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検索結果 185 件

  • 1 / 1

  • 有人宇宙輸送システムのロードマップ

    後藤 大亮, 桜井 誠人, 白坂 成功, 河野 功, 田中 宏明, 上野 誠也 日本航空宇宙学会誌 71 (7), 177-184, 2023-07-05

    ...<p>「JSASS宇宙ビジョン2050」の増補版を作成するため,「有人宇宙輸送」をテーマとしたワーキンググループ(有人宇宙輸送WG)を設置し検討を行った.メンバーとして,宇宙輸送系,推進技術,宇宙船の専門家・研究者・ベンチャー投資家・宇宙飛行士が参集し,WG において活発な議論がおこなわれた.サブオービタル飛行や長距離2地点間(P2P)など新たな商業有人宇宙輸送の試みが国内外で活発化しつつあることを...

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  • Ⅲ.宇宙での知的活動の展開—芸術の取り組みと展望—

    逢坂 卓郎 日本航空宇宙学会誌 71 (5), 129-135, 2023-05-05

    ...しについても例外ではない.科学技術により明らかにされてきた宇宙観や宇宙の姿に刺激され,展開されてきたアートについて概説する.まず,20世紀初めの重力からの解放を目指したアートからISSで実施された宇宙芸術実験に至る“0Gアート(Zero Gravity Art)”の系譜を紹介する.次に同時代に現れたアースワークの背景にある古代の天体観測技術が現代に至るまで,宇宙アートという潮流を形成したこと,また,多くの宇宙飛行士...

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  • Ⅱ.宇宙と人間の関わり―心理的課題―

    立花 正一 日本航空宇宙学会誌 71 (2), 43-48, 2023-02-05

    ...<p>我が国の参加する国際有人宇宙活動は,国際宇宙ステーション(ISS)計画を経て,いよいよ月の有人探査(アルテミス計画)に移行しつつある.ISS計画により宇宙医学・心理学の多くの知見が蓄積され,少なくとも地球の軌道上では宇宙飛行士は健康を損ねることなく,半年程度の長期活動が行えることが実証された.しかし月の有人探査となると,飛行士の健康管理のハードルはかなり高くなり,特に放射線被ばく,健康管理の自立性...

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  • 宇宙空間における安全工学

    中村 祐二 安全工学 61 (5), 328-334, 2022-10-15

    ...<p>宇宙は普段の生活とはかけ離れた特殊空間・特殊環境である.これまでは特殊訓練を受けた宇宙飛行士のみが許されたところであったものが,今後,民間の参入により一般に開かれ,より一層身近なものになることは間違いない.そのような特殊空間・環境下での安全を担保するためには,宇宙空間特有の危険条件を熟知することを通じて,そこでの危険性の把握および安全対策への還元が必須となる.本稿では生命体に対する紫外線または...

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  • Ⅰ.宇宙観の変遷―過去・現在と未来への期待―

    柳川 孝二 日本航空宇宙学会誌 70 (9), 195-202, 2022-09-05

    ...<p>「人類の宇宙進出」は,ロシア宇宙飛行士ガガーリンが地球を周回して以来,半世紀を経ている.初期の頃は,訓練を受けた職業宇宙飛行士が死をも覚悟して宇宙に飛び出していたが,現在は,一般人のグループがツアーを楽しみ,無事に地球に帰還する迄になっている.また,米国主導で進められる「アルテミス計画」は,2025年頃に月を再訪する計画である.そして,この活動に賛同する12カ国が「アルテミス合意」を結び,それぞれの...

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  • 宇宙航空医学について

    三浦 靖彦 神経眼科 39 (2), 108-112, 2022-06-25

    ...<p> 航空宇宙医学は,環境医学の一分野であり,高度の変化に伴う低酸素症,減圧症が航空医学では代表的である.宇宙医学領域では,重力の低下に伴う宇宙酔い,体液シフト,骨塩減少,宇宙放射線被曝などが問題となる.航空機乗組員及び宇宙飛行士は,これらの環境の中で高度な技術を継続的に発揮することが求められるため,厳格な身体検査基準の下に健康管理されている.</p>...

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  • Space Flight-associated Neuro-ocular Syndrome(SANS)

    篠島 亜里 神経眼科 39 (2), 126-129, 2022-06-25

    ...<p> 宇宙飛行士には,乳頭浮腫や眼球後部の平坦化,それに伴う遠視化や脈絡膜ひだなどの異常が報告されている.米国航空宇宙局(NASA)では,眼の異常に加えて頭蓋内圧亢進が認められる宇宙飛行士が確認されたことから,これらの問題をかつて visual impairment and intracranial pressure syndrome(VIIP)と総称していた.その後,頭蓋内圧亢進を伴わずに眼の異常...

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  • 国際宇宙ステーション活動におけるCOVID-19対策の概要

    三丸 敦洋 学術の動向 27 (3), 3_65-3_67, 2022-03-01

    ...<p> 国際宇宙ステーション(ISS)は地上400 km上空の軌道上を飛行し、2021年9月現在、7名の宇宙飛行士が滞在している。この国際宇宙ステーションの運営には、COVID-19流行前から最大限の感染リスクの低減が重要であった。特に打ち上げ前には、ISSに感染を持ち込まないため、厳重な感染管理プログラムが実施された。...

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  • Flare Transformer: 磁場画像と物理特徴量を用いた太陽フレア予測

    兼田 寛大, 飯田 紡, 西塚 直人, 久保 勇樹, 杉浦 孔明 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 2D6GS201-2D6GS201, 2022

    ...<p>太陽フレアに代表される太陽活動は停電や宇宙飛行士への健康的被害などをもたらすため,宇宙天気予報による太陽フレアの予測技術が重要である.しかし,太陽フレアを正確に予測することは非常に難しい.そこで,本論文ではMagnetogram ModuleとSunspot Feature Moduleにより,画像と物理特徴量の両方を扱う太陽フレア予測モデル Flare Transformer を提案する.Flare...

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  • ツイッターを用いた効果的なアウトリーチ活動

    井上 能行 情報通信学会誌 39 (4), 111-118, 2022

    ...本研究は、多くのフォロワーを持つ宇宙飛行士のツイッターを例に、効果的なアウトリーチを実現するための条件を示すことが目的である。情報が広く伝わるためには、リツイートが繰り返されることが必要である。そこで、宇宙飛行士のツイッターでは、どのようなツイートがよくリツイートされたかを調べた。広告研究などの成果が適用できるのかを検証し、さらに新たな要素を加えた。...

