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検索結果 247 件

  • めまいと難聴で発症した多血症を背景とする前下小脳動脈症候群の症例

    伏見 直樹, 吉田 剛, 田山 二朗 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (9), 1068-1072, 2023-09-20

    ...診断後も梗塞範囲は徐々に拡大し, 左顔面神経麻痺, 左顔面感覚異常, 体幹失調などが出現し, 難聴も増悪した. 3回の瀉血の後, リハビリ施設へ転院した. めまいを伴う急性感音難聴は内耳疾患だけでなく脳血管障害も原因になるため, MRA を含む頭部 MRI の撮影のほか, 血栓素因の確認が重要である. 特に多血症は血算が特徴的であり, 血液検査の際には留意しておく必要がある.</p>...

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  • 歴史から学ぶInclusiveな臨床研究専門職の必要性 非医療職の積極的な登用を

    植田 真一郎 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S26-5-, 2023

    ...これに異を唱えたLouisは患者のアウトカムを観察していないこと、瀉血を行わなかった患者と行なった患者の比較がないことなどからはじめてこの治療法に疑義を呈した。瀉血のみならず医療者は自分のおこなうあるいは自分が開発した治療法が有効であると信じ、間違いを起こすことがある。医療者は患者の治療に情熱を傾けていたとしても、あるいはだからこそ治療法の評価についてはしばしば恣意的であり、時に非倫理的である。...

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  • <i>TfR2</i>ヘテロ接合型変異で発症したヘモクロマトーシスの1例

    西尾 仁, 本間 雄一, 熊元 啓一郎, 土岐 康通, 森野 加帆里, 大江 晋司, 宮川恒 一郎, 柴田 道彦, 阿部 慎太郎, 巽 康彰, 生田 克哉, 林 久男, 原田 大 肝臓 63 (3), 151-157, 2022-03-01

    ...<i>TfR2</i>の変異による遺伝性ヘモクロマトーシスは常染色体劣性遺伝であり,通常はホモ接合型で発症する.本症例は<i>TfR2</i>のヘテロ接合型変異であったが,肉類の摂取量が多く,生活習慣が発症に寄与した可能性が示唆され,瀉血療法に加えて生活習慣の変更が鉄過剰の改善に有効であった.</p>...

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  • ET,PV治療の最前線

    杉本 由香 臨床血液 62 (8), 1050-1059, 2021

    ...PVの治療はHct45%未満を目標に,瀉血と抗血小板療法に加え,血栓症高リスク群では細胞減少療法を追加して行う。本教育講演ではET診断時の注意点,血栓症リスク分類とそれに基づく治療方針と治療の実際を,その根拠となる臨床試験データを示しながら解説する。...

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  • 瀉血による自損行為の1例

    松永 亮, 渡辺 徹, 田中 敏春 日本臨床救急医学会雑誌 23 (2), 175-178, 2020-06-30

    ...本症例の自損行為の手段である瀉血は,SNS上で広く流布しており,今後も発生する可能性があるため十分な認識が必要である。</p>...

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  • 現代社会のニードに挑む −予防理学療法の将来展望−

    大渕 修一 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), 0002-, 2020

    ...東洋医学の漢方に当たるものはハーブ療法として、瀉血にあたるものは理髪店の看板にと様々な証拠がこれを物語っている。更には、加持祈祷も当時の医療の拠点を兼ねていた教会で行われていた。</p><p></p><p> 近世で東洋と西洋を大きく隔てたのは、デカルトによる操作的定義の理解である。...

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  • 介護予防論

    大渕 修一 理学療法学Supplement 47S1 (0), J-21-J-21, 2020

    ...東洋医学の漢方に当たるものはハーブ療法として,瀉血にあたるものは理髪店の看板にと様々な証拠がこれを物語っている。更には,加持祈祷も当時の医療の拠点を兼ねていた教会で行われていた。</p><p> 近世で東洋と西洋を大きく隔てたのは,デカルトによる操作的定義の理解である。...

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  • <一般演題抄録>当科における真性赤血球増加症の臨床的検討

    海老名 徹, 鎌田 耕輔, 間山 恒, 山形 和史, 玉井 佳子, 福田 眞作, 髙見 秀樹 弘前医学 71 (1), 98-98, 2020

    ...,アスピリン療法に加え,細胞減少療法を行うことが推奨されてい る.9 例のうち高リスク群は6 例,低リスク群は3 例であった.高リスク群6 例 のうち3 例に血栓症の既往を認め,そのうち2 例が診断後抗腫瘍薬であるヒドロ キシカルバミドによる細胞減少療法を導入したが,1 例は本人の希望により導入 しなかった.高リスク群のうち血栓症の既往のない3 例は瀉血療法,アスピリン 療法で治療を開始したが,その...

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  • SubzoneⅡ指尖部完全切断指に静脈縫合と瀉血を行わなかった再接着術の治療成績

    山内 大輔 創傷 11 (1), 1-7, 2020

    ...瀉血は適宜行うが静脈縫合を行わなかったSubzoneⅡの指尖部完全切断指に対する再接着の生着率は,62%~88%と報告されている。本検討の結果はこれらの報告と比べて劣ることはなく,SubzoneⅡの指尖部完全切断指は動脈再建を行うだけで静脈再建やPin-prickを含めた瀉血操作を一切行わなくても,静脈再建した場合と同等の生着率が得られる可能性が示唆された。</p>...

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  • PV診療の最前線

    枝廣 陽子 臨床血液 61 (9), 1187-1194, 2020

    ...治療は,血栓症の予防が主となり,血栓症リスクに基づいて低リスクと高リスクに分類し,低リスクでは少量アスピリンと瀉血療法を,高リスクでは細胞減少療法が追加される。細胞減少療法には古くからハイドロキシウレア(hydroxyurea, HU)が使用されてきたが,HU抵抗性/不耐容の患者に対してはJAK阻害薬であるルキソリチニブの有用性が近年示された。...

