後,開発プロジェクトで用いながら本プラグインの実用性の評価を行う。...

    情報処理学会

  • SIMD拡張MIPSソフトコアプロセッサ向けのリモートデバッガの実現

    深堀, 陽介, 平石, 康祐, 橋本, 瑛大, 大津, 金光, 横田, 隆史, 大川, 猛 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 107-108, 2016-03-10

    ...分野向けにSIMD命令拡張することで演算性能の底上げを行ったMIPSソフトコアプロセッサであるMIQS (MIPS Instruction processor with Quadword SIMD extension)プロセッサを開発している.MIQSプロセッサ用のアプリケーションの開発支援環境は不十分であるため,環境構築しアプリケーション開発を効率化する必要がある.本稿では,開発支援環境の一つであるデバッグ...

    情報処理学会

  • プログラマのスキル評価のためのログデータ解析

    橋本, 玄基, 清野, 真理子, 大枝, 真一 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 899-900, 2016-03-10

    ...現在,プログラマのスキルはプログラムの完成度のみによって評価されている.本研究では,デバッグ能力やコーディング速度なども含めたものをプログラマスキルとし,それらを評価するためにプログラム作成中のログデータを用いることを提案し,解析する.学生のテスト時や授業中のキーストローク履歴を混合正規分布モデルによるクラスタリングを用いて解析を行った.クラスタリングの結果及び平均ベクトルによるクラスタ間比較とクラスタ...

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  • データ解析・技術計算言語MATLABの活用法

    高井 正三 富山大学総合情報基盤センター広報 13 53-77, 2016-03

    ...本稿では,1)MATLABで何ができるか,2)MATLABの起動,終了,対話型プログラミングの操作,3)MATLABとのデータの入出力方法,4)プログラム・ファイルM-Filesの編集,デバッグ方法,5)ベクトル,行列,線形代数の計算方法,6)多項式計算と補間,7)MATLAB関数,8)データ解析と統計処理,そして,9)データをグラフ化,可視化する方法を解説します。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • ソフトウエア開発プロジェクトにおける協業状態の把握に関する研究

    森本 千佳子, 松尾谷 徹 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2016.Autumn (0), 172-183, 2016

    本論文は、チームの協業状態を把握する方法の試行結果を報告するものである。特に近年ではダイバーシティの進展により様々なバックグラウンドを持つメンバーとの協業が増えている。効果的にチームビルディングを行うことの重要性は実社会では理解されているものの、客観的にチーム状態を把握するのは難しく、実務の場面ではプロセス審査場面や職場観察などで行われるのが一般的である。本研究では、経済学の分野で所得格差の把握…

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  • Windows 7 x64環境におけるマルウェア解析向けデータ取得法

    中野, 進, 大月, 勇人, 明田, 修平, 瀧本, 栄二, 齋藤, 彰一, 毛利, 公一 コンピュータセキュリティシンポジウム2015論文集 2015 (3), 831-838, 2015-10-14

    ...増加を続けるマルウェアへ対策を行うためには,それぞれの挙動を明らかにしなければならない.Alkanet は,解析動作を妨害するアンチデバッグ機能を持つマルウェアに対しても有効な動的解析機構である.現行の Alkanet は,マルウェア解析環境として 32bit 版 Windows XP のみを対象としているが,より新しいバージョンの Windows へとシェアが移行してきている.そのため,普及率の高...

    情報処理学会

  • 並列分散処理向けプログラミング言語X10向けの対話的にフィルタリング可能な挙動可視化ツールの開発

    板橋, 晟星, 佐藤, 芳樹, 千葉, 滋 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 8 (3), 22-32, 2015-09-21

    ...本研究では,並列分散処理向けプログラミング言語X10の暗黙的な挙動を解析するためのプロファイラおよびビジュアライザを開発した.X10では非同期処理や分散処理が抽象化されるため,スレッド生成や同期,移動,分散ノード間通信のような低レベルな操作がX10処理系によって自動的に行われる.そのような暗黙的なプログラムの動作は可読性や保守性を高める一方で,チューニングやデバッグを困難にさせる可能性が出てくる.しかしながら...

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  • 電源ノイズ起因タイミング故障のデバッグにおけるC言語ベース故障検出手法の有効性評価

    増田, 豊, 橋本, 昌宜, 尾上, 孝雄 DAシンポジウム2015論文集 2015 193-198, 2015-08-19

    ...EDM の電気的故障への有効性を評価するため,我々は二つのシナリオを考えた.(1) オリジナルプログラム実行時に発生した電気的故障をデバッグしたい, (2) プロセッサに潜在する電気的故障を出来るだけ知りたい.本研究では EDM を電気的故障高速検出用に変形し,両シナリオにおいて電源ノイズ起因タイミング故障に有効か実験的に評価した.評価により,EDM を用いてオリジナルプログラム実行時の故障をデバッグ...