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  • あなたは宇宙飛行士になれるか?

    吉田 典之 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2022 (102), 5-, 2022

    ...<p> 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は昨年12月、13年ぶりに宇宙飛行士の新規募集を始めた。期間は今年3月4日まで。話題を呼んだのは応募条件の緩和だ。これまでの理系重視の方針を改め、学歴も「不問」にするなど幅広い人々に門戸を開いた。</p><p> 月への有人探査計画が進む今、宇宙飛行士に期待されるものは何か。...

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  • 記者の眼 月面を拓くのは一人ひとりの技術者

    日経コンストラクション = Nikkei construction (774) 74-, 2021-12-27

    ...「宇宙飛行士に、転職だ」。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2021年12月20日、宇宙飛行士の応募受け付けを始めた。特設サイトに並ぶ多様な候補者イメージの中、ヘルメット姿の男女が空を見上げている。彼らは土木技術者だろうか。...

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  • サイボーグ人類学

    阮 雲星, 高 英策, 陳 亦欣 21世紀東アジア社会学 2021 (11), 1-19, 2021-12-15

    ...「サイボーグ(cyborg,cybernetic organism)」は「サイバネティックな有機体(オーガニズム)」と意訳され、当初は宇宙飛行士の宇宙生存問題に提起された生命工学的な概念だったが、その後に転用されて、一つの存在論的隠喩(メタファー)になった。...

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  • 前庭系を介する動脈血圧調節

    安部 力, 森田 啓之 自律神経 58 (1), 95-100, 2021

    ...また半規管は回転加速度を認知する.これらの末梢器官は眼球運動(前庭動眼反射)や姿勢(前庭脊髄反射)を制御している.興味深いことに,末梢前庭器への刺激は交感神経を介した動脈血圧応答を引き起こすことも明らかになってきた(前庭動脈血圧反射).さらに,この応答性は重力環境変化による前庭系の可塑により低下することがわかってきた.本稿では,起立耐性に対する前庭動脈血圧反射の役割について説明する.また,高齢者や宇宙飛行士...

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  • ストレス理論の展開—健康心理学の視点から—

    野口 京子, 鈴木 華子 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), ITL-003-ITL-003, 2021

    ...それを現実の場で用いている究極の実践者・体現者の1例として宇宙飛行士を挙げ,その資質を健康心理学の視点から考察する。今後,さらに変化する環境で生活していく人々が,環境とのハーモニーを作り出し幸せに過ごしていくために,ストレス理論は新たな要素を取り入れていくはずである。予想をしてみたい。</p>...

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  • 低重力環境模擬のための吊り上げ式免荷重装置の開発

    西片 雄斗, 辻内 伸好, 伊藤 彰人, 廣瀬 圭, 平野 貴司 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 3407-, 2021

    ...<p>近年,月面や宇宙空間での有人探査が多くの国で行われている.しかし,低重力環境下で宇宙飛行士が安全に活動するための方法については未知な点が多い.1960年代のアポロ計画当時<sup>1)</sup>から現在に至るまで,宇宙飛行士の低重力環境下での船外活動シミュレーションが行われてきた....

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  • 重イオン輸送シミュレーションの比較; パイオンとデルタ共鳴を含む箱内の衝突積算

    小野 章, Xu, J., Colonna, M., Danielewicz, P., Ko, C. M., Tsang, M. B., Wang, Y,-J., Wolter, H., Zhang, Y.-X., Chen, L.-W., Cozma, D., Elfner, H., Feng, Z.-Q., 池野 なつ美, Li, B.-A., Mallik, S., 奈良 寧, 小川 達彦, 大西 明, Oliinychenko, D., Su, J., Song, T., Zhang, F.-S., Zhang, Z. Physical Review C 100 (4), 044617_1-044617_35, 2019-10

    International comparison of heavy-ion induced reaction models were discussed in the international conference "Transport2017" held in April 2017. Owing to their importance for safety assessment of …

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  • 宇宙飛行士の健康維持に関する取り組み 拮抗筋電気刺激による筋力トレーニング機器の開発

    大本 将之, 田川 善彦, 髙野 吉朗, 大島 博, 志波 直人 日本航空宇宙学会誌 67 (9), 299-303, 2019-09-05

    ...<p>2018年10月25日に宇宙科学技術連合講演会でオーガナイズドセッションを行い宇宙飛行士の健康維持に関する取り組みを発表した.宇宙飛行士を対象とした筋力トレーニング軌道上実験の過程,成果,スピンオフについて発表し,将来の有人宇宙開発,宇宙医学研究について討論し,宇宙医学研究の重要性について理解を深めた.その内容を,要点を踏まえながら紹介する.</p>...

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  • 宇宙ステーションでの実験を想定した密閉容器内でマウス初期胚を培養する方法の開発

    菊池 康之, 若山 清香, 大我 政敏, 若山 照彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-66-P-66, 2019

    ...胚の扱いに不慣れな宇宙飛行士が無重力空間で実施するため,耐圧性がありガス透過がない密閉容器で胚を培養することになるだろう。そこで我々は,あらかじめ必要なガスを取り込んだ培地(以下平衡化培地)を用い,完全密閉容器内で胚を培養する方法の開発を試みた。【方法】本実験では密閉容器として蓋の周りをパラフィルムでシールしたアシストチューブを用いた。...

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  • スポーツは今、新たなゾーンへ

    サイエンスウィンドウ編集部 サイエンスウィンドウ 13 (1), 1-40, 2019

    ...次世代に向けた体操競技のチャレンジ</p> <p>p.26 スポーツを楽しめる世界を次の世代へ「持続可能な開発目標(SDGs)」達成への貢献を目指す 東京オリンピック・パラリンピック競技大会</p> <p><b>連載</b></p> <p>p.31 カガクのめばえ 第4回 山崎 直子さん 宇宙飛行士</p> <p>p.35 観察法のイロハのイ 古きイヌの性質を受け継ぐ 秋田犬 菊水健史 麻布大学獣医学部介在動物学研究室教授...

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  • 授業で使える無重力実験教材の開発

    岩下 詩乃, 鎌田 正裕 日本科学教育学会研究会研究報告 32 (6), 47-52, 2018-03-25

    ...<p>近年、メディアを通して誰もが国際宇宙ステーション*KUU+で活動する宇宙飛行士の様子を見ることができる。無重力環境での様々な現象を考える時間は、児童生徒に新たな視点で力学と向き合う機会となり、「質量と重さの違い」や「慣性の法則」「作用・反作用の法則」などの理解を深めると考える。...