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  • 血液型検査で偶発的に拒絶が判明も,同種移植後寛解維持している急性骨髄性白血病

    大中 貴史, 岩井 文絵, 松原(中本) 理絵, 小倉(加藤) 愛子, 米澤 昭仁 日本輸血細胞治療学会誌 65 (4), 751-753, 2019-08-25

    ...<p>66歳,男性.200X年9月真性多血症(PV)と診断.定期的に瀉血を施行も,200X+3年11月に正常核型の急性骨髄性白血病へ移行.完全寛解で200X+4年2月にHLA完全一致同胞から骨髄非破壊的移植を施行.ABO式血液型はmajor-minor mismatchであった.day20に生着し,急性GVHDは最高grade 2であったが全身治療を要さず,慢性GVHDもlimited stageであった...

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  • ビタミンB<sub>6</sub>が著効した<i>ALAS2</i> R452H変異陽性X連鎖性鉄芽球性貧血

    川上 徹, 中澤 英之, 川上 史裕, 松澤 周治, 須藤 裕里子, 酒井 均, 仁科 さやか, 妹尾 紀子, 妹尾 寧, 小松 通治, 梅村 武司, 山口 智美, 古庄 知己, 藤原 亨, 張替 秀郎, 石田 文宏 臨床血液 59 (4), 401-406, 2018

    ...葉酸,経口ビタミン(Vit)B<sub>12</sub>製剤の投与では貧血の改善はみられず,経口VitB<sub>6</sub>製剤を追加することで7 g/d<i>l</i>台だったHbは11 g/d<i>l</i>台まで上昇し,鉄過剰症に伴う臓器障害の改善を図るべく瀉血も可能となった。...

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  • 骨髄増殖性腫瘍と血栓症

    朝倉 英策 臨床血液 59 (8), 1034-1041, 2018

    ...PVでは瀉血治療が有効であるが,動脈血栓症の発症予防のために低用量アスピリンがしばしば使用される。既にVTEを発症した症例では,再発防止を目的に,抗凝固療法が行われる。</p>...

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  • 前多血期に主幹動脈閉塞を伴う脳梗塞を発症し,数年後にcrescendo TIAを呈したJAK2V617F 変異遺伝子陽性真性多血症の1 例

    原 大祐, 清水 高弘, 白石 眞, 鈴木 祐, 星野 俊, 貫井 咲希, 伊佐早 健司, 長谷川 泰弘 脳卒中 40 (1), 24-28, 2018

    ...シロスタゾールが開始された.62 歳時に初回とは対側に脳梗塞が再発し,クロピドグレル,アスピリンへ変更となった.65 歳1 月時にJAK2V617F 変異遺伝子が確認されたが,血球数増多が軽度のため真性多血症の診断には至らなかった.同年6 月にクロピドグレル単剤へ減量,その約2 カ月後に一過性喚語困難,呂律障害を繰り返し,crescendo TIA の診断で入院となった.入院後に真性多血症の診断となり,瀉血療法...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • 骨髄増殖性腫瘍:治療最前線

    上運天 綾子, 幣 光太郎, 下田 和哉 臨床血液 59 (6), 741-746, 2018

    ...現在の治療の主眼は血栓症の予防であり,PVでは瀉血とhydroxyurea(HU),aspirinが,ETではHUまたはanagrelideが第一選択薬として使用されている。次世代のinterferonであるropeginterferonとHUを比較した前向き第3相試験の長期観察結果では,ropeginteferonはHUと比べ血液学的効果にすぐれており,有害事象はより少ないという結果であった。...

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  • 間葉系幹細胞投与による外科手術後の脊髄虚血再灌流障害の予防法の検討

    中川 慧, 高橋 信也, 猪村 剛史, 大塚 貴志, 富安 真弓, Shrestha Looniva, 末田 泰二郎, 河原 裕美, 弓削 類 理学療法学Supplement 2016 (0), 0626-, 2017

    ...左頸動脈からは20ゲージのカテーテルを挿入し,動脈圧が40mmHgになるよう瀉血した。40mmHgになるとすぐに,フォガティカテーテルを0.05mL膨らませ,左鎖骨下動脈遠位部で虚血した。移植には,ラット脛骨および大腿骨から採取した骨髄由来のMSCsを用い,術後すぐに左頚動脈内カテーテルから投与した。投与量は1×10<sup>7</sup>個とし,400μLのPBSに懸濁した(MSC群)。...

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  • 肝細胞癌を合併したフェロポルチン病B型の1例

    日比野 千尋, 内藤 雅文, 川崎 洋輔, 徳田 貴昭, 佐藤 悠, 松下 萌未, 日下部 瑛, 酒井 彩子, 巽 康彰, 加藤 宏一, 加藤 文子, 春日井 務, 伊藤 敏文 肝臓 58 (8), 441-447, 2017

    ...肝腫瘤の精査目的で入院となった.血液検査では,血清肝酵素の軽度上昇,高度の高フェリチン血症,トランスフェリン飽和度高値を認めた.腹部CT・MRIで,びまん性鉄沈着が疑われる肝実質内に径15 mmの単発の腫瘤を認め,肝細胞癌を疑い施行した腫瘍生検でdysplastic noduleと診断された.また,非腫瘤部の肝細胞およびKupffer細胞には強い鉄沈着を認め,線維化はF2であった.鉄過剰症に対して瀉血療法...

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  • 敦煌本チベット文治療書Pelliot tibétain 1057試訳

    谷田 伸治 智山学報 65 (0), 001-020, 2016

    ...<br>  内容は各種症状(洪論文によると49種)に対応する治療法を述べたもので、大部分は薬物療法(同上約136種)だが、灸・瀉血・精神療法その他も含んでいる。そのチベット語は、山口教授が「P一〇五七の文は難解である。用語の意味が不明な上に綴字が正しくないから解読は更に困難であり、医方に明るい人でなくては不可能に近い」(『敦煌胡語文献』[注4]p. 542)と述べている。...

