検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 163 件

  • 1 / 1

  • こたつ火災によるバックドラフトで受傷した熱傷の1例

    古木 遥, 竹内 一博, 小林 昇平, 川瀬 麻依子, 鳥居 祐希, 井川 祐一, 小室 明人 熱傷 49 (3), 150-154, 2023-09-15

    ...<p> バックドラフト現象とは, 気密性の高い空間で不完全燃焼によって可燃性のガスが充満した状態で空間が開放されると, 急激に新鮮な空気が入り込み, 可燃性ガスが爆燃する現象である. 今回, こたつ火災でのバックドラフトで受傷したと考えられたまれな熱傷例を経験したため報告する. 症例は89歳, 女性....

    DOI 医中誌

  • 防爆エリアにおけるインターロック機能の 有効性とその歴史について

    野田 和俊, 大塚 輝人 安全工学 62 (3), 196-201, 2023-06-15

    ...<p>石油や化学プラントなど,可燃性ガス等が存在する危険場所において電気機器を使用する場合,防爆構造の機器を使用しなければならない.防爆構造の機器は,万が一,可燃性ガス等の濃度が着火・爆発濃度域であっても,周辺外部に対して着火・爆発を引き起こさない構造である.さらに安全性を担保する機能の一つとして,インターロック機能がある.より安全な機器とする有効な機能であるが,その考え方は石炭鉱山での活用が原点となっている...

    DOI

  • 新型クーロンメータを用いたサイロ内部の突起物から発生する 静電気放電の電荷量測定に関する実験的研究

    崔 光石, 長田 裕生, 庄山 瑞季, 鈴木 輝夫 安全工学 62 (2), 115-121, 2023-04-15

    ...粉体試料は3 mm のポリプロピレン(約800 kg)を使用した.結果によると,突起物で発生した静電気放電の電荷量を新型クーロンメータでリアルタイムに測定することができた.突起物で発生した静電気放電の電荷量は負極性の数十nC から数千nC であり,800 kg 投入終了後は-6045 nC の最大値が得られた.なお,今回の実験で得られた-6045 nC は放電エネルギーに換算すると87 mJ に相当し,可燃性...

    DOI

  • 低流速で流動するプロパン/空気予混合気の消炎距離

    今村 友彦, 末柗 潤一, 柳 弘也 安全工学 61 (3), 193-200, 2022-06-15

    ...<p>可燃性ガスのフィジカルハザード評価に資することを目指し,比較的低流速で流動するプロパン/空気予混合気の消炎距離の流速依存性を実験的に調査した.この流速範囲では,流速の増加に伴って消炎距離が狭くなった.電極平板間に火炎核が滞在している時間が流動により短縮されるため,火炎核から電極平板への熱損失量が減少することに起因する.流動時の消炎距離を静穏時の消炎距離で規格化すると,無次元火炎伝播速度(流動環境下及...

    DOI

  • 山梨県南部町における公民連携木質バイオマスガス化発電の取り組み

    佐藤 孝吉, 渡辺 皓大, 望月 一刀, 吉野 聡 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 275-, 2022-05-30

    ...ガス化過程で生成された可燃性ガスを発電用燃料として使用したのち発生する熱は、町内の温水施設へと無償提供される。環境、社会面から公益的機能を高めていることから地域社会との協力体制を強化することにより、さらなる参加型の運営が可能になると考察した。</p>...

    DOI

  • ゾーン算定における換気有効度の定量化

    大塚 輝人, 持田 智, 古谷 隆志 安全工学 61 (2), 141-148, 2022-04-15

    ...<p>爆発災害を未然に防ぐため,着火源と爆発性雰囲気を隔離する必要がある.空間的な隔離を確立するために,爆発性雰囲気が存在する可能性がある場所を,危険箇所として指定し,そこで使用する機器をリスクアセスメントに応じて防爆機器にすることで電気機械器具が着火源となることを防いでいる.本稿では,危険箇所を判定する際に定性的な表現で示されている換気有効度について,可燃性ガスの放出,希釈,換気に関わる機器の故障率...

    DOI

  • 水とマグネシウム粉末の反応の熱的危険性と水の蒸発潜熱が発熱挙動に与える影響

    西脇 洋佑, 佐藤 嘉彦 労働安全衛生研究 15 (1), 3-11, 2022-02-28

    ...<p>マグネシウム(Mg)粉末やその合金粉末と水の反応は,反応時の発熱による温度上昇および可燃性ガスの発生から,度々発火による災害の原因となっており,また火災後の消火活動を阻害し,被害の拡大や長期化を招き,多くの労働者が被災している.災害発生の未然防止と被害低減のためには,リスクアセスメントの結果に基づく的確なリスク低減措置を講ずることが有効であり,的確なリスクアセスメントを実施するには,Mg粉末の...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 高温水蒸気ガス化を目的としたプラスチック原料の物性調査

    中道 隆広, 山口 稜, 岩永 和真, 本田 龍星, 石橋 康弘, 村上 信明 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 329-, 2022

    ...<p>草本・木質系バイオマスを対象としてバイオマス原料を粉体で800~1,000℃の反応管へ供給しガス化剤である高温水蒸雰囲気で反応させ、H<sub>2</sub>、CO、CH<sub>4</sub>の可燃性ガスを生成する技術がある。...

    DOI

  • 爆発安全の科学 ―ガス爆発と粉じん爆発のリスク評価―

    土橋 律 安全工学 59 (4), 211-216, 2020-08-15

    ...<p>可燃性ガスや可燃性粉体は爆発事故を起こす危険性があるため,爆発現象を適切に把握し,的確なリスク評価をおこない,事故の発生防止,被害軽減をおこなう必要がある.本稿では,ガス爆発については,その挙動を燃焼現象として説明するとともに,主要な被害の原因である体積膨張,圧力上昇,爆風発生の過程と影響度の見積もりについて,閉空間と開放空間の場合について概説した.特に,火炎伝ぱの加速がガス爆発現象に大きな影響...

    DOI Web Site

  • NEWS 時事・プロジェクト:塗膜くずから可燃性ガスか、東名火災

    日経コンストラクション = Nikkei construction (730) 16-, 2020-02-24

    東名高速道路の高架橋塗装工事で作業員1人が死亡した火災は、剥がした塗膜くずから発生したガスに引火して燃え広がった可能性があると分かった。中日本高速道路会社の再発防止委員会(委員長:伊藤義人・名古屋大学名誉教授)が2020年1月21日の会合で明らかに…

    PDF Web Site

  • 安定型最終処分場で観測される埋立地ガス中の高濃度窒素ガス成分の由来検討

    石垣 智基, 成岡 朋弘, 松尾 豊, 小林 結衣, 北村 洋樹, Sutthasil Noppharit, 長森 正尚, 山田 正人 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 367-, 2020

    ...特に埋立地ガスは、悪臭、有害ガスおよび可燃性ガス等が作業環境ならびに周辺環境に及ぼす影響を速やかに排除するとともに、埋立地内部における廃棄物の分解・安定化挙動の予測に寄与するモニタリング情報であると考えられる。本研究では、埋立が終了した安定型最終処分場における埋立地ガスモニタリングの結果を報告する。...

    DOI

  • Cellulose Decomposition in Electrolytic Solution Using In-Liquid Plasma Method

    TANGE Kazuki, NOMURA Shinfuku, MUKASA Shinobu, KITAHARA Takuma 日本エネルギー学会誌 98 (10), 265-271, 2019-10-20

    ...H<sub>2</sub>はセルロースのプラズマ分解によって生じる主生成物であるが,一酸化炭素,二酸化炭素,およびその他の低級可燃性ガスも発生した。プラズマの生成には電子放出が必要であり,Na<sup>+</sup>およびSO<sub>4</sub><sup>2-</sup>イオンが銅電極と衝突することで電子放出は増加する。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献27件

  • 可燃性ガスの燃焼特性に及ぼす初期環境湿度の影響

    今村 友彦, 大月 雅也, 熊田 昇太, 古屋 祐樹 安全工学 58 (2), 90-95, 2019-04-15

    <p>新エネルギーガスとしての活用が期待されているLPG について,インフラや各種機器への適用を想定したリスクアセスメントに活用できるデータの整備を目指し,LPG の火炎伝播速度に及ぼす初期環境湿度の影響を実験的に調べた.実験には容積1.36 L の円筒形燃焼容器を用い,LPG/Air 混合気及びLPG/O2/N2 混合気を対象として,LPG …

    DOI Web Site

  • 天然物鉱石を触媒に用いたバイオマスのガス化に関する研究

    劉 志翔, 川本 克也 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 313-, 2019

    ...このガス化によりH<sub>2</sub>のほかCOや炭化水素など種々の可燃性ガスが発生する<sup>1)</sup>。これら有用なガスの収率を高めるため触媒の適用が検討される。今回筆者らは、ガス化の触媒能力を持つと考えられる天然鉱石に着目し、ガス化プロセスへの適用性を評価した。発生ガスの組成を把握し、ガス中水素濃度およびH<sub>2</sub>/CO比の変化を評価した。...

