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検索結果 1,218 件

  • 愛着の問題のある子どもと発達障がいとの鑑別の検討

    稲垣 卓司, 藤川 雅人, 山口 穂菜美, 原 広治 学校教育実践研究 7 17-24, 2024-03-31

    ...結果) 陳述記録は280あり、上位のカテゴリーとしては『愛着の問題による言動と発達障がいによる言動の特徴』、『両者の鑑別点』、『実際の対応』『スタッフの想い』の4つが抽出された。(考察) 言動の鑑別に役立つものとしては、愛着では「愛情欲求」、「アピール行動」、「試し行動」、「意図的な言動」、「成育歴」などが、発達障がいでは「独特な対人関係」、「見通しが持てない」、「勉強が難しい」、「感覚過敏」、「パニック...

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  • 発達障害児が安心して受診できる物理的環境の検討 −医療者の視点から−

    石舘,美弥子, 加藤,千明 和洋女子大学紀要 65 15-25, 2024-03-01

    ...診察室内の装飾が気になり、じっとしていられない、特定の音に強い苦痛を感じパニックになる、など、感覚過敏に伴う対処が上手くなされず引き起こされる行動要因に物理的環境因子がある。本研究は、発達障害児が安心して受診できる物理的環境を明らかにし、適切な環境づくりについて示唆を得ることを目的とした。...

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  • 学校カウンセリングにおける「心の理論」の発達支援

    安東,末廣 宮崎国際大学教育学部紀要 教育科学論集 (10) 67-74, 2024-01

    ...第1 点の“作文の困難さ”については、自身の考えがまとまらずパニックになりやすいため、その対応には注意が必要である。作文の指導では、学習の困難さの特性を念頭に毎回の指導を行う必要がある。第2 点の“常識の乏しさ” については、具体的にどうしたら良いのかが分からないので、常識を蓄積するために場面と必要な行為を結びつけるためのメモ用紙を渡して教示する必要がある。...

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  • ニューヨーク市ブルックリン北部におけるジェントリフィケーション

    藤塚 吉浩 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 315-, 2024

    ...<p>ニューヨーク市ブルックリン北部では,イースト川沿いに多く立地していた工場や倉庫が使われなくなり,2005年にゾーニングが変更されるとともに,規制緩和によりウォーターフロントには高層共同住宅が建設された.規制緩和は内陸部にも及び,これがジェントリフィケーションの発現要因となった.2000年代には,Williamsburgにおいて白人人口が増加し,ヒスパニック人口が大きく減少した(藤塚 2015)...

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  • トランスナショナルな移住によるエスニック・ビジネスの変容

    申 知燕 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 182-, 2024

    ...では,若者や子育て世帯をターゲットとした店舗や,韓国の大企業によるチェーン店が増加するが,フラッシング・コリアタウンでは旧来の移住者による事業体が中心となっている.とくにフラッシング地区の場合,韓人移住者の人口流出や,経営・投資方式の特殊性,エスニック・ビジネスに対する価値観,そして後継者不足などが総合的に影響した結果,商業地区の縮小が進む.また,同地区においては韓人人口の減少に加えて,中国系・ヒスパニック...

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  • 不安症・うつ病に対するマインドフルネス―外来心療内科における実践報告―

    本田 由美, 小松 智賀, 野田 昇太, 長谷川 洋介, 長谷川 明日香, 三塚 志歩子, 川副 暢子, 貝谷 久宣 不安症研究 15 (1), 58-66, 2023-11-30

    <p>不安・うつ専門の外来心療内科である当クリニックにおけるマインドフルネスの実践を紹介した。参加自由の単発クラスに加え,マインドフルネスストレス低減法やマインドフルネス認知療法といったコースなど様々な形態で提供しており,心理検査の結果からはいずれもマインドフルネス状態および特性が上昇し,不安やうつの指標の改善が見られた。さらに,患者自身の感想や,講師が受ける印象からは,反応しない態度や観察,落…

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  • 医師・看護師・心理職が連携して表面麻酔シールを使用し採血まで至った限局性恐怖症(注射)の症例報告

    本田 由美, 南 房香, 吉田 みどり, 貝谷 久宣 不安症研究 15 (1), 67-71, 2023-11-30

    <p>血液・注射・外傷型の限局性恐怖症には,エクスポージャーが有効である。しかしながら,エクスポージャーと実際の注射実施までには不安度の顕著な落差があり,効果的な段階的エクスポージャーが困難である。本症例では,採血時の不安度を下げるために表面麻酔シールを用いたこと,および医師,看護師,心理職が連携して介入に当たったことにより採血に至った高校生男子の経過を報告する。</p>

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 強度行動障害を呈する長期間保護室対応の自閉スペクトラム症者に対する作業に焦点を当てた実践の効果

    氏井 直樹, 松岡 太一, 原田 美和子, 中村 深雪, 川口 敬之, 渡邊 愛記 作業療法 42 (3), 337-344, 2023-06-15

    ...<p>強度行動障害を呈し長期間保護室対応となっている自閉スペクトラム症者に対し,大切な作業に焦点を当てた個別作業療法を実施した.その有効性を単一事例実験研究に基づき,強度行動障害やパニック回数の変化により検討した.その結果,強度行動障害やパニック回数が個別作業療法開始月より減少し,介入の即時的効果が認められた.また,パニックに対する振り返りが可能となり,パニックの対処法を作業療法士と共に考えられるようになったことから...

    DOI Web Site 医中誌

  • コロナ禍におけるパニック買い行動のシミュレーション分析

    松井, 俊樹, 藤田, 昌克 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 837-838, 2023-02-16

    ...代表的な例としてパニック買いが挙げられる。パニック買いについて発生した要因や意思決定については数多くに研究がなさせてきたが、マルチエージェントシミュレーション(MAS)を用いた分析を行う研究は少ない。そこで、在庫管理モデルと消費者の購買行動モデルを組み合わせてシミュレーションを行った。加えてTwitterの書き込みに対してテキストマイニングを行い感情度合いの導入を行った。...