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  • 真性多血症に併発した膵頭部癌の1例

    山田 美保子, 白井 量久, 西垣 英治, 廣瀬 友昭 日本臨床外科学会雑誌 76 (6), 1499-1504, 2015

    ...されており慎重な管理が必要とされる.今回,われわれはPVに併発した膵頭部癌の1切除例を経験したので報告する.症例は,74歳の男性.20年前より,真性多血症の診断で近医にてハイドロキシウレア・アスピリンの内服治療中であり,14年前に脳梗塞の既往がある.定期受診時に,食後の上腹部痛の訴えと血液検査で血清アミラーゼ値が高値であったため,精査・腹部造影CTで膵頭部癌を認め,手術目的に当院へ転院となった.術前は瀉血...

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  • 骨髄増殖性腫瘍の病態と治療

    久冨木 庸子, 日高 智徳, 下田 和哉 臨床血液 56 (10), 1996-2004, 2015

    ...PVではこれに加えて,Ht<0.45を目標に瀉血を行う。本邦の骨髄線維症の予後は生存期間中央値3.9年と不良である。高齢,自覚症状の持続,貧血,末梢血芽球出現などがリスクファクターであり,高リスクに分類される場合,同種造血幹細胞移植を考慮する。移植適応でない場合,JAK阻害剤により脾腫や自覚症状,生命予後の改善が期待できる。...

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  • <b>中神琴渓の治術と医学思想</b>

    舘野 正美 日本東洋医学雑誌 64 (1), 45-50, 2012

    ...<br>その結果,琴渓の治術は多岐に亘り,(1)鈹鍼(瀉血),(2)潅水,(3)灸,(4)湯薬,等の実例を示すことが出来た。琴渓は,先達の考えや治術を学びつつも,彼独自の医学思想に基づき,彼自身の治術の局面を展開したが,それは彼の正確で執らわれのない見立てのもたらすところであった。<br>畢竟するところ,琴渓の治術は常に様々な療法の〈規則を離れ〉た融通無碍な展開のもたらす所だったのである。...

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  • 真性多血症に併発したS状結腸癌の1例

    山田 秀久, 矢野 智之 日本臨床外科学会雑誌 73 (11), 2915-2919, 2012

    ...症例は71歳,女性.2007年より当院血液内科で真性多血症の治療中であった.2010年,便潜血陽性に対して大腸内視鏡でS状結腸に隆起性病変を認めたため,内視鏡下に粘膜切除術を施行した.病理組織学的検査で粘膜下層への浸潤が認められたため,追加切除目的に当科紹介となった.術前はハイドロキシウレアの継続と合計900mlの瀉血によりHb 15%,Ht 50%にコントロールし,単孔式腹腔鏡補助下結腸切除術を施行...

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  • 点描:近世ヨーロッパに伝えられた日本の鍼灸

    Michel, Wolfgang (Michel-Zaitsu) 全日本鍼灸学会雑誌 61 (1), 10-11, 2011-01

    W・ミヒェル「点描:近世ヨーロッパに伝えられた日本の鍼灸」(ポスター)。第59回(社)全日本鍼灸学会学術大会、大阪、2010年6月11・12日、パネル展示「人物を通してみる日本鍼灸の歴史」(企画委員会: 安藤文紀, 河内明, 吉備登, 小林章子, 田口敬太)。

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  • 鼻唇溝部顔面動脈皮弁による難治性咽頭皮膚瘻閉鎖の一例

    伴野 真哉, 西村 邦宏, 清 一哲, 土屋 吉正, 片平 信行, 池田 篤彦, 谷川 徹, 小川 徹也, 植田 広海 頭頸部癌 37 (1), 104-109, 2011

    ...術後皮弁うっ血のため,医用ヒルによる瀉血を行い皮弁は生着,瘻孔は閉鎖した。化学放射線治療後の咽頭皮膚瘻閉鎖に対し鼻唇溝部顔面動脈皮弁は有用であり,頭頸部腫瘍手術におけるDP皮弁や大胸筋皮弁と同様に,十分検討する価値のある術式と考えられた。...

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • ラット三叉神経感覚核群における痛覚情報処理機構の解明

    丹羽 亜希美, 角田 晃啓, 上山 紗千代, 三木屋 良輔, 森谷 正之 理学療法学Supplement 2010 (0), AbPI2066-AbPI2066, 2011

    ...深麻酔下にてラットを、経心臓的に生理食塩水にて瀉血後、4%パラホルムアルデヒドを含有する0.1Mリン酸緩衝液で灌流固定した。三叉神経感覚核群を含む脳幹部分を摘出し厚さ60&#61549;mの凍結連続切片を作成した。作成した切片を抗CGRP抗体、抗SP抗体または抗P2X3受容体抗体で処理して、ABC法により免疫組織化学的に陽性ニューロンを標識した。...

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  • 鉄制限食

    岩田 加壽子, 原 なぎさ 静脈経腸栄養 25 (5), 1063-1067, 2010

    ...近年、慢性肝疾患において、インターフェロン(IFN)無効患者や、鉄の過剰蓄積、鉄起因性酸化ストレスの改善における治療として、瀉血及び鉄制限食療法が認知されてきており、瀉血療法導入後に鉄摂取制限を行い、追加瀉血回数の減少、肝機能の安定化が得られたとの報告も増えてきた。...

