検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 398 件

  • 正規表現型とその効率的な包含関係判定とその応用

    大渕, 雄生, 中井, 央 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 16 (3), 30-30, 2023-08-28

    ...多くのプログラミング言語は文字列型を備えている.文字列は内容によって意味に種類がある.一般的には,この種類をプログラミング言語ではチェックすることはなく,そのチェックはコードを記述するプログラマに委ねられている.このことは,たとえばURLを引数として渡すはずであるところにIDを渡してしまうなどのバグを引き起こしたり,代入する変数の間違いによって機密データ文字列が公開データに含まれてしまったりするなどの...

    情報処理学会

  • Dockerfile保守性改善のためのプリプロセッサ言語Myriadの提案

    山本, 貴之, 松下, 誠, 肥後, 芳樹 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集 2023 209-217, 2023-08-16

    ...Dockerfile は特有の処理を記述する場合が多く,初学者にとって学習コストが高い.本研究では,これらの Dockerfile の諸問題を解決するため,Dockerfile のプリプロセッサ言語 Myriad を提案し,その言語処理系の作成,標準ライブラリの作成を行った.Dockerfile 保守における諸問題を解決するために,Myriad の言語仕様として Dockerfile や既存ツールにはない関数,変数...

    情報処理学会

  • 文法誤り訂正手法の転用によるデコンパイラの歪み修正手法の提案

    開地, 竜之介, 柗本, 真佑, 楠本, 真二 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集 2023 218-225, 2023-08-16

    ...の種類によって異なる歪みが発生する.そこで本研究では,自然言語処理の分野で用いられる文法誤り訂正を転用したデコンパイラの歪み修正手法を提案する.文法誤り訂正の中でも特に深層学習ベースの手法を用いることで,プログラミング言語やデコンパイラの種類によらずソースコード復元における歪み修正が可能となる.実験では,識別子歪みと構造的歪みの 2 種類の歪みに関して,提案手法でそれぞれどの程度修正が可能かを検証した...

    情報処理学会

  • 総和・最大値を計算するプログラム作成問題の足場かけとしてのParsonsパズル問題の作成と評価

    西田, 誠幸, 植野, 俊治 情報教育シンポジウム論文集 2023 133-140, 2023-08-11

    ...総和や最大値を計算するプログラムに現れる変数を学ぶ機会を与えることを意図してパズル問題を作成し,情報系の大学生向けのプログラミング演習科目で出題した.演習中に収集した学習ログから,パズル問題とプログラム作成問題の解答に要した作業時間を算出し分析したところ,作成したパズル問題が他の難易度が高い問題に比べて作業時間が長くなるという証拠は得られないものの,中程度の作業時間がかかることがわかった.また,パズル...

    情報処理学会

  • 永続性を利用した項書き換えシステムの一意正規形性の検証

    渡邉, 廉, 青戸, 等人 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 16 (2), 31-31, 2023-06-29

    ...を具体化した型付きシステムの合流性を示すことで,永続性を使って元のシステムの合流性を示す.UNCにおいても非線形型変数を具体化した型付きシステムのUNCから,元のシステムのUNCが得られる.しかし,合流性の場合と異なり,既存のUNC条件を適用することは難しい.そのため,既存のUNC条件を適用するための更なる変換を提案し,提案手法を適用するための条件を与える....

    情報処理学会

  • コーディングシーケンス分析によるプログラミングスキル判定に関する考察

    岡田 竜岳, 爲近 瑛太, 納富 一宏 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 25 (1), 45-53, 2023-06-10

    ...本稿では, コーディングシーケンスの記録データから抽出できる値を分析することで, 精緻なプログラミングスキルの判定が可能であるかを実験により検証した. 実験の結果, ①コーディングシーケンスを基に抽出した 30 秒以上の無操作時間の合計, および②変数・関数名に利用される文字数の平均がプログラミングスキルと弱い相関があることが確認された....

    DOI

  • 「情報Ⅰ」の教科書におけるプログラミングに関する用語の扱いについて

    林 良雄, HAYASHI Yoshio 秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 (45) 155-162, 2023-03-31

    ...今年度から始まっている情報Ⅰの教科書でプログラミングに関する内容について,プロ グラミング言語によらない変数,ネスト,プログラミング言語により相違があるデータ 型,配列・リストという用語について,記載の有無や記載内容を調査した.コンピュー タとプログラミング,情報通信ネットワークとデータの活用の二つの内容(CS分野と呼 ぶ)合わせたページ数で3 つのグループに分けられるが今回調査した結果,CS分野に...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 複数のGPU向けプログラミングモデルを用いた倍々精度疎行列ベクトル積の特性分析

    寺田, 洋人, 慈道, 亮人, 大崎, 健太, 藤井, 昭宏, 田中, 輝雄 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 33-34, 2023-02-16

    ...本研究では,ディレクティブベースのGPU向けプログラミングモデルOpenMP OffloadingとOpenACCにおいて,自動で設定される並列化の粒度が最適かどうかを調べた.比較のためにCUDAも調べた.その結果,計測する環境あるいは問題行列により,最適な粒度の位置が変化することを確認した...

    情報処理学会

  • 並列言語処理系で利用可能な移植性に優れた計算状態操作機構の改善に向けて

    竹内, 千裕, 八杉, 昌宏, 平石, 拓 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 16 (1), 21-21, 2023-01-13

    ...計算状態操作機構は,C言語の実行スタック中に眠る呼び出し元の変数の値への合法的アクセスを提供し,実行中のソフトウェアの動的再構成や保全を可能とする.これにより,並列言語TascellやHOPEの言語処理系では,各ワーカは原則spawnなどせずに逐次実行としつつ,呼び出し元の変数の値へのアクセスを要する負荷分散を実現している.GCCが提供する入れ子関数は,計算状態操作機構の一種として利用できるもののクロージャ...

    情報処理学会

  • 並列指向プログラミング言語の設計と実装

    柴田, 謙, 高前田, 伸也 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 16 (1), 19-19, 2023-01-13

    ...近年,マルチコアCPUが主流となってきたが,現在主流の言語はシングルコアが主流の時代に設計された物が多く,並列実行を行って動作速度の向上を行うためには多くの場合で特別なライブラリや構文が必要になり,簡単に並列実行が行えるとはいえない.このマルチコアの利点を生かすため,特別な構文なしで並列実行を規定として行うプログラミング言語「Coa」を開発した.提案するプログラミング言語Coaは,並列実行を既定とするが...

    情報処理学会

  • 多種類の都市施設に対するアクセシビリティの計測と各種社会経済変数との関係の分析

    増山 篤 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 111-, 2023

    ...第一に、オープンソースプログラミング言語Pythonによるウェブスクレイピングおよび「国土数値情報ダウンロードサイト」の利用によって、38種類の都市施設のデータを入手・準備する。第二に、それぞれの種類の施設へのアクセシビリティを測る指標を、名古屋市内に規則的に配される地点に対して算出する。...

    DOI

  • GANによるデータ拡張を用いた多様なステージ生成

    高田, 宗一郎, 清, 雄一, 田原, 康之, 大須賀, 昭彦 ゲームプログラミングワークショップ2022論文集 2022 81-87, 2022-11-04

    ...用意が課題となっている.本研究では少数のデータのみからGAN を学習し,多様なステージを生成可能なモデルを獲得する手法を検討する.GVGAI Framework のZelda 環境において,提案する手法により生成したステージに対し定量的な評価を行い従来手法よりもプレイアビリティは低下したものの,多様なステージが生成できることが確認できた.また,提案する手法で学習したモデルでは,進化計算手法による入力変数...

    情報処理学会

  • プログラミング初学者のバグ修正履歴を用いたデバッグ問題自動生成の事例研究

    秋山 楽登, 中村 司, 近藤 将成, 亀井 靖高, 鵜林 尚靖 コンピュータ ソフトウェア 39 (4), 4_10-4_16, 2022-10-25

    ...という手法に着目した.九州大学のプログラミング初学者らのデータに対してLearning-Mutationを適用し,生成されたバグと実際のバグを比較することで,デバッグ演習問題の作成に繋げげられるかを評価した.その結果,トークン数が少ないとき,生成されるバグは実際のバグに類似しており,セミコロン忘れや変数・関数の未宣言が36%以上を占めていた.一方,トークン数が多くなると実際とは異なるバグを埋め込む可能性...

    DOI

  • 情報Iの教科書におけるプログラミング分野の比較と考察

    井手, 広康 情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) 8 (3), 8-18, 2022-10-21

    ...令和4年度より高等学校では「情報I」が始まり,プログラミングの分野では,基本的に教科書に記載されたプログラミング言語を用いて授業を行うことになる.また,令和7年度からの大学入学共通テストに「情報」が導入されることから,授業で扱うプログラミング言語と共通テスト「情報」に出題されるDNCLとの違いを意識しながらプログラミング教育を実施する必要がある.そこで本研究では,DNCLと「情報I」の教科書に使用されている...

    情報処理学会

  • 計算状態操作機構を備えたS式ベースJava言語の変換に基づく実装に向けて

    西田, 知広, 八杉, 昌宏, 平石, 拓, 小出, 洋 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 15 (4), 3-3, 2022-09-15

    ...SC言語処理系はS式ベースの拡張C言語を標準C言語への変換に基づき実装可能としたもので,C言語の実行スタック中に眠る呼び出し元の変数の値への合法的アクセスを提供する計算状態操作機構などを実現できる.入れ子関数の形態をとる場合,クロージャを生成し,それへのポインタを用いて間接的に入れ子関数を呼び出すことで,クロージャ生成時の環境に含まれる変数へのアクセスが可能となる.クロージャ初期化や変数値維持を遅延...

    情報処理学会

  • 置換に関する不動点制約を用いた名目書き換え

    芳賀, 雅樹, 青戸, 等人 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 15 (2), 2-2, 2022-05-20

    ...名目技法(Gabbay and Pitts, 2002)は項の変数束縛を形式的に取り扱うための枠組みの1つであり,アトムの非出現制約や置換といった仕組みを用いて項のα同値性を特徴付けている.名目書き換えシステム(Fernández et al., 2004)は名目技法に基づく高い表現力を備えた計算モデルであり,述語論理やλ計算を表すことができる一方で,高階の場合は決定不能だった項の単一化問題が決定可能...

    情報処理学会

  • 構文木を利用したプログラミング課題の理解度判定方式

    漆原, 宏丞, 本多, 佑希, 岸本, 有生, 兼宗, 進 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 633-634, 2022-02-17

    ...プログラミングの提出課題について、学習者の理解度を評価する手法を提案する。従来から、成績評価やプログラミングコンテストにおいて自動採点の技術が開発されてきた。それらの多くはプログラムの実行結果のみを確認する手法が用いられており、複数の入力データについて正しい結果が出力されることを確認するが、変数名の間違いなどの単なるケアレスミスも不正解と判定してしまう問題があった。...

    情報処理学会

  • チャネリング制約を用いた alldifferent 制約の SAT 符号化

    小菅, 脩司, 宋, 剛秀, 田村, 直之, 番原, 睦則 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 267-268, 2022-02-17

    ...,x<sub>n</sub>) 制約は,制約プログラミングにおける代表的なグローバル制約の一つである.この制約は,与えられた変数 x<sub>i</sub> が互いに異なる値を取ることを意味する.alldifferent 制約は,グラフ彩色問題や時間割問題など様々な問題に現れる.本発表では,alldifferent 制約の SAT 符号化について,順序符号化法と直接符号化法をチャネリング制約を用いて...

    情報処理学会

  • FAにおけるエッジアプリケーションフレームワークとその前処理言語

    境, 将輝, 中島, 毅, 高橋, 和也 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 141-142, 2022-02-17

    ...推論モデルの変更のたびに無数の前処理を実装することはプログラミングコストを増大させてしまうためプログラミングレスでの前処理実装が求められている.本研究ではEAPの開発を支援するフレームワークの提案を行った. また本フレームワークは包括的なEAPの開発支援を目的としているが, 特に実装コストが大きくなる前処理部に着目し, 前処理を抽象的に表現する前処理言語の実装と評価を行った....

    情報処理学会

  • ディレクティブベースのGPUプログラミングモデルを用いた倍々精度演算の性能評価

    山浦, 朴人, 福永, 晋司, 菱沼, 利彰, 藤井, 昭宏, 田中, 輝雄 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 61-62, 2022-02-17

    ...のようなディレクティブベースのプログラミングモデルがある.しかしながら,DD演算においてCUDAと比べて性能にどのような違いがあるかは明らかになっていない.本論文では,DDベクトル演算,倍精度疎行列とDDベクトルの積を対象に,ディレクティブベースのプログラムとCUDAプログラムの性能を比較した....

    情報処理学会

  • Gitを利用した不適切な学習行動をとる学生の発見と手法

    成田, 裕貴, 広瀬, 啓雄 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 133-134, 2022-02-17

    ...プログラミングの授業の課題の多くは,指定されたプログラムを作成し提出するものである。作成したプログラムは一人ひとり違うものであるはずだが,中には変数名やインデントを変えただけのものや他の学生のものを全てコピーしたようなものも存在する。提出されたものだけでは適切な成績をつけることが困難であり,正当に評価されるべき学生の期待を満たせないケースも存在する。...