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  • 常緑キリンソウの栄養成分と抗酸化活性

    白井 睦子, 河野 由希子, Shirai Mutsuko, Kono Yukiko 安田女子大学紀要 (46) 219-224, 2018-02-20

    ...常緑キリンソウは、日本在来のキリンソウを品種改良し、常緑化した植物であり、栽培のしやすさから、将来、宇宙ステーションの緑化、宇宙飛行士の宇宙食としての利用が期待される。本研究では、これまで明らかにされていない常緑キリンソウの栄養成分を分析することを目的とし、抗酸化活性についても検討した。...

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  • 簡易曝露実験装置(ExHAM)全体計画と概要

    佐藤 崇行, 赤城 弘樹, 松本 邦裕 日本航空宇宙学会誌 66 (1), 7-10, 2018

    ...<p>宇宙航空研究開発機構(JAXA)では,国際宇宙ステーション(International Space Station, ISS)上の宇宙飛行士が船外活動(Extra Vehicular Activity, EVA)の際に用いるハンドレール(手すり)の上に実験装置を取り付けるという,新しい形態の汎用実験プラットフォームである「簡易曝露実験装置」(Exposed Experiment Handrail...

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  • 「きぼう」日本実験棟ExHAMミッションに向けて実施した宇宙飛行士訓練について

    醍醐 加奈子 日本航空宇宙学会誌 66 (4), 108-111, 2018

    ...ではあるが,その関係性は深く,「宇宙飛行士訓練」の開発及び実施には「運用準備」のため手順書作成担当が参加し,宇宙飛行士の意見を取入れて作成し,また「実時間運用」では宇宙飛行士訓練のインストラクタや手順書作成担当が管制官として加わり作業を進めることで,宇宙飛行士の疑問も即座に理解し支援するなど円滑な運用を行うことができた....

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  • 宇宙ステーションでマウス初期胚を培養するSpace Embryo計画

    若山 清香, 山崎 千秋, 鈴木 智美, 嶋津 徹, 東端 晃, 村越 貴夫, 菊池 康之, 石野 史敏, 持田 慶司, 松成 ひとみ, 長嶋 比呂志, 幸田 尚, 若山 照彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-84-P-84, 2018

    ...最も難しい点は,胚の扱いに不慣れな宇宙飛行士が微小重力下でも確実に実施できるようにするために,胚に全く触れずに解凍し培養する装置を開発することである。【方法】凍結したマウス2細胞期胚をISSへ打ち上げ,宇宙飛行士がISS内で胚を解凍し4日間培養する。...

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  • NASA Johnson Space Centerにおける宇宙飛行士のトレーニング機器

    大平 充宣, 上林 清孝, 辻内 伸好 同志社スポーツ健康科学 (9) 49-50, 2017-06-15

    ...長期間にわたる微小重力環境への暴露は、宇宙飛行士の身体に顕著な悪影響が誘発される。そこで、飛行士たちは国際宇宙ステーションでそれらの防止策としての運動にトレッドミル、自転車エルゴメーター、抵抗運動装置を利用している。NASA・ジョンソン宇宙センターにも設置されているこれらの装置についての紹介をする。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 宇宙医学とリハビリテーションへの先端機器の応用

    大本 将之, 志波 直人 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 54 (1), 27-30, 2017

    ...<p>微小重力により,宇宙飛行士の筋骨格系は著しい廃用性変化をきたす.火星探査では狭い宇宙船内での運動が必要となるが,従来の宇宙飛行士用の訓練装置は大型で使用が困難である.ハイブリッドトレーニング装置は,運動時に動作を妨げる拮抗筋を電気刺激して得られる筋収縮を運動抵抗とし,小型で自身の体内で運動抵抗を発生させることから,このような制約が大きい環境下での使用が可能である....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 宇宙飛行士及び運用管制要員の CRM 訓練

    大濱 有美, 西澤 智 日本信頼性学会誌 信頼性 39 (6), 326-333, 2017

    ...ISS : International Space Station)はアメリカ,ロシア,欧州,カナダ,日本を含めた,宇宙機関に参加している全15カ国の国際協力のもと2008年より運用されている.日本は国際宇宙ステーションの一部である日本実験棟「きぼう」(以下,JEM : Japanese Experiment Module)の訓練,運用,利用を担っている.本資料では,国際宇宙ステーションに 搭乗する宇宙飛行士...

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  • 宇宙からの地球認識をどう教えるのか : 宇宙時代の地理教育における地球認識の考察

    西岡, 尚也 沖縄地理 (16) 99-106, 2016-06

    ...人類が宇宙空間へ飛び出して約半世紀が経過した.宇宙飛行士・宇宙ステーションでの長期滞在など,「宇宙から地球を俯瞰」する体験者は増えている.これらの体験者の発する言葉には「母なる地球」「生命」「環境」について,多くの示唆に富んだ内容が見られる.このような空間認識は,地理教育に変革をもたらすことになる.小稿では宇宙時代の「トータルな地球認識」という新しい地理教育の領域を,どのように考えていけばいいのかを...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 労働衛生と体力科学

    松尾 知明 運動疫学研究 17 (2), 81-89, 2015-09-30

    ...労働衛生としては特殊な例であるが,宇宙飛行士の健康リスク軽減策は,生活習慣病対策を考えるうえで参考になる。多忙な宇宙飛行士が他の時間を削ってまで運動時間を確保するのはなぜか。体力低下が彼らの生命を脅かすためである。体力低下が健康や生命を脅かすリスクとなるのは,宇宙飛行士に限った話ではない。宇宙飛行士に職務として認められている“職場での運動”を,我が国の企業などに拡げることはできないだろうか。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 宇宙からのメッセージに対するテキストマイニング

    野口 聡一, 湯淺 麻紀子, 岩本 圭介, 丸山 慎 計算機統計学 28 (1), 69-80, 2015

    ...対象としたデータは, 宇宙飛行士が宇宙滞在中および地球帰還後に投稿したツイッターの文章データとそれらに対する読者のリアクションデータであった. 分析の主たる結果から, 文章情報をつぶやくツイッターというフィールドにおいて, 読者が最も高い関心を寄せ, 即時的なリアクションを起こしていた内容は, 「写真」や「動画」であることが明らかになった....