    DOI 参考文献14件

  • エリスロポエチン誘導末梢血単核球細胞移植が奏効した重症虚血性潰瘍を伴う Buerger 病の1例

    木下 肇, 神原 保, 黒部 裕嗣, 元木 達夫, 菅野 幹雄, 吉田 誉, 北市 隆, 佐田 政隆, 松本 俊夫, 北川 哲也 日本心臓血管外科学会雑誌 39 (1), 29-33, 2010

    ...エリスロポエチン誘導末梢血単核球細胞移植が奏効した重症虚血性潰瘍を伴うBuerger病症例を報告する.48歳時に同症と診断され,治療されたが,徐々に指潰瘍と疼痛により社会生活に支障を来すようになり,細胞移植治療を行った.細胞採取の前処置として,2週間前にエリスロポエチンを皮内投与し,その1週間後に2回目投与と400 mlの貯血目的の瀉血を行って,骨髄から末梢血へ内皮原性幹細胞の動員を図った.アフェレーシス...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 2.鉄と発癌

    大竹 孝明, 生田 克哉, 高後 裕 日本内科学会雑誌 99 (6), 1277-1281, 2010

    ...鉄は生体反応に必須の金属元素であるが,過剰状態では自由鉄分画が増加し活性酸素種産生を介して細胞毒性,DNA損傷ひいては発癌を誘導する.鉄は遺伝性ヘモクロマトーシスだけでなく,C型慢性肝炎の肝癌発生機序にも関与している.これに対し瀉血療法が発癌抑制効果をあげている.さらに鉄はアスベストによる胸膜中皮腫,子宮内膜症による卵巣癌の発症にも関与していることが示唆されてきている.<br>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献29件

  • 羊水塞栓症から多臓器不全を合併したが救命できた1例

    水野 裕美子, 山中 薫, 松村 祐, 水谷 隆洋, 竹内 宗之, 井口 直也, 池田 智明, 今中 秀光 日本集中治療医学会雑誌 15 (3), 319-322, 2008

    ...羊水塞栓症を疑い,人工呼吸管理を開始するとともに,肺動脈カテーテルや経食道心エコー所見から重篤なうっ血が疑われたため,瀉血や持続血液濾過による前負荷管理を行った。術後4日目に抜管,術後48日目に独歩退院となった。ICU入室時の血清亜鉛コプロポルフィリンが高値であることから,羊水塞栓症の診断が確定した。周産期に異常出血や呼吸循環障害が発症した場合,羊水塞栓症を疑い集中治療を進めることが重要である。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 鉄剤静注により肝実質細胞にも鉄沈着を認めた二次性鉄過剰症の1例

    田中 智大, 橋本 直明, 関川 憲一郎, 大久保 政雄, 小林 克也, 松浦 広, 光井 洋, 鈴木 丈夫, 岸田 由起子, 山崎 一人, 薬丸 一洋, 田村 浩一 肝臓 49 (12), 574-580, 2008

    ...,血清フェリチン値も6600 ng/m<i>l</i>まで上昇していた.生検した肝組織では,Kupffer細胞のみならず肝細胞内にも著明な鉄の沈着を認めた.患者に輸血歴は無かったが,胃癌術後の鉄欠乏性貧血に対し,鉄剤を断続的に約30カ月間静注された既往があり,その前後でのCT所見に変化を認めた.二次性鉄過剰症(続発性ヘモクロマトーシス)と診断し,デフェロキサミン500 mgの筋肉注射を開始,その後瀉血療法...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献29件

  • 皮弁鬱血に対する医用ヒルを用いての局所循環改善法

    櫻井 裕之 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 60 (0), 3-3, 2008

    ...ヒルによる静脈還流不全に対する効果は、吸血による静脈血排除以上にその後の持続的な出血による瀉血効果の方が重要であり、局所における管理法が重要である。今回われわれは、皮弁移植後や切断指再接着後におけるヒル使用の実際を供覧する。また、医用ヒルにより静脈還流不全を改善させ得る組織量は限定されており、広範な静脈還流不全に対しては限界がある。...

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  • 当科におけるC型慢性肝炎に対する瀉血療法

    Hirano, Genryu, Tanaka, Takashi, Inomata, Shinjiro, Hanano, Takayuki, Ueda, Syuichi, Matsumoto, Teruo, Nishizawa, Shinya, Anan, Akira, Takeyama, Yasuaki, Yokoyama, Masanori, Irie, Makoto, Iwata, Kaoru, Shakado, Satoshi, Sohda, Tetsuro, Kumagawa, Midori, Nibu, Keiko, Sakisaka, Shotaro, 平野, 玄竜, 田中, 崇, 猪俣, 慎二郎, 花野, 貴幸, 上田, 秀一, 松本, 照雄, 西澤, 新也, 阿南, 章, 竹山, 康章, 横山, 昌典, 入江, 真, 岩田, 郁, 釈迦堂, 敏, 早田, 哲郎, 熊川, みどり, 丹生, 恵子, 向坂, 彰太郎 福岡大学医学紀要 34 (2), 93-96, 2007-06

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    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 14歳で発症した真性多血症の1例

    宮島 雄二, 多賀谷 亜実, 吉田 奈央, 小島 勢二 日本小児血液学会雑誌 21 (4), 190-194, 2007

    We report a rare case of polycythemia vera in a 14-year-old girl. She had marked splenomegaly and her peripheral blood values were as follows : hemoglobin 16.6 g/dl, red blood cells 815 × …

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  • 肝疾患と酸化ストレス

    堀江 義則, 日比 紀文, 石井 裕正 日本消化器病学会雑誌 103 (7), 789-796, 2006

    ...関与している.また,肝の線維化や発癌への関与も示唆されている.C型肝炎やアルコール性肝障害などの慢性肝疾患において,肝臓内に鉄の沈着を多く認める.近年,鉄調節ホルモンhepcidinが同定され,慢性肝疾患では肝臓由来のhepcidinの発現低下により,鉄の吸収が亢進する機序が推測されている.肝臓内に沈着した鉄が,慢性肝疾患における酸化ストレスを増強し,疾患の進展に関与していると推察される.今後は,瀉血...