    情報処理学会

  • Gears Agda による Red Black Tree の検証

    上地, 悠斗 第63回プログラミング・シンポジウム予稿集 2022 51-62, 2022-01-07

    ...agda が変数への再代入を許していない為、ループが存在し、かつ再代入がプログラムに含まれるデータ構造である red black tree の検証を行う...

    情報処理学会

  • Julia言語へのActorの導入

    中田, 秀基 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 15 (1), 11-11, 2022-01-05

    ...Julia言語はインタラクティブな言語でありながら,LLVMを利用したJITにより高速な実行が可能なことから科学技術計算向け言語として注目を集めている.Juliaは分散環境での実行をデフォルトでサポートしており,リモートノードでの関数実行,リモートチャンネルへの書き込み,Futureによる同期などが利用できる.しかし,リモート変数への参照を持つことができないため,リモートノードに状態を保持しておき,...

    情報処理学会

  • JSONのデータ格納効率を高めるバイナリフォーマットTBONの設計と実装

    李, 彦志, 菅谷, みどり 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 15 (1), 13-13, 2022-01-05

    ...圧縮はこの問題を解決する一方,解析負荷は高くなることから,十分な解決ではない.そこで,本研究では,JSONのデータ格納効率が低いという問題に対し,データをバイナリ化保存するデータフォーマットを提案する.提案したデータフォーマットはJSONのバイナリ化としてTBONとする.TBONは,データをバイナリフォーマットで保存する.保存においては,JSONが記述できるデータはすべて格納でき,かつ,値の小さい変数...

    情報処理学会

  • ハイブリッドシステムの制約モデルからオートマトンモデルへの記号実行による変換に関する考察

    秦 国大, 上田 和紀 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4F3OS8b05-4F3OS8b05, 2022

    ...<p>ハイブリッドシステムは, 時間の経過に伴ってシステムの変数が連続変化と離散変化を繰り返すシステムである. ハイブリッドシステムのモデリングを行うツールの一つとして, 上田らによる制約に基づくハイブリッドシステムモデリング言語HydLa および数式処理を用いたシミュレーションをサポートする処理系 HyLaGI の開発が進んでいる....

    DOI

  • 再帰的ブロック構造を持つ並列プログラムに対する可逆実行環境

    池田, 崇志, 結縁, 祥治 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 14 (5), 34-48, 2021-11-25

    ...をパスとして表し,局所変数を実現する.本研究で新たに提案する方法として抽象命令生成時に作成する並列ブロックの開始および終了番地を記録したテーブルを用いて並列ブロックを起動することにより順方向,逆方向ともに並列の入れ子構造を実現する.これらの実現手法によって,ブロック構造を持つプログラミング言語に対して単純な抽象機械の実行メカニズムによって逆方向実行が可能となることを示し,並列プログラムのデバッグのための...

    情報処理学会

  • プログラミング言語における代数的および統計的構造のシステム

    松永, 拓也 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 14 (5), 52-52, 2021-11-25

    ...本発表では,変数・定数に替わる代数の概念や,代数的データ構造など,代数系の構造や理論をプログラミング言語に対応させ,数学を行うようにプログラミングをするという構造を提示する.カリー・ハワード同型対応によって圏論をプログラミング言語に対応させた関数型言語のように,本構造は,(機械)計算的代数系たるプログラミング言語の設計の基礎となる理論である....

    情報処理学会

  • プログラミング初学者のバグ修正履歴を用いたデバッグ問題自動生成の事例研究

    秋山 楽登, 中村 司, 近藤 将成, 亀井 靖高, 鵜林 尚靖 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 28 (0), 13-22, 2021-11-11

    ...という手法に着目した.九州大学のプログラミング初学者らのデータに対して Learning-Mutation を適用し,生成されたバグと実際のバグを比較することで,デバッグ演習問題の作成に繋げられるかを評価した.その結果,トークン数が少ないとき,生成されるバグは実際のバグに類似しており,セミコロン忘れや変数・関数の未宣言が 36%以上を占めていた.一方, トークン数が多くなると実際とは異なるバグを埋...

    DOI

  • マルチスレッドを学習するためのメモリアクセス可視化ツールの提案および実装

    吉塚, 大浩, 篠埜, 功 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 14 (3), 7-7, 2021-06-15

    ...などを視覚化することで補うことができると考えた.この考えに基づき,本発表では,マルチスレッドの学習を支援することを目的としたメモリアクセス可視化ツールを提案する.このツールは,ステップ実行を行いながら,スレッドごとに実行中のソースコードの場所に色をつける.また変数情報を表示する機能があり,どのスレッドが各変数を更新したかを色で表す.このツールは,C言語を対象にLLDBのAPIを使って実装した.また,...

    情報処理学会

  • 外部変数のある可換式条件付き項書き換えシステムの合流性条件

    笹川, 葵生, 青戸, 等人 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 14 (2), 29-29, 2021-05-12

    ...を持たない可換式CTRSの危険対条件が知られているが,それ以外は従来ほとんど報告されていない.本研究では,まず青戸と外山(2019)の証明を拡張することによって,条件部に外部変数が含まれる可換式CTRSの合流性を保証する危険対条件を与える.次に,外部変数が条件部だけでなく右辺にも含まれる可換式CTRSに対して合流性を保証する手法を与える.これらの結果を用いて合流性を従来保証することができなかった可換式...

    情報処理学会

  • Messer: マクロ展開過程を表示できるC++17に準拠したCプリプロセッサの対話型環境

    今泉 良紀, 篠埜 功 コンピュータ ソフトウェア 38 (2), 2_27-2_45, 2021-04-23

    ...<p>Cプリプロセッサ(以下CPP)はC言語やC++言語などのプログラミング言語においてコンパイル時に前処理を行う字句ベースのマクロ処理系である.CPPマクロを用いることで,C言語などの型変数のないプログラミング言語でもジェネリクスのような型を抽象化したコードを記述することができるようになるなど,マクロを使わなかった場合と比べプログラムが書きやすくなる....

    DOI

  • パズル型問題を利用したプログラミング初学者の理解度と思考過程の分析

    藤井, 沙苗, 松澤, 芳昭 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 769-770, 2021-03-04

    ...本研究ではパズルを利用したプログラミング問題を作成しプログラミング時の思考過程の分析を行った。文理融合系学部のプログラミング入門授業の履修者約220名に対して約15問を実践し、正誤、時間的共起分析、及び解答手順を利用し分析を行った。その結果変数の宣言の様な基礎的な構文を問う問題では正解者不正解者でパズルの操作手順に大きな差は見られなかった。...

    情報処理学会

  • プログラミング初学者の自己学習のための変数を中心としたプログラム理解支援環境

    下田, 修平, 横濱, 拓樹, 中小路, 久美代, 山本, 恭裕 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 497-498, 2021-03-04

    ...プログラミングを学ぶ過程で,インターネットや技術書にあるサンプルプログラムを参考にすることはよくある.しかし,実際にそのプログラムを実行してみても,プログラムの一部がどのように動作しているか理解できずに学習が滞る事がある.本研究の目的は,サンプルプログラムの理解につまづいたユーザに対しプログラム中の変数の値を提示するシステムを開発することである.本システムの流れとしては,最初にユーザがソースコードの...

    情報処理学会

  • 初心者のプログラムを正誤と質で評価するシステム

    鄭, 佳健, 寺田, 実 第62回プログラミング・シンポジウム予稿集 2021 75-82, 2021-01-08

    ...プログラミングを習得するためには練習問題を解くのが効果的である。しかし、初心者が正解にたどり着くのはそれほど簡単なことではないので、正解に近い、「惜しい」プログラムを評価する方法が必要である。一般のプログラミングコンテストなどでは、テスト入力に対する出力が正解と一致するかどうかで正誤を判定する。これに対し、本研究では正解プログラムとの近さ、言い換えればプログラムの質の評価を目指す。...

    情報処理学会

  • Agda によるガロア理論

    河野, 真治 第62回プログラミング・シンポジウム予稿集 2021 25-33, 2021-01-08

    ...Agda は省略可能な型変数を持つ純関数型言語であり、カーリーハワード対応に基づく証明支援系として使うことができる。数学的な命題は型として記述され、その証明は型を実現するλ項として記述される。ここではガロア理論の対称群の可解性について証明を行ない、証明付きのデータ構造の有効性を確認した。...

    情報処理学会

  • レジスタンストレーニング研究における近年の潮流

    越田 専太郎 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 34-, 2021

    ...レジスタンストレーニングは、負荷、トレーニング量と頻度、エクササイズ選択や順序、動作速度、セット間休息時間などの急性変数を操作することでプログラミングされ、実施の結果として生じる神経系および筋やその他の組織の適応はトレーニングプログラムに対して特異的であることが知られている。...

    DOI

  • 解集合プログラミングに基づく系統的探索と確率的局所探索の統合的手法に関する一考察

    桑原 和也, 田村 直之, 番原 睦則 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 2E1OS13a01-2E1OS13a01, 2021

    ...<p>本発表では,SAT の発展形の一つである解集合プログラミング (Answer Set Programming; ASP) 技術を用い,組合せ最適化問題に対して系統的探索と確率的局所探索を統合的に適用する手法を提案する.提案手法は,近似解法の一種である巨大近傍探索 (Large Neighborhood Search; LNS) のアイデアをベースにしている.LNS は解に含まれる変数の値割当ての...

    DOI

  • Pythonプログラミング入門:第2回 プログラムで変数を使用する

    土屋 和人 日経パソコン = Nikkei personal computing (852) 83-88, 2020-10-26

    ...一般的なプログラミング言語に共通して用意されている基本的な要素の一つに、「変数」がある。変数とは、いわばプログラムの中で使う値に付けた名前だ。処理の対象として、値を直接指定するのではなく、その値を割り当てた変数を指定するという形で使用する…...

    PDF Web Site

  • JavaScript仮想機械記述言語のコンパイラにおける型に基づく最適化

    平澤, 祐太, 岩崎, 英哉, 鵜川, 始陽, 高野, 保真 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 13 (4), 21-21, 2020-10-23

    ...さらに,変数が実行時にとりうる型をコンパイル時に限定できるにもかかわらず, 重複した不要な型ディスパッチ処理を行うコードを生成してしまっていた. これらの問題を解決するため, 本発表では,VMDL上の関数呼び出しの型依存関係を解析し, 関数の引数となりうる実行時の型を求めることにより, 不要なコードを削除する最適化を行った....

    情報処理学会

  • LMSを用いたプログラミング授業における機械学習による得点率予測

    松尾, 龍磨, 伊藤, 恵 日本ソフトウェア科学会第37回大会 2020-09-08

    ...近年, 様々な教育機関でプログラミング教育が進められており, プログラミング学習者が増加している. しかし, 個別での指導体制は難しく, 多人数授業になりがちで, 単位不認定者はますます増加してしまう. さらに, 習熟度に応じた授業が期待されているが, 多人数授業のため, 教員が個々の学生の理解度を把握することは難しい....

    機関リポジトリ HANDLE

  • インク開発支援のための主成分分析と遺伝的プログラミングによる数理モデルの導出

    及部, 礼成, 安藤, 大地, 恩田, 陽人, 林, 真一郎, 向井, 智彦 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 299-300, 2020-02-20

    ...本研究では材料選択の際の光透過の実験とそのデータについて、データの特徴を捉えたまま隣り合う説明変数の平均値を出したデータを主成分分析で説明変数を削減し、遺伝的プログラミングと局所探索を組み合わせることで数理モデルを構築する方法を提案する。本手法を実データを用いて検証した結果、高い近似精度が得られた。...

    情報処理学会

  • プログラミング思考を学べるボードゲームの検討

    今野, 零士, 川瀬, 文也, 佐々木, 喜一郎 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 697-698, 2020-02-20

    ...2020年度より開始される小学校でのプログラミング必修化を受けて、教育現場では授業スタイルの模索、教員のプログラミング研修、新しい教材の検討が行われている。しかし、学校のICT環境や教員のITに関する基礎知識の差によりデジタル教材の導入にはコストがかかること、学校単位や学級単位で指導に差が出てしまうことが予想される。...

    情報処理学会

  • 汎用送受信に対応したHOPEコンパイラの研究

    橋本, 孝太, 八杉, 昌宏, 平石, 拓, 馬谷, 誠二 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 13 (1), 15-15, 2020-01-29

    ...同時指定に対応したコンパイラの実装を行うとともに,汎用送受信節を言語仕様に新たに追加し,その実装を行った.汎用送受信節により,リスト構造や木構造といった複雑な構造を持つ計算結果の読み書きの指定や,読み書きにともなう処理として複数の表現を持つデータの表現を変換する処理などの指定が可能となる.たとえば,結果の読み出しでは,読み出し元となるメッセージ媒介システム内のバッファの位置や大きさを得るための一時変数...

    情報処理学会

  • 短冊型問題を用いたプログラミング学習アドバイスツール

    久野, 靖 第61回プログラミング・シンポジウム予稿集 2020 129-139, 2020-01-10

    ...実際にプログラミング入門科目の中でアドバイザを任意で使用でいるように提供した結果、アドバイザを使用して実際にアドバイスを取得した学生は約800人の授業登録者数のうち176名、そのうち3回以上の使用は77名であった。...