    情報処理学会

  • 幻視識別支援のための人物視検出システムの開発

    大久保 友幸, 金子 弘祐, 田部井 賢一, 小林 一行 知能と情報 35 (1), 615-623, 2023-02-15

    ...<p>2021年現在,日本や先進諸国は高齢化が進展しており,高齢化の進展につれ認知症患者も増加している.認知症患者のうち一定の割合で,レビー小体型認知症(DLB)患者が存在し,DLBの中核症状に幻視がある.幻視は実際には存在しないものがリアリティを持って見えることで患者のパニックを引き起こす.本研究では患者の生活支援を目的とし,幻視の識別を支援するシステムを構築する.幻視識別支援システムは物体検出技術...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 津波と地下街からの避難シミュレーションと教育効果

    安福 健祐, 岡田 大爾, 大堀 道広 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 343-346, 2023

    ...防災教育においてシミュレーション技術を活用することで,実際の災害を体験しなくても対応力を向上させられる可能性がある.本研究は,地下街を対象に避難シミュレーションを行い,避難誘導計画に従った避難状況を可視化した結果,目標時間に余裕をもって完了し,最短経路にある階段を用いるよりも,誘導に従って避難する方が,全体の避難時間を短縮することを示した.一方で,地下街内で滞留が発生すると,後方にいる人は恐怖や不安からパニック...

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  • マニフェストの先へと、ともに歩を進めるために

    牧野 良成 女性学年報 43 (0), 25-52, 2022-12-16

    ...この反他者化という指針は、運動の動員局面における社会問題のモラル・パニック的な説明図式や、現在の活動との対比で過去の活動を単純化・象徴化するノスタルジアなど、今日の連帯をめぐる困難を批判的に乗り越える手がかりとなり得る。...

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  • 心因性疾患との鑑別を要した腰椎椎間板ヘルニア:2例報告

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 71 (3), 553-557, 2022-09-25

    ...<p>(症例1)39歳男性.2年間下肢しびれが断続的に出現している.前医で腰椎椎間板ヘルニア(以下LDH)と診断され,手術目的で当院紹介,保存的に加療した.1年後に左下肢痛増悪し再度手術目的で紹介,全く動けない程の疼痛であり入院とした.MRIは不安が強く撮影できず.本人よりパニック発作でないかとの申告あり精神科にコンサルトした.CTMでLDHを確認したが,疼痛軽減し手術は行わなかった.12年後に電話...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 鉄欠乏によると思われたパニック症の1例

    目黒 浩昭, 山口 美佳, 長岡 正範 日本プライマリ・ケア連合学会誌 45 (2), 59-61, 2022-06-20

    ...<p>鉄欠乏によりパニック症を発症したと考えられた1例を報告する.鉄はセロトニンを始め脳内モノアミンの産生において重要な役割を担っており,鉄欠乏と不安障害や抑うつ気分の合併が報告されパニック症の合併の報告も散見される.症例は30代の女性事務職員.頻繁なパニック発作で受診した.氷食症など鉄欠乏を疑うエピソードがあった.貧血はないが血清フェリチン値5.8 ng/mLと高度の鉄欠乏を認めた.鉄剤の補充とともに...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 妊娠中期の一時的な羊水過少が肺低形成を惹起したと考えられる1例

    本間 千夏, 西村 陽子, 伊藤 薫, 古谷 菜摘, 倉崎 昭子, 近藤 春裕, 長谷川 潤一, 鈴木 直 超音波医学 49 (4), 351-355, 2022

    ...<p>30歳,初産婦.既往歴は24歳時にパニック障害があったが,家族歴に特記すべきことはない.自然妊娠後,最終月経より予定日が決定された.妊娠19週に-1.8 SDの胎児発育不全,AFI 4.6 cmと羊水過少のため当院に紹介となった.胎児超音波所見では単一臍帯動脈を認める他には明らかな胎児形態異常を認めなかった.胎盤の位置,形態,大きさも特記すべきことはなかった.羊水検査を施行したが正常核型であった...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • HIV・AIDS報道における1992年の位置

    景山 千愛, 横田 恵子, 花井 十伍, 大北 全俊 フォーラム現代社会学 21 (0), 3-15, 2022

    ...<p>日本におけるHIV・AIDSをめぐる報道は、1980年代にはじまり、その後、1987年の「エイズパニック」、1996年の薬害エイズ裁判和解判決などで盛り上がりを見せたと考えられてきた。しかし、HIV・AIDSに関連する新聞記事数を確認すると、上記の出来事のほかに、1992年にも報道数の大きな増加があることが確認できる。...

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  • 分子栄養補充およびグルテン・カゼイン除去による 認知症・発達障害治療

    岩田 明 認知症治療研究会会誌 8 (1), 11-16, 2022

    ...鉄欠乏症(フェリチン正常値50~100 ng/dL)は,TCA サイクルによるATP 合成阻害だけでなく, B3・B6・葉酸(B9)欠乏と共にドーパミン・ノルアドレナリン合成阻害によるパーキンソン症状・発 達障害,セロトニン・メラトニン合成阻害による鬱病・パニック障害・不眠症を引き起こす.中性脂 肪(TG;正常値30~149 mg/dl )高値は,パンや麺,スイーツなど糖質過剰摂取による高血糖が原...

    DOI 医中誌

  • 日本の中小企業勤労者における気分障害と精神疾患の関連に関する自殺関連行動予防の研究

    福島 隆聡, 高塩 理, 須藤 英隼, 山田 真理, 川合 秀明, 宇野 宏光, 吉田 知弘, 戸坂 由香里, 河合 恵太, 鎌田 行識, 大野 泰裕, 大山 芳子, 廣瀬 俊輔, 岩波 明, 小風 暁 昭和学士会雑誌 81 (6), 571-582, 2022

    ...い気分障害をスクリーニングすることは自殺予防に役立つという仮説を実証した研究を報告した.本研究では自殺予防のために気分障害と関係の強い精神疾患をスクリーニングすることが更なる一次予防となるという考えの元に,前回の研究データからさらに,うつ病群,双極性障害群,気分変調症群,そして前述した3つを網羅した気分障害群についてそれぞれの対照群と比較検討した.その結果,3つを網羅した気分障害群の補正オッズ比はパニック...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • IV.内科医が知っておくべき精神科疾患

    坂元 薫 日本内科学会雑誌 110 (12), 2540-2552, 2021-12-10

    ...<p>うつ病患者の多くはまず内科を受診するが,見逃しも多い.うつ病の診断は内科医にとっても必須である.うつ病の診断・治療のポイントを紹介し,精神科医への紹介の要点についても述べた.代表的な不安障害であるパニック障害は,しばしば過換気症候群と診断されるが,パニック障害の長期経過を考慮しない場当たり的対応につながるため注意すべきである.不眠症の診断は意外に難しく,うつ病を見逃さないことが肝要である.今後...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • COVID-19とリスク社会

    美馬 達哉 社会学研究 106 (0), 13-35, 2021-12-10

    ...ここでは、このパンデミックを、感染症予防を中心主題とする「リスクパニック」として分析する視座を提案し、特に日本のクラスター対策に対して批判的に検討した。さらに、リスクパニック後に定着していくと思われる監視の様相を、デジタル化・リアルタイム化した「モニタリング監視」として特徴付け、パンデミック後も持続する「感染症社会」へ向けての展望を探った。</p>...