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献43件

  • 『ヒポクラテス全集』における排尿障害の記述について

    斉藤 博 日本泌尿器科学会雑誌 96 (3), 432-441, 2005

    ...瀉血法, 鎮痛剤が排尿困難の治療に用いられていた.<br>(結論) 排尿障害は4種類認められる. すなわち, 排尿困難, または, ディスリア, 滴状排尿困難症, または, ストラングリ, 尿閉と尿失禁である. 重症の排尿障害はコス学派の記載に多く認められる....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献17件

  • 脂肪肝における血中ヘモグロビン値の検討

    船津 和夫, 山下 毅, 本間 優, 栗原 浩次, 斗米 馨, 横山 雅子, 細合 浩司, 近藤 修二, 中村 治雄 人間ドック(Ningen Dock) 20 (1), 32-37, 2005

    ...目的・方法:近年,男性において,肥満者の増加に伴い生活習慣病の1つである脂肪肝罹患者数の増加が著しい.最近,非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)やC型肝炎において瀉血療法により血中ヘモグロビン(Hb)を低下さることにより,肝細胞障害の改善とともに,肝細胞内の脂肪滴貯留が改善することが報告され,肝炎や脂肪肝において肝臓に蓄積した鉄がこれらの病態に関与していることが明らかにされてきた.しかし,脂肪肝と血中...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • 幼若および成獣動物における肝障害発現の違い ―肝温阻血モデルを用いた検討―

    藤島 和幸, 仲野 善久, 柴崎 義明, 黒沢 亨 日本トキシコロジー学会学術年会 32 (0), 126-126, 2005

    ...肝門部遮断や、瀉血による低血圧は実験的肝温阻血モデルとして汎用されている。しかしながら、その殆どが成獣動物を用いた検討であり、幼若動物で検討した知見は非常に乏しい。そこで、本研究では、肝門部遮断または瀉血による低血圧モデルを作製し、幼若および成獣ラットにおける肝障害の発現について比較検討した。...

    DOI

  • C型肝炎と鉄代謝異常

    高後 裕 日本消化器病学会雑誌 102 (5), 544-551, 2005

    ...は,1994年にはじめてHayashiらが報告し,その後国内外でその有用性が確認されている.瀉血療法は直接的な抗ウイルス効果は認めないが,血清ALT値を有意に改善させ,IFN療法無効例・適応外症例において有効な治療法である....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件 参考文献31件

  • 真性多血症にIgA腎症を合併した1例

    谷口 智憲, 滝本 千恵, 内村 英輝, 小西 孝之助, 市原 淳弘, 林 晃一, 猿田 享男, 橋口 明典 日本内科学会雑誌 94 (8), 1612-1614, 2005

    ...真性多血症とIgA腎症の合併報告は稀で,合併例でのlgA腎症は重症のことが多く,両者がお互いの進展を促進している可能性も想定されている.症例は55歳男性.以前より真性多血症を指摘され, 1~2カ月に一度,瀉血を施行していた.経過中,血尿,蛋白尿が出現し,徐々に腎機能増悪を認めるようになった.腎生検でIgA腎症と診断され,プレドニゾロン内服を開始したが治療抵抗性で,急速な腎機能悪化が見られた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • C型肝炎と鉄代謝

    田中 直樹 信州医学雑誌 53 (6), 425-426, 2005

    ...C型慢性肝炎に対する治療の一つとして瀉血療法,鉄制限食が注目を集めている。肝への鉄蓄積は酸化ストレスの産生を亢進させ,肝線維化や発癌を促進させる。除鉄療法はC型慢性肝炎の進展予防に有望な治療である。...

    DOI 医中誌

  • 肝切除後広範な肝虚血に陥り肝不全を来した赤血球増多症合併肝細胞癌の1例

    青木 秀樹, 高倉 範尚, 塩崎 滋弘, 岡本 良一, 荒木 康之 肝臓 46 (5), 270-276, 2005

    ...赤血球増多症の合併を認めたため瀉血を2日間行い, 術直前のヘマトクリット値が45を切ったことを確認した後, 中央2区域切除を施行した. 術後肝機能が急激に悪化し, 7日目の腹部CTで門脈血栓を認めたため, 緊急手術を行った. 術中, 門脈血流の逆流を認め, 門脈血栓は2次的に生じたものと考えられた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献24件

  • 真性多血症を合併した直腸癌の1手術例

    松田 明久, 高橋 慶一, 山口 達郎, 松本 寛, 宮本 英典, 古川 清憲, 田尻 孝, 森 武生 日本大腸肛門病学会雑誌 58 (3), 159-163, 2005

    We experienced a case of advanced rectal cancer with polycythemia vera (PV) . A 56 years old woman had been treated for PV for about four years. Barium enema and colonoscopic examination were …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献12件

  • NASHの治療

    中嶋 俊彰, 角田 圭雄, 光吉 博則, 岡上 武 日本消化器病学会雑誌 101 (11), 1204-1208, 2004

    ...血清フェリチン値が高い場合には, 鉄による酸化ストレスを軽減するために鉄を多く含む食事を避け, また積極的に瀉血が行われる. ウルソデオキシコール酸やグリチルリチン製剤は, グルタチオンを増やすなどして抗酸化ストレス作用を発揮するので, NASHにも有効である. 脂肪肝に適応のあるポリエンホスファチジルコリンも用いられる. 抗酸化剤やインスリン抵抗性改善薬, 肝移植の評価は定まっていない....