    情報処理学会

  • Agda 上でのZF集合論の構成

    河野, 真治 第61回プログラミング・シンポジウム予稿集 2020 23-34, 2020-01-10

    ...Agda は省略可能な型変数を持つ純関数型言語であり、カーリーハワード対応に基づく証明支援系として使うことができる。数学的な命題は型として記述され、その証明は型を実現するλ項としてされる。ここでは直観主義論理に適した非構成的な仮定を導入し、ZFC集合論の公理を証明する。集合はデータ構造である順序数上の述語(Ordinal definable)として導入する。...

    情報処理学会

  • 制約に基づくハイブリッドシステムモデリング言語HydLaの宣言的意味論の拡張

    山田 悠之介, 上田 和紀 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2N5OS17b04-2N5OS17b04, 2020

    ...<p>ハイブリッドシステムは時間の経過に伴って変数が連続変化と離散変化を起こす動的システムである。ハイブリッドシステムのモデリング手法としてはハイブリッドオートマトンによるものが最もよく知られている。一方でハイブリッドシステムの宣言的でより簡潔な記述方法は未だにチャレンジングな問題である。 HydLaは制約ベースのハイブリッドシステムモデリング言語である。...

    DOI

  • Scratchを利用したプログラミング的思考に関する一考察

    高山 琢磨 日本科学教育学会年会論文集 44 (0), 627-628, 2020

    ...<p>近年,プログラミング的思考の必要性が指摘されている.1次方程式を題材として数学的活動およびScratchプログラミングを行う実践を試みた.Scratchプログラミングの授業が,学習者の変数に対する見方を高め,1次方程式の解の公式を求める必要性に気づかせる効果を期待した.さらに,誤入力の値の除外の方法について考察させることで,方程式の意味理解を深めプログラミング的思考につながる可能性が示唆された...

    DOI

  • 形式的に記述された細胞モデルのヤコビ行列を用いたモデルダイナミクスの可視化

    八木 祐太朗, 國枝 義敏, 天野 晃 生体医工学 Annual58 (Abstract), 383-383, 2020

    ...<p>生体機能のシミュレーションやモデリングには,複雑かつ大量の変数と数式を記述する必要があり,プログラムに誤りが生じる可能性が少なくない.このようなプログラミングの誤りを防ぐために,生体モデルを記述言語で記述し,プログラムを機械的に自動生成する手法がある.モデルのシミュレーションや,分岐解析や平衡点解析などの解析にはヤコビ行列が用いられることが多いが,ヤコビ行列は,モデルに含まれる数式を微分することで...

    DOI

  • コエフェクト計算に基づく量化型の再形式化

    田辺, 裕大, Luthfan, Anshar Lubis, 青谷, 知幸, 増原, 英彦 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 12 (5), 2-2, 2019-11-20

    ...全称型と存在型はプログラミング言語研究において重要な役割を占めている.全称型は多相関数の型の表現方法として,存在型はモジュールやオブジェクトの表現方法として広く用いられており,これらはともに多くのプログラミング言語の理論的基礎である.量化型のある型システムには型変数が現れるため,型規則に型変数のスコープに起因する制約が入る.他の言語要素を追加する際に,この制約が各言語要素由来の制約と複雑に絡むため,...

    情報処理学会

  • CS領域奨励賞を受賞したジュニア会員との日々 -広島で生えてきた元気印のご紹介-

    川端, 英之 情報処理 60 (12), 1227-1229, 2019-11-15

    ...2019年度のCS領域奨励賞受賞者の一人として,発表当時に広島市立大学情報科学部2年生でジュニア会員である河野雄也氏が選出された.受賞対象は,第119回プログラミング研究発表会における「Haskellにおける型クラス制約を満足する型変数割当ての唯一性検査に基づく型の曖昧性解決」という題目の口頭発表である.ジュニア会員のCS領域奨励賞受賞は稀であり,選考委員会で話題となった.本稿では,当該研究発表における...

    情報処理学会 Web Site

  • プログラミング言語に対するホモグリフ攻撃の実現可能性評価

    鈴木, 宏彰, 米谷, 嘉朗, 森, 達哉 コンピュータセキュリティシンポジウム2019論文集 2019 111-118, 2019-10-14

    ...現代のプログラミング言語は国際化が進み,プログラミング言語の構文要素としても ASCIIで定義される文字集合「以外」の文字を使える規格が増えている.それらの規格では変数名や関数名などの識別子としてユニコードで定義された様々な文字を使うことができる.プログラミング言語で使用できる非 ASCII 文字集合の中には,アルファベットと外見上の見分けのつかない文字が存在する.例えば ASCII 文字集合に含まれる...

    情報処理学会

  • 新人研修がソースコード品質に与える影響の調査

    森田, 大夢, 平尾, 俊貴, 石尾, 隆, 新田, 章太, 小西, 俊司, 森, 康真, 松本, 健一 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2019論文集 2019 253-254, 2019-08-22

    ...ソフトウェア開発者の育成を目的としたプログラミング研修では,プログラミングスキルの向上が期待される.本研究では,研修の効果を測定する試みとして,あるソフトウェア開発企業の新人研修で収集した 22 名のソースコードを用いて,研修前後でのプログラミングスキルの変化をソフトウェア品質の観点から調査した.その結果,研修前後でソースコード内の複雑度はあまり変化せず,宣言命令数が増加する傾向にあることを確認した...

    情報処理学会

  • 実行可能コードを対象とするスケーラブルかつ部分的パス依存なバッファオーバフロー静的検知

    黒岩, 将平, 荒堀, 喜貴, 権藤, 克彦 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 12 (3), 13-13, 2019-07-17

    ...デバッグ情報やシンボル情報を必要とせずにスタックやヒープ,構造体内で発生するバッファオーバフローの検知手法を提案する.提案手法ではx86の実行ファイルを対象とし,関数内のメモリアクセスからメモリ上の値を過大近似する静的な数値とポインタ解析アルゴリズムの組み合わせた手法Value-Set Analysis(VSA)(Balakrishnan and Reps, 2010)を元にした手法によりプログラム中の変数...

    情報処理学会

  • Javaプログラミング学習支援システムのコード修正問題の3つの改良

    何, 賽, 舩曵, 信生, 栗林, 稔 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 12 (3), 17-17, 2019-07-17

    ...本グループでは,Javaプログラミング教育の高度化を狙いとして,Webを用いたJavaプログラミング学習支援システムJPLASを開発している.JPLASでは,学習者の作成した解答コードに対し,テストコードを用いたソフトウェアテストによる自動採点を行っている.その際,学習者は,テストコード中の情報(クラス,メソッド,変数の名称,アクセス修飾子,データ型など)を読み取り,解答コードに反映する必要がある....

    情報処理学会

  • ARを用いたロボットプログラミング学習支援の提案

    塩澤, 秀和, 松本, 祐依 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集 2019 1125-1130, 2019-06-26

    ...対応の理解が,容易とはいえなくなる.そこで,本研究では,プログラムの実行中の命令や変数の値など,ロボットの内部状態や実行手順の経過を AR(拡張現実感)技術を用いてロボットの映像に重ねてリアルタイムに可視化し,より子どもの理解を促すロボットプログラミング教材の試作を行った.プログラミング言語としては,物理的なカードを並べることによってプログラミングを行うタンジブルプログラミングを採用した.本システム...

    情報処理学会

  • 弱いメモリモデル環境におけるJava volatile最適化手法の評価

    緒方, 一則, 堀井, 洋, 堀江, 倫大 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 12 (2), 18-18, 2019-05-21

    ...Javaのvolatile変数はノンブロッキングなアルゴリズムやConcurrentHashMapなどのライブラリを実装する際によく使用される.Java言語仕様では,1つのvolatile変数へのアクセスは逐次一貫性を持つと定めている.したがって,弱いメモリモデル環境ではJVM内やJIT生成コード中に適切なメモリバリアを挿入する必要があり,不適切に処理されれば再現性の低いバグを引き起こすことになる....

    情報処理学会

  • フレッシュマンに向けたプログラミングのススメ:3.命名に時間をかけよう

    柿本, 正憲 情報処理 60 (6), 494-497, 2019-05-15

    ...プログラムを書く際には,変数,定数,関数,クラスなどの名前を自分で考え出して付ける作業が生じる.本稿は,プログラミングを業務として行う若手技術者を対象に,各種名前付けには躊躇なく時間をかけて熟慮すべきであることの理由をはじめ,英単語に対する考え方,同僚との共同などの一般的なノウハウについて述べる.より具体的な実践方法については参考図書を示している.新規の名前を深く考えることによって処理対象の正しい理解...

    情報処理学会 Web Site

  • シューティングゲームに特化したプログラミング言語Connect STGの設計と評価

    岸本, 有生, 兼宗, 進 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 337-338, 2019-02-28

    ...そして、初学者がSTGを作成可能にすることと、段階的に機能を増やすことでプログラミングの基礎を学習できる学習環境を開発した。Connect STGの学習で、初学者は自機、敵機およびそれらの発射する弾の動作を、変数、条件分岐、ループ、座標などを学習しながらオブジェクトのメソッド定義に相当する形で記述する。...

    情報処理学会

  • Excel VBAでプログラミング入門:第4回 セルやシートへの処理を繰り返す

    土屋 和人 日経パソコン = Nikkei personal computing (812) 97-102, 2019-02-25

    ...プログラミングの要素として、「条件分岐」と並んで重要なのが「繰り返し処理」だ。繰り返し処理とは、文字通り、指定した部分の処理を何度も繰り返すこと。繰り返しの中で、たいていは変数の値などがそのつど変化し、処理の対象や内容が少しずつ変わっていく。VBAで使用できる繰り返し処理の方法はいくつかある。...

    PDF Web Site

  • Excel VBAでプログラミング入門:第2回 変数と条件分岐の基本をマスターしよう

    土屋 和人 日経パソコン = Nikkei personal computing (810) 97-102, 2019-01-28

    ...今回は、多くのプログラミング言語で使われている「変数」の考え方を理解しよう。さらに、条件の真偽に応じて処理を分ける方法の基本を紹介する。「変数」とは、いわばデータの"入れ物"だ。その例として、まず変数にデータを入れ、それを「MsgBox」関数の引数に指定するSubプロシージャ「金額表示1」を作成した。このマクロを実行すると、変数に収めた数値や文字列を使ったメッセージが表示される。...

    PDF Web Site

  • 並行プログラムのPartialStoreOrderingでの実行をモデル検査するためのReleaseメモリバリア

    鵜川, 始陽, 松元, 稿如, 飯干, 寛幸 第60回プログラミング・シンポジウム予稿集 2019 119-128, 2019-01-11

    ...我々は,並行プログラムの弱いメモリ一貫性モデルでの振舞いをモデル検査するためのモデル集(以下,モデル検査ライブラリ)であるMMLibを開発している.SPINモデル検査器で検査するために,Promelaで記述されたモデルに対して,共有変数のリードとライトを,MMLibが提供するマクロの呼出しに置き換えるだけで,TSOやPSOに従った振舞いを検査できるようになる.これまでMMLibにはacquire-release...

    情報処理学会

  • 自由文による思考プログラミング

    中村, 圭介 第60回プログラミング・シンポジウム予稿集 2019 53-58, 2019-01-11

    ...Prologは分野に依存せず論理的な知識をプログラムとして表現できる点で「汎用」ではあるが, 1)知識を自由文(各国自然言語の全体を含む)では定義できない, 2)学際的な問題に対応し難い,ことがより実用的な汎用性への課題である.そこで,自然言語表現,関連知識の動的ネット引用,ローカルな価値観やタブーの定義等をより簡易に扱う自由文思考プログラミング言語「中学$Prolog」を開発した.単一化は,より利用者...

    情報処理学会

  • Genetic programmingを用いたタイ王国における降雨量季節予測

    長谷川 青春, 鼎 信次郎 水文・水資源学会研究発表会要旨集 32 (0), 132-, 2019

    ...これらの環境場の変動をとらえるため、降雨量と9つの気候指数でのラグ相関を調べ、その結果相関に優位性がみられた気候指数を説明変数として、統計モデルの構築を行った。線形モデルである重回帰モデルと、非線形モデルである遺伝的プログラミングの2種類の統計モデルで予測を行った。結果、非線形モデルでは、線形モデルでは表せない渇水年の予測が可能となった。...

    DOI

  • segmented VRAE と遺伝的プログラミングに基づく音楽の創作

    山本 周典, 森 直樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 1H2J1304-1H2J1304, 2019

    ...GP における楽曲の近似評価方法として,VRAE(Variational Recurrent Auto-Encoder)を拡張した segmented VRAE を用いた. segmented VRAE では一般的な VRAE とは異なり楽曲を一定幅ごとに潜在変数に写像し,楽曲を複数の潜在変数によって扱う.この結果,楽曲の全体の長さに左右されることなく潜在変数を獲得することができる.得られた潜在変数...