    DOI

  • 広域ガス監視システムの高度化

    都築 斉一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 45-, 2019

    ...<p>高感度な赤外線カメラを用いて、広域の可燃性ガスを可視化し常時監視する技術について、2015年・2017年・2018年と報告を行ってきた。今回、実地での撮影実験を行い、更なる画像処理を推し進め自律的な監視の精度を高めてきた。加えて、複数台のカメラをシステマティックに連携し、集中監視によりパトロール業務の改革を構想したので報告する。</p>...

    DOI

  • バイオマスのガス化および触媒改質プロセスに関する研究

    劉 志翔, 川本 克也 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 383-, 2018

    ...このガス化によりH<sub>2</sub>のほか一酸化炭素や炭化水素など種々の可燃性ガスが発生する。今回は比較的低温の回分系において、バイオマス試料のガス化およびニッケル(Ni)系触媒改質実験を行った。発生ガスの組成と炭素分配率などを把握し、発生ガスの熱量や触媒効果を評価した。実験の結果、ガス化のステップを熱分解ガス化、部分燃焼ガス化、水蒸気ガス化とあげるほど得られたガス量は増加した。...

    DOI

  • 潤滑油の爆発限界の実験的評価

    佐藤 稔, 川尻 和彦, 月居 和英, 長房 智之 年次大会 2018 (0), S1710002-, 2018

    <p>As a result of experimentally evaluating the flammability limits of lubricating oil or flammable gas, it is possible to apply the temperature dependence based on the White's rule to the measured …

    DOI Web Site

  • 金属酸化物半導体を用いた水銀蒸気センサの開発

    山浦 弘之, 白石 皓士, 八尋 秀典 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 125-, 2017

    ...我々は、可燃性ガスセンサに用いられる酸化スズなどのn型金属酸化物半導体を用いて空気中水銀蒸気に対する応答特性を検討した。その結果、150-350 ℃付近のHg蒸気中で抵抗が減少し、空気中で回復する可逆的な応答を示すことを見出した。特に酸化スズの応答が最も大きいことがわかった。...

    DOI

  • グラフェン化学気相成長過程の微視的解析 I.成長機構

    斉木 幸一朗, 平良 隆信, 小幡 誠司 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2573-2573, 2017

    ...<p>高温(1000℃),可燃性ガス(H2, CH4)下でのグラフェン成長を,空間,時間分解能1µm,1sで観察できる熱放射顕微鏡を開発した[1,2].この手法を用い,グラフェンドメイン面積の時間変化から成長速度の温度依存性,メタン供給量依存性を抽出した.この結果をもとに成長機構の律速過程を議論する.[1] Terasawa and Saiki:Nature Communications 6, 6834...

    DOI

  • 触媒を用いた水熱ガス化処理による有機廃水からの燃料ガスの創出

    松本 信行 紙パ技協誌 71 (6), 598-604, 2017

    ...このプロセスでは,独自に開発した触媒に高温・高圧にした廃水を通過させることにより廃水中の有機物を高速で分解処理するとともに,その処理過程でメタンを主成分とする可燃性ガスを創出することができ,廃水処理,エネルギー回収,CO<sub>2</sub>排出量削減を同時に実現することが可能となる。...

    DOI Web Site Web Site

  • 廃グリセリンの熱分解による合成ガス製造

    河崎 澄, 山根 浩二 Oleoscience 17 (7), 289-294, 2017

    ...実験の結果,反応温度800 K以上において,グリセリンはH<sub>2</sub>,CO,およびC1~C2炭化水素からなる可燃性ガスに分解されることを示した。さらに,水添加を行うことにより,主に1000 K以下の温度条件におけるガス化率が向上することや,FAME製造過程において得られた廃グリセリンも,グリセリン試薬と同様に熱分解できることなどを示した。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 硫化水素発生条件下で生じる有機酸や可燃性ガスが水銀の形態変化に与える影響

    武下 俊宏, 村田 真理, 内田 正信 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 525-, 2015

    ...次に、純水中の酸化水銀と水素、メタン等の可燃性ガスを接触させる実験を行ったところ、両試料において水銀蒸気が発生し、特に酸化水銀とメタンの接触では液中にメチル水銀が生成した。以上の結果から、メチル水銀の生成には培養中に生成する有機酸が関与し、また水銀蒸気の発生は培養中に発生する水素が関与しているものと考えられた。...

    DOI

  • 静岡県沼津市における不法投棄事案に係るモニタリング結果等について

    伊藤 靜, 島岡 隆行, 岩堀 惠祐, 小野 雄策 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 499-, 2015

    2004年11月、静岡県沼津市で大規模な産業廃棄物不法投棄事案が発覚した。この不法投棄は、約3.6haにわたる山林に主に廃プラスチック類や木くず、紙くずなどの産業廃棄物約23万㎥が埋め立てられたものである。本県は、学識経験者による支障評価・対策検討委員会から不法投棄現場の一部に崩落の恐れがあると提言を受け、行政代執行により当該現場の産業廃棄物約13,000㎥を除去の上斜面安定化工事等を実施し、2…

    DOI

  • メタゲノム解析と培養方法を組み合わせたごみ固形燃料の安全性評価

    小西 忠司, 鳴海 明, 小原 裕治, 河村 佑太, 斎藤 洋徳, 山田 健太郎 日本火災学会論文集 65 (1), 1-9, 2015

    ...本研究では, 三重県RDF事故の第一要因と考えられる微生物による発酵と可燃性ガス産生に着目して, 製造地の異なる三重県5地域のRDFに対して, 培養実験とメタゲノム解析を併用して解析した。RMJ方式で製造されたRDFでは, 230~280℃の熱風で加熱しても芽胞形成菌<i>Bacillussp.</i> や<i>Clostridium sp....

    DOI Web Site

  • ストーカ炉における排ガス再循環を用いた低NOx燃焼

    古林 通孝, 重政 祥子, 佐藤 拓朗, 宮本 康弘, 安田 俊彦 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 301-, 2014

    ...<br>HiLECTの燃焼状態を観察した.すなわち,低O<sub>2</sub>濃度のRFGを後壁から高速で吹き込むことによって,ごみ層の主燃焼域から発生する高温の可燃性ガスと後燃焼火格子下から供給される燃焼空気が後壁側に引き寄せられ,その後,後壁手前で反転し,RFGに希釈されながら混合し始める.このとき,O<sub>2</sub>濃度は低下するものの,自着火温度以上であるため,燃焼反応は十分に進行...

    DOI

  • <b>可燃性ガス定容爆燃特性値測定の最適着火位置の検討 </b>

    栗原さゆり・斎藤 寛泰, 水谷 高彰 安全工学 53 (3), 181-187, 2014

    ...<p>相似形容器を用いた定容爆燃実験で着火位置を偏心させて行い,可燃性ガスの爆燃特性値に及ぼす着火位置の影響を調べた.上下壁面でイオンプローブによって火炎到達を検知することにより火炎球が受ける浮力の影響を把握することを試みた.その結果,燃焼速度が小さい可燃性ガス条件では,浮力の影響が顕在化し,爆発指数(<i>K</i><sub>G</sub> 値)が着火位置によって変化した.最大の<i>K</i><...

    DOI Web Site

  • ポータブルガスモニターによる処分場ガス測定時の留意点

    遠藤 和人, 山田 正人 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 437-, 2014

    ...接触燃焼式センサーを用いてメタン(可燃性ガス)を測定する場合、酸素が8%以上存在する環境下でないと正確な値が表示されないことがわかった。また、電気化学セルを用いてCO濃度を測定する際には、水素ガスが存在していないことが条件となる。...