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  • 特別講演2 患者の底力

    本間 りえ 日本重症心身障害学会誌 40 (2), 198-198, 2015

    ...そのときを境に、息子の宇宙飛行士になりたいという夢は断たれました。また、私も、それまでの人生設計とは異なる別の人生を歩むことになりました。  ALDの唯一の治療法は造血幹細胞移植です。しかし、発症早期に移植を行わないかぎり、その効果は限定的です。息子は、症状がかなり進んでから診断されたこともあり、造血幹細胞移植のお蔭でいのちは取り留めましたが、いまは寝たきりです。...

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  • 宇宙の香り,地球の香り

    取材執筆:藤木 信穂 応用物理 83 (1), 1-4, 2014-01-10

    ...</p><p>2010年4月,15日間の宇宙滞在を終えてスペースシャトル「ディスカバリー号」で帰還した宇宙飛行士・山崎直子氏は当時の感動をこう振り返る.爽やかな香りが,地球の息吹をいっそう強く感じさせたのだろう.人間の五感の中でも,嗅覚は本能に近い直感的な感覚であるとされ,香りはときに懐かしい感情や記憶を呼び覚ます.宇宙ではどんな香りがするのだろうか.「香り」をテーマに山崎氏に話を伺った.</p>...

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  • 回収機能付加型HTV(HTV-R)の研究

    渡邉, 泰秀, Watanabe, Yasuhide 日本機械学会誌 = Journal of the Japan Society of Mechanical Engineers 117 (1142), 55-55, 2014-01

    ...「きぼう」日本実験棟の活用および宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の運用によって,日本はさまざまな宇宙実験や宇宙飛行士の滞在,宇宙活動を支援し,国際宇宙ステーション(ISS)計画に大きな貢献を果たしている.宇宙航空研究開発機構(JAXA)では,次に求められる技術として,軌道上から無人で物資を回収する技術の研究を始めている.具体的にはHTV に物資回収のための帰還機を結合するものであり,HTV-R...

    機関リポジトリ

  • 宇宙で日常をつぶやく

    野口 聡一, 丸山 慎, 湯淺 麻紀子, 岩本 圭介 認知科学 21 (1), 29-44, 2014

    The purpose of the present study is to illustrate how social networking service (SNS)<br> such as “Twitter [twitter.com]” works as a tool enhancing our communication between<br> space and the …

    DOI DOI Web Site ほか1件

  • 宇宙船のフライトシミュレータと操縦性の評価(<特集>飛行士との,飛行士による,飛行士のための宇宙船の安全制御 第5回)

    服部 浩明, 池田 佳起, 上野 浩史, 河野 功, 若林 靖史, 加藤 裕基, 渡邊 恵佑 日本航空宇宙学会誌 62 (12), 389-394, 2014

    ...飛行士による宇宙船の操縦制御」にかかわる研究・評価を行うため,宇宙船のフライトシミュレータの開発に取り組んでいる.本シミュレータは,国際宇宙ステーション(ISS)へのランデブ・ドッキング(RVD)フェーズ,およびISSから地球への帰還フェーズの飛行を模擬するものであり,自動制御に加え,飛行士の操縦による飛行を行うことが可能である.本稿では,開発したフライトシミュレータの構成や機能について説明し,さらに宇宙飛行士...

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  • 宇宙開発技術の現在と未来

    若林 靖史 紙パ技協誌 68 (3), 254-260, 2014

    ...先進各国が協力して作り上げた国際宇宙ステーション(ISS)は史上初の人類的プロジェクトで,我が国は日本モジュールの開発や物資補給機“こうのとり”の開発・運用,宇宙飛行士の活躍などで国際的な信頼を得ている。<BR>本稿では,これまでの技術開発がどんなステップで進められてきたかを概観した。...

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  • 弱重力下・気相中における模擬月砂粒子の挙動 : パラボリックフライトによる1/6重力環境中における模擬月砂粒子の浮遊・拡散

    牧 祥, 本間 善之, 土屋 英俊, 田中 一成, 青木 滋, 武岡 元, 三木 猛生, 大島 博, 山本 雅文, 森本 泰夫, 小川 康恭, 向井 千秋 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 15 (1), 7-18, 2013

    地上の1/6の重力環境(1/6G)の気相中における浮遊粒子状物質(SPM)の挙動を調べるため、パラボリックフライトによる擬似弱重力環境下で模擬月砂粒子(シュミラント)を実際にチャンバー内で拡散させた。エルトリエータのカットオフ値が1/6Gでは√<6>倍に増加することを利用し、気相中の浮遊粒子状物質(SPM)の重力影響を検証した。その結果、気相中の弱重力環境下を浮遊するSPMの沈降速度がストークス…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 下肢および頭部の血流動態に注目した 空気圧免荷トレッドミル歩行の安全性の検証

    太治野 純一, 伊藤 明良, 鳥居 勇輔, 土本 浩司, 飯島 弘貴, 張 項凱, 長井 桃子, 山口 将希, 家城 弘, 南角 学, 柿木 良介, 井上 大輔, 広瀬 太希, 黒木 裕士 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101214-48101214, 2013

    ...また微小重力環境に暴露されたラット(Waki et al. 2005)や宇宙飛行士(Eckberg et al. 2010)においてもバロー反射感受性の低下が報告されており、宇宙空間滞在の初期における体液分布の変化が、LBPPと類似しているとの可能性も示唆されている。...

    DOI

  • ACL再建術後患者における反重力トレッドミル『Alter G』の有用性についての検討

    木本 龍, 宮原 小百合, 河野 めぐみ, 篠原 竜也, 渡邉 昌, 宗村 浩美, 常泉 美佐子, 菅原 成元, 輪座 聡, 遠藤 洋毅, 大隅 雄一郎, 柴田 大輔, 鈴木 洋平, 菅谷 睦 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101538-48101538, 2013

    ...【はじめに、目的】 反重力トレッドミル『Alter G』とは ,NASAで宇宙飛行士の訓練用として開発されたトレッドミルであり,空気圧により利用者を持ち上げて免荷量を調整でき,部分体重免荷トレッドミルトレーニングが可能となるリハビリテーション機器である.現在,プロサッカーチームの『マンチェスターユナイテッド』や『ACミラン』,NBAの『レイカーズ』などに導入され,主に整形外科やスポーツリハビリテーション...