    DOI

  • 膝関節屈曲角度と膝関節伸展モーメントの変化が膝蓋大腿関節の圧迫力とストレスに与える影響

    高林 知也, 江玉 睦明, 稲井 卓真, 徳永 由太, 久保 雅義 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-128_2-I-128_2, 2019

    ...大腿四頭筋のレバーアームを計算する.つぎにレバーアームと膝関節モーメントから大腿四頭筋張力を求め,大腿四頭筋張力からPFCF(N)を計算する.最終的に,膝関節角度から膝蓋骨と大腿骨の接触面積を求め,PFS(N/mm<sup>2</sup>)を計算した.本研究の解析はScilab-6.0.0でプログラミング処理した....

    DOI

  • ”ほぼ”英語である自由文を「プログラム」とする思考プログラミング

    中村 圭介 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 2J1E504-2J1E504, 2019

    ...<p>英語テキストに基づき人間の思考を模倣するためのプログラミング方法と、Prologに類似した3つの例について述べる。それぞれの例は、a)ほぼ英語でありかつ変数有のテンプレートをもつそのようなタイプのプログラムと、b)関連する質問と、c)対応する模倣された人間の思考結果からなる。...

    DOI

  • 筋骨格系シミュレーションの基礎理論と実践

    長野 明紀 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-16-I-16, 2019

    ...むしろプログラミングに費やす時間やエネルギーをより創造的な目的に使うため,これらのソフトウェアを活用することは推奨できると言えよう。そこで本講演では,筋骨格系シミュレーションの基礎となる理論について解説する。具体的には(1)モデリング,(2)順動力学と逆動力学,(3)最適化問題,(4)数値積分,について解説する。...

    DOI

  • プログラミング演習における構文要素の種類毎のビューによるコーディング状況把握方法の提案

    石元, 慎太郎, 蜂巣, 吉成, 吉田, 敦, 桑原, 寛明, 阿草, 清滋 情報教育シンポジウム論文集 2018 (22), 158-165, 2018-08-12

    ...プログラミング演習において,学習者の編集途中のソースコードを分析してコーディング状況を把握する方法を提案する.C 言語を対象に,条件分岐や繰返しなどのプログラムの制御文を抽出してコーディング状況を大まかに把握し,代入文における演算子や変数の型などを見ることでコーディング状況を細かく把握する方法を提案する.十数名に対する演習に提案方法を用いたところ,学習者の誤っているソースコード記述がわかることを確認...

    情報処理学会

  • プログラミング穴埋め問題における穴抜きの難易度と学生の解答過程のクラスタ分析

    中山, 陽平, 掛下, 哲郎 情報教育シンポジウム論文集 2018 (23), 166-173, 2018-08-12

    ...我々は効果的なプログラミング教育のための支援ツールとして pgtracer を開発している。 pgtracer は、プログラムとトレース表から構成される穴埋め問題を出題し、学生の答案を自動的に採点する。また、学生の解答データとその採点結果をログデータとして収集する。本研究では統計解析用言語 R を用いて、pgtracer で収集したログデータを分析する。...

    情報処理学会

  • 反復的な試行にもとづくSMTソルバ実行戦略の検討

    高野, 保真, 千代, 英一郎 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 11 (2), 9-19, 2018-06-26

    ...,反例を蓄積するSMTソルバの実行戦略を示す.本論文で蓄積する反例は,充足不能であると判定された部分割当て,もしくは,時間内に判定できなかった部分割当てである.そのため,打ち切り時間を設けてSMTソルバをブラックボックスとして利用するアルゴリズムを提案し,SMT-LIB形式の制約式を対象とするプログラムを実装した.個々のソルバの最適化方法には立ち入らないことで,SMTソルバ内部の探索方法によらない変数選択...

    情報処理学会

  • 変数名は型を知っているべき

    坪井, 良介, 各務, 裕太, 山口, 大輔, 倉光, 君郎 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 11 (2), 22-22, 2018-06-26

    型推論は,構文パターンから型を推論する方法で,型アノテーションなしで静的型付けを実現する.ただし,構文パターンからの型推論はアルゴリズムが複雑になりがちですべての言語に採用しにくい問題がある.本発表は,よりお手軽に型推論を実現するため,名前からの型推論を提案する.まず,実際のソース・コードを解析し,型と名前の法則性を調べる.それに基づき,名前からの型を推論するシステムと言語設計を定義した.我々は…

    情報処理学会

  • ExcelVBAで作るユーザー定義関数:第5回 「配列」を利用して複数の値を返す関数

    土屋 和人 日経パソコン = Nikkei personal computing (789) 97-102, 2018-03-12

    ...プログラミングでは、「配列」という形式のデータを上手に活用したい。今回は、配列を利用したユーザー定義関数を作成しよう。「配列」とは、複数のデータを保持し、一括で処理できる特殊なデータ構造のこと。プログラムの中では、1つのデータだけを処理する「変数」に対し、複数のデータをまとめて処理できるのを「配列変数」と呼ぶ。配列変数という意味で、単に配列と呼ぶ場合も多い。...

    PDF Web Site

  • 複数の局所クロックを持つ時間プッシュダウン・オートマトン

    上里, 友弥 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 11 (1), 10-28, 2018-02-08

    ...automata(TPDA)を拡張し,複数の局所クロックを持つTPDAを考え,この拡張が言語クラスを拡大しないことを示す.TPDAは,時間オートマトンとプッシュダウン・オートマトンの両方の性質を持つ計算モデルであり,従来のプッシュダウン・オートマトンにおけるスタックとは異なり,時間付きスタック(クロック付きスタック)を考える.時間付きスタックでは,各要素が1つのスタック記号と1つのクロック(非負実数値をとる変数...

    情報処理学会

  • ハイブリッドシステムモデリング言語HydLaにおける変数と制約階層の動的生成記法の設計と実装

    佐藤 柾史, 上田 和紀 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2018 (0), 4K2OS16b04-4K2OS16b04, 2018

    ...HydLaは制約プログラミングのパラダイムで設計された宣言型言語であり, モデルの時間変化である微分方程式や離散変化を制約として記述する.また, 制約階層の概念を取り入れており, 制約間の優先度関係を記述することでデフォルトの挙動と例外の挙動を簡潔に表現できる. HydLaプログラムに現れる変数は全て大域的かつ静的であり、そのため記述の難しいモデルがある。...

    DOI

  • 非線形方程式求根アルゴリズムの宣言的形式言語の設計と実装

    嶋吉, 隆夫, 天野, 晃 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 10 (6), 3-3, 2017-12-12

    ...および生産性の問題がある.そこで,本発表では,非線形方程式の求根アルゴリズムを対象にドメイン特化したXMLベースの形式言語を提案する.この形式言語では,求根アルゴリズムを手続きではなく数学的に漸化式として定義し,プログラミング言語に依存しない表現としてMathMLのContent Markupを用いて宣言的に記述する.この宣言的記述で定義される数式とそこに含まれる数学変数の依存関係を解析することで,...

    情報処理学会

  • 変数名による静的型付け手法の提案

    坪井, 良介, 倉光, 君郎 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 10 (5), 8-8, 2017-11-14

    ...動的型付け言語の多くは静的型付け言語に対し,比較的少ないコードで記述できる.しかし,実行時の動的検査まで変数の型を判定できないため,型エラーを検出することができない.そのため,動的型付け言語で静的に型付けを行おうとする様々なアプローチがなされてきた.我々は,新しいアプローチとして,変数名とその型には相関があるという仮定をもとに,静的な型付けを試みる.そのために,オープンソースのコードから変数名とその...

    情報処理学会

  • 複数の局所クロックを持つ時間プッシュダウン・オートマトン

    上里, 友弥 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 10 (5), 3-3, 2017-11-14

    ...pushdown automata(TPDA)を拡張し,複数の局所クロックを持つTPDAを考え,この拡張が言語クラスを拡大しないことを示す.TPDAは,時間オートマトンとプッシュダウン・オートマトンの両方の性質を持つ計算モデルであり,従来のプッシュダウン・オートマトンにおけるスタックとは異なり,クロック付きスタックを考える.クロック付きスタックでは,各要素が1つのスタック記号と1つのクロック(実数時間に値をとる変数...

    情報処理学会

  • 混合型時間アンビアント計算のCTLモデル検査

    稲森, 啓太, 樋口, 昌宏, 加藤, 暢 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 10 (5), 2-2, 2017-11-14

    ...で表現した式と変数間の関係を表す連立不等式を用いた解析手法を提案する.さらに,提案手法に基づき開発した可達性解析プログラムについても述べる.また本発表では,物流システムが持つHTAC特有の性質を論理式として表現するための時間アンビアント論理を提案し,開発した可達性解析プログラムを利用し構築したプロセス式に対するCTLモデル検査プログラムについても述べる.CTLモデル検査プログラムを用いて行った検査実験...

    情報処理学会

  • オンラインプログラミング環境Bit Arrowを用いたC言語プログラミングの授業実践

    長, 慎也, 長島, 和平, 堀越, 将之, 兼宗, 進, 並木, 美太郎 情報教育シンポジウム論文集 2017 (17), 121-128, 2017-08-10

    ...筆者らは現在,Web ブラウザを用いてプログラミング学習が可能な環境 「BitArrow」 を,初学者向けのプログラミング学習活動に用いている.BitArrow は,複数のプログラミング言語の学習ができるように設計されており,C 言語でのプログラミング学習にも対応している.また,文字の入出力を行なうような標準的なライブラリだけではなく,初学者にも簡単に扱えるグラフィックスライブラリを備えており,興味...

    情報処理学会

  • 変数の値の変化の可視化によるプログラム理解支援

    小山, 秀明, 山田, 俊行 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 10 (4), 1-11, 2017-07-21

    ...プログラムを理解するためには,プログラム実行時の変数の値の変化を理解する必要がある.しかし,プログラミング初学者にとって,ソースコードと実行結果から変化を理解することは困難である.実行時の変数の値を知るためにデバッガを使うことは,初学者にとって難しい.そのため,プログラム実行時の変数の値を可視化するツールは有用である.既存のプログラム可視化ツールの多くが,ステップごとの可視化のみを行うため,プログラム...

    情報処理学会

  • 制御構造における変数の値変化と役割の理解を目的とした独自の図表現によるプログラミング学習支援の研究

    飯田, 和佐, 大沢, 卓, 新井, 聖也, 水谷, 晃三, 荒井, 正之 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 643-644, 2017-03-16

    ...プログラミング初学者を対象にして,プログラムの制御構造の理解促進を目的とした研究が行われている.この目的においては,簡単な構造であれば理解しやすくなるが,二重ループの中にif文があるなどの複雑な構造の場合,それを可視化したとしても,かえって解りにくくなってしまう問題が生じやすい.そこで本研究では独自の図による新しい表現方法を検討している.本方法では,制御構文によって影響を受ける変数の関係や変数の値の...

    情報処理学会

  • 非専門プログラマのためのJavaScript言語の拡張:共有可能own変数

    柏倉, 歩, 大谷, 真 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 313-314, 2017-03-16

    ...JavaScriptは第一級関数プログラミングパラダイムに基づくプログラミング言語で、最近では組込み機器アプリケーションの開発でも広く使われている。JavaScriptは使い易くかつ高い開発効率をもたらすが、一方でプログラミング専門家でないと使いこなせない高度な言語機能も持ってる。 この研究では組込み系開発でしばしば必要となるオウン変数機能に焦点を当てる。...

    情報処理学会

  • 変数値域を限定した試行に基づく高次制約問題の充足可能性推定方法の検討

    中山, 寛己, 高野, 保真, 千代, 英一郎 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 10 (1), 34-34, 2017-01-06

    ...ソルバの研究がさかんに行われてきており,様々な制約問題を解けるよう飛躍的に進歩している.しかしながら,SMTソルバは線形制約式の解を短時間で求められることが多いのに対し,高次の制約式の解を求めるのに時間がかかってしまうことがある.たとえば,代表的なプログラム検査であるループ停止性検査等で必要となる複雑な制約式の場合,検査に数日を要することもあり,実用上の課題となっている.この問題に対して,本発表では,変数...

    情報処理学会

  • 整然データとは何か

    西原 史暁 情報の科学と技術 67 (9), 448-453, 2017

    ...整然データとは,①個々の値が1つのセルをなす,②個々の変数が1つの列をなす,③個々の観測が1つの行をなす,④個々の観測ユニットの類型が1つの表をなすという条件を満たす表型のデータである。これは,データ利用者にとって有用な概念であり,特にデータ分析用のプログラミング言語であるRを使う際には重要になってくる。...

    DOI Web Site

  • 遺伝的プログラミングによる複合的なブロック保存型外平面的グラフパターンの獲得

    徳原 史也, 宮原 哲浩, 久保山 哲二, 鈴木 祐介, 内田 智之 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 4H22-4H22, 2017

    ...外平面的グラフの構造的特徴を表現するために,構造的変数を持つブロック保存型外平面的グラフパターンを用いる. 遺伝的プログラミングによる,正事例と負事例の外平面的グラフから特徴的なブロック保存型外平面的グラフパターン集合(複合的パターン)を獲得する手法について報告する.</p>...

