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検索結果 38 件

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  • 原子核乳剤フィルムの現像時に生じる表面銀粒子の化学的溶解除去

    久下 謙一, 早川 大樹, 有賀 昭貴, 奥井 一暁, 奥村 虎之介, 金井 巧, 三浦 真登, 野中 元哉, 藤森 春陽, 宮本 隼 日本写真学会誌 86 (4), 397-402, 2023-11-20

    原子核乳剤フィルムでは現像時に表面にも銀原子が形成されて,飛跡と無関係な銀粒子が付着し,飛跡の銀粒子を覆い隠 すという問題がある.この表面銀粒子を,疎水性のヨウ素蒸気に曝露してヨウ化銀とし,その後定着することで除去する 方法を開発した.表面にある銀粒子はこの処理でヨウ化銀となるが,親水性の乳剤膜内にはヨウ素分子は浸透できず,飛 …

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  • 原子核乾板を用いたミューオンラジオグラフィー:山岳氷河の新しい観測窓

    西山 竜一, 有賀 智子, 有賀 昭貴 日本写真学会誌 81 (3), 263-268, 2018

    ...概説する.地球温暖化により氷河の融解・後退が顕著な現在では,氷河の下の基盤岩の形状を正確に理解することが氷河学上,保安上の観点から求められている.ミューオンラジオグラフィーは,その優れた空間分解能のために,現存する他の物理探査手法(氷中レーダーなど)を補完する新たな観測技術として期待されている.また,宇宙線検出器としての原子核乾板は電源を必要としないため,過酷な氷河での観測に適している.著者を含むベルン...

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  • 含水準輝石族鉱物におけるLi↔Na置換と水素結合システム

    永嶌 真理子, 今岡 照喜, 福田 千紘, Pettke Thomas 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2016 (0), 67-, 2016

    ペクトライト, セラン石,田野畑石などはいずれも含水準輝石族に属する鉱物で,3個のSiO<sub>4</sub>四面体を周期とする鎖で特徴づけられ,その化学式は(Li, Na)(Ca, Mn)<sub>2</sub>[Si<sub>3</sub>O<sub>8</sub>(OH)と表される.本研究では,本鉱物群における陽イオン置換と水素結合システムの関係を解明するために,化学組成の異なる5産地6…

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  • 簡易気候モデルを用いた大気大循環モデルの模倣

    石崎 安洋, 江守 正多, 横畠 徳太, 高橋 潔, 塩竈 秀夫, 肱岡 靖明, Strassmann Kuno, 小倉 知夫, 吉森 正和 水文・水資源学会研究発表会要旨集 26 (0), 50-, 2013

    温暖化の影響評価や適応策を考える際には幅広い範囲の排出シナリオの結果が必要となる。大気大循環モデルを用いて様々な排出シナリオの条件下で予測を行うには膨大な計算機資源が必要となる。パターンスケーリングは、このような幅広い排出シナリオに基づいた将来予測を行うために非常に有益なツールである。パターンスケーリングにおいては、簡易気候モデルが大気大循環モデルの全球平均気温上昇量を模倣する性能が持つことが求…

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  • フィンランドOutokumpu産のCrとVに富む低結晶性クリノゾイサイトの結晶化学的研究

    永嶌 真理子, Armbruster Thomas, Herwegh Marco, Pettke Thomas, Lahti Seppo, Grobety Bernard 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 186-186, 2011

    フィンランドOutokumpu copper mine産のCrとVに富む低結晶性クリノゾイサイト(∼0.89 Cr<SUP>3+</SUP> and ∼0.23 V<SUP>3+</SUP> apfu)の結晶化学的研究を行った.本試料はエメラルドグリーンを呈し,鏡下では明瞭な消光を示すにも関わらず,X線および電子線での観察では低い結晶度を示す.メタミクト化した結晶の特徴を有するが,本試料中にはT…

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  • 上須戒鉱山産のMn2+とSrに富む紅簾石の結晶化学的研究

    永嶌 真理子, Armbruster Thomas, 赤坂 正秀, 皆川 鉄雄 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 71-71, 2010

    四国三波川変成帯上須戒鉱山産のMn<SUP>2+</SUP>とSrに富みREEを含む紅簾石の研究を行った。本試料は高いSr (2.2-6.2 SrO wt.%), Mn (16.2-18.8 Mn<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB> wt.%), REE (0.7-4.0 REE<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB> wt.%) …