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  • コロナの時代の慈愛

    巽 孝之 学術の動向 26 (12), 12_54-12_57, 2021-12-01

    ...そして、最終的に、日本を代表するSF作家・小松左京が1964年に発表したパニック小説『復活の日』と1980年に深作欣二監督が完成させたその映画版、さらには小松=深作のヴィジョンに取り憑かれたドミニカ系アメリカ人作家ジュノ・ディアスの『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(2007年)を再評価することで、病が潜在的に孕む逆説的意義を確認する。</p>...

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  • 精神科クリニックを受診した社交不安症患者における専門的支援の体験プロセスに関する質的検討

    本田 由美, 貝谷 久宣, 境 洋二郎, 坂元 薫, 佐々木 司, 高橋 美保 不安症研究 13 (1), 24-37, 2021-11-30

    <p>社交不安症(SAD)の患者が専門的支援に繋がることを阻害あるいは促進する要因,および専門的支援を受けることが患者にとってどのような体験であるかを調査した。SAD患者5名に対し実施したインタビュー内容についてKJ法を援用した質的分析を行った結果,促進要因としては症状悪化が挙げられ,SAD認知度の更なる向上が必要であることが示唆された。阻害要因としては「病気ではなく性格」と考えたことや周囲の無…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 【2021年日本不安症学会学術賞記念論文】パニック症と精神疾患や中間表現型間における民族差を超えた共通の遺伝的基盤

    大井 一高, 音羽 健司, 嶋多 美穂子, 杉山 俊介, 棚橋 俊介, 貝谷 久宣, 西村 文親, 佐々木 司, 谷井 久志, 塩入 俊樹 不安症研究 13 (1), 2-12, 2021-11-30

    ...<p>パニック症は(PD)は,多因子遺伝を示す精神疾患である。欧米人大規模全ゲノム関連解析(GWAS)では不安症と関連するゲノム座位が同定されている。欧米人において不安症は,一部の精神疾患や中間表現型の遺伝基盤と重複している。本研究では,ポリジェニックリスクスコア(PRS)解析を用いて,日本人PDと欧米人精神疾患や中間表現型間の民族差を超えた遺伝要因の共通性を検討した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献42件

  • 日本医学会連合緊急提言: COVID-19との対峙

    舘田 一博 学術の動向 26 (9), 9_60-9_64, 2021-09-01

    ...このような中で、一般市民、医療従事者がパニックに陥らないように、COVID-19に関する情報をわかりやすく、タイムリーに発信する活動が求められていた。1日も早く本邦における症例の情報を共有できるようにホームページに症例報告サイトを立ち上げた。...

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  • パニック症に対する遠隔認知行動療法—過敏性腸症候群併存症例の実践報告—

    永田 忍, 松本 一記, 関 陽一, 清水 栄司 認知行動療法研究 47 (2), 107-117, 2021-05-31

    ...<p>パニック症は、再発性のパニック発作と予期不安に特徴づけられ、パニック発作への恐怖から日常生活に支障をきたす不安症である。パニック症の治療に関して、認知行動療法の有効性が確立されており、日本人を対象にした個人認知行動療法では、対面と遠隔で介入した場合の安全性と実用可能性が立証されている。...

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  • 不安に対する対処方法の段階的な練習を追加したVR暴露療法システムの開発

    久野, 亮, 後藤, 祐一 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 811-812, 2021-03-04

    ...パニック障害の患者は, 以前に発作を起こしたのと同じ状況や場所において, 再び発作を起こしてしまうのではないかという不安(予期不安)を覚えてしまい, その状況や場所を避けるようになり, 日常生活に支障をきたしてしまう. その治療方法の一つとしてVR暴露療法が提案され, 研究されている....

    情報処理学会

  • 自閉スペクトラム症 (ASD) 児の鎮静に際して必要な理解や配慮

    黒神 経彦, 小倉 加恵子 脳と発達 53 (2), 105-110, 2021

    ...医療機関の受診は非日常的な状況であり, ASD児は追い詰められた結果として, パニック・かんしゃくや自傷・他害に至ることがある. そのため, 年長児であっても不安や恐怖の軽減, 体動の抑制・最小化, 安全の確保を目的に各種検査 (CT, MRI, 脳波検査など) に先だって鎮静管理が行われることが多い....

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  • 不安を主症状とする精神疾患に対するRiluzoleの効果:システマティックレビューによる検討

    山田 光彦, 川島 義高, 山田 美佐, 古家 宏樹, 國石 洋, 立花 良之, 野田 隆政 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-I-5-, 2021

    ...適格基準は、1) 研究対象者が、不安障害、パニック障害、強迫性障害(OCD)、外傷後ストレス障害(PTSD)、恐怖症に罹患した者である論文、2) Riluzoleを使用した介入研究とした。除外基準は、総説、解説、レビュー、学会抄録、症例報告とした。</p><p>【結果と考察】 検索の結果、合計745報の論文がヒットした。...

    DOI 医中誌

  • ニューヨーク市ブルックリン北部におけるジェントリフィケーションと地誌学習

    藤塚 吉浩 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 157-, 2021

    ...</p><p></p><p> 本報告では,ヒスパニック以外の白人人口の増加を指標としてジェントリフィケーションを分析する.移民の街に関して,中国人の集住地であるチャイナタウンにおいては,2000年代にアジア系人口が減少した.アフリカ系の人々の居住地として示されるハーレムにおいても,アフリカ系人口が減少し,白人人口が増加した.ジェントリフィケーションは1970年代にソーホーで起こったが,2000年代には...

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  • 生殖補助医療後に双胎妊娠した女性の体験と期待する助産ケア

    藤井 美穂子 日本助産学会誌 35 (1), 11-21, 2021

    ...(a)胎児や子どもを突然失うことへの予期的不安(b)継続的な助産師支援の途絶えによる産後の孤独感(c)分娩というゴールを迎えた後に襲い掛かる想定外の激痛(d)双子育児によるパニック。期待するケアは,(a)ハイリスク妊娠の不安を払拭させるための情報提供(b)妊娠期から双胎妊娠した女性をつなげる支援(c)双子出産の心身の辛さへの共感(d)双胎妊娠や双子育児の努力を承認の4テーマが見いだされた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • コロナウイルスはどこから来てどこへ行くのか

    石 弘之 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 197-197, 2021

    ...各国で大パニックになった。震源地はウズベキスタンだった。日本には東南アジアを経由して侵入し、40万人ほどが犠牲になったとみられる。庶民の間では「お染風」と呼ばれた。当時はやっていた歌舞伎の人気演目「お染久松」の主人公から命名されたものだ。...