    DOI

  • 関数型と組型がネストした型を持つ変数を含んだ式の自動生成手法

    新田, 祐児, 上野, 雄大, 大堀, 淳 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 9 (4), 27-27, 2016-09-12

    ...変数を使用する式を生成することが困難である.これを受けて,本発表ではこれを可能にするような手法として,そのような変数を使用する式を作るとき,その変数の型のネストを一度に解消することでその変数を含んだ式の生成を実現するようなアルゴリズムを提案する.この手法により,従来の手法によって生成されるテストケースと比較して,実際の関数型言語のライブラリに含まれる変数を十分に使用するような,より実践的なテストケース...

    情報処理学会

  • 非線形方程式求根アルゴリズムの宣言的形式言語の設計

    嶋吉, 隆夫, 天野, 晃 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 9 (3), 24-24, 2016-06-06

    ...に含まれる数式と数学変数との関係を解析することで,対象アルゴリズムの抽象化された計算手順を得ることができる.この抽象的計算手順は,具体的なプログラミング言語によるプログラムコードに変換可能である.本手法により,多様な環境における求根アルゴリズムの実装コストを削減できると考えられる....

    情報処理学会

  • WebプログラマのためのJavaScript言語の改良

    柏倉, 歩, 大谷, 真 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 369-370, 2016-03-10

    ...Webプログラミングでは関数コールを超えて値の持続する変数、オウン変数を必要とすることが多い。JavaScriptではクロージャを使えば実現できるが、関数を生成する関数を使わないといけないため一般のWebプログラマには難しすぎるとされている。 ...

    情報処理学会

  • 彩色自由度を用いたレジスタ割り当てに基づくソフトウェアウォーターマーキング

    秋元, 陽祐, 平井, 佑樹, 並木, 美太郎, 金子, 敬一 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 405-406, 2016-03-10

    ...近年,ソフトウェアの違法コピー問題が深刻化している.作者や正規ユーザの権利および利益保護のために多くのウォーターマークの手法が提案された.ウォーターマークとは,本来透かしを意味する言葉であり,これが転じてコンテンツへ挿入するマークや違法な操作を阻害するための技術を意味する.プログラミング言語では,プログラムを実行する際にレジスタという素子を使用する.プログラム中の各変数には翻訳時にレジスタを割り当てる...

    情報処理学会

  • 実行履歴情報に基づく教育用C言語理解支援ツール

    佐藤, 雄二, 大坪, 聖, 紫合, 治 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 339-340, 2016-03-10

    ...そこで本論文では実行履歴情報を用いてプログラム中における実行中の行や変数の変遷などを可視化しプログラムの過去の状態から現在の状態までの情報を提示することでc言語プログラミングの理解を深めることを目的として開発を行った。...

    情報処理学会

  • 初学者を対象としたプログラム中の識別子の適切性評価

    川端, 盛志, 玉田, 春昭 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 343-344, 2016-03-10

    ...プログラミングするにあったって識別子(変数名や関数名)の命名は重要である。適切に名付けられていれば識別子から何を行うものなのか予測できる。しかし、初学者には識別子の重要性が浸透しておらず、適切な名前を付けない場合が多い。その理由に、確固とした識別子の評価の基準が定まっていないためと考えられる。一方、経験者は、今までの経験から自分なりの評価基準が構築されており、名前の適切性が判断できる。...

    情報処理学会

  • 健常者における目的姿勢の違いが寝返り動作パターンに及ぼす影響

    三木 啓嗣, 新田 收 理学療法学Supplement 2015 (0), 0618-, 2016

    ...算出にはプログラミングソフトVICON BODY BUILDERを使用し,マーカー補正とオイラー角の算出を行った。データ解析区間は,2群とも動作開始から骨盤が床面に対して90°回旋位に至るまでとし,1動作を100%として時間を正規化した。算出パラメータは,体幹の最大・最小・平均角度と,最大・最小角度到達時間とした。...

    DOI

  • Streaming String Transducerの等価性判定と正規表現による文字列置換への応用

    加賀江, 優幸, 南出, 靖彦 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 8 (3), 1-10, 2015-09-21

    ...文字列から新たな文字列を生成する計算モデルとしてAlurとCernyによるストリーミング文字列トランスデューサ(Streaming String Transducer: SST)がある.SSTは,文字を受け取るごとに文字列を保存できる変数の内容を更新し,最終的には変数の内容を用いて出力文字列を構成するトランスデューサである.本研究では,関数的非決定性ストリーミング文字列トランスデューサ(関数的SST...

    情報処理学会

  • GPUのメモリ階層に対する最適化技術の考察

    窪田, 昌史 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 8 (2), 3-3, 2015-07-08

    ...GPUは,CUDAやOpenCLなどの既存のC,C++,Fortran言語をベースとしたプログラミング環境を用いて高い性能が得られることから,HPC分野で急速に普及してきた.しかし,性能チューニングの際に,並列性だけでなくGPUの複雑なメモリ階層をも考慮しなくてはならないことが,GPUプログラミングの問題点として指摘されている.本発表では,配列変数のアクセス順序の変更,変数の生存区間解析といったプログラム...

    情報処理学会

  • CにLuaを容易に埋め込むための言語LuCa

    谷村, 明, 岩崎, 英哉 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 8 (1), 14-14, 2015-06-02

    ...データのやりとりに煩雑なC APIを利用しなければならない.このことは,プログラマにとって実装コストの増加の原因となり,さらに,C APIの規約に従う必要がある結果,ソースコードの見通しも悪くなる.この問題を解決するため,我々はC言語を拡張し,LuaコードをCコード中に直接埋め込んで記述することのできる言語LuCaを提案し,その処理系を実装する.LuCaでは,埋め込まれたLuaコードからCコードの変数...

    情報処理学会

  • 挿抜可能メソッドに基づく統一的な抽象単位複合機構

    久野, 靖 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 8 (1), 13-13, 2015-06-02

    ...を持つオブジェクトを構成するという点では共通している.1つの言語が複数の複合機構を備えるということは,直交性の観点からは望ましくないし,各場面でどの機構を選択するかという問題が生じる.本発表では,統一的な抽象単位複合機構を持つ言語を提案する.提案機構は,ドメイン固有言語により抽象単位が持つメソッドの抜き出しや組み合立てを型安全な形で指示し,これを翻訳時に実行するものである.メソッド中の型名や非局所変数名...

    情報処理学会

  • JavaScript関数機能の拡張 -オウン変数と関数クローニング-

    柏倉, 歩, 谷山, 信行, 大谷, 真 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 299-300, 2015-03-17

    ...Webプログラミングではユーザがクリックした回数を記憶し、それによって表示を変更するなどオウン変数を必要とすることが多い。JavaScriptではクロージャを使えばオウン変数が実現できる。しかし、関数を生成する関数を使わないといけないため一般のWebプログラマには難しすぎるとされている。 本研究では、これを解決する新たな構文をJavaScriptの追加する関数機能の拡張を行った。...

    情報処理学会

  • キーワードのあいまい一致を導入したキーワードプログラミングシステム

    坂本, 悠輔, 佐藤, 晴彦, 小山, 聡, 栗原, 正仁 情報処理学会論文誌 56 (3), 821-834, 2015-03-15

    ...キーワードプログラミングとは,ユーザ(プログラマ)が与える少数のキーワードに基づき,現在の文脈においてユーザが意図するコード片の候補を自動生成することにより,プログラミング言語の文法規則やAPIを正確に覚えていないユーザでも正しいコードを効率良く書けるよう支援するツールである.その提唱者であるLittleとMillerの研究では,出力コード片を構成する関数や変数の名前に出現する単語と完全に一致するキーワード...

    情報処理学会

  • ビスケットの教育向けコンパイラ

    原田, 康徳 第56回プログラミング・シンポジウム予稿集 2015 97-103, 2015-01-09

    ...プログラミング入門ツールビスケットを体験した子どものうちで,もっと先のレベル(文字の言語)に進みたくなる子に対して,どのようにしてビスケットから文字の言語へ移行させるかが一つの課題であった.そこで,ビスケットのプログラをJavascriptに変換する教育向けコンパイラを提案する.生成されるコードはプログラミング入門を意識したもので,条件判定,配列,オブジェクトなどの概念が段階的に使われる.たとえば,...

    情報処理学会

  • Agdaによる型推論器の定式化

    門脇, 香子, 浅井, 健一 第56回プログラミング・シンポジウム予稿集 2015 115-120, 2015-01-09

    ...Agda はマルティンレフの型理論に基づいた定理証明支援器であり,その一方で依存型をもつ関数型プログラミング言語でもある.Agda では依存型 (Dependant Types) を用いることができるのも大きな特徴である.また,定理証明支援器とプログラミング言語両方の特徴をもちあわせていることから,何かを実装しつつ証明するのに適している.そこで本稿では,停止性が保証された型推論器を Agda により...

    情報処理学会

  • 環境にメソッドを直接格納する新しいオブジェクトシステムの提案

    林, 拓人, 前田, 敦司 第56回プログラミング・シンポジウム予稿集 2015 121-130, 2015-01-09

    ...がメソッドに対しても自然に行えるようになり,従来の方式に比べシンプルな仕組みで柔軟なオブジェクト指向プログラミングが可能となる.提案する手法の有用性を実証するため,このオブジェクトシステムを搭載する独自言語Suzuの処理系を実装した.Suzuの特徴を生かすプログラム例として言語内DSL(Domain Specific Language)の構築例を挙げる.従来のオブジェクトシステムにおける類似した概念等...

    情報処理学会

  • 妊婦の椅子からの起立と方向転換を伴う運搬動作時のバイオメカニクス解析

    須永 康代, 国分 貴徳, 木戸 聡史, 阿南 雅也, 高橋 真, 新小田 幸一 理学療法学Supplement 2014 (0), 0957-, 2015

    ...動作の模様は赤外線カメラにて撮影後,解析用プログラミングソフトBody Builder(Vicon Motion Systems社製)を用いて,体幹および下肢関節角度,関節モーメントを算出した。関節モーメントは体重で正規化した値を解析した。なお,解析には妊婦群の下部体幹には本研究で算出した身体部分慣性係数を,その他のセグメントおよび対照群には岡田ら(1996)の日本人青年女性の値を採用した。...

    DOI

  • 可逆プログラミング言語の引数渡し機構の拡張

    新海, 由侑, 田中, 秀明, 横山, 哲郎 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 7 (4), 21-36, 2014-08-29

    ...本稿では,可逆プログラミング言語Janusの引数渡し機構を拡張して,その拡張言語が可逆であることを示す.参照渡しのモデル化には,同一の参照を持つかもしれない複数の変数名が同じ記憶場所を指せるメモリモデルが必要である.これは既存のJanusで用いられていた状態モデルでは直接には扱うことができない.この問題を解決するために,我々は,環境・記憶域モデルを導入して意味論を改良した.この結果,プロシージャの実引数...

    情報処理学会

  • 実装技術特定を目指したプログラムコード実装と説明的文書との対応付け調査

    山下, 大貴, 竹内, 和広 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集 2014 176-181, 2014-08-25

    ...従来,プログラムコードに含まれるメソッドあるいはコメントから,プログラムで使われる自然言語の語間の意味関係の同定を行い,それらの類型を示すことで,プログラム作成上の語間の関連性を明らかにする研究がなされてきた.従来研究では,語の関連性が,プログラミング実装技術にどのように関連するかは,明らかにされていない.この問題に対し,本研究は,ソースコードに含まれるクラス名,メソッド名,変数名等の識別子に使用される...

    情報処理学会

  • プログラミング学習のための可視化対話環境

    川﨑, 雄登, 平井, 佑樹, 金子, 敬一 情報教育シンポジウム2014論文集 2014 (2), 143-150, 2014-08-17

    ...C 言語は情報システムの構築のため企業などで広く用いられており,情報系技術者として必須のスキルである.そのため,大学の情報系学科では,C 言語を教育している.しかしながら,学習者にとって C 言語の習得は困難である.そのため,ソースコード中の変数などの可視化を行い,学習者の理解を促すシステムがいくつか提案されている.これらのシステムでは,学習者の作成したプログラムが本人の意図した動作をしない場合,学習者自...

    情報処理学会

  • フォルダ・プログラミング環境における簡素なプログラミング言語PPL13plの設計

    赤間, 浩樹, 佐藤, 哲司 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 7 (3), 52-52, 2014-07-14

    ...我々は,Webフォルダを拡張することで,プログラムの作成と実行を実現する環境であるフォルダ・プログラミング環境POLDERを提案している.フォルダ・プログラミング環境の核となる構成要素である『処理付フォルダ』は,通常のフォルダの仕組みに以下の3つの仕組みを加えて拡張する....

    情報処理学会

  • SchemeからC++への単純な変換

    新妻, 弘崇 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 7 (2), 38-38, 2014-06-10

    ...はC++のint型変数に変換される.int型変数に変換されるため,他の環境情報などを変換後のオブジェクトに格納しない.もう1つの理由は,Scm2Cpp11の変換はC++のtemplateやマクロの機能を使って,C++のコンパイル時の前処理として可能な限りの処理を行おうとする点である.このために,コンパイル時に前処理された後の実行プログラムが高速となる....