    DOI

  • <b>水素スタンド事故の影響度推定と安全対策について </b>

    小森 雅浩 安全工学 53 (6), 373-379, 2014

    ...水素スタンドが社会に受容されていくためには,そのリスクを十分に低減することが必要条件である.本稿では,高圧の可燃性ガスである水素を相当量取り扱う設備である水素スタンドで発生が想定される漏洩事象を整理し,漏洩事象毎に影響の大きさを示す.その上で,水素スタンドの安全管理上のポイントについて概説を試みる....

    DOI Web Site

  • 最新のガスセンサ―省電力と高感度化への取り組み

    堀内 雅司 応用物理 81 (2), 134-138, 2012-02-10

    ...<p>現在ガスセンサの多くは,可燃性ガスや毒性ガスの漏【ろう】洩【えい】による爆発事故や中毒事故を未然に防ぐために使用されている.ここ数年来,ガスセンサは省電力化が進み,現在では電池で5年間使用できるガス警報器も開発されつつある.また,新たなニーズとしてニオイ検知の市場に対応するためのセンサが開発されている.これまでの間,さまざまなセンサ材料が試験され,用途に応じた特性が得られるようになってきた.さらに...

    DOI Web Site

  • 霧状酸化剤による環境修復技術の開発と実施研究

    川鍋 良治, 樋口 壮太郎, 内田 正信, 為 田一雄, 米村 孝介 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 23 (0), 525-, 2012

    ...また、最終処分場から発生するアンモニアや硫化水素等の臭気ガス、メタンガスや水素等の可燃性ガスの問題は悪臭問題や火災の危険性を高める原因となっている。今回は、霧状の微細粒子にしたオゾン水や過酸化水素水等の酸化剤を、最終処分場に埋設された通気管から供給する霧状酸化剤注入工法を用いて、硫化水素及びメタンガスの低減化の実証実験を行った結果及び設置実施例について報告する。...

    DOI

  • 高温過熱水蒸気によるセラミックスシート成形体の高速脱脂

    田中 誠, 松平 恒昭, 田邊 一太郎, 大川 元, 北岡 諭 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 114-114, 2011

    ...飽和水蒸気を更に加熱して得られる過熱水蒸気は,逆転点と呼ばれる温度を超えると加熱空気に比べ乾燥速度が高くなる特異な性質を持つことや,浸透作用が高いこと等から,近年,その利用技術に高い注目が集まっている.例えば,揮発性有機化合物の分解,畜糞や食品残渣等の炭化・減容,脱臭,さらには,発生する可燃性ガスを熱エネルギーとして再利用する取り組みも行われつつあり,地球環境の維持・浄化に役立つ熱処理技術の一つである...

    DOI

  • Pd/Pt共担持チタニア薄膜のガスセンサ特性に及ぼす紫外光照射の影響

    井田 雄大, 柳田 さやか, 安盛 敦雄 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 105-105, 2011

    ...触媒燃焼式ガスセンサは可燃性ガスの検知に広く用いられている。このセンサでは多孔質セラミックス上に担持された貴金属触媒による検知ガスの燃焼反応を検出に利用しているが、ガスの不完全燃焼等によって触媒被毒が起こり、応答性が低下する問題がある。本研究ではチタニア薄膜上にPdおよびPtを共担持して触媒燃焼式センサを作製し、紫外光照射によるチタニアの光触媒作用によるガス応答性の変化を調査した。...

    DOI

  • 可燃性ガスハイドレートの燃焼特性

    植田 利久 日本燃焼学会誌 53 (164), 69-77, 2011

    <p>Characteristics of flame propagation over combustible hydrates, methane hydrate and natural gas hydrate, in a laminar flat plate boundary layer has been investigated experimentally. The fine …

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 霧状酸化剤を用いた埋立地の早期安定化に関する研究

    為田 一雄, 内田 正信, 武下 俊宏, 樋口 壯太郎, 西山 亨, 高士 昇吾, 寺本 佳宏, 川合 啓之, 宮村 典仁, 山川 雅弘, 吉岡 理 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 22 (0), 207-207, 2011

    ...また、最終処分場から発生する硫化水素等の臭気ガス、メタン等の可燃性ガスの問題は悪臭問題や火災の危険性を高める原因となる。これらの問題を解決するために、霧状の微細粒子にした過酸化水素水等の酸化剤を、最終処分場の廃棄物層に埋設された通気管から供給する技術を研究開発した。...

    DOI

  • <b>三重県の発電所のRDF </b><b>貯蔵サイロでの火災と爆発 </b>

    八島 正明 安全工学 50 (5), 319-324, 2011

    ...当時のサイロへのRDF の受け入れ状況とサイロ内の温度,CO 濃度の変化を検討し,災害原因を推定した.本調査の結果,三重県内で製造されたRDF には発熱性があることが判明した.鈴鹿倉庫に4 ヶ月間保管されていた古いRDF が発火に直接関与したかどうかは不明であるが,サイロに貯蔵されていたRDF は7 月18 日あるいはそれより前に発火した.サイロ内でくすぶり続け,不完全燃焼に伴うCO と熱分解による可燃性...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • HTTR-ISプラントにおける確率論的安全評価

    工藤 潤一, 坂場 成昭, 高橋 信, 若林 利男 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010f (0), 486-486, 2010

    ...前回、2009秋の大会にて、原子炉を用いた水素製造プラントの1つであるHTTR-ISプラントにおける確率論的安全評価を発表したが、その内容は可燃性ガスを内包するヨウ素系統における、可燃性ガスの漏えいに伴って発生しうる火災爆発を対象とした評価であった。 今回は、前回対象としなかった系統における確率論的安全評価を行う。...

    DOI

  • <b>地中での漏出ガスの拡散挙動に関する実証的研究</b><b>数値シミュレーションモデルを用いた適用性検証 </b>

    岡本 英樹, 五味 保城 安全工学 49 (1), 38-46, 2010

    ...<p>化学プラントやガス業界などでは,可燃性ガスなどを輸送するための大規模な埋設配管を保有している.これらの安全管理は,配管材料の長期信頼性の評価だけでなく,万一のガス漏出時の地中での拡散範囲など,拡散挙動に関する知見が極めて重要で,安全な設備の設計や維持管理を行う上で基盤となる.これらのことから様々な埋設条件下で,漏出ガスの拡散挙動を効率的に確認できる数値シミュレーションツールのニーズは非常に高い...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • ゾルゲル法によりガラスキャピラリ上に担持したチタニア薄膜のガスセンサ特性

    川端 顕吾, 岸 哲生, 西尾 圭史, 安盛 敦雄 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 1B22L-1B22L, 2010

    ...近年、化石燃料の代替エネルギー源として、水素、アルコールなどの可燃性ガスが注目されてきており、それらを高精度・高感度で検知できるガスセンサの小型化や、検知ガスの選択性など高性能化の研究・開発が進められている。我々は、これまで接触燃焼式ガスセンサとして、ゾルゲル法を用いてガラス基板上にPt/Pd担持チタニア薄膜を作製し、その水素ガスセンサ特性を報告している。...

    DOI

  • 埋立廃棄物への間欠強制空気注入技術における送気期間の影響

    黒木 泰貴, 峠 和男, 古市 徹, 谷川 昇, 石井 一英 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 20 (0), 232-232, 2009

    ...不法投棄等により廃棄物が不適正に処分された現場から生活環境にかかわる支障を取り除く修復再生事業においては廃棄物の掘削除去作業が必要となるが、埋立廃棄物は種類が様々で有害物質を含む場合も多く、高濃度有害ガスの発生や可燃性ガスによる爆発のおそれがある事例も認められている。...

    DOI

  • <b>防爆電気機器に係る技術および規格の発展と現</b><b>状 </b>

    田中 隆二 安全工学 48 (2), 72-80, 2009

    ...<p>防爆電気機器は,炭坑でメタンガスの着火爆発を防止するために19 世紀後半に開発された.その後各種の可燃性ガス・引火性液体を取り扱う一般の工場,事業場においても,爆発防止の一環としてその使用が広まった.また,防爆電気機器は可燃性粉じんを扱う産業分野においても粉じん爆発防止のために使用されている....

    DOI Web Site 参考文献16件

  • <b>IEC 60079 シリーズに適合した工場電気設備防爆指針が目指すも</b><b>の </b>

    永石 治喜 安全工学 48 (6), 395-400, 2009

    ...<p>工場電気設備防爆指針(以下,防爆指針という)は,これまでに,可燃性ガスまたは引火性液体の蒸気による引火爆発の危険のある箇所に設置する電気設備に関する唯一の技術指針として,JIS の防爆関連規格,船舶の防爆規格あるいは電気事業法,消防関連の関係法令等の制定に際し,そのよりどころとして広く活用されるとともに,防爆構造電気機械器具の検定にも活用されている.2006 年以降はIEC 規格に対応した防爆指針...