    DOI PubMed 医中誌 参考文献26件

  • モンゴルの伝統医学と薬用植物

    高野 文英, 吉崎 文彦, 伏谷 眞二, 早坂 英記, 大場 慶司, Batkhuu Javzan, Sanchir Chinbat, Boldsaikhan Badamjav 日本東洋医学雑誌 54 (5), 963-972, 2003

    We visited Mongolia in the summer of 1999 and again in the summer of 2000, and investigated the traditional and natural medicines of this country. Mongolian traditional medicine is classified into …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献10件

  • 肺内鉄過剰沈着に対する鉄摂取制限併用瀉血療法の有用性

    福田 智子, 木村 文昭, 渡辺 洋一, 吉野 正, 木村 郁郎 臨床血液 44 (5), 323-327, 2003

    ...200 m<i>l</i>×15回の瀉血療法と1日8mgの鉄摂取制限療法を施行した。治療開始,約7カ月後に施行したTBLB標本上の鉄貪食肺胞および肺間質マクロフアージの減少から肺内鉄量の減少が,また,血清フエリチンの有意な低下から体内貯蔵鉄の減少が確認された。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献15件

  • お灸の歴史

    東郷 俊宏 全日本鍼灸学会雑誌 53 (4), 510-525, 2003

    Moxibution therapy, along with acupuncture and herb therapies, has long been one of major traditional therapies in East Asia. It has history of over two thousand years. Since ancient days Artemisia, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献39件

  • 赤血球増多症を伴ったエリスロポエチン産生腎細胞癌の1例

    奥山, 光彦, 西原, 正幸, 橋本, 博, 金子, 茂男, 八竹, 直 泌尿器科紀要 48 (9), 531-534, 2002-09

    ...intensity, T2でhigh intensityでの出血と考えられた.辺縁部はT1, T2共にhigh intensityで, 血中エリスロポエチン高値を伴う赤血球増多症とCRP高値を認めた.傍大動脈リンパ節に多発性リンパ節腫大を有している為, T2N2M0 IV期の赤血球増多症を伴った左腎腫瘍と診断された.肉眼的血尿は止血剤投与でまもなく消失した.赤血球増多症の増悪傾向を認めた為, 約800mlの瀉血...

    HANDLE 医中誌

  • 側頭葉てんかんに対する前側頭葉切除後にMuenchhausen症候群を呈した1例

    森岡 隆人, 河村 忠雄, 福井 公子, 廣川 詠子, 西尾 俊嗣, 安藤 勝己, 佐々木 富男 てんかん研究 20 (3), 174-179, 2002

    ...さらに、血液を尿に混入して血尿を、外性器を自傷して婦人科疾患を装ったり、自己瀉血による鉄欠乏性貧血などで複数の医療施設を受診した。本症例の病態は“発作のない生活がもたらす環境の変化に対する心理的な反応で、発作があることでそれまで庇護されてきた患者が一人立ちすることを強いられることへの人間的な応答(Ferguson & Rayport)”と考えられる。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 二次性多血症を伴った犬の多発性IgA骨髄腫の1例

    薄田 治夫 日本獣医師会雑誌 55 (9), 601-604, 2002

    ...瀉血, 輸液, プレドニゾロンの投与により, 血清蛋白濃度, カルシウム濃度は低下し, 赤血球増加症も改善したが, 56病日に四肢麻痺, 呼吸困難となり発死した. 赤血球増加症を伴う多発性骨髄腫はきわめてまれであり, 本症例の多血症はエリスロポエチンの増加によるものと考えられた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • Muenchausen syndromeの1例

    上條 祐司, 須澤 兼一, 北野 喜良, 川 茂幸, 清澤 研道 日本内科学会雑誌 91 (11), 3289-3291, 2002

    ...症例は34歳,女性. 28歳より感染症,多臓器不全を頻回に発症.精査目的で当科入院.入院時より原因不明かつ治療抵抗性の腹痛,左下肢痙攣あり.第18病日より出血源不明の吐血が繰り返し出現.隠し持っていた注射器で自己瀉血し,その血液を飲み,吐血を装っていた事が判明.また点滴への異物(尿)混入も判明し,感染も人為的発症と断定.多彩な症状を呈したMünchausen syndromeの1例を報告する....

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献5件

  • 真性赤血球増加症の犬の1例

    白永 伸行, 真下 忠久, 下田 哲也 動物臨床医学 10 (1), 19-22, 2001

    ...当初は静脈内輸液にて対応したが強直性痙攣を併発したため緊急に700mlの瀉血を実施した。画像診断および心電図検査では二次性赤血球増加症の原因となりうるような異常は認められなかった。さらに骨髄検査や血中エリスロポイエチン、ビタミンB<sub>12</sub>、および2,3-diphosphoglycerate(2, 3-DPG)濃度の測定などから真性赤血球増加症と診断した。...

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • 難治性のpriapismに対し内陰部動脈塞栓術を施行した小児慢性骨髄性白血病

    村山 圭, 渋谷 温, 石井 佐織, 佐々木 望 臨床血液 42 (11), 1117-1121, 2001

    ...Priapismに対して瀉血やウロキナーゼ投与を試みるも無効だった。血管造影にて陰嚢部分からの静脈還流を認めたため,内陰部動脈塞栓術を施行した。これにより壊死に陥ることなく勃起は改善した。現時点で性機能の回復は得られていない。内陰部動脈塞栓術はCMLに伴うpriapismの治療の一つとして有効と考えられた。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献15件

  • 末期に急激な骨髄線維化をきたしCD68陽性細胞の増加を認めた真性多血症合併成人T細胞白血病

    小田和 昌彦, 川西 慶一, 安藤 恵子, 岩間 博士, 荘司 奈穂子, 西巻 治朗, 田内 哲三, 宮澤 啓介, 木村 之彦, 芹澤 博美, 大屋敷 一馬 臨床血液 41 (12), 1254-1259, 2000

    ...1996年よりPVの診断にて瀉血療法を適宜施行。抗癌剤投与歴なし。1997年6月より全身リンパ節腫脹を認め,HTLV-1抗体10,240倍,HTLV-1 monoclonal integrationおよび病理組織よりATL急性型と診断。一過性に化学療法に反応するも,発熱,汎血球減少,LDH増加,低タンパク血症,高フェリチン血症を来し,さらにcytomegalovirus (CMV)血症を合併。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献15件