    情報処理学会

  • JavaベースのFPGA向け高位合成処理系の実装と活用事例

    三好, 健文 DAシンポジウム2015論文集 2015 107-107, 2015-08-19

    ...FPGA によるハードウェア開発コストの軽減を目的に,Java プログラムを合成可能な VHDL/Verilog HDL に変換する処理系 Synthesijer を開発しています.パソコン上でソフトウェアとして実行し動作を確認した Java プログラムをハードウェア化できるため,機能レベルのデバッグコストの削減が期待できます.本発表では,FPGA を使った開発案件に携わる一技術者の立場からみた高位合成技術...

    情報処理学会

  • 並列分散軽量プログラミング言語に適したブレークポイント手法

    工藤, 朋哉, 小宮, 常康 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 291-292, 2015-03-17

    ...プログラミングのデバッグにおいてブレークポイントがよく知られている。並列プログラミングにおいては、SPMDのように全てのプロセスが同じプログラムを実行する場合は一つのブレークポイントによりすべてのプロセスを停止できるが、異なるプログラムを実行する場合にはそれぞれのプログラムに適切なブレークポイントを設定する必要があり煩わしい。...

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  • Synthesijerを使ったJavaによるFPGA開発のはじめ方

    三好健文 組込みシステムシンポジウム2014論文集 2014 3-3, 2014-10-15

    ...高水準言語による開発を可能にする高位合成処理系を使う FPGA 開発手法は,コスト削減に有効なアプローチである.Synthesijer (http://synthesijer.sourceforge.net/) は,Java プログラムを HDL に変換するオープンソースの高位合成処理系である.パソコン上でソフトウェアとして実行,動作を検証した Java プログラムをハードウェア化できるため機能レベルのデバッグコスト...

    情報処理学会

  • マルウェア観測のための仮想計算機モニタを用いたシステムコールトレース手法

    大月, 勇人, 瀧本, 栄二, 齋藤, 彰一, 毛利, 公一 情報処理学会論文誌 55 (9), 2034-2046, 2014-09-15

    ...マルウェア対策には,マルウェアの挙動を調査する必要がある.しかし,次々に新種のマルウェアが出現しているため,個々のマルウェアの調査に時間を費やすことはできない.このような場合,実際にマルウェアを動作させて挙動を調査する動的解析が有効である.従来の解析システムは,処理速度が十分でなかったり,アンチデバッグ機能により解析していることをマルウェアに検出されるなどの課題を有していた.そこで,我々は,それらの...

    情報処理学会

  • Ambient Calculusのための統合開発環境

    加藤, 暢, 宮井, 亜人夢, 佐々木, 大和, 樋口, 昌宏 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 7 (4), 40-40, 2014-08-29

    ...Javaなど一般的な言語に対するIDEの持つ基本的なプログラミング支援機能に加え,AC特有の性質に対応した以下の4つの特徴的な機能を有する.(1) ACの代数式のもつ動的な階層構造をグラフィカルに記述し,それをプロセス式に変換する機能.(2) ACのプロセス式の持つ非決定的な選択動作に対し,それらすべてをプログラマが明示的に選択し逐次実行する機能,実行後に後戻りする機能など,AC特有の動作に対応したデバッグ...

    情報処理学会

  • CMSを合理的に選択するためのソフトウェア特性指標の策定

    粂野, 文洋, 小濱, 裕太, 新井, 紀子 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集 2014 143-145, 2014-08-25

    近年の Web サイト構築においては,コスト削減等の効果を狙い,Web に関する様々な機能があらかじめ提供されている Content Management System が利用されるケースが増えている.しかし,非常に多くの CMS が公開されており,その内容も多様であることから,ユーザの要求に合致した効果的な CMS を合理的に選択することは難しい状況となっている.本実践論文では合理的な …

    情報処理学会

  • 故障モジュール中の欠陥メソッド特定

    畑, 秀明, 門田, 暁人, 松本, 健一 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集 2014 131-136, 2014-08-25

    ...ソフトウェアの欠陥予測は,全モジュールのうち欠陥が含まれている可能性の高いモジュールを予測する.この予測によって,テストやレビューの工数を効率よく集中させることが期待されている.しかし実際のソフトウェア開発環境では担当モジュールが定められていることもあり,全てのモジュールから欠陥モジュールを予測することが好ましくないこともある.また,デバッグ時に,故障していると思われるモジュールをある程度特定できていることもある...