    DOI

  • 一過性の全身振動トレーニングが歩行に与える影響

    藤谷 亮, 石井 雄大, 高橋 直宏, 出口 幸一, 田中 直樹, 小澤 拓也, 伊坂 忠夫 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101777-48101777, 2013

    ...WBVトレーニングは、当初宇宙飛行士やアスリートの筋力増強訓練として用いられてきたが、近年では筋骨格系だけでなく、神経系など様々な作用が生じることが分かっており、医療分野では、骨形成促進、疼痛緩和、痙性抑制などへの応用が検討されている。...

    DOI 医中誌

  • マウス精子の宇宙保存へ向けて

    若山 清香, 山中 香織, 矢野 幸子, 笠原 春夫, 長田 郁子, 嶋津 徹, 鈴木 ひろみ, 水谷 英二, 若山 照彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR2-30-OR2-30, 2013

    ...この方法ならロケットの打ち上げ時と回収時を常温で行え,また宇宙飛行士は容器を運ぶだけなので難しい技術の習得も時間も必要ない。これらの利点が評価され,我々のテーマは2010年に「打ち上げ候補」として採択された。...

    DOI 医中誌

  • 宇宙長期滞在に向けた宇宙放射線被曝線量計測

    寺沢 和洋 応用物理 81 (3), 225-228, 2012-03-10

    ...<p>21世紀に入り,国際宇宙ステーション(International Space Station : ISS)上での宇宙長期滞在が本格化し,日本人の宇宙飛行士においても,2011年までに3名の宇宙飛行士による半年弱の宇宙滞在が実施されるに至った.今のところ,宇宙での滞在期間は宇宙放射線被【ひ】曝【ばく】によって制限されている.長期滞在によりこれまで以上に測定精度を気にして実測する必要がある.本稿において...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • 月レゴリスによるアレルギー増悪効果の可能性

    堀江 祐範, 神原 辰徳, 黒田 悦史, 三木 猛生, 本間 善之, 青木 滋, 森本 泰夫 Journal of UOEH 34 (3), 237-243, 2012

    Japan, USA and other foreign space agencies have plans for the construction of a lunar base and long-term stay of astronauts on the moon. The surface of the moon is covered by a thick layer of soil …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献5件

  • 宇宙用高感度EM-CCDカメラ(放送技術・番組制作技術,および一般)

    瀧口 吉郎, 新井 一之, 東島 健太郎, 津田 貴生, 重永 明義, 太刀野 順一 映像情報メディア学会技術報告 36.23 (0), 13-16, 2012

    ...また、宇宙飛行士が一人で確実にカメラを操作できるように、感度およびフレームレートを自動で制御する機能を開発した。本カメラにより、国際宇宙ステーションから生中継を実施するとともに、オーロラ、流星、スプライト等の自然現象の撮影に成功したので報告する。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 宇宙空間を想定した免荷による歩行時筋活動の変化

    河本 尚子, 小宅 一彰, 山口 智史, 武藤 真利子, 田辺 茂雄, 山田 深, 大島 博, 長谷 公隆, 大高 洋平, 里宇 明元 理学療法学Supplement 2010 (0), AeOS3008-AeOS3008, 2011

    ...また宇宙から帰還した宇宙飛行士へのリハビリテーションやトレーニングは、理学療法の適応があると考えられる。本研究の成果は、宇宙空間において筋萎縮を予防するリハビリテーションを提供するうえで有用な知見を提供すると考えられる。...

    DOI

  • 生涯現役のための面白健康学

    森谷 敏夫 順天堂医学 57 (5), 470-476, 2011

    ...世界でも最も健康管理ができているNASAの宇宙飛行士が, 2週間の無重力飛行で超運動不足を強いられて地球に帰還すれば, 糖尿病患者よりも血糖コントロールが悪くなっているのは容易に理解できるでしょう. 筋肉はわれわれの体の約4割を占め, 糖質・脂質エネルギーを最も多量に使う“臓器”なのです....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 日常生活を清潔に快適に楽しむ衣服

    多屋 淑子 日本重症心身障害学会誌 36 (2), 267-267, 2011

    ...男性用の衣服素材には、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士の極限環境の生活用に開発した清潔さを長期間維持し、高い消臭・抗菌性能を持つ新しい綿素材を使用した。女性用の衣服は、モデルの希望を取り入れ、ピアノを演奏する時に着るドレスを作製した。...

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  • 原子力ルネサンスが期待する環境放射線研究

    下 道國 応用物理 79 (7), 605-609, 2010-07-10

    ...<p>原子力ルネサンスを迎える立場から,この時期に期待される放射線研究として,放射線計測技術の開発,放射性核種の分布と挙動・線量評価,生体影響研究を取り上げ,個別課題として,バックグラウンド環境放射線のデータの継続的取得と変動要因の解明,原子力施設からの放出核種,NORM,ラドン,航空機乗務員や宇宙飛行士の被ばく影響などについて述べた.</p>...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 理科室から始まる知の冒険

    サイエンスウィンドウ編集部 サイエンスウィンドウ 3 (7), 1-36, 2010-02-01

    ...(宇宙飛行士 若田光一)</p> <p><b>【TOPICS】</b></p> <p>p.20 過疎地でこそ役立ってほしいデジタル教材 『理科ねっとわーく』の活用授業── 島根県益田市立東仙道小学校</p> <p><b>【連載】</b></p> <p>p.02 似姿違質:ウミウ VS カワウ</p> <p>p.18 人と大地:キリマンジャロ山(タンザニア)</p> <p>p.22 いにしえの心:藁(...

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  • 筋骨格系の減弱防止に適した訓練システム

    田川 善彦, 志波 直人 バイオメカニズム学会誌 34 (1), 29-35, 2010

    ...宇宙飛行士や長期臥床を余儀なくされる患者には筋骨格系に廃用性の萎縮が起こる.この萎縮への対策は宇宙医学と臨床医学における主要な課題の一つである.そこで筆者らのグループは電気刺激を拮抗筋に印加したときに生じる力を主動筋の運動抵抗に利用する,電気刺激ハイブリッド訓練法を提唱した.これは重力が無くても筋力トレーニングが出来ることを意味する.また同訓練法は刺激モードの変更により運動アシストとなる.これまでハイブリッド...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献35件

  • 太陽の光と影

    柴田 一成 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2010 (0), 8-8, 2010

    ...人工衛星がいつも故障の危機にさらされているだけでなく、宇宙飛行士は太陽面爆発からの放射線による被ばくの危険さえある。さらには、航空機のナビゲーション、電波通信、変電所の変圧器、さらには石油パイプラインまでも、太陽面爆発の影響で被害が起きることがわかってきた。太陽面爆発の影響の予報、すなわち、宇宙天気予報が緊急の課題となっている。...