    情報処理学会

  • 信号装置仕様の検証を通じたBメソッドにおける仕様記述法の検討

    寺田, 夏樹 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 7 (2), 20-35, 2014-06-10

    ...すべき条件である証明責務が大量に生成され,検証作業が困難となる場合が多い.本報告においてもシステムが複雑になるにつれて証明責務の生成数が多くなり,対話的証明の実行数(User Pass)が増えていくことを示す.この結果を受け,本報告では証明責務やUser Passの数と仕様記述の関係を考察し,条件分岐により証明責務の生成数が増えることを示す.また一方で,実行される演算結果が満たすべき条件に,システム変数間...

    情報処理学会

  • C言語における記憶域期間と有効範囲を考慮したメモリの可視化

    青木史勇, 篠埜功 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 315-316, 2014-03-11

    ...プログラミング教育によく用いられる言語の一つにC言語がある。しかしプログラミング初心者にとってC言語の習得は敷居が高く、特にポインタの学習で理解に時間を要したり、具体的な使い方がわからずプログラムでポインタを使えない初学者は多い。本研究では、C言語で記述されたプログラムの実行中のメモリ空間を可視化することで初学者のポインタの学習を支援する。...

    情報処理学会

  • 細粒度なコード再利用のための言語機構メソッド内メソッドの定量的な評価へ向けて

    小川秀典, 佐藤芳樹, 千葉滋 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 439-440, 2014-03-11

    ...プログラミングにおいて、ソースコードの再利用は有益である.しかし、Javaのようなオブジェクト指向言語の多くではブロック単位でのコードの再利用をサポートしていない.より細かい粒度でコードを再利用するために、あるブロックを別のメソッドとして定義すると、変数受け渡し、副作用の再現のためにコードが煩雑化、実行速度の低下が起こりうる.このような問題を解決するため、我々は細粒度でのコード再利用のためのメソッド...

    情報処理学会

  • 変数名を用いないプログラミングの試み

    服部, 隆志 第55回プログラミング・シンポジウム予稿集 2014 69-74, 2014-01-10

    ...以上のことから、変数に名前を付けないプログラミング言語を提案する。ソースコードは、具体的な値を用いた具体例によって記述し、複数の具体例から「例によるプログラミング」の手法を利用して、任意の値に適用可能な実行可能コードを生成する。これによって、ソースコードそのものが動作の具体的な説明として読めるようになる。...

    情報処理学会

  • 脳卒中片麻痺患者を想定した一側上下肢重量負荷時の寝返り動作の定量的類型化

    三木 啓嗣, 新田 收 理学療法学Supplement 2013 (0), 0844-, 2014

    ...関節角度の算出には,プログラミングソフト(VICON社製BODY BUILDER)を用い,マーカー補正とオイラー角の算出を行った。なお,データ解析区間は動作開始から骨盤が床面に対して90°回旋位に至るまでとし,1動作を100%として時間を正規化した。算出パラメータは,動作速度と各関節の最大・最小・平均関節角度,最大・最小関節角度到達時間とした。...

    DOI 医中誌

  • 遺伝的プログラミングと編集距離を利用した特徴的なVLDC木パターンの獲得

    中居 翔平, 宮原 哲浩, 久保山 哲二, 内田 智之, 鈴木 祐介 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2014 (0), 1D33-1D33, 2014

    ...<p>木構造データからの機械学習やデータマイニングの研究が注目されている.VLDC木パターンとは,木構造データの一部を代入できるVLDC(variable-length don't care)変数を持つ木構造パターンである.遺伝的プログラミングと木の編集距離を用いて,正事例と負事例の木構造データから特徴的なVLDC木パターンを獲得する進化的手法について報告する.</p>...

    DOI

  • L-Closureの呼び出しコストの削減

    田附, 正充, 八杉, 昌宏, 平石, 拓, 馬谷, 誠二 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 6 (2), 13-32, 2013-08-29

    ...L-closureは入れ子関数定義を評価すると生成される軽量レキシカルクロージャで,これを持つ拡張C言語を,高水準言語コンパイラの中間言語として採用することで,ごみ集めなどの高水準サービスを効率良く実装できる.現在L-closureの実装として,GCC 3系列の拡張によるコンパイラ実装と標準C言語への翻訳による実装があり,これらはL-closureの初期化処理を遅延したり,低い維持コスト(アクセスされる変数...

    情報処理学会

  • 定理証明器によって証明されたCプログラムのマージャ

    後藤, 裕貴, 高橋, 和子 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 6 (2), 103-103, 2013-08-29

    ...Cプログラムソースコードを出力するマージシステムである.また,ここで扱うCプログラムは実際のC言語の部分集合である.本システムの主要部分はIsabelle/HOLで記述し証明しており,フロントエンドとバックエンドはCプログラムで実装している.本システムは,フロントエンドとバックエンドを備えることで,定理証明器に不慣れなユーザにも使いやすいツールとして提供可能である.証明では,マージ後のプログラムが変数名...

    情報処理学会

  • 実行速度を考慮した実装法による細粒度でのコード再利用のためのメソッド内メソッド

    平松, 俊樹, 佐藤, 芳樹, 千葉, 滋 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 6 (2), 45-53, 2013-08-29

    ...プログラミングにおいて,ソースコードの再利用は有益である.しかし,Javaのようなオブジェクト指向言語の多くではブロック単位でのコードの再利用をサポートしていない.より細かい粒度でコードを再利用するために,あるブロックを別のメソッドとして定義すると,変数受け渡し,副作用の再現のためにコードが煩雑化,実行速度の低下が起こりうる.このような問題を解決するため,細粒度でのコード再利用のためのメソッド内メソッド...

    情報処理学会

  • 解析表現文法とSchemeマクロ展開器を用いたJavaScript向けHygienic構文マクロシステムの実装

    甫水, 佳奈子, 脇田, 建, 佐々木, 晃 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 6 (2), 85-101, 2013-08-29

    ...構文構造を持つSchemeには標準で組み込まれているものの,その他の一般的なプログラミング言語に実装された例はほとんどない.本稿では,まず,汎用的なプログラミング言語におけるHygienic構文マクロシステムの実装の難しさを示し,次に,本研究が提案するJavaScript向けHygienic構文マクロシステムの実装技法について述べる.提案する実装技法では,マクロ構文の追加によって拡張されるJavaScript...

    情報処理学会

  • 手続き型言語におけるデータバインディング機構の提案と構造化設計への適用

    荻原剛志 情報処理学会論文誌 54 (4), 1573-1580, 2013-04-15

    ...オブジェクト指向によるソフトウェア開発では,プロパティ間のバインディングを利用してオブジェクトを連携させる手法が広まってきている.オブジェクト指向を用いない手続き型言語のプログラミングにおいても,機能を提供するコード自体を変更せずに,モジュール間の結合を変更しやすくする方法があれば,独立性,再利用性を損なわずにソフトウェアの変更や拡張を容易に行うことができる.本稿ではこのためにcovalと呼ぶ仕組みを...

    情報処理学会

  • Hygienic構文マクロシステムを用いたJavaScriptプログラミング

    脇田, 建, 甫水, 佳奈子, 佐々木, 晃 第54回プログラミング・シンポジウム予稿集 2013 195-198, 2013-01-11

    ...現在開発を進めているJavaScript向けのマクロシステムの特徴は抽象構文木を変換対象とする構文マクロシステムであり,さらに文脈内におけるマクロ使用によって変数の参照関係が破壊されないHygienic性と呼ばれるある種の健全性を担保する点にある.本発表では,このHygienic構文マクロの表現力を披露する....

    情報処理学会

  • 健常者における寝返り動作の類型化 三次元動作解析システムを用いた分析

    三木 啓嗣, 新田 收 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100285-48100285, 2013

    ...に静止立位の計側を行った.測定には三次元動作解析システム(VICON社製NEXUS)を使用し,赤外線カメラ8 台と赤外線反射マーカーを用いて行った.マーカーは体表面上の所定の位置に静止立位時39 個,動作計測時27 個の標点を設置・貼付し,課題動作中のマーカー位置を計測した.計測により得られた標点の三次元座標データを用いて,課題動作中の頭部,上部体幹,骨盤の関節角度を算出した.関節角度の算出には,プログラミングソフト...

    DOI

  • 〈論文〉SAS^(R) 言語で解く数独パズル

    周防, 節雄 商経学叢 59 (2), 131-167, 2012-12-01

    ...つまり, 9変数, 9オブザベーションのSASデータセットとなる。 パズルのルール上, 横1列, 縦1列, 3×3の9個のブロックのそれぞれに, 1~9の数字を当てはめていくことになるが, SASでは原則的に横一列, つまりオブザベーションごとにしか計算処理できないので, 本来SASで解くには不向きな問題である。...

    機関リポジトリ

  • 限定継続命令shift/reset付きλ計算の評価器の抽出

    廣田, 知子, 浅井, 健一 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (4), 45-45, 2012-09-04

    ...constructiveに証明できれば,この証明過程からきわめて信頼性の高いプログラムが自動的に抽出可能であることが一般的に知られている.本発表では,定理証明系Coqを用いて,let文および継続を扱う命令shift/reset文を含んだ多相の型付きラムダ計算における評価器を抽出する.まず,型システムの定式化は,Aydemirらのライブラリを利用して行った.この定式化において,α-equalityの問題を解消するため,変数...

    情報処理学会

  • Scala ActorライブラリによるSafe Ambientsフレームワークの実装

    岡田, 翔太, 馬谷, 誠二, 林, 奉行, 八杉, 昌宏, 湯淺, 太一 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (3), 61-61, 2012-08-20

    ...マルチコアプロセッサ,モバイルエージェントなどを統一的に表現可能な点が特徴である.本発表では,アンビエント計算の一種であるSafeアンビエントに基づく,並列・分散計算のためのScalaフレームワークを提案する.本フレームワークを用いると,分散環境の構成要素をアンビエントとして統一的に記述し,アンビエントの形で実行できる.アンビエントは通常のオブジェクトとして記述されるため,各アンビエントにインスタンス変数...

    情報処理学会

  • 情報系高校におけるセンサを利用したプログラミング教育の実践と評価

    大見嘉弘, 滑川敬章, 永井保夫 情報教育シンポジウム2012論文集 2012 (4), 105-112, 2012-08-13

    ...変数や制御構造からイベント処理、図形描画、センサ処理などプログラミングの初歩から本格的内容まで網羅する授業を行い、大多数の生徒はゲーム等の作品を完成した。授業では、幾何学や力学を取り上げることでプログラミングと数学、科学との関連を意識させるよう工夫した。結果として、生徒は自信をつけ、その後の課題にもその経験を生かせたことを示した。...

    情報処理学会

  • Malbolgeの高級アセンブリ言語への配列機能の追加

    安藤, 聡, 酒井, 正彦, 坂部, 俊樹, 草刈, 圭一朗, 西田, 直樹, ANDO, Satoshi, SAKAI, Masahiko, SAKABE, Toshiki, KUSAKARI, Keiichirou, NISHIDA, Naoki 電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス 112 (23), 43-48, 2012-05

    ...Malbolgeは最も難解なプログラミング言語として知られている.高級アセンブリ言語の開発によりMalbolgeプログラムの作成が可能になっているものの,プログラム中で使用できる変数の値の最大値が固定されておりゲーデルコーディングが不可能であるため,配列機能がないのは記述力不足であった.本論文ではこの問題を解決するため,高級アセンブラに用いられている実現手法を整理し,これに配列機能のための命令である...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site 参考文献8件

  • 制御プログラミングを取り入れた文系大学生向け情報教育の実践

    森 秀樹, 武田 俊之 大阪大学教育学年報 17 101-112, 2012-03-31

    ...小型プログラマブルコンピュータを用いた、制御プログラミングを課題とした文系大学生向けの情報教育授業をデザイン、実践した。プログラミング演習と3 回の作品製作を繰り返すことで、受講者はモータやライト、サウンドの制御のほか、条件分岐や変数、赤外線コミュニケーション通信を利用したプログラム制御による様々な作品づくりを行うことができた。本稿では、授業デザインと実践結果について報告する。...

    DOI HANDLE Web Site

  • Ruby用マルチ仮想マシンによる並列処理の実現

    笹田, 耕一, 卜部, 昌平, 松本, 行弘, 平木, 敬 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (2), 25-42, 2012-03-30

    ...いて並列実行すると,計算に必要となるオブジェクトの転送がプロセス間転送となり,オーバヘッドが大きいという問題がある.そこで,我々は1つのプロセスに複数のVMを並列に実行できるマルチ仮想マシン(MVM)の開発を行っている.各VMはオブジェクト空間を独立に管理するが,各VMが同一プロセス内にあることを活かしたVM間の高速なオブジェクト転送を行うことができる.また,これらの機能をRubyから利用するためのプログラミングインタフェース...