    情報処理学会

  • ソフトウェアメトリクスアプローチに基づくコンピュータシステムのインフラストラクチャ品質の検証

    尾花, 将輝, 花川, 典子 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集 2014 137-142, 2014-08-25

    コンピュータシステムおけるインフラストラクチャの品質を改善するために,デザインシートを用いたインフラストラクチャの特徴を計測するメトリクスを提案する.提案するメトリクスはソフトウェアプロダクトメトリクスのソースコードの規模,結合度と凝集度の概念をインフラストラクチャのデザインシートに適用し,インフラストラクチャの規模を示す LOI(Line of Item),結合度を示す …

    情報処理学会

  • Javaプログラム実行時のデータ遷移可視化によるデバッグ支援

    中村, 紘人, 片山, 徹郎, 喜多, 義弘, 山場, 久昭, 岡崎, 直宣 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集 2014 125-130, 2014-08-25

    ...本研究では,プログラムのバグの原因特定を支援しデバッグの効率を向上させるために,Java プログラム実行時のデータ遷移可視化を行う手法を提案する.本手法はプログラム実行時の各変数の状態や更新といったデータ遷移を可視化することによって,プログラムの挙動の把握を支援し,デバッグを容易にする.我々は本手法の有用性を示すために,本手法を用いた可視化ツール TVIS(transitions visualization...

    情報処理学会

  • 電源ノイズ起因電気的故障を対象としたソフトウェアベース高速エラー検出手法の性能評価

    増田, 豊, 橋本, 昌宜, 尾上, 孝雄 DAシンポジウム2014論文集 2014 203-208, 2014-08-21

    ...チップの動作検証時に電気的タイミング故障のデバッグが課題となっている.電気的故障は電源ノイズ,温度変化等の動的変動要因に依存し,発生条件が複雑で発生から検出までの時間が長いという問題がある.C 言語ベースで実装可能な高速故障検出手法として EDM(Error Detection Mechanisms) 変換がある.EDM では入力プログラムをブロック単位で複製し,複製したブロックの実行結果を定期的に...

    情報処理学会

  • 義務教育段階における設計重視型プログラミング教育の提案

    大村基将, 紅林秀治 情報教育シンポジウム2014論文集 2014 (2), 103-110, 2014-08-17

    ...義務教育段階の生徒らを対象としたプログラミング教育において,設計を重視するフロントローディング型の開発プロセスの導入を提案する.ソフトウェア開発を含む製品設計では,抽象度の高い概念的な内容から具体的な内容へ落としこむ設計段階を設定する.一方プログラミング教育では,設計は軽視されデバッグによる改善活動が主となる.その設計段階は,設計を正しく実施することで,製品開発では問題の早期発見や段階的な知識・技能...

    情報処理学会

  • 電力モデルに基づくアプリ消費電力可視化ツールの評価

    神山, 剛, 稲村, 浩, 太田, 賢 情報処理学会論文誌 55 (8), 1866-1875, 2014-08-15

    Androidアプリケーションの実利用環境において利用可能なアプリ消費電力の評価手法を提案する.本手法は,スマートフォンを構成する各ハードウェアコンポーネントの特性と消費電力の関係から生成した端末の消費電力モデルを用いることで,アプリ消費電力の推定を可能にする.本論文では,近年の端末の消費電力を妥当な精度で推定できること,推定に必要なログ収集の負荷が低いことを要件とした評価手法を実現するため,マ…

    情報処理学会

  • F#を用いた非同期プログラミングによるユビキタスコンピュータ群の制御手法

    永井宏典, 柳沢豊, 寺田努, 塚本昌彦 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集 2014 1847-1852, 2014-07-02

    ...としたユビキタスコンピュータ群の制御手法を提案する.関数型プログラミング言語は命令型プログラミング言語と比べて,同じ処理を記述する場合のコード量が少なくなる,並列・分散処理の記述に有利となる.という特徴をもつ.また,副作用のないコードを記述でき,実行時エラーが発生しにくい.F#は,マイクロソフトがOCamlをベースとして開発している関数型プログラミング言語である.Visual Studioで開発やデバッグ...

    情報処理学会

  • 対話的なソースコード検索ツールの提案

    平山, 拓朗, 丸山, 一貴, 寺田, 実 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 395-396, 2014-03-11

    ...プログラムを保守する際,デバッグ対象となるプログラムについての経験が乏しい場合,処理の流れを逐一追って理解する必要があり,とても時間がかかる.ソースコード検索を利用すると着目している処理に関する記述を探すことができ,読むべきコードの量を減らすことができる.現在多く使用されている統合開発環境には単純なテキスト検索機能の他に,言語要素(変数,型など)を解釈する専用の検索機能がある.前者の場合,検索語の出現行...

    情報処理学会

  • Webアプリケーションのフロー記述フレームワーク

    富田裕紀子, 段希倫, 前田敦司 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 359-360, 2014-03-11

    ...Ajaxを用いたWebアプリケーションにおいて, 開発者が直感的に分かりやすいプログラムを記述できるようなフレームワークを提案する.従来手法では, サーバサイドのプログラムは分散している処理の記述を状態変数で繋ぐことで実装するため, 全体の流れが分かりにくく,開発者のデバッグ作業が困難になるという問題が発生する.これを分かりやすくするために, セッション全体をひとまとまりの処理として扱い,そのセッション...