    DOI Web Site

  • 液/液界面を利用したパラジウム担持SnO2ナノ粒子の調製とそのガス検知特性

    木田 徹也, 倉地 弘幸, 湯浅 雅賀, 島ノ江 憲剛, 山添 昇 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009F (0), 2Q02-2Q02, 2009

    ...酸化物半導体を用いるガスセンサは、可燃性ガスを安価で簡易に検知できる優れたセンサであり、酸化物に貴金属の担持を行うことでその感度が大きく増大することが知られている。しかし、酸化物ナノ粒子に貴金属を担持するのは極めて難しく、異種類のナノ粒子同士を精密に接合する新しい手法の開発が必要である。...

    DOI

  • <b>廃棄物処理施設の爆発火災中毒事例解</b><b>析 </b>

    清水 芳忠・内田 剛史, 大下 和徹, 三宅 淳巳, 若倉 正英, 武田 信生 安全工学 48 (3), 169-176, 2009

    ...まれており,危険性の的確な把握が重要な課題である.事故を低減するためには,事故の原因究明や,事故対策による安全化とともに,事故から学んだ知見や教訓を類似事故の防止に役立てることが重要となる.そこで本調査では,廃棄物処理施設の事故調査結果から,物質と装置の両面から事例解析を行い,事故要因や起因事象などを明らかにした.火災事故のおもな事故原因は,貯留設備内での引火性物質混入や,ごみ保管中の蓄熱発火,および可燃性...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • <b>地中での漏出ガスの拡散挙動に関する実証的研究</b>

    岡本 英樹, 五味 保城 安全工学 48 (5), 306-312, 2009

    ...<p>化学プラントやガス業界などでは,可燃性ガスなどを輸送するための大規模な埋設配管を保有している.これらの安全管理は,配管材料の長期信頼性の評価だけでなく,万一のガス漏出時の地中での拡散範囲など,拡散挙動に関する知見がきわめて重要で,安全な設備の設計や維持管理を行ううえで基盤となる.これまで室内や屋外など大気中でのガス拡散状況は数多く紹介されているが,地中での漏出ガスの拡散について実際に評価した例...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • 二重釜式熱分解ガス化装置により生じた熱分解残さの性質

    本間, 千晶, 吉田, 華奈, 阿部, 龍雄, 猪子, 純一, 武下, 昌廣, 小島, 康夫 林産試験場報 22 (2), 19-23, 2008-06

    ...二重釜式熱分解ガス化装置は、各種有機材料を可燃性ガスと油に転換する装置である。本研究では熱分解過程で生じる残さの用途開発に向け、本装置により生じた木質材料等の熱分解残さの比表面積および細孔容積、トルエンおよびアンモニアに対する吸着性能、成型物の曲げ強度特性等の物性評価を行った。その結果、木質材料の二重釜式熱分解装置による熱分解残さは、ガス吸着に関する性質において、一般的な木炭と類似の傾向を示した。...

    日本農学文献記事索引

  • バイオガス・軽油二燃料機関の排出ガス特性

    塚本 隆行, JABER Nizar, 若林 宗平, 野口 伸 農業機械学会誌 70 (2), 113-119, 2008

    Biogas generated from the digestion of organic wastes has been regarded as a potential fuel for various applications, many of them involving engines. This research studies the effect of feeding …

    DOI Web Site 参考文献20件

  • Pt/アルミナ触媒層及び酸化セリウム感ガス層を使ったCOセンサの応答特性

    伊豆 典哉, 伊藤 敏雄, 西堀 麻衣子, 申 ウソク, 松原 一郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008F (0), 167-167, 2008

    ...表面にPt/Al<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>触媒層を有するセリア厚膜とそれがないセリア厚膜の2つのセリア厚膜を有するCOセンサは、他の可燃性ガスに対する応答は小さく、CO選択性が高いことがわかった。これは、触媒が選択的にCO酸化したためと考えられる。...

    DOI

  • 電気泳動堆積法を用いた多孔質チタニア薄膜ガスセンサの作製

    奥山 泰世, 岸 哲生, 西尾 圭史, 安盛 敦雄 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008F (0), 166-166, 2008

    ...今回は電気泳動堆積法で作製した多孔質チタニア薄膜の微細構造と、可燃性ガスに対するセンサの温度特性を評価した結果を報告する。...

    DOI

  • 金-酸化コバルトCO酸化触媒を用いた熱電式ガスセンサ

    西堀 麻衣子, 申 ウソク, 伊藤 敏雄, 伊豆 典哉, 松原 一郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008S (0), 2B08-2B08, 2008

    ...このセンサデバイスは、目的とするガスを選択的に酸化する燃焼触媒をデバイス上へ集積化することができるため、可燃性ガスセンサのプラットホームデバイスとなるうえ、燃焼触媒の性能評価にも利用することができる。本研究では、一酸化炭素を選択的に酸化する金-酸化コバルト触媒を開発し、熱電式ガスセンサデバイス上へ集積化することで、一酸化炭素燃焼特性を調べた。...

    DOI

  • 部分放電による油中ガス分析法高度化に関する基礎的検討

    安部 裕太郎, 勝瀬 俊文, 森田 明宜, 大塚 信也, 池田 久利, 土江 基夫, 匹田 政幸 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 236-236, 2008

    ...変圧器の故障モードとしては過熱と放電があり、部分放電においても絶縁油の分解により可燃性ガスが発生する。また、最近の絶縁油では発がん性の観点から部分放電に影響を及ぼす可能性がある芳香族化合物を削減する方向にある。ここでは、油中ガス分析法高度化のために部分放電発生モデルを作製し、種々の条件で部分放電試験を行なった。...

    DOI

  • 多層カーボンナノチューブ分散高分子薄膜を用いた水素ガスセンサーの開発

    川本 昂, 村上 吉昭, 岡元 智一郎, 高田 雅介 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008S (0), 2P035-2P035, 2008

    ...こうした現象は可燃性ガスであるメタンガスや二酸化炭素の下では生じない。また、MWNTをPtやPbで修飾しなくても水素を検知することが明らかとなった。乾燥空気と水素ガスを交互に導入すると、同じような導電性の変化が繰り返され、センサとして安定した動作を示すことが示唆された。  以上のように多層カーボンナノチューブ分散PMMA薄膜はガス選択性と繰り返し特性に優れた水素ガスセンサ-になる可能性が示された。...

    DOI

  • 不法投棄廃棄物の修復工事におけるリスク低減化を目的とした強制空気注入技術2

    黒木 泰貴, 峠 和男, 古市 徹, 谷川 昇, 石井 一英 廃棄物学会研究発表会講演論文集 19 (0), 269-269, 2008

    ...不法投棄等により廃棄物が不適正に処分された現場から生活環境にかかわる支 障を取り除く修復再生事業においては廃棄物の掘削除去作業が必要となるが、 埋立廃棄物は種類が様々で有害物質を含む場合も多く、高濃度有害ガスの発生 や可燃性ガスによる爆発のおそれがある事例も認められている。...

    DOI

  • 海外原子力発電所における爆発事象の傾向分析

    島田 宏樹 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2008f (0), 33-33, 2008

    海外の原子力発電所で発生した爆発事象の不具合について設備別、気体別、プラントへの影響別等の傾向分析を行った。その結果、国内の原子力発電所では経験していない変圧器、蓄電池爆発事象が全体の55%を占めていることがわかった。これは、変圧器では保全方法の違い、蓄電池では保全要員の違いによる影響と推定される。

    DOI

  • 金属酸化物触媒を用いた PLA の燃焼抑制

    山下 武彦, 水野 孝志郎, 上野 智永, 石川 朝之, 武田 邦彦 高分子論文集 65 (4), 288-294, 2008

    ...えないで垂れるのみのPLAになったと考えられる.熱重量分析の結果がほとんど変化しないものが燃えないということが見られた.それに対して,激しく分解を促進することが知られている触媒を添加した場合は熱重量曲線が低温に移動し,燃焼が激しくなって炎が上方へ大きく成長した.このことから,触媒による燃焼抑制においては,1)重量減少温度をあまり激しく低下させることなく,2)高分子の主鎖のみを選択的に切断し低分子量の可燃性...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献24件

  • 口腔ガス測定器B/Bチェッカー™を用いた口臭測定の検討

    力丸 哲也, 加藤 熈, 坂上 竜資 日本歯科保存学雑誌 50 (2), 198-202, 2007

    ...患者群ではブラッシング後の測定値が有意に低下したことから,口臭の程度とプラークコントロールの関与が確認された.3, 患者群において深い歯周ポケットを有する割合と測定値の間には相関が認められなかったことから,口臭に関与する歯周ポケット以外の因子の存在が示唆された.4.可燃性ガスの測定は,口臭の簡便かつ有効な測定法であることが確認された....