    情報処理学会 Web Site

  • 日本語プログラミング言語によるプログラムの可読性の評価

    馬場, 祐人, 筧, 捷彦 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (2), 97-97, 2012-03-30

    ...日本語プログラミング言語は,変数や関数を日本語で名付け,日本語の語順でプログラムを書くプログラミング言語である.日本語でプログラムを書くことの利点は,英単語へ置き換えることなく母国語でソフトウェアを開発できることにある.プログラムを母国語で書くことで,ソフトウェア開発においても実装やデバッグ,保守に寄与することが期待される.我々は,日本語プログラミング言語“プロデル”を開発すると同時に,それを使って...

    情報処理学会

  • コントロールオペレータを持つ必要呼び計算体系の設計

    西山, 達也, 亀山, 幸義 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (2), 104-104, 2012-03-30

    ...されて以来,必要呼びに関する研究が活発に行われているが,ほとんどの研究は副作用のない計算体系を対象としている.本研究は,必要呼び体系においても,monadic style等ではなく,直接コントロールオペレータを持つdirect styleが有益であるという観測に基づきshift/resetを導入することを目的とした.体系の設計においては,Ariolaらの体系の保存的な拡張であること,計算によって自由変数...

    情報処理学会

  • 型レベル評価によるHindley/Milner多相型システムの拡張

    服部, 健太 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (2), 99-99, 2012-03-30

    ...Hindley/Milner多相型システムは様々なプログラミング言語の型システムの基盤として広く用いられてきた.現実的なプログラミング言語においては,Hindley/Milner多祖型システムの表現力を高める必要があり,多相レコードやオーバロード,型クラスといった数多くの拡張が提案されてきた.これらの拡張は,型変数に述語やカインドといったある種の制約を付け加えることで実現している.我々はHindley...

    情報処理学会

  • プログラム実行時のメモリ空間可視化によるプログラミング学習支援

    小池伸弥, 郷健太郎 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 183-184, 2012-03-06

    ...初学者がC言語プログラミングを学習する際の理解支援を行うインタフェースを開発した.本インタフェースはプログラム実行時にデバッガとして機能し,プログラムのメモリ状態を可視化する.実行中のプログラムの変数をアドレスに対応づけた平面空間上の位置に可視化することでパンニングやズーミングなどの自由なナビゲーションが可能となり,初学者のプログラムへの理解を促進させる.本インタフェースを初学者に対してプログラミング...

    情報処理学会

  • 大学のプログラミング教育における可読性の影響の調査

    松本翔太, 松原俊一, MartinJ.Duerst 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 745-746, 2012-03-06

    ...検証のために大学のプログラミング実習の2年分・4000個以上のプログラムから,学生の習熟度と可読性に関する15を超える要素を抽出した。自動では得にくい要素のデータは手動で得た。得られたデータを解析し,プログラミング教育における可読性の影響を考察する。例えば変数名やコメントと得点との関係から,それらの要素が学習に及ぼす影響を分析できる。...

    情報処理学会

  • 大学のプログラミング教育における可読性の影響の調査

    松本翔太, 松原俊一, MartinJ.Duerst 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 745-746, 2012-03-06

    ...検証のために大学のプログラミング実習の2年分・4000個以上のプログラムから,学生の習熟度と可読性に関する15を超える要素を抽出した。自動では得にくい要素のデータは手動で得た。得られたデータを解析し,プログラミング教育における可読性の影響を考察する。例えば変数名やコメントと得点との関係から,それらの要素が学習に及ぼす影響を分析できる。...

    情報処理学会

  • プログラム実行時のメモリ空間可視化によるプログラミング学習支援

    小池伸弥, 郷健太郎 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 183-184, 2012-03-06

    ...初学者がC言語プログラミングを学習する際の理解支援を行うインタフェースを開発した.本インタフェースはプログラム実行時にデバッガとして機能し,プログラムのメモリ状態を可視化する.実行中のプログラムの変数をアドレスに対応づけた平面空間上の位置に可視化することでパンニングやズーミングなどの自由なナビゲーションが可能となり,初学者のプログラムへの理解を促進させる.本インタフェースを初学者に対してプログラミング...

    情報処理学会

  • 気軽な編集と実行を対応付け他者への説明を促すプログラミング学習環境

    近藤, 秀樹 夏のプログラミング・シンポジウム2011報告集 111-118, 2012-01-06

    ...プログラムの動作を確かめるためにデバッガのステップ実行や変数のインスペクションが有用な場面があるが,初学者が安易にデバッガを利用しても表層的にしか理解を得られないことも少なくない.既存のプログラミング言語やプラットフォームについての意味など「深い理解」を得るために,能動的なソースコード片の操作を支援し,その動作の違いを確かめ易くして,プログラムの動作についての内省を促し,他者に向けた説明を作らせることを...

    情報処理学会

  • CNFSATからHornSATへの変換手法について

    小林, 弘二 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 4 (4), 45-45, 2011-09-22

    ...を共有する関係であり,もう 1 つは異なる肯否となる同じ変数を共有する関係である.これら 2 つの関係それぞれに対応する HornSAT の項を作成し,その制約で CNFSAT の項の関係を構築することで CNFSAT から HornSAT への帰着を実現する....

    情報処理学会

  • Safe AmbientsのためのJavaフレームワーク

    岡田, 翔太, 馬谷, 誠二, 林, 奉行, 八杉, 昌宏, 湯淺, 太一 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 4 (3), 26-41, 2011-06-29

    ...,マルチコアプロセッサ,モバイルエージェントなどを統一的に表現可能な点が特徴である.本発表では,アンビエント計算の一種であるSafeアンビエントに基づく,並列・分散計算のためのJavaフレームワークを提案する.本フレームワークを用いると,分散環境の構成要素をアンビエントとして統一的に記述し直接実行できる.アンビエントは通常の Java オブジェクトとして記述されるため,各アンビエントにインスタンス変数...

    情報処理学会 Web Site

  • プログラミングスタイルの基礎を身につけさせるツールの開発

    南城恵里佳, 荒井正之 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 343-344, 2011-03-02

    ...本研究の目的は、このようなプログラミングの初学者に、正しい位置でインデントを行うこと、命名規則を守ること、プログラムコードにコメントをつけることなど、プログラミングスタイルの基礎を身につけさせるためのツールの開発である。...

    情報処理学会

  • 市場指向プログラミングの混合整数問題への適用

    貝原 俊也, 藤井 信忠, 小林 広治 自動制御連合講演会講演論文集 54 (0), 295-295, 2011

    ...非線形計画問題のマルチエージェント形最適化手法の一つに市場指向プログラミングがある.しかし現実問題への適用を考えた際,決定変数に整数値を含む問題が多数存在し,従来の市場指向プログラミングの適用は困難であった.そこで本研究では,市場指向プログラミングにて整数値が扱えるように拡張することで混合整数計画問題へ適用を可能とする手法を提案し,その有効性を検証する....

    DOI

  • 明示的なα変換を用いたα単一化

    山口, 文彦, 斎藤, 博昭 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (5), 32-32, 2010-12-10

    ...単一化は,述語を持つ論理系の上で自動推論を行う際の基本操作である.従来,構文的等価性という,最も強い等価性に基づいた単一化が多く用いられてきたが,より弱い等価性に基づいた単一化を用いることで,系の表現力の向上や,推論ステップ数の減少が期待できる.そのような単一化を言語処理系に用いた例として,Urbanらのλ Prologがある.λ Prologでは,項の表現として,変数を束縛することを許し,束縛変数...

    情報処理学会

  • L-Closureを用いた真に末尾再帰的なSchemeインタプリタ

    八杉, 昌宏, 小島, 啓史, 小宮, 常康, 平石, 拓, 馬谷, 誠二, 湯淺, 太一 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (5), 1-17, 2010-12-10

    ...では拡張C言語による真に末尾再帰的なSchemeインタプリタの実装手法を提案する.本手法はCPS変換を用いず,Cの実行スタックがあふれそうになれば,残りの計算に必要な“Frame”オブジェクトのみを含むリストとして表現された空間効率の良い一級継続を生成し,すぐさまその継続を呼び出すというアイディアに基づく.ごみ集めや継続のキャプチャにおいては,実行スタックに合法的にアクセスできる,つまりデータ構造や変数...

    情報処理学会 Web Site

  • バックトラックのないマッチングオートマトンを用いたXML変換のためのアルゴリズム

    柴田, 裕哉, 鈴木, 大郎 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (4), 63-63, 2010-09-22

    ...ヘッジ書き換え系をマッチングオートマトンに変換するアルゴリズム,2)オートマトンを効率良く運用するための書き換えアルゴリズムの2種類のアルゴリズムから成り立っている.1)のアルゴリズムは,Nedjaらによる項書き換え系からバックトラックを排除したマッチングオートマトンを生成する方法を拡張してヘッジ書き換え系のための,決定性マッチングオートマトンを生成するアルゴリズムである.ヘッジのパターン照合では,変数...

    情報処理学会

  • ストリーム処理方式を用いた繰越し依存型多重ループの並列展開法

    雨宮, 聡史, 長谷川, 隆三, 雨宮, 真人 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (4), 62-62, 2010-09-22

    ...現在,繰越し依存を持つ多重ループはループ傾斜,ループ交換等を用いてループ変換を施し並列展開できることは広く知られている(wavefront method).しかしながら,それらの方式を使ってループ変換するためにはまず連立不等式を解き,ループインデックス変数のずらし等の操作を人手で行わなければならず,必ずしも簡単な方法とはいえない.我々は非同期ハンドシェイク式のストリームプログラミングを応用することで...

    情報処理学会

  • 確率様相論理による秘匿性の証明

    竹内, 泉, 真野, 健 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (3), 19-19, 2010-06-16

    ...は確率変数ではなく,非決定性過程によって値の定まる変数と見なさなければならない.本発表で提案する論理体系は命題変数と二階量化と確率様相が登場する量化様相命題論理である.そこでは,二階量化によって束縛される命題変数と確率様相によって束縛される命題変数がある.二階量化によって束縛される命題変数は非決定性過程によって値の決まる変数を表す.確率様相によって束縛される命題変数は確率変数である.意味論は可能世界意味論...

    情報処理学会

  • アクセラレータを活用するためのプログラミング環境

    中里, 直人 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (2), 53-53, 2010-03-16

    ...スクラッチメモリやキャッシュメモリを持つため,どのようにデータを保持するか,どのようにデータを読み込むかの詳細により,演算性能は大きく変化する.それらの利用方法は問題によるため,高性能を引き出すためには,問題ごとにメモリの利用方法を最適化し,加えて,演算器の詳細な動作を最適化する必要がある.我々は,問題を粒子間相互作用の計算に特化することで,最適なコードを生成するコンパイラを開発した.本コンパイラは,利用される変数...

    情報処理学会

  • 配列整合解析に基づく自動データ分割手法

    窪田, 昌史, 北村, 俊明 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (1), 41-53, 2010-03-10

    ...大規模な分散メモリ型計算機向けにプログラムを並列化する際に,HPF などの並列プログラミング言語を用いることでプロセス間のデータ通信などを含む並列プログラムを自動的に生成することがが可能となってきた.しかしながら,HPF などでプログラムを記述するには,プログラマが配列変数などの分割を決定して手動で記述する必要がある.本論文では,このデータ分割を自動的に決定するための新たな配列整合解析手法を提案する...

    情報処理学会 Web Site

  • 並列デバッガにおける情報視覚化手法

    松下, 圭吾, 谷口, 和也, 松本, 真樹, 大野, 和彦, 佐々木, 敬泰, 近藤, 利夫, 中島, 浩 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (1), 65-65, 2010-03-10

    ...近年,並列処理の利用が増加しつつある一方で,プログラム開発が困難であることが問題になっている.並列プログラミングでは,プロセス間の通信や処理の非決定性といった複雑な要因がコーディングやデバッグの負担を増大させる.このため,これらの負担を軽減する支援環境が必要である.gdb など従来のデバッガを用いる場合,実行を順に追いながらプログラムパスや変数の値を確認し,誤っている個所を絞り込む.しかし並列プログラム...

    情報処理学会

  • 流れの可視化と自動修正提案によるプログラミング支援

    市川, 雄介 全国大会講演論文集 第72回 (ソフトウェア科学・工学), 517-518, 2010-03-08

    ...プログラミング教育で挫折してしまう学生が多い。そのため、プログラミングに対して苦手意識を持つ学生を支援する研究がされてきた。本研究では対象となる学生を絞り、可視化とエラー修正による支援を目的とした学習支援ツールを作成した。扱うアルゴリズムと用いる変数を固定することで、より詳細な可視化とエラー箇所の特定を行っている。...

    情報処理学会 参考文献1件

  • MDDによるロボット行動則の表現

    酒井 将司, 戸本 裕太郎, 加納 政芳, 中村 剛士 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 26 (0), 153-153, 2010

    ...しかし、MTBDDの変数は0か1しか取ることができないので、この手法では1つの関節の角度を複数の変数で表していた。 そのため、使用する変数が増え、行動則を表すMTBDDは複雑な形状になっていた。 そこで本稿では、1つの変数がより多くの値を取ることのできるMDDを利用してロボットの行動則を獲得する手法を提案する。...