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  • 心身医療における脳波検査活用法

    林 果林, 中野 弘一, 桂川 修一 心身医学 61 (1), 24-30, 2021

    ...老年期うつ病かせん妄か血管性てんかんか, 認知症なのか判別困難な場合や, パニック障害かてんかん発作なのかの鑑別にも有用となる場合がある. ここでは, 心身医療における脳波検査の活用法について論ずる. </p>...

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  • 東日本大震災被災地における支援者の心的外傷後成長(PTG)への変容過程

    佐々木 晶世, 柏﨑 郁子, 佐藤 里奈, 叶谷 由佳 日本健康医学会雑誌 29 (3), 363-369, 2020-10-26

    ...研究参加者は震災前【過去の経験から得た災害認識と備え】を持っており,震災当時,【すぐに復旧するだろうという楽観】,【想定をはるかに超える大地震によるパニック】,【家族がいることによる精神的な支え】,【支援慣れすることへの危機意識】などの15のカテゴリーを認知し【職員の対応】,【死者への対応】,【病院の復旧】を行い,現在は【当たり前のことの大切さ】,【役割の再認識】の認知から【防災意識の向上】がみられ...

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  • 健常成人におけるカフェインの摂取とストレス反応の関連

    伊藤 真利子, 林 明明, 金 吉晴 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PR-010-PR-010, 2020-09-08

    ...カフェインの摂取により,安静状態での副交感神経系が優位になるとの報告がある一方で,パニック発作や不安症状が引き起こされるという報告もある。本研究では心身共に健康な成人を対象に,カフェイン関連の飲食物を制限した状態(制限期)と普段通りの量を摂取した状態(摂取期)とで,ストレス刺激への反応を観察した。【方法】20歳以上の男女23名が参加した。...

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  • 発達障害のある学生への防災対策―国公立大学を対象とした調査結果から―

    大沼 泰枝, 村中 泰子 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PD-153-PD-153, 2020-09-08

    ...その結果,避難誘導時の配慮については,「指示の出し方の工夫」,「パニックの予防と対処」,「個別の対応」に分類される回答が多かった。避難場所へ誘導後の配慮については,「空間の確保」,「見守りと観察」,「支援する教職員・学生の配置」に分類される回答が多かった。平時の防災対策については,「学生と災害時の対応を検討」,「避難訓練への参加の指導」,「防災教育の実施」に分類される回答が多かった。</p>...

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  • 当院障害者歯科におけるインシデントの分析

    田崎 園子, 原 麻莉, 中山 朋子, 尾崎 茜, 原田 真澄, 樋口 勝規, 小島 寛 日本障害者歯科学会雑誌 41 (2), 100-105, 2020-06-30

    ...,精神障害)に分析した.その結果,インシデント報告書の総数は120件であり,そのうち72件が患者に直接関わるインシデントであった.全体のなかで,最も多いインシデントは「口腔内への歯・器具の落下」(23件)であった.障害の種類別では,肢体不自由で最も多いインシデントは「口腔内への歯・器具の落下」(8件)であり,次いで「嚙み込みによる歯・器具の破損」(7件)であった.発達障害で最も多いインシデントは「パニック・...

    DOI 医中誌

  • 70代ゲイ男性のナラティヴと時代背景

    田中 将司 カウンセリング研究 53 (1), 39-51, 2020-06-30

    ...高齢であることなど,他のアイデンティティとの交差性が影響として考えられたが,『学生運動』『エイズパニック』といった本邦の時代背景に特に大きく影響を受けていたように思われた。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 新型コロナウイルス感染拡大と流言・トイレットペーパー買いだめ

    福長 秀彦 放送研究と調査 70 (7), 2-24, 2020

    新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、トイレットペーパーをめぐる流言と買いだめが如何にして発生したのか、また、両者がどのように関わり合っているのかを検証した。そのうえで、流言と買いだめを的確に抑制する報道のあり方を考察した。検証と考察の結果は以下の通り。 ■「トイレットペーパーが不足する」という流言の発生には、マスク不足、オイルショック、海外の買い占め騒動が心理的要因として作用していた。日本…

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  • 烏頭赤石脂丸が奏効した3症例

    野上 達也, 久永 明人, 金原 嘉之, 渡り 英俊, 藤本 誠, 柴原 直利, 嶋田 豊 日本東洋医学雑誌 71 (2), 131-136, 2020

    ...症例2は46歳男性で冷食後に生じた心窩部痛,症例3は28歳女性でパニック障害に伴う心窩部痛にそれぞれ本処方を用いた。いずれの症例も腹候に心下痞鞕を認めた点と裏寒の存在は本処方の使用目標の一つとなると考えられた。烏頭赤石脂丸の使用報告は少なく,適応病態は明らかではないが,高度の胸痛,腹痛の治療時には考慮すべき処方であると考える。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 熊本地震に遭遇して

    岩﨑 智枝子 日本重症心身障害学会誌 45 (1), 43-45, 2020

    ...ア.子どもがパニック状態になり、医療的ケアの必要な介護は無理と判断し、避難入院をお願いした。受け入れ病院が増えることを願う。 イ.呼吸器があるので、くまもと江津湖療育医療センターに受け入れてもらわなければ、行くところがなかった。安心して避難できる病院や施設の確保が大事だと心底思った。 ウ.息子は人工呼吸器を使用しているので、停電の後自家用車で災害避難の登録をしている病院に直行した。...

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  • パニック症の神経解剖学的モデルについて

    塩入 俊樹 不安症研究 11 (1), 35-46, 2019-11-30

    ...<p>本稿では,不安症群の代表的疾患の1つであるパニック症(PD)の生物学的仮説について,我々が以前より提唱している“Stress-induced fear circuitry disorders(SIFCD)”という疾患概念を中心に述べた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 日本医科大学付属病院ERにおけるパニック値と緊急度トリアージに関する検討

    須﨑 真, 宮内 雅人, 小原 俊彦, 兵働 英也, 柴田 泰史, 川井 真, 安武 正弘, 横田 裕行 日本臨床救急医学会雑誌 22 (3), 449-454, 2019-06-30

    ...<p>ERにおけるパニック値報告の臨床的意義を明らかにするため,緊急度トリアージとの関連性を検討した。2016年1〜12月に当院パニック値報告1,193例中,救急・総合診療センター初診患者54例の年齢,性別,来院方法,緊急度トリアージ(JTAS),報告時間帯,疾患分類を調査した。初診患者10,095例中,パニック値報告54例(男性33例,女性21例),平均年齢61±22歳であった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 精神疾患におけるマイクロステート解析の有用性

    池田 俊一郎, 西田 圭一郎, 吉村 匡史, 北浦 祐一, 木下 利彦 臨床神経生理学 47 (3), 163-167, 2019-06-01

    ...多くの神経疾患, 精神疾患において, マイクロステートの変化が指摘されており, 統合失調症の研究ではMicrostate Dの低下が指摘されたり, その他, 認知症, パニック障害, ナルコレプシーなど多くの精神疾患, 神経疾患でのマイクロステートの変化が報告されている。今後, さらに時間分解能が優れた検査法である脳波検査を全脳的に解析できるマイクロステート解析にて更なる病態生理の解明が望まれる。...