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  • 宇宙飛行士の健康管理について

    立花 正一 日本マイクログラビティ応用学会誌 26 (4), 309-, 2009-10-31

    The International Space Station (ISS) program is a major science and technology project that involves five space agencies, representing 15 countries. Japan started her full-dress participation in …

    DOI

  • 宇宙を旅した箒スギ種子の育苗記録

    藤澤, 示弘, 齋藤, 央嗣 神奈川県自然環境保全センター報告 = Bulletin of the Kanagawa Prefecture Natural Environment Conservation Center (6) 73-79, 2009-03

    ...2005年7月にスペースシャトル「ディスカバリー号」で野口聡一宇宙飛行士とともに宇宙飛行したスギ種子(天然記念物、箒スギ)の発芽試験を行った。その結果、通常の発芽試験手法を用いた場合は、ほとんどの種子が発芽せず、発芽してもその後の成長が停止し、無菌発芽区の1本のみが発芽後も成長を継続した。しかし成長が遅く、幹にねじれが見られるなど形態的な異常が認められた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 生体機能解析および創薬への微小重力環境の利用

    太田 尚 日本薬理学雑誌 134 (2), 73-77, 2009

    ...温度,大気圧,光などの環境因子が生体機能に影響を及ぼすことはこれまでの多くの研究で明らかであるが,地上において常に一定方向から一定の大きさで存在する重力が生体機能に及ぼす影響を検討することは地上においては不可能である.宇宙空間という微小重力下での滞在は宇宙飛行士の骨密度の低下や筋肉量の低下を引き起こすことが知られているが,どのような機序で起こっているかは明らかでない.1Gという重力環境で生活していた...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 宇宙からみたリハビリテーション医学

    The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 46 (12), 753-786, 2009

    <br><br>Space Flight Rehabilitation and Future Perspectives…Hiroshi OHSHIMA, Chiaki MUKAI, Meigen RIU 753<br><br>Developing an Effective Device to maintain Skeletal Muscles in Space—A Wearable …

    DOI Web Site

  • ヒト神経細胞における微小放射線被曝による遺伝子変化

    馬嶋 秀行, 犬童 寛子, 富田 和男, 岩下 洋一朗, 鈴木 ひろみ, 桝田 大輔, 嶋津 徹, 東端 晃, 山崎 丘, 矢野 幸子, 石岡 憲昭 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2009 (0), 83-83, 2009

    ...そのような計画では宇宙飛行士への宇宙線による被ばくは不可避であり、そのリスクを評価する必要性が増大している。宇宙計画に伴う現実的なリスク評価を物理的、生物学的両方の知識に基づいて最適に彼らを守る緊急の必要性がある。リスクに影響する細胞の代謝やホメオスタシスを考慮し、遺伝子変化の調査が重要である。...

    DOI 医中誌

  • 空間的制約を考慮したモジュール型冗長マニピュレータの自律分散的形状制御

    浜田 金太郎, 木村 真一 自動制御連合講演会講演論文集 52 (0), 49-49, 2009

    ...宇宙ステーション等の有人空間で宇宙飛行士の作業を補佐する有人支援マニピュレータにモジュール型冗長マニピュレータを用いるというコンセプトがある。 モジュール型冗長マニピュレータは多数の冗長自由度を有しているので、効果的に利用するためには形状を自律分散的に決める必要がある。ところが、宇宙船のような限られた空間では、空間的制約も考慮した形状決定を行わなければならない。...

    DOI

  • 負荷側外乱オブザーバに基づくハプティックシステムの振動抑制制御

    萬 修太郎, 桂 誠一郎 自動制御連合講演会講演論文集 52 (0), 30-30, 2009

    ...宇宙において宇宙飛行士の負担を軽減させることができるフレキシブルアームを持ったロボットの遠隔操作が期待されている。アームの剛性が低い場合先端が振動的になるという問題,環境に触れた際の力が手元で感じられないという問題がある。本論文では負荷側外乱オブザーバに基づくハプティックシステムの振動抑制制御を提案する。本提案によりアームの振動を抑え,操作者に力覚を還すことを可能にする。...

    DOI

  • 梁集合体による把持と脱離機構の設計

    王 苗苗, 関口 悠, 高橋 邦夫, ヘムタビー パソムポーン 溶接学会全国大会講演概要 2009f (0), 184-184, 2009

    ...天井を歩くロボットや宇宙飛行士の足などに対応するために強い把持力を発生をさせる一方脱離を容易とするメカニズムが高橋により提案された。この提案に基づいて梁集合体による凝着面に対し垂直な方向の負荷の他に水平な方向に力を加えることで引き剥がし易さをコントロールできるシステムを設計する。...

    DOI

  • 宇宙遠隔自動治療システムの開発

    神谷, 厚範, 上村, 和紀, 杉町, 勝, Kamiya, Atsunori, Uemura, Kazunori, Sugimachi, Masaru 宇宙利用シンポジウム 第24回 平成19年度 = Space Utilization Research: Proceedings of the Twenty-fourth Space Utilization Symposium 293-294, 2008-03

    Since a health care of astronauts is important for the human space development in the 21st century, it is ideal to manage the medical treatment in space by using cardiovascular medicine on the …

    機関リポジトリ

  • 極限環境下での筋骨格系廃用防止用VRトレーニングシステムの開発 : VRによるダンベル運動のシミュレーション

    落合 俊文, 吉光 一浩, 稲田 智久, 田川 善彦, 志波 直人 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 10 (1), 39-44, 2008

    ...宇宙飛行士や長期臥床を余儀なくされる患者には筋骨格系に廃用性の萎縮が起こる.この萎縮問題は宇宙医学と臨床医学における主要な問題のひとつと言える.そこで我々は電気刺激を拮抗筋に印加したときに生じる力を主動筋の運動抵抗に利用する,ハイブリッド訓練法(HYB訓練法)を提案した.これは重力が無くても筋力トレーニングが出来ることを意味する.これまでHYB訓練法の有用性を確認してきたが,長期間の訓練ともなれば退屈...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献20件

  • マイクロドジメトリに基づく高エネルギー粒子線RBE計算手法の構築

    佐藤 達彦, 加瀬 優紀, 渡辺 立子, 仁井田 浩二 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 216-216, 2008

    ...しかし,マクロな空間におけるミクロな分布(y分布)を計算する手法は存在せず,従来,宇宙飛行士や粒子線治療患者の線量評価は,LETに基づく半経験モデルを用いて行われてきた。 このような背景から,我々は,巨視的な放射線挙動解析計算コードPHITSに微視的な計算コードTRACELの結果を組み込み,マクロ空間におけるy分布を計算する手法を世界で初めて構築した。...