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • <b>減圧残渣油貯蔵タンク</b><b>火災 </b>

    森 新一 安全工学 46 (5), 329-338, 2007

    ...<p>重質油は一般に危険性が低いと考えられている.しかし引火性液体である以上,当然ではあるが,可燃性ガスの生成条件,支燃ガス(空気)の存在,そして着火源,この三つの条件さえ揃えば火災発生に至る.事故後の調査により,発災した減圧残渣油タンクの受入配管と重油タンクの受入配管をバイパスで結ぶ配管上のバルブが,本来閉止しておくべき時点において開放状態であったことが判明した.このため重質油移送中に重油調整用の...

    DOI Web Site

  • 不法投棄廃棄物の修復工事におけるリスク低減化を目的とした強制空気注入技術

    黒木 泰貴, 峠 和男, 古市 徹, 谷川 昇, 石井 一英 廃棄物学会研究発表会講演論文集 18 (0), 290-290, 2007

    ...しかし、高濃度の有害ガスが発生している事例や可燃性ガスによる爆発のおそれがある事例などが認められており、これらのガスによる危険性や環境影響を事前に処理する技術の確立が望まれている。我々は、このような問題解決のため、不飽和帯にパルス状の高圧空気を強制的に間欠注入する好気分解促進と真空吸引によって原位置で有害ガスを分解除去する工法の研究開発を行っている。...

    DOI

  • 白金・パラジウムを共担持したチタニア薄膜の水素ガスセンサ特性

    安盛 敦雄, 大垣 武, 牧野 充浩 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006S (0), 34-34, 2006

    ...これらの実用化や性能・安全性の向上をさらに進めるためには、可燃性ガスなどの濃度の迅速かつ高精度で測定できるセンサ材料の開発が必須となる。その中で半導体の電気抵抗変化を用いたガスセンサは、その簡便な構造や低コストにより、すでに広範囲な分野で実用化されているが、ガス選択性や応答性などさらなる性能の向上も求められている。...

    DOI

  • 静的触媒式FCSのBWR実機設計適用に向けた検討

    西鶴 祥一, 長澤 和幸, 西野  正一郎 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2006f (0), 290-290, 2006

    ...ABWRの事故時に想定する可燃性ガスの発生の対策としての可燃性がス処理系(FCS)がある。海外で使用されている触媒式FCSは、運転員による装置の起動操作を要さず、ブロアーやヒーターのように電源を要さないことから静的システムであると言え、構造が簡単であることから、従来の強制循環・加熱式FCSに比べ、信頼性や運用性に優れている。...

    DOI

  • 臭素・アンチモン系難燃性プラスチックの熱分解挙動

    山崎 泰正, 小澤 祥二, 小島 義弘, 松田 仁樹 廃棄物学会論文誌 16 (1), 35-43, 2005

    The behavior of bromine, antimony and carbon during thermal decomposition process with nitrogen and steam was investigated for fundamental study toward chemical recycling of flame retardant plastics …

    DOI

  • シビアアクシデント収束後の残留水素除去に関する技術検討

    村上 一男, 市川 長佳, 田原 美香, 濱崎 亮一, 及川 弘秀 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005s (0), 341-341, 2005

    ...BWRでは格納容器内への窒素封入による不活性化や可燃性ガス制御系(FCS)の設置により格納容器内で水素燃焼に到ることはないが、格納容器の加圧源として留まり続けるため、事故終息にはこれを処理する必要がある。そこで格納容器ベント無しに格納容器内の水素の除去が可能なシステム開発の一環として、格納容器内にある水素と窒素をアンモニアに転換して水素を除去する触媒を開発している。...

    DOI

  • <b>安全に関わる水素の</b><b>性質 </b>

    佐藤 保和 安全工学 44 (6), 378-385, 2005

    ...小さいなどの安全側に働く性質がある一方で,ガス貯蔵で高圧を要する,可燃限界が広い,着火エネルギーが小さい,化学量論濃度において燃焼速度が大きいので爆風圧が大きい,爆ごうしやすい,火炎を視認しにくい,金属材料を脆化するなどの不安全な性質もある.水素の火炎伝播速度は濃度や乱流強度に大きく影響される.燃焼の伝播が管内あるいは障害物存在下で進むと,伝播がしだいに加速し,ついには爆ごうに転移することがある.可燃性...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • <b>家電製品リサイクルプラントにおける粉じん爆発と</b><b>安全 </b>

    荷福 正治 安全工学 44 (1), 17-22, 2005

    ...<p>家電製品リサイクル過程で粉じん爆発の発生が懸念されるポリウレタン粉じんを中心に,爆発しやすさおよび爆発の強さについて述べる.爆発しやすさの指標として,爆発下限濃度,可燃性粉じんと可燃性ガス混合気の爆発性,浮遊粉じん雲の着火エネルギー等について概要を紹介する.また,爆発災害防止の観点から,相対湿度および浮遊粉じん雲内の酸素濃度が爆発に及ぼす効果について述べる.爆発の強さとして最大爆発圧力および爆発指数...

    DOI

  • YSZを用いた水素センサの開発

    中里 嘉浩, 川端 有香, 前川 亨, 鈴木 健吾 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 707-707, 2005

    ...また、COやi-C<SUB>4</SUB>H<SUB>10</SUB>等の可燃性ガスには感度を示さず、水素選択性を有しており、さらに、応答速度は90%応答で10秒以内と速い応答を示した。加えて、センサは500から600℃の中温で動作可能であり、環境温・湿度の影響が小さいことから、水素燃料電池用のセンサとしての応用が期待できる。...

    DOI

  • 有機物/酸化スズハイブリッド薄膜のガスセンサ特性

    松原 一郎, 細野 幸太, 村山 宣光, 申 ウソク, 伊豆 典哉 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S (0), 342-342, 2004

    ...酸化スズはガスセンサとして最も多く利用されている材料の一つであり、可燃性ガスに対して抵抗値が変化することで応答する。検出原理として酸化スズ表面に負電荷吸着している酸素と可燃性ガスとの酸化反応を用いており、原理的にあらゆる可燃性ガスに応答するため、ガス選択性の向上が課題である。我々は、ガス選択性を向上させるために有機無機ハイブリッド化のアプローチを試みた。...

    DOI

  • 木質バイオマスガス化燃焼基礎研究

    園田, 哲也, 遠藤, 治之, 田中, 慎治 岩手県工業技術センター研究報告 = Research bulletin of the Iwate Industrial Research Institute (10) 49-51, 2003-06

    ...実験で得られた主な結果として、COガス25%volと高濃度の可燃性ガスを得る事が出来た。...

    日本農学文献記事索引 被引用文献1件

  • エチレンオキサイドガス滅菌装置の作業環境測定の検証

    竹田 博明, 加藤 伸彦, 三浦 優子, 大沢 修子, 佐藤 直樹, 中村 和洋, 佐竹 恵美子 医科器械学 73 (4), 185-, 2003-04-01

    ...医療施設において多用されているエチレンオキサイドガス(以下,EOG)滅菌法は,加熱温度(40〜60℃)で滅菌処理を行うため熱に弱い手術機器などに多く使用されている.しかしながら,EOGは可燃性ガスであるばかりでなく,ガス吸入により低濃度の場合は悪心・吐き気,高濃度の場合は,目・皮膚・粘膜を刺激し,また,発がん性がある.これらのことよりEOGは平成13年4月に「特定化学物質等」に加えられ労働安全衛生法...

    DOI Web Site 医中誌

  • 熱電式水素センサにおける薄膜熱電変換材料の熱電特性

    申 ウソク, 邱 法斌, 松宮 正彦, 伊豆 典哉, 松原 一郎, 村山 宣光, 神崎 修三 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 319-319, 2003

    ...本センサでは、水素に対する白金の触媒活性が室温付近に於いて他の可燃性ガスに比べで高いことから、水素選択性が生じる。...