    情報処理学会

  • GPUオンチップマイクロコントローラへのデータ転送処理オフロード

    藤居, 祐輔, 安積, 卓也, 西尾, 信彦, 加藤, 真平 情報処理学会論文誌 55 (2), 1048-1058, 2014-02-15

    ...行われると,ホストへの負担が増えるとともに,デバイス制御や処理の同期によってレイテンシが発生する.さらにGPU処理では,データをデバイスメモリへと転送する必要があり,上記問題を悪化させ,データ転送処理自体にも影響を与える.そのため我々は,GPU制御処理の一部をGPUマイクロコントローラ上で動作するファームウェアへオフロードし,GPU処理の効率化をめざす.本論文では,オフロード基盤としてコンパイラ,デバッグ...

    情報処理学会

  • フレームワーク誤用による副作用の可視化手法

    久米, 出, 中村, 匡秀, 新田, 直也, 柴山, 悦哉 ウィンターワークショップ2014・イン・大洗 論文集 2014 7-8, 2014-01-16

    ...本論文では誤用によって発生した副作用のデバッグ支援を目的とした新しい可視化手法と実用的なアプリケーションへの適用例を紹介する。...

    情報処理学会

  • 組込みシステム教育用マイコンボードの開発

    山本 椋太, 木下 大輔, 大西 孝臣, 阿部 司, 吉村 斎 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1037-1038, 2014

    ...RENESAS社製)を用いて,組込みシステム教育用マイコンボードの開発を行う.ハードウエアは,汎用I/O,RS-232C通信,モータ制御およびイーサネットなどの実験を行うことができる自作マイコンボードおよびベースボードを開発する.ソフトウエアはGCC,GDBおよびTOPPERS/ASPカーネルを用いて,実験実習環境を構築する.最終的には,TOPPERS/ASPカーネルをGCCでビルドし,GDBでRTOSをデバッグ...

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  • 重み付き型エラースライスの提案

    対馬 かなえ, 浅井 健一 コンピュータ ソフトウェア 31 (4), 4_131-4_148, 2014

    ...であった.しかし,プログラムによっては,人の目から見て,明らかに可能性が異なると思われる例が存在する.本研究ではそのような例に対して,重みを付けた型エラースライスを求めることを目的とした.本手法の利点は2つ挙げられる.1つはコンパイラの型推論器を使用することである.それにより,型エラースライサの拡張性・保守性が高いという利点が得られる.もう1つは型エラースライスに重みを付けたことである.それによって型デバッグ...

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  • Hanoi: 複数レイヤーのトレースログを用いたHadoopのパフォーマンス解析

    清水, 裕亮, 櫻井, 孝平, 山根, 智 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2013 54-63, 2013-11-27

    ...管理等のフォールトトレラント性) を意識する必要なく,容易に分散プログラムを書くことができる.しかし,このような大規模分散処理システムにおいては,ネットワーク上で相互に接続された複数の計算機上のプロセスは非決定的であり,システム動作の再現は困難である.また,障害の種類も,アプリケーション自身のバグ以外に,ハードウェア,ネットワーク,クライアントの行動による障害など多層にわたっており,種類が多いこともデバッグ...

    情報処理学会

  • 大規模分散アプリケーションの実証を可能とする PIAX Testbed の実装

    寺西裕一, 下條真司 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 2013 (6), 110-115, 2013-11-27

    ...コンピュータ,サーバ) 実機上でのを用いた並列分散処理を行なうアプリケーションの実証実験を簡単化し,少ない手間で検証や評価を行なうことを可能とする PIAX Testbed の設計と開発を行なっている.PIAX Testbed では,利用者が専用のパッケージを作成すれば,一台の計算機上のエミュレーション,大量数のネットワーク上の分散ノード群それぞれにおいて,実行環境の違いを意識することなく,短期間で開発・デバッグ・...

    情報処理学会

  • オブジェクト指向による情報システム設計演習における開発支援環境

    ツキギ, コウイチ, Tsukigi, Koichi 新潟国際情報大学情報文化学部紀要 16 151-157, 2013-04-01

    ...本開発支援環境は、予め作成したスーパクラスを提供し、RDB を不要としたオブジェクトの永続化、継承による実装プログラム作成量の削減、分かりやすいデバッグ支援を実現する。まだ半期1回の演習に供したところであり、定性的な評価にとどまるが、OOP による実装負荷を具体的に軽減することができたと評価する。今後、種々の作成事例を増やしてさらなる改修を行い、有効性の定量的評価を進める必要がある。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 長時間シミュレーションにおける効率的デバッグ手法の提案

    辻祐喜, 十鳥弘泰, 大津金光, 大川猛, 横田隆史, 馬場敬信 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 373-374, 2013-03-06

    新規アーキテクチャの開発では,評価条件を変えながら繰り返しシミュレーションを行う必要があり,プログラムの種類や規模によってシミュレーションが長時間に及ぶことがある.中にはシミュレーションが長時間経過した後,初めて発現するバグがあり,このバグの原因場所を特定する方法の1つに,シミュレーションを最初からやり直し,バグが発現した場所付近で変数等の値を調べる方法があるが,実行が長時間に及ぶプログラムにお…