  • 鉄の細胞毒性とC型慢性肝炎での役割

    林 久男 肝臓 40 (8), 427-435, 1999

    ...それを排除する工夫は大切であり, 瀉血により潜在的鉄欠乏状態を維持するのが簡単で経済的でもある. 造血能が悪く貧血になりやすい症例では, 補助手段として, エリスロポエチンの併用, 鉄の豊富な食品を避ける食事療法, 消化管での鉄吸収阻害を計る薬物治療などが必要となる. これら補助療法を含め, 総合的な鉄の肝毒性対策の確立と普及が望まれる....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献41件

  • 高齢者真性多血症の臨床的特徴の検討

    堤 久, 御子柴 路朗, 岩切 理歌, 熊川 寿郎, 大田 雅嗣, 森 眞由美 日本老年医学会雑誌 36 (4), 262-267, 1999

    Of 43 elderly patients who were suspected to have polycythemia between October 1990 and July 1998, 12 patients showed an increased red cell volume measured by <sup>51</sup>Cr-labeled red blood …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 自己瀉血により重篤な鉄欠乏性貧血をきたしたfactitious anemia

    中前 博久, 日野 雅之, 太田 健介, 鈴木 賢一, 青山 泰孝, 酒井 宣明, 阪本 親彦, 長谷川 太郎, 山根 孝久, 巽 典之 臨床血液 39 (3), 216-220, 1998

    ...患者は自己瀉血を認め,心療内科医のカウセリングにより貧血の改善傾向がみられたが,退院6カ月後に通院しなくなった。十分量の鉄剤投与に反応を示さない極度の慢性低色素性貧血患者にはfactitious anemiaを考慮する必要がある。...

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • Factitious anemiaを伴い末梢血に巨核球胞体突起が出現したMunchausen症候群

    米野 琢哉, 大谷 浩司, 長谷川 雄一, 品川 篤司, 向井 陽美, 小松 恒彦, 長澤 俊郎, 阿部 帥 臨床血液 37 (9), 848-852, 1996

    ...入院第27日に,看護婦によって自己瀉血の現場を発見され,採血道具も回収された。厳重な行動監視のみで貧血の改善がみられた。発熱は詐熱であったと告白した。本例では貧血期に巨核球胞体突起と思われる異常血小板が末梢血に1カ月間にわたり出現し,貧血改善後には消失した。...

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

  • 皮弁のうっ血改善にヒルを用いた1例

    河村 園美, 荻山 幸子, 小野 博紀 西日本皮膚科 58 (5), 807-809, 1996

    ...そこで持続的な瀉血が必要と考え抗凝固作用を有する物質を産生する医療用ヒルの使用(1日2匹, 計4日間)を試みた。ヒル脱落後からも約10時間, ヒルの吸啜部位より持続的な出血が得られ皮弁の生着は良好であった。...

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 進行型脳梗塞を来した真性多血症の1例

    橋本 洋一郎, 山中 信和, 木村 和美, 米原 敏郎, 内野 誠 脳卒中 18 (1), 65-69, 1996

    The patient was a 59-year-old man with progressing ischemic stroke associated with polycythemia vera despite phlebotomy a period of 3 months. He had a history of polycythemia 3 years previously. The …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献15件

  • 急性大動脈閉塞症の2治験例

    下川 智樹, 岡崎 幸生, 大坪 諭, 濱田 正勝, 片山 雄二, 樋口 真哉, 伊藤 翼 日本心臓血管外科学会雑誌 25 (3), 195-198, 1996

    We report two cases, a 58-year-old male and a 60-year-old female with acute aortic occlusion probably ascribable to intracardiac thrombosis associated with atrial fibrillation. Thrombectomy was …

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献7件

  • 13年の経過後,急性リンパ性白血病を発症した真性赤血球増加症

    新井 ゆかり, 増田 道彦, 岡村 隆光, 和田 眞紀夫, 泉二 登志子, 溝口 秀昭 臨床血液 37 (12), 1405-1409, 1996

    ...瀉血と,一時期ピポブロマンあるいはヒドロキシカルバミドで加療していた。1995年8月に,脾腫増悪と末梢血中に芽球出現し,急性白血病の合併が疑われ入院となった。入院時の理学的所見では,脾腫を臍下10 cmに触知。全身に点状出血,紫斑を認めた。...

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • ライプチヒのある誤診 : 17世紀における「風呂屋外科医」と「理髪屋外科医」との紛争について

    Michel Wolfgang 言語文化論究 6 105-110, 1995-03-10

    ...そこでは入浴の後に客の爪を切り、魚の目を取り、膿瘍を開き、悪い歯を抜き、血行を良くするために瀉血や放血を行っていた。Barbiereは元々Baderに雇われた助手として、髭や髪を切り、吹玉を置き、瀉血をしていた。彼らは次第に自分たちのギルドを持つようになり、いわゆる「niedere Chirurgie」、つまり技術的にレベルの低い外科治療全体を受け持つようになった。...

    DOI HANDLE Web Site

  • 真性赤血球増加症合併肺癌の1切除例

    宮澤 正久, 矢満田 健, 青木 孝學, 金子 和彦, 吉田 和夫, 羽生田 正行, 岨手 善久, 宮崎 忠昭 日本呼吸器外科学会雑誌 9 (6), 725-730, 1995

    Postoperative morbidity and mortality are high in patients with polycythemia vera (PV). A 65-year-old male was admitted to our hospital for treatment of lung cancer. The preoperative blood …

    DOI 被引用文献1件 参考文献12件

  • 汎血球減少症を呈したFactitious anemiaの1例

    川原 健資, 山本 晴義, 江花 昭一, 津久井 要, 愛 美知子, 青沼 忠子 心身医学 35 (4), 315-322, 1995

    A 34-year-old single female nurse was refered to our psychosomatic unit due to severe anemia and loss of consciousness. Her mother and younger sister were also nurses, but her father had died from …

    DOI 医中誌 参考文献19件

  • 臨床 Eisenmenger化した心室中隔欠損症の自然歴

    山田 美保, 門間 和夫 心臓 27 (10), 881-886, 1995

    ...NYHA IV度となり呼吸不全にて死亡という経過をとり,突然死は1例のみであった.死亡時年齢は平均41.3歳,Kaplan-Meier法により40歳における生存率は77%であった.心室中隔欠損症術後の肺高血圧残存症例(遺残短絡のないもの)に比べて,心室間短絡があるため肺血管閉塞病変自体は高度でも右心不全症状は軽度であり長期予後も良好であった.これらの症例に対し根本的な治療は望めないが,在宅酸素療法,瀉血療法...