    DOI

  • <b>北海道苫小牧市において発生した重油直接脱硫装置火災 </b>

    西 晴樹 安全工学 42 (2), 113-116, 2003

    ...今回の火災事故の原因としては,最初に開口した循環ガス硫化水素吸収塔のバイパス配管にある開口部より水素ガスを含む可燃性ガスが漏えいし,それになんらかの原因で着火し,爆発に至ったものと推 定された, この開口部の異常腐食の腐食速度は年間約3mmであり,水硫化アンモニウムによる腐食が種々の要 </b></tt><tt><b>因により加速されて生じたものと推定された. </b></tt></p>...

    DOI

  • 単独建屋後流におけるトレーサガス濃度変動に関する風洞実験

    佐藤 歩, 佐田 幸一 土木学会論文集 2002 (706), 41-49, 2002-05-22

    ...プラント等での可燃性ガスや毒性ガスの漏洩事故に対する安全対策では, 漏洩ガスの平均濃度だけでなく瞬間的に生じる濃度変動を含めて評価することが重要である. 本研究では, 気流に対し前面が直角に置かれた単独の建物後流域におけるガス拡散挙動や最大濃度を評価するための風洞実験を行った. 濃度測定用のトレーサガスは建物屋根面から放出し, 高応答性の濃度計を用いて濃度変動を測定した....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献7件 参考文献21件

  • 高温環境下における噴出蒸気と炭素材の化学反応挙動に関する数値シミュレーション

    高瀬 和之, 小瀬 裕男, 藤井 貞夫, 渡辺 勝博 日本応用数理学会年会予稿集 2002 (0), 88-88, 2002

    ...核融合炉真空容器内に冷却材が侵入する事象を生じた場合、侵入した水の蒸発に伴って発生する水蒸気とイバータ表面材料とが化学的に反応し、水素等の可燃性ガスを生成することが考えられる。そこで、冷却材侵入事象下で想定される水蒸気と炭素材との化学反応挙動を数値解析によって調べた。...

    DOI

  • 完全ノンフロン発泡剤による高断熱性能の押出ポリスチレンフォームの開発

    林 隆博 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2002 (0), 2-2, 2002

    ...イソブタンへの転換によって発生する断熱性能の低下を、独自の気泡構造(複合セル構造)の開発によって補い、また、可燃性ガスの使用による難燃性能の悪化に対しては,新規難燃剤配合を開発する事によって解決した。本製品は、XPS高断熱グレードの性能を有すると共に、オゾン層保護、地球温暖化防止に効果を発揮し、また、リサイクル適合性を有する点からも優れた環境適合性商品であると言える。...

    DOI

  • 熱電水素ガスセンサの水素ガス選択性

    申 ウソク, 松宮 正彦, 伊豆 典哉, 村山 宣光 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2002F (0), 223-223, 2002

    ...本センサでは、水素に対する白金の触媒活性が室温付近に於いて他の可燃性ガスに比べて高いことから、水素選択性が生じる。...

    DOI

  • <b>リサイクル品の粉砕に関連する粉じん爆発とその防止 </b>

    荷福 正治 安全工学 41 (4), 251-257, 2002

    ...この過程で,リサイクル品は破砕・粉砕処理され,粉じんや含まれている可燃性ガスの発生・放出に伴い,爆発事故が頻発するようになった.本稿では,リサイクル品(おもに家電製品)の破砕・粉砕により発</b></tt><tt><b>生する粉じんの爆発性の評価や爆発対策について述べる. </b></tt></p>...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • <b>一般廃棄物処理における最近の事故事例分析 </b>

    若倉 正英 安全工学 41 (5), 335-340, 2002

    ...火災・爆発での施設,設備の破損など物損事故と労働災害とに大別される.爆発事故の大部分は粗大ゴミ破砕施設で発生しており,可燃性ガスを含むガスボンベが主原因であった.火災は焼却施設でのゴミピットやベルトコンベアなどでの蓄熱発火が多かった.労働災害は挟まれや巻き込まれなどの単純災</b></tt><tt><b>害が多いが,化学処理に使われる薬品による事故も無視できない. </b></tt></p>...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献1件

  • 356. 静的可燃性ガス再結合装置のBWRプラントへの適用性

    小林 敬, 村野 兼司, 宮田 浩一, 増田 貴広, 山本 雄司, 原田 亮, 田原 美香, 及川 弘秀, 山成 省三, 上妻 宣昭, 藤本 清志, 唐澤 英年 日本原子力学会和文論文誌 1 (1), 80-89, 2002

    In Japanese BWR plants, thermal recombiners have been installed as the flammability control system (FCS) to keep hydrogen and oxygen concentrations below the flammability limit during a …

    DOI

  • C101 触媒式可燃性ガス再結合装置性能評価モデルの開発

    田原 美香, 及川 弘秀, 新井 健司 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2000.7 (0), 447-450, 2000

    The passive autocatalytic recombiner for flammable gas control in the light water reactor containment during postulated accident, has the unique feature which does not require any external driving …

    DOI Web Site

  • 単一ガス出力応答による混合ガス出力応答のシミュレーション

    中島 隆 日本火災学会論文集 49 (1), 1-10, 1999

    ...ガス検知器に単一の半導体ガスセンサを用いたガス漏れ警報機は,ガス選択性が乏しくメタン,プロパンなどの可燃性ガスのほかにエタノールも検出するため,誤報を起こすことがある。本研究では,ヒータ電圧すなわちヒータ温度を変化させた場合における単一ガスと混合ガスの出力応答の関係を求めるため,単一ガスの出力応答特性をもとに混合ガスの出力応答を精度よくシミュレーションする方法を提示した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • <b>化学物質に起因する廃棄物事故について </b>

    若倉 正英, 岡 泰資 安全工学 38 (3), 200-205, 1999

    ...収集運搬,破砕,焼却,化学処理,保管,埋立などさまざまな工程で取り扱われる、そのため,安全化技術の標準化が容易ではなく,一般の製造業に比べて事故の発生頻度がかなり高い.人身災害の大部分ははさまれや巻き込まれといった傷害事故であったが,最近では排出される化学品由来の事故も増加している.化学物質による事故は可燃性廃棄物による火災,爆発が最も多い.特に特定フロンの使用禁止以降,種々のスプレー缶で蓄圧剤として可燃性...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 単一ガス出力応答による混合ガス出力応答のシミュレーション

    中島 隆 日本火災学会論文集 49 (1), 1-10, 1999

    ...ガス検知器に単一の半導体ガスセンサを用いたガス漏れ警報機は,ガス選択性が乏しくメタン,プロパンなどの可燃性ガスのほかにエタノールも検出するため,誤報を起こすことがある。本研究では,ヒータ電圧すなわちヒータ温度を変化させた場合における単一ガスと混合ガスの出力応答の関係を求めるため,単一ガスの出力応答特性をもとに混合ガスの出力応答を精度よくシミュレーションする方法を提示した。...

    J-STAGE

  • 29a-SK-10 RPCにおける非可燃性ガスの研究

    高松 宏志, 阿部 和雄, 阿部 浩也, 花田 博光, 星 善元, 一野瀬 昌寿, 井上 靖之, 石川 正敏, 川村 暢明, 川崎 裕之, 村西 祐輔, 長嶺 忠, 中嶋 隆, 中村 雅治, 中野 英一, 難波 かおり, 根市 一志, 高橋 保, 高山 知明, 寺本 吉輝, 山口 晃, 湯田 春雄 日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1995.1 (0), 45-, 1995

    DOI

  • 絶縁油への銅の溶解現象

    土江 基夫, 宮本 晃男 電気学会論文誌. A 113 (1), 39-42, 1993

    Solubility of copper in insulating oil depends on sulfur contents and component of insulating oil. As increasing of sulfur contents, the solubility of copper becomes large. When being added …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 可燃性ガスの消炎距離の圧力および酸素濃度依存性

    近藤 重雄, 堀口 貞蝕, 岩阪 雅二, 徳橋 和明, 永井 秀和 日本化学会誌(化学と工業化学) 1992 (7), 788-792, 1992-07-10

    Quenching distances have been measured for methane, ethane, propane, buta ne, ethylene oxide, and hydrogen, respectively, for different total pressures and oxygen concentrations (Fig.1). It has been …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • チタン含有プラズマ重合膜の導電率と有機ガス応答特性