    DOI

  • 属性付きグラフ書き換え系による計算モデルの表現とその応用

    東, 達軌, 武田, 正之 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 2 (5), 44-44, 2009-11-20

    ...既存のプログラミング言語では,新しい機能やパラダイムを追加したり問題領域固有の情報を扱ったりすることが難しい場合がある.そのような場合,問題領域に合わせてプログラム言語自体をカスタマイズできる能力が望まれる.本発表では,2種類の結合を持つグラフ構造である属性付きグラフと,その書き換え系を提案する.属性付きグラフは,木構造を作るための木結合と,任意のノード間を結ぶことができるラベル付き有向辺である属性結合...

    情報処理学会

  • オブジェクト指向言語における変数とデータの関係を理解するためのワークベンチ

    三浦, 元喜, 杉原, 太郎, 國藤, 進 情報処理学会論文誌 50 (10), 2396-2408, 2009-10

    ...我々はJavaやC#などの静的な型付けを行うオブジェクト指向言語を学習するうえで比較的抽象度が高くつまずきやすい「型・変数・オブジェクトとデータ参照」の理解を促進するためのワークベンチAnchor Gardenを構築した.学習者はマウス操作により視覚的な表現を持つ“変数” や“オブジェクト” を生成したり,変数からオブジェクトにリンクを張る操作体験を通じて,プログラミング言語における独特の考え方に接近...

    機関リポジトリ 情報処理学会 Web Site

  • 自動的等価性差分の抽出によるSSAコンパイラ最適化器の生成するコードの正しさの検証

    FangLing, 佐々, 政孝 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 2 (4), 33-52, 2009-08-28

    ...目的コードの効率を向上させる最適化はコンパイラの重要なフェーズである.しかし最近の進んだ最適化器の多くは複雑なソフトウエアであるため,最適化器に誤りがあることは稀ではなく,そのときその原因を突き止めることが難しい.本論文では,最適化前後の差分を自動的に抽出し,時相論理に基づいて変数などの等価性を評価することにより SSA 形式上のコンパイラ最適化器の正しさを検証する手法を提案する.まず,変形箇所がプログラム...

    情報処理学会 Web Site

  • A Study of Logical Operation in Programming Education Based on Elementary Student's Scratch Programming Tasks

    IlKyuYoon, JongHyeKim, WonGyuLee 情報教育シンポジウム2009論文集 2009 (6), 153-158, 2009-08-12

    ...子どもが具体的操作期であると判明した.ピアジェの理論によると,具体的操作期のほとんどの子どもは比例綸理を備えている.しかし,テストを受けた子どもは,比例論理や変数を扱う問題を解いている.子どもたちのテスト結果に基づき,我々はスクラッチのプログラミングタイルを分析する.本研究は,子どもはスクラッチプログラミング学習の初期では比較的低い論理的思考ブログラミングタイルを用い,授業が進むにつれ自然により高い...

    情報処理学会

  • Haskellプログラムの開発を支援するGHCiデバッガフロントエンド

    根岸, 純一, 岩崎, 英哉 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 2 (3), 48-56, 2009-07-10

    ...遅延評価型関数型言語 Haskell で書かれたプログラムのデバッグは,処理系 GHC に組み込まれている GHCi デバッガを用いて,実行時の変数の情報を確認する等して行うことが一般的である.GHCi デバッガは,対話的な環境におけるコマンド入力により,ブレイクポイントの設定,ステップ実行,状況に応じた変数の評価や追跡機能等の機能を提供する.しかし,GHCi デバッガは,グラフィカルなユーザインタフェース...

    情報処理学会 Web Site

  • Ricsin: Ruby に C を埋め込むシステム

    笹田, 耕一 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 2 (2), 13-26, 2009-03-23

    ...スクリプト言語 Ruby は,その記述の容易さから世界中で広く利用されているオブジェクト指向プログラミング言語である.C 言語を用いて実装されている Ruby 処理系はRuby C API を提供しており,Ruby では記述できない機能拡張や,性能のボトルネックとなるメソッドを C で実装するといったことが可能である.しかし,C で機能拡張を行う場合,メソッド単位で C 言語を記述する必要があり,Ruby...

    情報処理学会 Web Site

  • ペンシルパズルにおける確定定理の自動獲得

    是川, 空, 白井, 裕己, 柴原, 一友, 小谷, 善行 ゲームプログラミングワークショップ2008論文集 2008 (11), 112-115, 2008-10-31

    ...人間がペンシルパズルを解く際には候補値による解探索よりも,問題の制約を元にした確定的な解法が用いられている.このような確定定理と呼ばれる解法について,ペンシルパズルの問題から自動的に解法に用いられる変数の範囲とその構造を獲得する手法を提案する.本手法ではペンシルパズルの解答を入力として,局面から確定定理に必要な変数以外を逐次的に消去する.着目する解答箇所に対して確定定理を適用することができる必要十分条件...

    情報処理学会

  • JNI プログラム中のバグ発見

    近藤豪, 小野寺, 民也 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 1 (3), 34-34, 2008-10-27

    ...この発表で我々は,Java Native Interface (JNI) を用いたプログラムからバグを発見するための静的解析技術を述べる.JNI プログラミングは面倒でエラーが発生しやすい.なぜならコンパイラで検出できないJNI 特有の間違いが多数あるからである.この発表ではその中から次の 3 つに着目する.まず,ネイティブコードでは,例外を扱うための明示的な文がJava メソッド起動文の後に挿入されなければならない...

    情報処理学会

  • ゲームプログラムに適したリアルタイム性の高いデバッガの提案と実装

    丹野治門 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 1 (2), 42-56, 2008-09-26

    ...従来型のデバッグ手法は適していない.その理由の第1は,ゲームプログラムにおいては,プレイヤのキー入力はタイミングや順番が重要であり,これを途中で中断させると,期待どおりの動きをしなくなってしまうためである.理由の第2は,ゲーム内のキャラクタの位置座標を確認するなどのたびにプログラムを停止させていては,デバッグの効率が悪くなるためである.以上の問題点を解決するため,本論文ではプログラムの実行位置の情報と変数情報...

    情報処理学会 Web Site

  • 再帰的定義を可能にする述語論理の証明支援系上の実装

    矢田部, 俊介 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 1 (2), 123-123, 2008-09-26

    ...はその関数の停止判定に失敗することが起こる.本発表では,Martin-Lofの直観主義的型理論に基づいた厳格な型付けを持つ証明支援系Agda上で以上の点を解決した述語論理の実装例を紹介する.この例においては,多変数述語の実装は,依存型理論(dependent type theory)を使用した.すなわち,自由変数の個数と,そのうちの束縛された変数の個数を,同時に型に情報として含むように,多変数述語の...

    情報処理学会

  • RA-004 ループレス画像処理記述言語の提案と実装(モデル・アルゴリズム・プログラミング,査読付き論文)

    桜井, 寛子, 岡田, 慎太郎, 津邑, 公暁, 松尾, 啓志 情報科学技術フォーラム講演論文集 7 (1), 9-12, 2008-08-20

    ...本稿では,省電力化を意識した画像処理をより簡単かつ効率よく記述することができるプログラミング言語を提案する.携帯端末における画像処理は,適切な処理精度を選択しつつ出来るだけ処理を低減することが求められるが,一般にそのようなプログラムは記述が困難である.そこで我々は,プログラマから画像の解像度や構成要素数を隠蔽することで,そのようなプログラムの記述性を向上させるライブラリRaVioliを提案している....

    情報処理学会

  • Anchor Garden: オブジェクト指向言語におけるデータ構造の基本を理解するためのワークベンチ

    三浦元喜, 杉原太郎, 國藤進 情報教育シンポジウム2008論文集 2008 (6), 55-62, 2008-08-12

    ...我々はJavaやC#などの静的な型付けを行うオブジェクト指向言賠を学習するうえでつまずきやすい「型・変数・オブジェクトとデータ参照」の理解を促進するためのワークベンチAnchorGarden を提案する.学習者はマウス操作により視覚的な表現をもつ“変数”や“オブジェクト”を生成したり,変数からオブジェクトにリンクを張る操作を行いながら.プログラミングにおける独特の考え方や概念世界に接近することができる...

    情報処理学会

  • Open なJava Program に対するObject Flow解析

    千代英一郎 情報処理学会論文誌 49 (3), 1288-1319, 2008-03-15

    ...表現方法およびその解析方法を提案する.提案する表現方法は,program の動作の理解に役立つほか,program の脆弱性や信頼性の検証において,検出した問題点の発生過程を人間に示す手段として有用である.我々の方法の特徴は,object を指示する存在の変化に着目し,object の流れをlabel付き状態遷移系上の遷移系列として定式化していることで,これによりobject が流れる様々な要因(変数間...

    情報処理学会 Web Site 参考文献34件

  • 内部データの視覚化によるプログラミング支援ツール

    黒河, 優介, 三浦, 悠太, 藤枝, 崇史, 清水, 智公, 服部, 隆志, 萩野, 達也 全国大会講演論文集 第70回 (ソフトウェア科学・工学), 307-308, 2008-03-13

    ...プログラムの動的な可視化はプログラムの振る舞いを理解することに対して効果的だが,表示する変数を適切に選択することが難しかった.本研究では初学者向けの学習教材と,アルゴリズムアニメーションを組み合わせることにより,初学者の学習を助けるシステムを提案する.具体的には穴埋め問題を用意し,穴埋め部分に記述された変数のみをアニメーションとして表示する...

    情報処理学会 被引用文献1件 参考文献4件

  • 構造誤り検出機能を有するアセンブラプログラミング演習支援システムの実現と評価

    宮地, 恵佑, 高橋, 直久 電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム J91-D (2), 280-292, 2008-02-01

    ...変数に置き換える機能.(3)置換え結果から指導者の指定したプログラム構造に関する制約を満たすラベルや変数を抽出して構造パターンを生成する機能.これらの機能を正解プログラムと答案プログラムに適用し,それぞれの構造パターンを比較評価することで,構造誤り検出を可能にする.本論文では提案システムを実装し,学部2年生のプログラミング演習に適用した.その結果,今回の演習では提案システムが従来システムでは見逃していた...

    機関リポジトリ Web Site 被引用文献5件 参考文献12件

  • Java 向け動的コンパイラによる冗長なインスタンス変数参照の削除

    千葉, 雄司 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 49 (SIG1(PRO35)), 103-116, 2008-01-15

    ...問題となるのは,Javaのプログラム(バイトコード)を解析しただけでは分からないところからインスタンス変数参照を書き換えうることから,インスタンス変数参照の書き換えがいつおきるか,どのインスタンス変数参照が冗長か判定することが困難になり,最適化を適用しにくくなるからである.これらの問題を回避する手段として,最適化の適用先を保守的に選択する方法もあるが,それでは適用先が少なくなる.本論文の提案技法では...

    情報処理学会 Web Site 参考文献14件

  • 静的単一代入形式上で通常形式部分冗長除去を実現する汎用的手法

    今橋, 孝典, 伊藤陽, 佐々, 政孝 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 49 (SIG1(PRO35)), 84-95, 2008-01-15

    ...部分冗長除去(PRE)は,部分的に冗長な式を除去する変換で,共通部分式除去とループ不変式移動の効果を含んだ効果的なプログラム最適化である.このPREを,最適化に適した形式である静的単一代入(SSA)形式上で行おうという従来研究がいくつかあるが,これは一般には容易ではない.その理由は,SSA形式の特徴である,変数名の一意性に関する規則がPREの実装の妨げになるからである.たとえば,同じ名前であった変数...

    情報処理学会 Web Site 参考文献20件

  • L-Closure:高性能・高信頼プログラミング言語の実装向け言語機構

    八杉, 昌宏, 平石, 拓, 篠原, 丈成, 湯淺, 太一 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 49 (SIG1(PRO35)), 63-83, 2008-01-15

    ...本研究では,実行中のプログラムがその実行スタックの内容を合法的に見たり変更したりするための“L-closure” という新しい言語機構を提案する.L-closureは入れ子関数定義を評価すると生成される軽量lexical closureであり,lexical closureは生成時環境におけるlexicalスコープの変数にアクセスできるため,その間接的な呼び出しにより合法的なスタックアクセスの手段を...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献1件 参考文献27件

  • 非再試行型レジスタ割付けとその評価

    片岡, 正樹, 古関, 聰, 小松, 秀昭, 深澤, 良彰 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 49 (SIG1(PRO35)), 96-102, 2008-01-15

    ...グラフ彩色法は,レジスタの多いアーキテクチャにおいては効果的である.なぜなら,スピルコードが出なかった場合,そのレジスタ割付けの結果は最適解だからである.しかし,このアルゴリズムには,レジスタの少ないアーキテクチャにおいて,特に長い処理時間がかかるという問題がある.なぜなら,このアルゴリズムは,干渉グラフが彩色可能になるまで,変数の生存区間分割による干渉グラフの再構築という全過程を繰り返すからである...

    情報処理学会 Web Site 参考文献8件

  • 型代入を遅延する最適化型推論アルゴリズム

    上野 雄大, 大堀 淳 コンピュータ ソフトウェア 25 (2), 101-113, 2008

    We propose a new type inference algorithm for polymorphic programming languages based on the idea of delaying type substitution until type variables are referenced. The resulting algorithm is …

    DOI

ページトップへ