    DOI 医中誌

  • 健康危機管理の科学的根拠の確立に向けた研究開発の推進

    武村 真治 保健医療科学 68 (2), 137-146, 2019-05-01

    ...</p><p>健康危機は,「健康危機事象」,つまり医薬品,食中毒,感染症,飲料水その他何らかの原因(自然災害,犯罪,放射線事故,テロなどを含む)と,「健康危機事態」,つまり何らかの原因により生じる国民の生命,健康の安全を脅かす事態(指揮命令系統の混乱,国民のパニック,避難所の不足,食料・飲料水・日用品の不足,地域保健医療システムの機能低下など)で構成される.健康危機事象は管理が困難であるのに対して,...

    DOI Web Site 医中誌

  • 弁護士会の考える被災者支援と事業継続への平時の備え

    津久井 進 保健医療科学 68 (2), 103-110, 2019-05-01

    ...</p><p>被災時の法律相談の機能として,1精神的支援機能,2情報提供機能,3紛争予防機能,4パニック防止機能,5立法事実収集機能がある.全体・長期的視野に立つと5が重要である.日本の災害法制は,既往の災害に場当たり的に立法した“つぎはぎ”の集大成でいびつだ.新たな災害で浮き彫りになった現場の課題を,法律相談を通じて収集・整理し,「立法事実」に組成して法制度の創設・改善に結びつけることが肝要である...

    DOI Web Site 医中誌

  • 熊本地震による自閉症スペクトラム障がい児者の心身への影響と保護者の対応について

    荒木 千賀, 河田 将一, 一門 惠子 心理・教育・福祉研究 : 紀要論文集 = Japanese journal of psychology, education and welfare 18 67-79, 2019-03-31

    ...一方,ASD群では,生理的過緊張の反応が重なった際に,こだわりやパニック,独り言,自傷や退行などの自閉的行動特徴の表出が顕著となり,嗜好や習慣を変容させる程の強いストレスとなっているケースも多かった。また,同群内の比較では,被害の大きかった地域や家屋の全壊での睡眠の問題や,余震の続く地域での僅かな振動や物音への恐怖が顕著となった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 認知特性体験尺度作成の試み : 因子構造と構成概念妥当性の検討

    相澤 直樹 神戸大学発達・臨床心理学研究 18 1-9, 2019-03-31

    ...初期の抑うつに関する研究成果のほかに、今日では社交不安障害、強迫性障害、パニック障害、全搬性不安障害、さらには精神病(統合失調症)に特有な認知の偏りが報告されている。一方、近年の研究の急速な発展と拡大にともなって、その内容の混乱や重複が懸念される状況ともなっている。...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 極度の歯科恐怖症を有するひきこもり患者に対する全人的アプローチ

    別部 智司, 今泉 うの, 佐藤 智一, 安田 美智子, 香川 恵太, 吉田 和市 全人的医療 17 (1), 54-62, 2019-03-25

    ...</p><p>患者は20歳代,男性,数年前よりパニック障害,うつ,ひきこもりとなり精神科で加療中.歯痛があったが過去の歯科受診で強い恐怖感を抱き,PTSDとなった.痛みが極まりインターネットで全身麻酔下歯科治療を知り,当院に治療依頼があった.ひきこもりで外出できないため,最初は訪問治療を試みるも,拒絶反応として強い嘔気が起こり,口を開けることができなかった....

    DOI 医中誌

  • ヒアリとアカカミアリの生物学

    橋本 佳明 ペストロジー 34 (1), 7-13, 2019-03-25

    ...<p>2017年5月,特定外来生物ヒアリの国内初侵入が確認された.それは殺人アリの出現として大きく取り上げられ,日本全体をパニックに陥れた.最近は,ヒアリのニュースも少なくなり,その侵入は無くなったかのように思われている.しかし,今も,ヒアリの侵入は続き,このままでは,その国内定着は時間の問題とも言えそうな事態になっている.さらに,ヒアリと近縁のアカカミアリの侵入も数多く発生している.その侵入と定着...

    DOI Web Site

  • 舞踏ダンスおよびダンスムーブメント・セラピーにおける緊張状態と動きの流動性

    葛西, 俊治 札幌学院大学心理学紀要 1 (2), 49-57, 2019-02-15

    ...さらに,そうした状態からの離脱について,「注意を逸らす」という関わりには,直面している「現実の切り替え」という構造があることを現象学的社会学者シュッツによる多元的現実論から把握するとともに,ロジャーズによる人間中心的アプローチから発展した「プリ・セラピー」,すなわち,「治療的なパーソナリティ変化」についてロジャーズが提言した6原則の第1原則である「心理学的接触」に至らず精神病理的なパニックなどの恐慌状態...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 精神科で催眠療法を実践する方法

    戸部 有希子 国際生命情報科学会誌 37 (2), 194-, 2019

    ...当日は、拒食し退院意欲の乏しい末期がん患者、パニック障害の若年女性、失声症をきたした中年男性などの事例を交えて発表する。...

    DOI 医中誌

  • P-14-04 訪問看護師が困難と感じる事例の分析

    遠渡 絹代, 泊 祐子, 岡田 摩理, 市川 百香里, 部谷 知佐恵, 叶谷 由佳, 濱田 裕子 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 476-476, 2019

    ...家族特に母親に対しての支援では、「母親にこだわりが強く、児の変化にパニックを起こす」、「親が児の微妙な症状の変化を把握できず、児の状態が悪化していく」、「重症心身障がい児(以下、重症児)の親となり育てていく上で、夫婦の葛藤があり、夫婦仲が悪化し、ケアができない」などがあった。そのために、親にわかる方法での育児およびケアの指導に時間を要すなど、家族調整も行っていた。...

    DOI 医中誌

  • 商業放送局は次世代地上放送規格「ATSC3.0」に何を期待しているのか

    大墻 敦 放送研究と調査 69 (3), 60-72, 2019

    ...また、スペイン語放送の大手Univisionが、ヒスパニック系移民人口が多い地の利を生かして、ビジネスチャンスを拡大しようとしていることもわかった。アメリカの地上放送、通信産業、インターネット、プラットフォーム、広告産業、および、電波技術の歴史を踏まえて、視聴者や広告収入の逓減に悩む地上放送局の将来像を論考する。...