    情報処理学会

  • 長時間シミュレーションにおける効率的デバッグ手法の提案

    辻祐喜, 十鳥弘泰, 大津金光, 大川猛, 横田隆史, 馬場敬信 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 373-374, 2013-03-06

    新規アーキテクチャの開発では,評価条件を変えながら繰り返しシミュレーションを行う必要があり,プログラムの種類や規模によってシミュレーションが長時間に及ぶことがある.中にはシミュレーションが長時間経過した後,初めて発現するバグがあり,このバグの原因場所を特定する方法の1つに,シミュレーションを最初からやり直し,バグが発現した場所付近で変数等の値を調べる方法があるが,実行が長時間に及ぶプログラムにお…

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  • Javaプログラムのデバッグ支援を目的とした実行時のデータ遷移の可視化について

    中村 紘人, 片山 徹郎 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2013 (0), 380-380, 2013

    ...ソフトウェアのデバッグ作業において、不具合箇所の特定は、プログラム実行時の流れやデータ遷移を理解する必要がある。しかし、ソースコード中にループや分岐が複雑に絡み合っている場合、不具合箇所の特定は困難になり、デバッグ作業の手間が大きくなる。 そこで本研究では、Javaプログラムのデバッグ作業の効率化を目的とし、デバッグ支援のための実行時のデータ遷移の可視化を行う。...

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  • マッピングの信頼度を利用した異種LODへの横断的SPARQL検索におけるデバッグ支援手法の検討

    藤野 敬久, 福田 直樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1N4OS10b2i-1N4OS10b2i, 2013

    <p>LinkedDataの検索において,異種オントロジー間の違いを考慮するシステムとして,我々はこれまでにSPARQLoidを提案している.オントロジーマッピング生成の過程で生じる概念間の対応づけの信頼度や確信度を利用可能なSPARQL検索では,その動作に不具合が見られたときに,その原因がどこに起因するのかを把握することは容易ではない.本研究では,これを効果的に行うための手法を検討する.</p>

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  • GPU制御用ファームウェア開発環境

    藤居, 祐輔, 安積, 卓也, 西尾, 信彦, 加藤, 真平 組込みシステムシンポジウム2012論文集 2012 136-143, 2012-10-10

    ...マイクロコントローラに実装されたファームウェアによって制御されている.このマイクロコントローラを効果的に使用することで,データ転送やカーネル実行に関する GPU 資源管理のさらなる改善が期待できる.しかし,コードの記述がアセンブリに限られるなど,現状では開発環境が整備されておらず,ファームウェア開発の生産性に問題がある.そのため本稿では, NVIDIA 社製 GPU マイクロコントローラ向けコンパイラおよびデバッグ...

    情報処理学会

  • 日本語プログラミングによるプログラムの可読性の評価

    馬場, 祐人, 筧, 捷彦 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (4), 43-43, 2012-09-04

    ...日本語プログラミングは,母国語である日本語表記でプログラムを書くことである.日本語でプログラムを書くことの利点は,英単語へ置き換えることなく母国語でソフトウェアを開発できることにある.プログラムを母国語で書くことは,実用規模のソフトウェア開発において実装やデバッグ,保守などの点で寄与する可能性があるが,これらの点で十分に評価,議論されていない.我々は,識別子に日本語表記を用いること,それに加えて自然...

    情報処理学会

  • 日本語プログラミング言語によるプログラムの可読性の評価

    馬場, 祐人, 筧, 捷彦 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (2), 97-97, 2012-03-30

    ...日本語プログラミング言語は,変数や関数を日本語で名付け,日本語の語順でプログラムを書くプログラミング言語である.日本語でプログラムを書くことの利点は,英単語へ置き換えることなく母国語でソフトウェアを開発できることにある.プログラムを母国語で書くことで,ソフトウェア開発においても実装やデバッグ,保守に寄与することが期待される.我々は,日本語プログラミング言語“プロデル”を開発すると同時に,それを使って...

    情報処理学会

  • コンシューマ機器向けソフトウェア高速書き換え方式

    清原, 良三, 田中, 功一, 寺島, 美昭 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 2 (1), 94-103, 2012-03-21

    ...などもあり,出荷直前には実機での検証は不可欠である.出荷直前にはデバッグ,コード修正,ビルド,ダウンロード,動作確認の繰返しになる.本論文ではこの繰返しの中で,既存のダウンロード高速化手法を改良,評価し,効果があることを確認した....

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  • CUDAプログラムのロギング・再演機構

    松浦広明, 丸山真佐夫 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 209-210, 2012-03-06

    ...たとえば、デバイスで実行されるプログラムのデバッグ時には、あらかじめホスト側の処理を記録しておき、その記録を元にホスト側の処理を再演実行する。すると、ホスト側の処理をあらたに行わずに済み、デバイス側の処理だけを独立して実行することができる。 本稿では、プログラム実行時にホストおよびデバイスの処理を記録し、その記録を元に再演実行することでデバッグを支援する機構を提案する。...