    山内 健, 鏡 好春, 長田 義仁, 朴 球範, 李 徳出 日本化学会誌(化学と工業化学) 1992 (5), 547-551, 1992-05-10

    ...その結果,プラズマ重合によって合成したチタン含有有機薄膜は150~300℃ の温度範囲で,メタノール,エタノール,1-ブタノール,t-ブチルアルコール,アセトンなど,酸素と反応する有機可燃性ガスが存在すると,膜の漕電率が速やかに増大する現象を見いだし,これを利用すると導電率の増加により有機可燃性ガスを定量的に測定できることが明らかとなった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • <b>軽合金の衝撃摩擦火花によるメタンガス着火特性</b>

    内田 早月, 駒井 武, 梅津 実 安全工学 31 (2), 86-93, 1992

    ...<p><tt><b>石炭鉱山や可燃性ガスを取り扱う産業においては,衝撃摩擦による火花や加熱面に対する着火防止対策を講じる必要がある・本研究では,この中でも最も危険性の高いものの1つであるアルミニウム合金を取り上げ,落錘式試験装置を用いて各種の軽合金と炭素鋼との間に生じる衝撃摩擦火花によるメタンガス着火試験を行い,着火性に及ぼす諸条件の影響について調べた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 可燃性ガスの消炎距離の濃度依存性と選択拡散効果

    近藤 重雄, 浦野 洋吉, 堀口 貞〓, 岩阪 雅二, 徳橋 和明, 永井 秀和 日本化学会誌(化学と工業化学) 1991 (7), 1020-1026, 1991-07-10

    フランジを付けた電極の間に電気火花をとばして点火する方法により,メタンからヘプタンまでのパラフィン系炭化水素,ジエチルエーテル,エチレンオキシド,一酸化炭素について,種々濃度を変えて空気中における消炎距離を測定した。これらのガスの消炎距離極小を与える量論比は,選択拡散により分子が大きくなるほど高濃度側にずれるが,そのずれ方は,最小発火エネルギー極小の量論比よりも小さく,燃焼範囲の中心の量論比とほ…

    DOI Web Site

  • <b>赤外レーザおよび超音波によるメタンガス濃度の測定</b>

    佐々木九郎・宮腰宏・今井忠男, 戸崎 光弘, 井野口 治 安全工学 28 (2), 95-101, 1989

    ...<p><tt><b>近年,赤外レーザ光と光ファイバの結合システムあるいは超音波センサの計測などへの応用例が数多く発表されており,ガス濃度計測にっいてもそれらを応用したシステムの実用化あるいは高性能化が進められている.本報告では,代表的な可燃性ガスであるメタンガスの吸光度と音響物理特性の基礎データの1つとして,各メタンガス濃度に対する3,39μmレーザの吸光度特性および215kHz超音波の音速・減衰特性...

    DOI Web Site

  • ガスセンサ

    白鳥 昌之 表面科学 10 (11), 925-932, 1989

    ...半導体式センサは接触燃焼式あるいは熱線半導体式と同じく,主として可燃性ガス検出用に用いられ,その他固体電解質式及び隔膜ガルバニ電池式センサは酸素センサとして,また定電位電解式は特殊ガス用に使用されている。半導体式センサの構造は直熱型と傍熱型に大別でき,傍熱型はさらに半導体と触媒材料の一体型と,触媒材料が分離して形成された2層構造型の2種がある。...

    DOI Web Site

  • 流路に接した長方形空洞内における漏えい物質の対流拡散およびレイヤ形成挙動の水槽可視化実験

    佐々木 久郎, 宮腰 宏, 伊藤 英樹 空気調和・衛生工学会 論文集 14 (39), 121-131, 1989

    ...本論文は,地下空間などにみられる主要流路に接する長方形空洞内の突き当たり面から有害あるいは可燃性ガスなどが漏えいした場合の空洞内の対流拡散挙動および換気流との相互関係を水槽を用いた可視化によって明らかにしたものである.可視化実験は,フルード数が1.1〜3.4の範囲で,長方形空洞のアスペクト比(奥行き/幅)を約0.1から8まで広範囲に変化させて行った.これによって対流拡散領域あるいはレイヤ形成領域がどのように...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • <b>ウォータカーテンによる漏えいガスの急速拡散</b>

    松田 正, 大森 阿津美, 田尻 照英 安全工学 27 (4), 201-207, 1988-08-15

    ...<p><tt><b>可燃性ガス漏えい時の保安対策技術として,上向きに噴出するウォータカーテンを用いて,漏えいしたプロパンガスを急速に拡散させる実験を行った,ウォータカーテンは30°フラットノズル28個および120°フラットノズル8個を正方形状口径80A鋼管(1辺の長き3.5m)に取り付け,加圧送水装置を稼動させ,水圧最大5kg/cm<sup>2</sup>G,噴霧水量1200<i>l</i>/min...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 国上隧道建設工事における可燃性ガス対策について

    宮原 数雄 農業土木学会誌 56 (2), 121-125,a1, 1988

    ...工事着手直後に, 可燃性ガス (メタンガス) の発生に遭遇した。ガスは上半の進行と共に漸増し, 工区終点 (l=1,910m) まで続いた。<BR>トンネル工事の事故としては最も悲惨な, 可燃性ガスによる爆発を防止するために, 安全性, 経済性, 施工性の面から, 対策工法について検討を重ねたところ, 換気による稀釈を基本とした工法が最適であると判断し, 換気量の増加, 局所換気を施工した。...

    DOI Web Site

  • 酸化物半導体ヘテロ接触による一酸化炭素ガスの識別

    中村 吉伸, 鶴谷 毅, 宮山 勝, 岡田 治, 河本 邦仁, 柳田 博明 日本化学会誌(化学と工業化学) 1987 (3), 477-483, 1987-03-10

    ...電流は可燃性ガスの存在により増大し,CuO/ZnO系のヘテロ接触を用いた場合は,温度260℃,印加電圧+0.5Vのとき,一酸化炭素(CO)ガスに対して高い感度を示し,水素(H2)ガスやプロパン(C3H6)ガスとの識別が可能となった。可燃性ガスが接触界面に作用すると,界面の容量増大,P型物質-n型物質問の電位差消失という現象が観測された。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • <b>漏えい検知法 </b>

    橋本 英夫 安全工学 25 (1), 34-40, 1986

    ...<p><tt><b>地中に埋設した配管が腐食等の原因によって破損し,可燃性ガス・危険物等が地中に漏えい・拡散した場合,これを効果的に検出するための各検査方法の紹介,またこのために使用する各検知機器の機能・特</b></tt><tt><b>徴の紹介,及び今後の課題について述べた. </b></tt></p>...

    DOI Web Site

  • <b>漏えいした可燃性ガスの流動拡散 </b>

    松田 正 安全工学 25 (3), 153-161, 1986

    ...<p><tt><b>可燃性ガスが漏えいした場合,どのような状態で滞留し,あるいは流動拡散するかはガスの物性,流出状態,気象特に風向風速,地形,構造物の形状等により複雑多岐である.しかし,いずれにしても大気中に拡散して混合ガス層で覆われる爆発危険区域は広範囲に拡大する. ガス漏えいが発生した揚合の安全対策並びに保安技術の確立のため,筆渚らが行った下記の実験研究に づいて報告する....

    DOI Web Site

  • 難燃加工セルロース布の熱分解

    杉原 利治 家政学雑誌 36 (9), 704-711, 1985

    Thermal decomposition of cellulose fabrics (cotton or rayon) has been investigated by thermal gravimetry (TG), differential thermal analysis (DTA), and gas analyses in relation to the effect of a …

    DOI

  • 可燃性ガス警報器用センサ

    安形 和俊 表面科学 5 (Special), 284-286, 1984

    Recently, in this country, town gas and LPG have come into wide use as fuel, giving us clean energy in burning. These gases have, however, potential hazards that might cause explosion when they leak …

    DOI Web Site

  • 薄膜酸化スズ(IV)のガス検出特性

    若生 彦治 日本化学会誌(化学と工業化学) 1982 (1), 27-32, 1982-01-10

    ...酸化スズ(IV)の可燃性ガス検出感度と結晶配向との関連を調べる目的で金属スズをターゲヅトとするスパヅタ法により酸化スズ(IV)薄膜を作成し,薄膜のX線回折籐を分析した。薄膜のガス検出感度はSnO<SUB>2</SUB>(101)配向の構成率に比例して向上した。さらに,この薄膜のガス検出特性のガス濃度依存性を諏ドる目的で膜面温度を一定にしたままガスの濃度を種々変えた。...