    DOI Web Site

  • 村上春樹「レキシントンの幽霊」論

    武内 佳代 日本文学 67 (10), 45-57, 2018-10-10

    ...それにより、本作のなかにアメリカのゲイ男性にかかる過酷なエイズパニックの記憶を可視化するとともに、それを記憶化/記録化する非当事者の問題を読み解いた。その上で、本作が九〇年代のエイズ文学と位置づけられる可能性を指摘した。</p>...

    DOI

  • 車の自損事故後の脳波検査において,光刺激でけいれん発作が誘発された高齢者の1症例

    高嶋 浩一, 清水 俊彦, 朝倉 伸司 医学検査 67 (3), 403-409, 2018-05-25

    ...夕刻に西日の眩しさを気にしながら自家用車を運転していたところ,急に右手のけいれんが起きてパニックになりガードレールに衝突した。頭部MRIのFLAIR画像では両側に高信号域が散見された。また,頭部MRAでは右中大脳動脈の狭窄があった。脳波は3 Hzの光刺激で開始から約1秒後に前頭部優位の小棘・徐波複合が出現した。...

    DOI 医中誌

  • 1.高齢者がおこす自動車事故の特徴

    一杉 正仁 日本老年医学会雑誌 55 (2), 186-190, 2018-04-25

    ...<p>わが国では,交通事故死者数が減少傾向にあるが,65歳以上の高齢者が占める割合は増え続け,54.8%となった.高齢運転者は,青壮年に比べて事故をおこしやすく,特に正面衝突事故が多い.事故の原因として,慌てやパニック状態となり,適切な危険回避行動をとれないことや,体調不良によって適切な操作を行えないことが挙げられる.高齢者は判断能力や操作能力が低下するため,これらを補うような訓練や装置の導入が望ましい...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献3件

  • IV.褐色細胞腫・パラガングリオーマの診断と管理

    齋藤 淳 日本内科学会雑誌 107 (4), 681-687, 2018-04-10

    ...<p>褐色細胞腫(pheochromocytoma)・パラガングリオーマ(paraganglioma,傍神経節腫)は,適切な診断にて大部分が治癒可能な内分泌性高血圧疾患の1つである.しかし,多彩な症状・徴候は一つひとつが非特異的で,パニック障害や心血管疾患等との鑑別も困難であることから,診断には,極めて頻度が低い本疾患を常に念頭に置いた診療が必須である.一方で,他疾患精査の画像検査で偶然発見される本疾患...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • オプティカルフローを用いた魚群映像中の瞬発遊泳の解析

    松岡, 高輝, 波部, 斉, 阿部, 孝司, 井口, 信和 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 555-556, 2018-03-13

    ...水産養殖場では,魚の健康を維持するために管理が必要不可欠である.特に,クロマグロを養殖するとき,稚魚の段階で死亡する割合は8~9割と非常に高い.クロマグロは外からの刺激に対して敏感であるため,刺激によってパニック状態となり,水槽の壁に衝突して死んでしてしまうこともある.人手に頼らず,瞬発遊泳の検知やその傾向の分析ができれば,魚をより適切に飼育する環境の構築に役立つことが期待される.そこで本研究では,...

    情報処理学会

  • こだわり行動からの切替促進システムの基礎検討

    宮脇, 雄也, 梶, 克彦 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 515-516, 2018-03-13

    ...発達障碍児は定型発達児にくらべ,こだわり行動が多く見られる.本研究では物や行動へのこだわりに焦点を絞る.物や行動へのこだわりは,発達障碍児が集団生活を送る上で障害となる.こだわり行動からの強制的な切替は,発達障碍児には苦痛を伴い,パニックを起こす場合もある.また,周囲の支援者にとっても悩ましいことである.このような発達障碍児がこだわり行動を取っている状況から,切替行動が促進される支援が必要とされている...

    情報処理学会

  • ネパールの大地震被災地における身体障がい者の避難生活支援の実態調査

    斉藤 くるみ, 西田 昌之 日本社会事業大学研究紀要 = Study report of Japan College of Social Work : issues in social work 64 97-113, 2018-03

    ...予期せぬ大地震に人々はパニックに陥り、犬や牛や山羊が暴れまわったという。地震というものの伝承がなく、何が起きたかわからない人が多かった。公的な支援はほとんどなく、コミュニティのつながりで、生き延びた。カトマンズには出稼ぎや教育を受けるために滞在している親子が多く、彼らは実家と連絡を絶たれ、住民登録がないため物資も支給されなかった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • Smith-Magenis症候群の歯科的所見

    松川 綾子, 村上 旬平, 三原 丞二, 畔栁 知恵子, 田中 健司, 藤代 千晶, 財間 達也, 藤川 順司, 秋山 茂久 日本障害者歯科学会雑誌 39 (1), 38-44, 2018

    ...</p><p>結論:SMSでは,タウロドントなどの歯の形態異常や歯数の異常が多く,知的能力障害や睡眠障害,パニックなどの行動異常があることから,歯科受診の際の診療時間の配慮や,行動調整および口腔衛生管理が重要である.</p>...

    DOI 医中誌

  • 中小企業勤労者の自殺関連行動と精神疾患の関連に関する研究

    船古 崇徳, 髙塩 理, 五十嵐 礼子, 原田 敦子, 太田 真里絵, 大森 裕, 佐藤 綾夏, 澤登 洋輔, 土岐 幸生, 中村 善文, 福島 隆聡, 清水 勇人, 真田 建史, 山田 浩樹, 岩波 明, 川口 佑, 峯岸 玄心 昭和学士会雑誌 78 (1), 38-47, 2018

    ...症Sc(2.93),双極性障害Sc(2.73),うつ病Sc(2.66),心的外傷後ストレス障害Sc(2.18),強迫症Sc(1.98),女性(1.77),そして若年(0.96)であった.主要評価項目としたM.I.N.I.の結果から,中小企業の勤労者には精神疾患や自殺準備群が潜在しており,自殺準備群には精神疾患,特に気分障害と不安症が多く潜んでいる可能性が示唆された.そして気分変調症Scやパニック症Sc...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 医療連携と漢方治療にて管理を行った片頭痛に起因する神経血管性歯痛の1例

    岡安 一郎, 達 聖月, 鮎瀬 卓郎, 和気 裕之 日本口腔顔面痛学会雑誌 11 (1), 15-20, 2018

    ...「非定型歯痛」との診断で治療を受けるも症状変わらず,翌12月,「長崎大学病院オーラルペイン・リエゾン外来」紹介受診となった.口腔顔面領域の診察と検査結果から,器質的異常所見は認められなかったが,国際頭痛分類第3版beta版に準じ,「前兆のない片頭痛」とそれに起因する「神経血管性歯痛」が疑われた.また,「緊張型頭痛」,「パニック障害」の既往もあり,当院・総合診療科(内科)ならびに精神神経科と連携した....