    情報処理学会

  • ソースコードの履歴による学習者のデバッグ過程の分析

    杉山裕, 蓑原隆 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 805-806, 2012-03-06

    ...そこで本研究ではコンパイル時にソースコードの記録を取り,その記録間での情報を使い,学習者がどのようなデバッグ過程を経て完成に近づいていくのか調査を行う事でプログラミング実習における授業の成果と生徒の傾向をより素早く調べる方法を検討する....

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  • ソースコードの履歴による学習者のデバッグ過程の分析

    杉山裕, 蓑原隆 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 805-806, 2012-03-06

    ...そこで本研究ではコンパイル時にソースコードの記録を取り,その記録間での情報を使い,学習者がどのようなデバッグ過程を経て完成に近づいていくのか調査を行う事でプログラミング実習における授業の成果と生徒の傾向をより素早く調べる方法を検討する....

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  • CUDAプログラムのロギング・再演機構

    松浦広明, 丸山真佐夫 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 209-210, 2012-03-06

    ...たとえば、デバイスで実行されるプログラムのデバッグ時には、あらかじめホスト側の処理を記録しておき、その記録を元にホスト側の処理を再演実行する。すると、ホスト側の処理をあらたに行わずに済み、デバイス側の処理だけを独立して実行することができる。 本稿では、プログラム実行時にホストおよびデバイスの処理を記録し、その記録を元に再演実行することでデバッグを支援する機構を提案する。...

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  • dcNavi:デバッグを支援する関心事指向推薦システム

    塩塚, 大, 鵜林尚靖, 亀井, 靖高 情報処理学会論文誌 53 (2), 631-643, 2012-02-15

    ...プログラマはデバッグに多くの時間を費やす傾向がある.プログラマはエラーの現象をチェックしたり,様々なコード上の箇所を行き来したり,あるいはバグ修正履歴を探索したりして,コードを修正する.このような一連のデバッグ作業を自動化することができれば,他の生産的な作業に時間を割くことができる.本論文では,この問題に対処する方法として,デバッグ支援のための関心事指向推薦システムdcNavi(Debug Concern...

    情報処理学会 Web Site

  • デバッキングのためのベンチマークプログラム

    寺田, 実 第53回プログラミング・シンポジウム予稿集 2012 107-114, 2012-01-06

    ...デバッグツールやデバッグ手法の開発における問題の一つに、有効性の示しかたがある。多くの研究では、評価実験の対象として独自に選んだ誤りを含むプログラムのデバッグセッション例を提示して、必要とするコマンド数などにより有効性を主張している。しかしこれは客観性のある指標とは言いにくい。...

    情報処理学会

  • ソフトウェア論理の設計/検証における決定表の応用(<特集>情報システムの信頼性・安全性)

    松尾谷 徹 日本信頼性学会誌 信頼性 34 (6), 397-404, 2012

    組込システムを含めた情報システムの信頼性,安全性を担保する上で,ソフトウェアが持つ複雑な論理を正確に表現する技法として決定表(decision table)がある.決定表は,古くからその応用局面において様々な工夫が行われながら広く使われていたが,近年,職場での伝承が途絶え衰退傾向にある.ここでは,決定表の応用について,コードの自動生成を含む強い制約を持つ設計段階,網羅性を高めるテストケース設計に…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • ショルダーバッグ携帯時間の差が片脚重心動揺に与える影響

    竹沢 友康, 岩瀬 友美 関東甲信越ブロック理学療法士学会 31 (0), 215-, 2012

    ...【目的】<BR>日常生活でバッグを携帯する機会は多く,患者に対して身体に負担の少ない方法を提示することは重要である.先行研究ではショルダーバッグ(以下SB)携帯時の体幹・下肢筋活動に与える影響やSB携帯位置,重量が立位保持に及ぼす影響について報告されている.しかしながら携帯時間が姿勢制御や重心動揺に与える影響については十分に検討されていない.今回,予備研究として健常者を対象に携帯時間の差が片脚重心動揺...

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  • FPGAに向けたリモートデバッグシステムの実現

    定森 竜太, 陳 奎廷, 賈 墨林, 馬場 孝明 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2012 (0), 60-60, 2012

    ...それに伴い、回路の有用性を検証するためのデバッグが重要となってきているが、従来のロジックアナライザを用いたデバッグ手法では、金銭的・時間的コストが掛かってしまう。そこで、本研究では、通信ソフトウェアと通信ケーブルのみを用いたリモートデバッグ手法を提案する。この手法を実現させることで、ロジックアナライザを必要とせず、FPGA検証の低コスト化や効率化を可能とさせる。...