    DOI 医中誌

  • 複数の評価関数の最適化を目指した自律分散的形状制御

    浜田 金太郎, 木村 真一 自動制御連合講演会講演論文集 51 (0), 238-238, 2008

    ...宇宙ステーション等の有人空間で宇宙飛行士の作業を補佐する有人支援マニピュレータにモジュール型冗長マニピュレータを用いるというコンセプトがある。 モジュール型マニピュレータは多数の冗長自由度を有しているので、効果的に利用するためには形状を自律分散的に決める必要がある。ところが、宇宙船のような限られた空間では、空間的制約や作業能率などの状況に応じて考慮すべき評価関数が変化する。...

    DOI

  • 有人宇宙開発におけるリスクとリスクマネージメント(リスクとリスクマネジメント)

    深津 敦, 高田 智美, 武内 信雄 日本信頼性学会誌 信頼性 29 (1), 40-47, 2007

    ...JAXAは我が国初の有人宇宙開発計画である「きぼう」の開発に際し,宇宙飛行士の安全に関するリスクをいかに低減するかという点を重視して開発を進めてきた.そしてその成果はHTVの開発に受け継がれている.本報告では,「きぼう」開発におけるリスクマネージメントのうち安全信頼性の確保に関する技術的な側面に焦点をあて,有人宇宙開発におけるリスクマネージメントの方法を紹介する.安全確保の取り組みとしては,ISS計画...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 極低線量・低線量率重粒子線1回照射による細胞老化およびゲノム不安定性

    岡安 隆一, 岡田 真希, 岡部 篤史, 関根 絵美子, 内堀 幸夫, 北村 尚, 鈴木 雅雄 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 77-77, 2007

    ...宇宙空間に滞在する宇宙飛行士は1日に約1mGyほどの低線量電離放射線を浴びるとされており、その内容は陽子線がかなりの部分を占める。しかしながら重粒子線はその寄与は少ないものの、より強い生物効果をもたらすため重要になる。今回われわれはヒト初代培養細胞を用い、重粒子線、極低線量・極低線量率1回照射の生物影響を長期間にわたって観察した。...

    DOI

  • アスコルビン酸による放射線防護効果

    藤井 義大, 加藤 宝光, 窪田 宜夫, 藤森 亮, 上野 昭子, 岡安 隆一 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 236-236, 2007

    ...また、一般的によく認知されている物質で副作用も少ないと考えられるので、この研究をもとに放射線治療の際の正常組織の防護、緊急被曝時の応急処置、宇宙飛行士の防護などさらなる発展が期待できる。また、重粒子線でも実験中である。...

    DOI 医中誌

  • ISS利用実験計画:宇宙環境の変異誘発に及ぼす影響の推測

    谷田貝 文夫, 梅林 志浩, 本間 正充, 阿部 知子, 鈴木 ひろみ, 嶋津  徹, 石岡 憲昭, 岩木 正哉 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2006 (0), 91-91, 2006

    ...これらの問題は、単に宇宙飛行士への健康影響といった観点からだけではなく、も少し将来を見据えた宇宙環境利用といった大きな視野からも検討が必要な問題であろう。重力影響と放射線の影響を切り離して評価する系の樹立が望ましく、これらの相乗効果の存在までも評価できるともっとよい。...

    DOI

  • 衛星データのCADを使ったデータ処理

    早坂 洋史 図学研究 39 (Supplement1), 171-172, 2005

    ...宇宙飛行士により、森林や草原での火災状況が頻繁に撮影されるようになり、1985年にこれらの写真情報からの全世界火災地図が初めて作られた。その後、種々の観測衛星データを使う、バイオマス火災の検出方法が開発され、現在では、衛星データの自動解析による火災監視システムの稼動に至っている。観測衛星の赤外センサーにより、異常高温部いわゆるホットスポット (≒火災) が検出される。...

    DOI

  • 生体適合性物質のESR特性とESR線量計としての応用可能性

    高見 実智己, 保田 浩志, 白石 久二雄 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005S (0), 305-305, 2005

    ...近年、宇宙飛行士や高高度を飛行する航空機乗務員の放射線管理・防護の重要性が認識され始めている。我々は、地上とは異なる宇宙放射線の生体への影響を明らかにする一助として、直接、生物試料に接着したり試料内に取り入れることのできる線量計の開発をめざしている。...

    DOI

  • 骨粗しょう症:診断と治療の進歩  II.骨粗しょう症の病型と病態  4.不動性骨粗しょう症

    井上 大輔 日本内科学会雑誌 94 (4), 643-648, 2005

    ...骨への力学的負荷が減弱した寝たきり患者や宇宙飛行士は,著明な骨量減少をきたす.この不動性骨粗鬆症の病態の特徴は骨吸収の亢進と骨形成の低下という,両者のバランスが破綻した“アンカップリング”である.力学的負荷は細胞内カルシウム上昇や様々なリン酸化カスケード・転写因子の活性化などをもたらすが,その作用機序には不明な点が多い.治療についてはビスフォスフォネートによる薬物療法を第一選択に考える....

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献14件

  • コラム 混沌の館にて:Internet Explorer を 使い続ける理由

    Jerry Pournelle 日経バイト (256) 118-125, 2004-09

    ...2004年6月21日に,民間の宇宙船に搭乗した初めての宇宙飛行士として,Mike Melvillが宇宙船「SpaceShipOne」(スポンサーはPaul Allen,設計者はBurt Rutan)で高度62マイル(100キロ)を達成した。彼は連邦航空宇宙局(FAA)から「宇宙飛行士の羽」(Astronaut Wings)の栄誉を与えられた。...