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  • パンペリー石における水素結合システム

    永嶌 真理子, Armbruster Thomas, Libowitzky Eugen 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 72-72, 2010

    パンペリー石における水素結合システムを検討するために,スイスOberhalbstein産とロシアSanary産のパンペリー石2試料の結晶構造解析を行った。その結果,O5, O7, O10, O11がOH基を形成することが確認され,さらに新たなH原子位置(H5’)が発見された。OH基の数はXサイトにおける陽イオンの酸化数によって決定される。Xサイトを2価の陽イオンが占有する場合,これまでの研究で報…

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  • 広島県東城町久代産ベスビアナイトの組成・構造変化とホウ素の取り込みについて

    大川 真紀雄, Armbruster Thomas, Galuskin Evgeny 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2007 (0), 143-143, 2007

    広島県東城町久代の高温型スカルンでは、高温型P4/nncベスビアナイトは構造中の4配位空隙の一部が陽イオン(Al,Fe3+)によって占有され、さらに4回回転軸上に3配位席を持つという特徴がある。ベスビアナイトへのホウ素の取り込みはP4nc構造のみに認められるが、ホウ素は3配位席および4配位空隙に入り、結晶構造から見ると、ホウ素含有ベスビアナイトはP4/nncベスビアナイトと密接に関連している。ま…

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  • 軽石を用いた高空隙率天体衝突破壊模擬実験

    中村 昭子, 平岡 賢介, 小野瀬 直美, 長谷川 直, 瀬藤 真人, ミッシェル パトリック, ジュズィ マーチン 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 102-102, 2006

    高空隙率天体の衝突破壊過程を理解し、かつ、数値シミュレーションへ供するデータを取得するために、二段式軽ガス銃を用いて加速した直径7 mmのナイロン球、3.2 mmのガラス球プロジェクタイルにより、空隙率72%の軽石の衝突破壊実験を行った。衝突速度は、1.5~4.5 km/sとした。軽石の単位質量あたりに与えたエネルギーとともに、破壊の程度が増すこと、プロジェクタイルの違いにより破壊効率が異なるこ…

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  • クマリン色素によるゼオライトLの細孔入口の選択的化学修飾

    伴 隆幸, Bruehwiler Dominik, Calzaferri Gion 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004F (0), 238-238, 2004

    トリエトキシシリル基を有するクマリンによる、ゼオライトLの細孔入口の選択的化学修飾について検討した。そのクマリンのジクロロメタン溶液中に、脱水処理したゼオライトL粒子を分散すると、その分子は、クマリン部位をゼオライト細孔の内側に向けて、細孔入口のみに選択的に吸着した。吸着後、そのコンポジット粒子をトルエン中で加熱処理すると、エトキシシリル基とゼオライト細孔入口のシラノール基の間での縮合反応により…

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  • 科学的サゴ研究の始まり: Abraham Steck’s 1757 <i>De Sagu</i>

    Johnson Dennis V., Davis Basil S. Sago Palm 11 (1), 26-33, 2003

    ... Abraham Steck によって書かれた<i>De Sagu</i>というタイトルの論文は,1757年,スイスのベルン大学医学部 の学位論文として完成されたものである.これは,サゴヤシに関して知られている科学的な書物 として初めてのものであるだけでなく,ヤシ科の植物に関して書かれた学術的な論文としては,初めて 出版されたものである.ラテン語で書かれたこの44ページの論文は,ヨーロッパとアメリカ...

    DOI 参考文献3件

  • Bernese GPSソフトウエアのための測地網平均プログラム

    日置 幸介 測地学会誌 38 (3), 309-312, 1992

    ...汎地球測位システム(GPS)で得られた三次元測位データのための網平均プログラムを紹介する.本プログラムは各セッション毎に推定された基線ベクトルを入力データとし,各地点の最終的な座標値を最小自乗推定する.その際,ある地点を既知の座標に固定するか,疑似距離を用いて推定された絶対座標に合致するように網全体を平行移動させるかのいずれかを行う.このプログラムはスイス・ベルン大学作成のGPSデータ解析ソフトウエア...

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