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  • SMTソルバーを用いたコンテキスト指向プログラミングのためのデバッグ支援

    内尾 静, 鵜林 尚靖, 亀井 靖高 コンピュータ ソフトウェア 29 (3), 3_108-3_114, 2012

    ...ContextJ*などのコンテキスト指向プログラミング(COP)はコンテキストに依存した振る舞いを簡潔に表現でき,通常の振る舞いから分離できる.その1方で,デバッグが必ずしも容易ではないという問題がある.COPの実行過程やオブジェクトとコンテキスト間の依存関係が複雑になる場合が多いからである.このような問題に対処するため,本論文では,SMTベースのContextJ*デバッグ支援環境CJAdviser...

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  • 実行命令トレースに基づく動的パッカー特定手法

    川古谷, 裕平, 岩村, 誠, 針生, 剛男 コンピュータセキュリティシンポジウム2011 論文集 2011 (3), 18-23, 2011-10-12

    ...多くのマルウェアにはパッカーと呼ばれるツールにより解析を妨害するためのアンチデバッグ機能の付与やコードを読みにくくする難読化が施されている.解析者はマルウェア本体の解析を行うためにはこのアンチデバッグ機能を回避し,難読化を解き,オリジナルコードを取得するアンパッキングとよばれる作業が必要となる.本論文では,マルウェアを閉環境で動作させ,その実行トレース結果に基づきパッカーの種類を特定する方法を提案する...

    情報処理学会

  • オープンソースリポジトリのバグ修正履歴を再利用したデバッグ推薦の評価実験

    塩塚, 大, 鵜林, 尚靖, 亀井, 靖高 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2011論文集 2011 1-6, 2011-09-06

    ...プログラマはデバッグに多くの時間を費やす傾向がある.プログラマはエラー現象をチェックしたり,バグ修正履歴を探索したりして,コードを修正する.このような一連のデバッグ作業を自動化することができれば,他の生産的な作業に時間を割くことができる.我々は、この問題に対処する方法として,デバッグ支援のための関心事指向推薦システム dcNavi(Debug Concern Navigator) を提案してきた.本論文...

    情報処理学会

  • コンシューマ機器向けソフトウェア高速書き換え方式

    清原良三, 田中功一, 寺島美昭 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2011論文集 2011 1242-1250, 2011-06-30

    ...などもあり,出荷直前には実機での検証は不可欠である.出荷直前にはデバッグ,コード修正,ビルド,ダウンロード,動作確認の繰り返しになる.本論文ではこの繰り返しの中で,既存のダウンロード高速化手法を改良,評価し,効果があることを確認した....

    情報処理学会

  • 効果的なライフログ閲覧のための柔軟な配置と協調表示可能な可視化システム

    浜地亮輔, 北沢匠, 榎堀優, 新井イスマイル, 西尾信彦 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2011論文集 2011 667-675, 2011-06-30

    ...携帯端末から得られる位置情報やセンサ情報などのライフログを蓄積・解析することで,ユーザの生活習慣分析や行動予測を行うといった研究が盛んに行われている.このような研究を行う際には,センサデータの解析やマイニングプログラムのデバッグといった工程が発生する.これらの工程において研究者はデータを可視化する必要があり,場合によっては可視化システムそのものを開発しなければならず,負担となる.また,既存の可視化システム...

    情報処理学会 被引用文献1件

  • 実行トレースの比較を用いたデバッグ手法の提案及び評価

    松下, 圭吾, 松本, 真樹, 大野, 和彦, 佐々木, 敬泰, 近藤, 利夫, 中島, 浩 先進的計算基盤システムシンポジウム論文集 2011 152-159, 2011-05-18

    ...デバッグの負担を軽減する方法の一つに,バグを含むと推測されるコード範囲を絞り込む手法がある.プログラムスライシングはプログラムコード全体から注目すべき箇所を限定する手法であり,このようなデバッグ支援に利用できる.しかし,プログラムスライシング単独ではバグと無関係なコードも多く抽出されるため,大幅な負担軽減は期待できない.そこで本論文では,複数の実行トレースの比較により,「期待通りの結果となる入力パターン...

    情報処理学会

  • 動的解析によるプログラミング初学者向けデバッグ支援システム

    崔勲, 松澤芳昭, 酒井三四郎 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 349-350, 2011-03-02

    ...本論文では、プログラミング初学者のデバッグ作業を支援する<br />システムを提案する。本システムは、プログラム実行動作把握と<br />プログラム部分機能把握の二つの観点からプログラミング初学者<br />のデバッグ作業を支援する。プログラム実行動作把握は、プログ<br />ラム実行系列を関数の呼び出しなどをインデントして示すことで実<br />現する。...

    情報処理学会

  • データ再演と巻き戻し実行を組み合わせた並列プログラムデバッガのための可視化システム

    黒坂竜之助, 丸山真佐夫 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 127-128, 2011-03-02

    ...並列プログラムのデバッグは一般的な逐次プログラムのそれと比べると複雑で難しい。そのため、処理内容を把握することを補助し、エラーの発見を助けるツールが必要である。また、そのツールはデバッガ等の他のツールと連携できることが望ましい。 本研究では、実用的な並列プログラムの可視化を行い、並列プログラムの動作を可視化して、デバッグを効率的に行うための可視化プログラムの開発を行った。 ...