    DOI Web Site

  • 膨張性地山に挑む北越北線鍋立山トンネル建設工事

    大塚,正幸, 川原,敏明 土質工学会論文報告集 21 (4), iii-, 1981-12-15

    ...また, 可燃性ガス(メタンガス)と油の湧水があり, 工事推進の悪条件となっている。工事は3工区(東, 中, 西工区)に分割して施工され, 東工区は通常の工法で既に竣工している。中工区では, 著しい膨圧に対処するため, 可縮ミニベンチ工法, すなわち可縮性支保工およびロックボルトにより潜在エネルギーを吸収させ, 土圧軽減をはかる工法を採用している。...

    NDLデジタルコレクション

  • <b>家庭用スイッチON,OFF時の接点火花による</b><b>ガス爆発の危険性</b>

    萩本安昭,木下勝博,萩原隆一, 三橋 信男, 椎木 淳一, 杉本 良一 安全工学 20 (3), 127-132, 1981

    ...</b></tt><tt><b>また可燃性ガスとして</b></tt><tt><b>はメタンおよびプロパンを使用した.その結果,1)キーソケットスイッチのOFF時が最も着火しやすい,2)スイッチON時よりもOFF時の方が着火しやすい 3)誘導性負荷である電気器具のスイッチをOFFした場合の方が,抵抗負荷の場合よりも小さなエネルギーで着火する 4)着火に必要なエネルギーはスイッチの種類や回路条件などによって...

    DOI

  • <b>ディーゼル機関と航空機タイヤの爆発 </b>

    柏谷 一弥 安全工学 20 (2), 96-106, 1981

    ...<p><tt><b>爆発や過圧による装置の破壊を防ぐため,各種の圧力放散設備が取付けられている.可燃性ガス・粉じんを取扱うプラントの例はよく知られているが,それ以外にも広く利用されている.ところがこの安全装置が無効であったり,爆発により負傷者を出したりすることがある.ここでは安全弁の簡単な歴史と過圧に対し安全装置のついた航空機タイヤやディーゼル機関のクランクケース爆発例を紹介し,爆発原因とそ</b>...

    DOI

  • <b>異常反応をもたらす諸要因 </b>

    琴寄 崇 安全工学 18 (1), 42-48, 1979-02-15

    ...<p><tt><b>化学工場において生ずる災害の中で,可燃性ガス蒸気の引火爆発に基づくケースの占める割合は,もとより大きなものであるが,一方,異常反応に基づく災害事例も決して少なくない.しかしながら,後者に対する取り組み方にはまだまだ十分でないところがあるように考えられる.本稿では,異常反応に基づく災害の実態を知るため,過去12年ほどの間にわが国で生じたこの種の代表的な事例につき要因別に分類</b>...

    DOI Web Site

  • <b>防爆容器内の短絡に起因する粒子伝爆の危険性 </b>

    牧野 豊 安全工学 15 (6), 398-403, 1976-12-15

    ...<p><tt><b>耐圧防爆の容器内で強力なアーク放電を伴う短絡が発生すると,放電によって放出された白熱粒子がスキを通って容器外に飛び出し,周囲の可燃性ガスを着火爆発させるおそれが生じる.近年,諸外国において,このような粒子伝爆に関する各種の実験が行われている理由は,粒子伝爆を阻止するスキの安全限界値が,火炎逸走を防止するスキの値よりはるかに小さく,危険なためである.ここでは,このような文献の中から...

    DOI

  • <b>電気炉の集じん設備の爆発事故と対策</b>

    北川 徹三 安全工学 14 (1), 48-54, 1975-02-15

    ...<p><tt><b>製鉄用電気炉の排ガス集じん設備が爆発事故を起したが,その原因は,排ガスのダクト系に充満した爆発性混合ガスによるガス爆発であることが結論づけられた.爆発性混合ガスを形成した可燃性ガスは,電気炉内に溶解原料として投入したダライコに付着している切削油の熱分解によって発生した水索,一酸化炭素,メタン,エチレンなどの分解ガスであることがわかった....

    DOI

  • <b>可燃性ガス検知器の動作特性</b>

    磯部満夫,鈴木紀夫 安全工学 13 (6), 372-379, 1974-12-15

    ...<p><tt><b>接触燃焼法熱線形可燃性ガス検知器の検知原理は一種の簡単な熱量測定であるが,動作特性の系統的な解析結果は発表されていない.そこで,基本的な動作特性と周囲条件の影響について実験を行なった.その結果,次の事柄が明らかになった.検知素子の温度抵抗変化は補償素子にも影響し,両者の抵抗変化は加算されて出力に現われる.素子固有の定数(熱容量,消費電力,熱損失,固有抵抗など)と検知感度との関係から...

    DOI

  • <b>可燃性液体のスプレーの発火温度</b>

    浦野洋吉,橋口幸雄,岩阪雅二 安全工学 13 (5), 305-308, 1974-10-15

    ...高温発熱体による発火温度を測定した.スプレーの濃度が空気1m<sup>3</sup>中17.9~27.1gr,粒子径が81~185μ(体面積平均径)の実験条件では,発火温度はいずれも700℃以上であり,テトラリンでは800℃を超えた,これは試料について,ASTM法に準じた滴下法で測定した発火温度よりも高い.また,発火の起こる場合は瞬間的に発火し,ある遅れ時間の後に発火する現象は見られなかった.一般に可燃性...

    DOI

  • <b>接触燃焼法ガス検知器の低酸素</b><b>分圧混合気に対する特性</b>

    磯部 満夫 安全工学 12 (6), 389-394, 1973-12-15

    ...<p><tt><b>接触燃焼法ガス検知器は,燃焼熱量を検知することにより可燃性ガス濃度を測定する.したがって,試料ガスは少なくとも化学量論比以上の酸素を含んでいる必要がある.検知器の出力と試料ガス中の酸素分圧との関係を調べる目的でいくつかの実験を行なった.次の結果が得られた.1. ...

    DOI

  • 繊維の難燃化

    高谷 達雄, 伊達 雅和 高分子 22 (4), 218-223, 1973

    ...今日,広く用いられている多くの繊維はすべて有機高分子物質から成っており,ほとんどすべての繊維は300℃ 前後で熱分解を開始し,生成物中には可燃性ガスを含むので,熱源,火炎に接していると着火し,燃焼を続ける性質をもっている。火災統計資料によると全火災事故の中で出火原因が繊維製品による件数は,約20%に達するといわれている。...

    DOI Web Site

  • プロピレン,アクロレインの爆発限界

    井上 英武, 伊藤 博夫, 高橋 幸治 工業化学雑誌 71 (5), 615-618, 1968

    ...5) 2種類の可燃性ガス(C<SUB>3</SUB>H<SUB>6</SUB>およびAc)および水蒸気の混合系ではLe Chatelier式からの計算値と測定値は一致せず,このような系へ本式は適用できない様に思われる。...

    DOI Web Site Web Site

  • 不活性ガス置換法による球型高圧ガスホルダーの爆発防止

    沼野 雄志, 北川 徹三 工業化学雑誌 61 (5), 520-524, 1958

    ...球型高圧ガスホルダーを使用する場合,これを新しく建設して初めて可燃性ガスを充填する際,またはそれまで可燃性ガスの入っていたものを, 内部点検, 修理等の目的で空気と入れ換える際には, 必ず作業の途中において可燃性ガスと空気とが混合して, 爆発性混合ガスを形成する危険がある。<BR>この危険を除き,作業を安全に遂行するために,不活性ガス置換法が利用される。...

    DOI Web Site

  • 乳用山羊の代謝に関する研究

    田先 威和夫 日本畜産学会報 28 (2), 90-93, 1957

    Methane production in the goat rumen was studied both in feeding and fasting periods, and the following resultes were obtained.<BR>1) Methane production tended to increase until 3 hours after …

    DOI

  • 平成7年版鋼船規則及び同検査要領R編における改正点の解説

    [記載なし] 日本海事協會會誌 109-112,

    ...平成7年版鋼船規則及び同検査要領R編に収録された改正について解説したものである.主な改正点は防火構造の適用,危険物運搬船の電気設備,内航船等の防火構造,可燃性ガス検定器,消防設備,危険物を運搬する船舶に対する特別要件,泡消火装置及び予備消火剤及びヘリコプタ施設を有する甲板の消火設備等に関する改正である....

    NDLデジタルコレクション

  • 1 / 1
ページトップへ