    DOI

  • 精神疾患合併妊娠における新生児予後についての検討

    北澤 純, 髙橋 健太郎 女性心身医学 23 (2), 96-101, 2018

    ...より出生した新生児90例である.NICU入院,新生児離脱症候群(NWS)発症の有無,乳児院への入所の有無と関連する因子を調べるため,母体年齢,薬剤の種類,併用薬剤数,罹病期間,薬剤の自己中断の有無に関してMann-WhitneyのU検定およびFisherの正確確率検定を行った.多重ロジスティック解析では,独立変数を年齢,併用薬剤数,罹病期間,薬剤の自己中断の有無とした.精神疾患の内訳はうつ病27例,パニック...

    DOI 医中誌

  • 女性心身医療の実践

    郷久 鉞二, 佐野 敬夫, 高橋 円, 伊藤 絵里香, 松本 真穂, 清水 順子, 藤森 久美子 心身医学 58 (8), 678-687, 2018

    ...また, 1995~2016年までの対象者をDSM-Ⅳによる分類で診ると, 身体表現性障害が7,216例 (68.0%), 気分障害が2,105例 (19.8%), パニック障害が371例 (3.5%), 不安障害が339例 (3.2%), 摂食障害が101例 (1.0%), 適応障害が82例 (0.8%), 睡眠障害が56例 (0.5%), 月経前不快気分障害が26例 (0.2%), 双極性障害が20...

    DOI Web Site 医中誌

  • 自動車運転支援とパニック的行動の関連についての実験的研究

    北島 洋樹, 曽我 重司, 黒田 学 The Journal of Science of Labour 94 (3), 74-90, 2018

    ...<p>運転中のパニックは,意図せぬ加速などによる重大事故の要因と考えられているが,運転中のパニックを実験的に研究した例は少ない。シミュレータによる高速道路走行実験を実施した。実験参加者は18名の男女であった。...

    DOI Web Site

  • カナー型自閉症における「ライフステージ別の状態像」について

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 169-178, 2017-12-20

    ...具体的には、(1)乳幼児期(0歳から6歳くらいまで)[自閉的しぐさと感覚①自閉的視行動、②耳ふさぎ、③全身の動き、④感覚的特徴][対人関係の特徴=対人的相互関係][遊びと言葉①遊び、②興味の限局化、③言葉][心の動き①情動、②パニック・自傷、③同一性保持の傾向]、(2)学童期(6歳から12歳くらいまで)[行動面][言語面][認知面]、(3)思春期・青年期(13歳から18歳くらいまで)[改善されやすい...

    DOI 機関リポジトリ

  • IV.Problem solving(clinical):日々の臨床でのclinical problem-solving 4.診断のための医療面接

    鈴木 慎吾, 上原 孝紀, 生坂 政臣 日本内科学会雑誌 106 (12), 2568-2573, 2017-12-10

    <p>外来診療における診断を目的とした医療面接は,問診票をみた段階で疾患を想起することから始まる.患者の話を頭のなかで映像化しながら,まずはopen questionで概要と問題点,患者ニーズを把握し,続いてclosed questionで想起した疾患仮説の妥当性を検証する.器質的疾患の見逃しを防ぐには精神疾患の除外が重要であり,代表的な精神疾患の特徴を理解し,積極的に診断する訓練が欠かせない.…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • アスペルガー症候群の人のためのコミュニケーション支援ツールの開発

    橋詰, 春菜, 大場, みち子 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 761-762, 2017-03-16

    ...ここでの「こだわり」とは, 規則のようなものであり, これが破られるとパニックや癇癪を起こしてしまう. これらのパニックや癇癪が原因で周囲の人と馴染めないことに悩みを持つ人が多い.ASの人とその周囲の人がコミュニケーションを円滑にするには, お互いに理解を深めることが必要である. ...

    情報処理学会

  • 痛みを副症状にもつ心療内科外来患者の心理的特徴の検討

    水野 泰行, 福永 幹彦 心身医学 57 (5), 444-451, 2017

    ...対象には心身症の他にパニック障害が含まれていたため両者を比較したところ, 特性が異なることがわかったため3群間の比較は心身症患者123名のみで行った. 3群は気分の状態に差はなかったが, パーソナリティ特性は副症状群は主症状群に近く, 身体症状へのとらわれ, 悲観的, 低い自尊心といった傾向が強かった....

    DOI Web Site 医中誌

  • パニック症のゲノムワイド関連解析のHLAアリルによる層別解析

    杉本(嶋多) 美穂子, 徳永 勝士 Major Histocompatibility Complex 24 (1), 54-64, 2017

    ...<p>我々は,パニック症の新規遺伝要因を探索するために,日本人のパニック症についてのゲノムワイド関連解析(GWAS)の結果を用いたパスウェイ解析を実施した。その結果,免疫系,特に<i>HLA</i>の疾患への関連が見出されたため,特に<i>HLA-B</i>,<i>-DRB1</i>に着目し解析を実施した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献28件

  • パニック値とは〜現代版パニック値の考察〜

    七崎 之利, 諏訪部 章 日本臨床救急医学会雑誌 20 (3), 489-498, 2017

    ...近年のパニック値に関する医療事故は,いずれもLundbergが定義したパニック値の連絡体制の不備に起因する。したがって,この概念は現代も必要不可欠である。一方,救急初期診療の標準化や救急現場へのPOCT(臨床現場即時検査)の導入,検査室のISO15189認定取得などにより,パニック値は,新たな変化が求められている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 見えないだけがロービジョンではない―ロービジョンの対象となる様々な疾患―

    若倉 雅登 神経眼科 34 (1), 25-32, 2017

    ...できない複視や,混乱視は入らないが,これらは生活の質を落とすばかりでなく,二次的な精神症状を惹起させる場合もある.また,自己制御不能の羞明,眼痛,霧視は,しばしば高次脳機能障害として生ずる,視覚ノイズと考えられる.羞明と眼痛は,一部共通する神経伝達の異常と考える仮説が提唱されている.これらの症状は,眼瞼痙攣をはじめとして,頭頚部外傷後遺症,脳脊髄液減少症,抗精神病薬,サリン中毒などを含む神経薬物中毒,パニック...