    情報処理学会

  • トラブル状況を共有できるプログラミング講義支援システム

    安田, 光, 市村, 哲 ワークショップ2010 (GN Workshop 2010) 論文集 2010 13-18, 2010-09-09

    ...現在のプログラミング講義は,完成したソースコードを示して解説する手法が主流である.そのため,エラー解決やデバッグ手法を学ぶことは難しい.また,履修する学生が多く TA が不足するため,トラブルには効率的な対応が必要である.そこで本研究では,トラブル状況を共有するため,学生がプログラミングの際に起こしたトラブルと解決方法を資料として収録するクライアントツールと,資料を閲覧するための資料検索サイトからなる...

    情報処理学会

  • Traceglasses:欠陥の効率良い発見手法を実現するトレースに基づくデバッガ

    櫻井, 孝平, 増原, 英彦, 古宮, 誠一 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (3), 1-17, 2010-06-16

    ...現状のデバッグはプログラムの不正な動作を理解するために多くの時間とコストを必要とする.本研究は実行トレースを使った新たな欠陥の発見手法を提案することでデバッグの効率化を図り,トレースに基づく Java のためのデバッガである Traceglasses として実装する.Traceglasses は,プログラムの実行中のイベントを記録したトレースの対話的な表示と検索が可能で,利用者がプログラムの動作を遡...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献2件

  • 組み込みUI向けAPI群策定による自動回路生成支援および汎用機上模擬実行の実現

    久原, 政彦, 伊藤, 誠 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (2), 54-54, 2010-03-16

    ...特徴として,API 群を利用したコードから実世界 UI モジュールの利用形態情報を抽出し,組み込み用 CPU との物理的な配線関係を自動的に決定し回路設計支援を行うことを試みる.回路設計に明るくない開発者でも,汎用機 AP を開発する感覚で組み込み機器を開発できる環境の構築を目指す.また API 群による抽象性を生かし,同一コードから汎用機上での模擬実行を行うバイナリの生成を可能にする.即時性の高いデバッグ...

    情報処理学会

  • プログラムの変更前後での実行履歴の差分検出手法

    伊藤, 芳朗, 渡邊, 結, 石尾, 隆, 井上, 克郎 情報処理学会研究報告. ソフトウェア工学研究会報告 2010-SE-167 (5), 1-8, 2010-03-11

    ...開発者は,デバッグ作業などにおいてソースコードを変更したとき,プログラムの振舞いの変化が意図したものであるかを確認する必要がある.そのために,ソースコードを変更した前後で同じ操作手順を実行し,振舞いの差異を調査することになるが,外部から観測が困難な変更については,実行中に生じる膨大な量のメソッド呼び出しの系列を比較するなどの作業が必要である.そこで本研究では,ソースコードを変更した前後で同じ操作手順...

    HANDLE Web Site 参考文献20件

  • プログラムの変更前後での実行履歴の差分検出手法

    伊藤 芳朗, 渡邊 結, 石尾 隆, 井上 克郎, Ito Yoshiro, Watanabe Yui, Ishio Takashi, Inoue Katsuro, イトウ ヨシロウ, ワタナベ ユイ, イシオ タカシ, イノウエ カツロウ 情報処理学会研究報告. ソフトウェア工学研究会報告 2010 (5), 1-8, 2010-03-11

    ...開発者は,デバッグ作業などにおいてソースコードを変更したとき,プログラムの振舞いの変化が意図したものであるかを確認する必要がある.そのために,ソースコードを変更した前後で同じ操作手順を実行し,振舞いの差異を調査することになるが,外部から観測が困難な変更については,実行中に生じる膨大な量のメソッド呼び出しの系列を比較するなどの作業が必要である.そこで本研究では,ソースコードを変更した前後で同じ操作手順...

    機関リポジトリ

  • 並列デバッガにおける情報視覚化手法

    松下, 圭吾, 谷口, 和也, 松本, 真樹, 大野, 和彦, 佐々木, 敬泰, 近藤, 利夫, 中島, 浩 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (1), 65-65, 2010-03-10

    ...では複数の制御の流れが非同期に進むため,これらすべてをユーザが追うことは非常に困難である.したがって,ユーザが確認すべき情報を絞り込む必要がある.そこで本研究では,注目している変数の値に影響するコードだけを抽出して提示するようなデバッグ支援手法を提案する.既存のデバッグ支援ツールでも静的解析で得たコード中の依存関係を提示するものがあるが,実行されていないパス上の依存も含むため冗長になってしまう.本手法...

    情報処理学会

  • トレースログ可視化ツールTraceLogVisualizer (TLV)

    後藤 隼弐, 本田 晋也, 長尾 卓哉, 高田 広章 コンピュータ ソフトウェア 27 (4), 8-23, 2010

    It is effective to debug software executed in multi processors by analyzing a trace log, but it is inefficient that developers analyze the trace log directly. Therefore, some visualization tools for …

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