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  • 日常生活活動と筋力

    長澤 弘 理学療法科学 18 (1), 7-13, 2003

    ...日常生活活動における筋力を考えていくうえで,筋力低下の原因の一つである長期臥床による廃用性筋萎縮,微少重力下での宇宙飛行士の筋萎縮など,筋の生理学的な側面を復習する。また日常生活活動の中における筋活動量という観点から,健常成人の場合および加齢による影響,整形外科疾患患者,脳血管障害患者等を通じ,理学療法に関連する論文の中から,臨床的理学療法手段の一つとして考慮すべき示唆に関してレビューする。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献24件

  • 1P1-A01 船内活動用フリーフライングロボット

    妻木 勇一, Nenchev D. N. ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2002 (0), 38-, 2002

    ...宇宙開発におけるマンパワー不足を効果的に解消するため, 宇宙飛行士の船内活動を支援する新しいフリーフライングロボットを提案する。提案するロボットは, 与圧部内で活動を行うフリーフライング型のロボットである。このため, プロペラに代表される空気を利用した推進が可能となる。また, ロボットの形態を変化させることにより, 効果的な作業の実現を目指している。...

    DOI Web Site

  • 日米協力でSPS2000を実現しようという提案について

    コリンズ, パトリック, Collins, Patric Q. 宇宙科学研究所報告. 特集: 太陽発電衛星SPS2000研究成果報告 43 123-126, 2001-03

    ...米宇宙輸送協会会長のトム・ロジャーズ氏はSPS2000の建設に米国の宇宙飛行士を使用することが可能ではないかと考えている.SPS2000の基本的な考え方は無人での建設なのでこの提案は論議を呼ぶかも知れない.このアイデアは全てを無人で建設する場合のリスクを回避することができ,また政治的なサポートが得られるかも知れないというメリットがある.また国際宇宙ステーション後のNASAにとっても有益な活動となりうる...

    機関リポジトリ Web Site

  • 総論「2001年宇宙の旅」(<特集>宇宙環境でのバイオメカニズム)

    村井 正 バイオメカニズム学会誌 25 (1), 5-9, 2001

    ...1961年人類初の宇宙飛行が実現してから40年が経過した.SF映画「2001年宇宙の旅」が公開されたのは1968年のことであり,映画の中で描かれた宇宙での活動は,2001年を迎えた現在,大半は未だ実現していない.しかし過去40年間の有人宇宙開発の進歩は着実なものであり,現在日本も参加して国際宇宙ステーションが建設中である.数年以内に日本人宇宙飛行士による宇宙ステーション常駐が開始される見込みとなっている...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 宇宙におけるヒトの骨格筋変化(<特集>宇宙環境でのバイオメカニズム)

    福永 哲夫 バイオメカニズム学会誌 25 (1), 24-28, 2001

    ...宇宙などの無重力環境下では骨格筋に対する物理的負荷が低下し,筋が萎縮する.日本人宇宙飛行士の下肢筋量を宇宙飛行前後で比較すると,1日約1%の減少が観察された.とくに膝伸展筋及び足底屈筋といった抗重力筋にこの傾向が強かった.これらの筋は日常生活を営む上での主働筋であることを考えると,宇宙での長期滞在は宇宙飛行士の健康管理上重要な意味をもつ.そこで宇宙における筋萎縮を予防するための適切なカウンターメジャー...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 宇宙環境への生体適応

    間野 忠明 日本生気象学会雑誌 36 (2), 89-92, 1999

    ...極限環境としての宇宙環境への生体適応と, これに伴い出現するさまざまな障害について概説した.例えば, ヒトが宇宙空間の微小重力環境に曝露されると, 頭部方向へ体液が移動し, これに適応するために循環血液量が減少して, 心循環系変調 (cardiovascular deconditioning) が引き起こされる.宇宙環境への適応後に宇宙飛行士が地上に帰還すると, 直ちには1G環境に再適応できず, 起立耐性...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 宇宙実験の現在と未来(話題を探る)

    嶋津 徹, 北條 勝己, 島岡 太郎 化学と教育 43 (5), 316-320, 1995

    ...現在, 宇宙実験と呼ばれているものには, 米国のスペースシャトルやロシアの恒久宇宙ステーション・ミールにおける宇宙飛行士による宇宙実験があり, これらを利用して, 国際的な宇宙実験計画が実施されている。さらに, 宇宙実験を行うための無人衛星や小型ロケットが米国, 日本, ロシア, 欧州等により開発されている。ここでいう宇宙実験とは宇宙環境を利用した, 材料実験やライフサイエンス実験を指している。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • タイムリーな話題を用いた授業 : 宇宙授業の番組の例

    中山 博樹 物理教育 41 (3), 270-273, 1993

    ...日本人宇宙飛行士,毛利衛さんが行った宇宙授業の中で紙飛行機が無重力の宇宙船の内部でどのように飛ぶかを実験した。実験が行われる前に,本校の高校生に紙飛行機がいかに飛ぶかを予想させたところ,専門家の予想とあまりかわらない発想をした。また,理科系の科目が好きな生徒と文系の科目が好きな生徒の間に発想の差はみられなかった。本稿では生徒の予想を分析し,ニュートンの運動の法則のどこが理解されていないかを論じた。...

    DOI 参考文献3件

  • TBS宇宙飛行士完全生中継 : 打ち上げから帰還まで

    大野 健三, 遠藤 博美 テレビジョン学会技術報告 15 (14), 19-24, 1991

    DECEMBER 2nd, 1990. TBS sent first Japanese COSMONAUT in space. His name is TOYOHIRO AKIYAMA of TBS news division. He was also first journalistic COSMONAUT in the world. He stayed in Soviet [MIR] …

    DOI

  • 宇宙よいのメカニズムと対策

    五十嵐 眞 耳鼻と臨床 37 (6), 1415-1418, 1991

    ...そのうち前庭及び中枢神経系や, 心循環器系に関連したものが初期に発生するトラブルとして良く知られているが, 宇宙よい (Space Motion Sicknessi) 2) 3) 4) 又はSpace Adaptation Syndrome) は微小重力環境に入った最初の3日前後にわたって体験され, 全宇宙飛行士の約30%がその終末点である嘔吐に至つている....

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  • 宇宙空間と運動

    谷島 一嘉 BME 2 (4), 247-251, 1988

    ...「宇宙空間とスポーツ」とするとあまりにSF的なので「宇宙空間と運動」とし, 宇宙飛行士が無重量環境で行う運動を概説した. まず宇宙の環境を説明し, 人間が宇宙に長期に滞在するとどのような医学上の問題が生するかを述べ, 最後に, 運動の必要性と実際に宇宙で行われた運動を説明し, 将来の問題にもふれた....

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