    DOI 医中誌

  • メディエーション

    松村 由美 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 54 (6), 438-440, 2017

    ...<p>メディエーションはコミュニケーション促進のツールであり,医療事故発生後の事故調査の際にも利用できる.医療事故の被害にあった患者や家族の精神状態は,心理的パニック状態,怒り,抑うつを経て,回復,再起に至る.一方で,医療事故の当事者である医療者も,後悔や怒りを抱えている.双方が直接コミュニケーションを行うことは,難しいことがある.その際,仲介者であるメディエータが中立的な立場で,それぞれと対話を行...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • クローン病患者の食事が精神面に与える影響

    森山 三千江 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 19-, 2017

    ...さらに、鬱やパニック障害などで通院している者もおり、病気に対する不安を訴えるものが半数以上であった。こうした患者に対して家族や職場など周囲の理解が大きな支えが重要であり、さらには若年層の発症を抑えるような食生活を探求していくことも大きな課題と考えられる。...

    DOI

  • 患者用Panic and Agoraphobia Scale日本語版の信頼性および妥当性

    貝谷 久宣, 石井 華, 正木 美奈, 小松 智賀, 野口 恭子, 境 洋二郎, 吉田 栄治, 栗林 和彦, 今枝 孝行 不安症研究 9 (1), 17-32, 2017

    ...<p>パニック症の症状評価尺度である患者用Panic and Agoraphobia Scale(PAS)の日本語版を作成し,その信頼性および妥当性を検討した。DSM-IV-TR(APA, 2000)でパニック症あるいは広場恐怖と診断された外来患者を対象とし,初回面談時,その3日後および4週間後にPAS(患者用)を実施した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • 群集シミュレーションのためのパーソナリティと有限の処理能力を有す るエージェントモデルの構築

    八嶋 敬暁, 飯島 正 情報システム学会誌 13 (1), 1-24, 2017

    ...不特定多数の人で構成される群集行動は災害時にパニック,将棋倒しなど人的被害を引き起こすことがある.そこで,防災計画の検討や市民教育などのために群集シミュレーションが行われている.群集下における人の行動は心理的要素の影響を受けると考えられるが,条件数が膨大となるため,その相互の組合せに基づいて個々人の特性を反映させて行動に影響を与えるモデルの構築は難しい....

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  • P-2-E08 医療処置により高度チアノーゼを反復した自閉症様気質を有する重症心身障害児の経験

    松澤 純子, 八木 信一 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 272-272, 2017

    ...原因として、アテトーゼ型の特性、分泌物貯留による呼吸苦の他に、自閉症様気質があり、吸引などの苦痛体験がトラウマとなり、パニック状態をくり返したと思われた。本児では、NPPVによる呼吸苦の軽減とアリピプラゾールによる自閉症状の緩和が有効であった。 アテトーゼや特異な気質を有する重症児では、当然の医療処置であっても病状の悪化を招く可能性があり注意が必要である。...

    DOI 医中誌

  • O-054 人工呼吸器装着下で早期離床、急性期呼吸理学療法を施行したARDS の1 症例

    山口 翔平 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 54-54, 2017

    ...既往歴に右下腿骨骨折、パニック障害。入院2 ヶ月前より咳嗽があり様子を見ていたが、食欲不振、倦怠感、動悸あり30 年前にパニック障害になったため心療内科を受診し肺炎のため当院紹介され緊急入院。職業は契約社員。身長158.0cm 体重50.00kg。</p><p>【説明と同意】</p><p>本症例に対して書面にて同意をいただき個人情報の取り扱いには十分配慮した。...

    DOI

  • ウェアラブルデバイスを用いた非常時体調管理システム

    古口, 眞, 柴田, 義孝, 橋本, 浩二 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 987-988, 2016-03-10

    ...災害時は避難所に多くの人が避難することが想定される.しかし,医療従事者の不足やパニックが続く緊張感のあり,大勢の避難者が集まるそのような場では健康管理が非常に困難である.また,医療従事者に対して担当する避難所や避難者が膨大な量である現状が問題として挙げられる.本研究では災害時などの避難所でウェアラブルデバイスであるスマートウォッチを駆使し,バイタルサインを取得し,医療従事者が容易に管理・監視できるシステム...

    情報処理学会

  • 精神疾患患者にみられたMeckel憩室による絞扼性腸閉塞症の1例

    髙橋 真治, 金村 秀, 若松 喬, 中山 弘道, 呉屋 朝幸 日本外科系連合学会誌 41 (4), 623-628, 2016

    ...<p>精神疾患患者は症状を正しく伝えることが出来なかったり向精神薬の影響で症状が被覆されたりすることにより身体疾患の診断が遅れることがある.それとは逆に,精神症状が消化器症状として現れることもある.そのため,精神疾患患者が何らかの身体症状を訴えた場合は精神疾患自体が原因でないかどうかをよく確認する必要がある.今回われわれは,うつ病とパニック障害のため精神科に通院している患者が腹痛を主訴に来院し,その...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • パニック障害を有する進行性非セミノーマの1例

    奥村 昌央, 森井 章裕, 桐山 正人, 高松 秀行, 清水 正司, 安井 伸一, 高川 清 日本泌尿器科学会雑誌 107 (1), 48-53, 2016

    ...<p>パニック障害を有する進行性非セミノーマの1例を報告する.症例は33歳男性.20歳代より人混みに入ると動悸や過呼吸を認めていた.左頚部腫瘤の主訴で2012年11月当院耳鼻咽喉科受診.FDG-PET/CTで左頚部,左鎖骨上窩,左腋下,傍大動脈リンパ節の腫脹と左精巣の腫大を認め当科紹介.左精巣は手拳大に硬く腫脹しており,即日入院を勧めたが拒否し翌日,自宅で意識を喪失し救急搬送された.頭部CTと心電図...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献1件

  • 震災・水害等による都市型複合災害の現状と課題

    久田 嘉章 日本地震工学会論文集 16 (5), 5_12-5_21, 2016

    ...一方、今後は震災だけなく、水害(津波・洪水・高潮・内水氾濫)が連続して発生し、大群集の避難に伴うパニックなど最悪な状況を想定した都市型複合災害への対応も必要となっている。事例として新宿駅と北千住駅の周辺エリアを対象として、震災と水害に関する対策の現状と課題を整理した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 02社−24−口−05 障害者スポーツ指導者の活動満足に影響を及ぼす要因に関する研究

    青山 将己, 山口 泰雄 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 97_2-97_2, 2016

    ...特に、知的・精神障害者に対する指導において、「パニックになったときの対処法」や「コミュニケーションを図りにくい」という意見があった。このことは指導活動におけるストレスにもなっていた。指導員養成講習会のカリキュラムを見直すなど、「障害特性」を学ぶ機会を提供していく必要がある。</p>...

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