    DOI

  • 症例 うっ血性心不全を呈し,瀉血療法が有効であった原発性クロマトーシスの1例

    小松 隆, 千葉 実行, 戸塚 英徳, 蓬田 邦彦, 三国谷 淳, 小野寺 庚午, 高橋 健, 中山 寛 心臓 26 (3), 281-287, 1994

    ...の10カ月目に心臓カテーテル検査を再施行したところ,左室駆出率59.8%まで左室ポンプ機能は改善し,心筋生検でもヘモジデリン沈着の減少を認めた.原発性心ヘモクロマトーシスは予後不良でまれな疾患であるが,瀉血療法により臨床症状ならびに心機能の改善を認めた症例を経験し,治療上留意すべき点と思われ報告する....

    DOI

  • 血液粘度と脳循環

    白倉 卓夫, 久保田 一雄, 田村 耕成 日本老年医学会雑誌 30 (3), 174-181, 1993

    It is well known that there is a close correlation between blood viscosity and blood flow. To clarify any relationship between blood viscosity and regional cerebral blood flow (rCBF) in the elderly, …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献7件

  • イヌにおける瀉血誘起のErythropoietin産生に関する検討

    大石 明広, 坂本 紘, 清水 亮佑, 大橋 文人, 竹内 啓 The Journal of Veterinary Medical Science 55 (1), 51-58, 1993

    Erythropoietin (EPO) production in dogs was studied by reducing red blood cells with phlebotomy. In this study, the hemoglobin reduction rate (Δ%Hb) was newly taken into account as the regulating …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献3件

  • 重篤な鉄欠乏性貧血を示したMünchhausen症候群

    西村 慎太郎, 松崎 博充, 藤本 幸示, 河北 誠, 高月 清 臨床血液 33 (4), 478-482, 1992

    ...トイレで倒れていることが数回あり,その度に貧血が進行することから自己瀉血を疑ったが,確定診断には至らなかった。治療にたいし常に拒否的で,本人の希望で退院したが,外来時の血液検査で,本人が検体を運ぶたびに稀釈されていることが判明し,Münchhausen症候群の診断に至った。...

    DOI PubMed 医中誌

  • Erythropoietinと瀉血を併用した鉄過剰症の治療

    長藤 宏司, 渋谷 恒文, 柳田 公彦, 岡村 孝, 中村 稔, 原田 実根, 仁保 喜之, 山野 裕二郎 臨床血液 32 (7), 791-795, 1991

    ...溶血はステロイドパルス療法と摘脾でコントロールできたが,鉄過剰症に対してはrecombinant human erythropoietin (Epo)を併用することで5カ月間に12,000 m<i>l</i>の瀉血を行い約4 gの鉄を除去することができた。鉄過剰症の治療にdesferrioxamineに比しEpoと瀉血の併用は有用であった。...

    DOI PubMed 医中誌

  • TIAを頻発した真性赤血球増加症の1例

    針谷 康夫, 東海林 幹夫, 岡本 幸市, 平井 俊策, 高玉 真光 脳卒中 12 (1), 33-39, 1990

    A 76-year-old woman was admitted to our hospital because of repeated transient ischemic attacks (TIAs). Physical examinations showed hypertension and hepatosplenomegaly. Neurological examination …

    DOI 医中誌

  • 長期透析患者の鉄過剰負荷と骨関節障害

    平野 宏, 石松 隆子, 佐藤 哲也, 堅村 信介, 進藤 享, 大沢 源吾, 杉本 茂, 笹原 恭一 日本透析療法学会雑誌 22 (4), 387-393, 1989

    Of the patients who had undergone hemodialysis for 10 or more years, 20 (31%) showed excessive iron due to multiple blood transfusions and excessive oral and parenteral iron administration. A group …

    DOI 医中誌

  • 自己瀉血によるFactitious Anemiaの3例

    丸山 保夫, 羽田 哲也, 今井 康文, 岸田 修二, 矢原 靖之, 小野沢 康輔 臨床血液 28 (2), 244-249, 1987

    Three cases of factitious anemia were reported. Case 1 was a 42 year-old housewife, who was admitted to our hospital because of recurrent severe anemia. During hospital days rapidly progressive …

    DOI PubMed 医中誌

  • 臨床 等尺性負荷時血行動態に対する血管拡張薬の効果

    辻林 隆, 白井 隆則, 青沼 和隆, 家坂 義人, 丹羽 明博, 谷口 興一, 武内 重五郎 心臓 16 (10), 1028-1034, 1984

    ...molsidomine(M)およびisoxsuprine(I)の血行動態に対する効果について比較検討を行った.対象は虚血性心疾患34例で,N群9例,H群7例,M群11例,I群7例であった.薬剤投与前後における等尺性負荷時の変化をみると,N群では平均肺動脈圧(mPA)と左室拡張末期圧(LVEDP)の減少がみられ,平均血圧(mBP),末梢血管抵抗(SVR)および心係数(CI)は不変であり,心肺系からの機能的瀉血...

    DOI

  • 高速液体クロマトグラフィーによるPorphyria Cutanea Tarda患者尿中ポルフィリン体パターン分析

    大神 太郎, 野中 薫雄, 吉田 和徳, 本多 哲三, 村山 史男, 阿南 貞雄, 吉田 彦太郎 西日本皮膚科 45 (4), 583-589, 1983

    ...PCT 13例のうち5例に瀉血療法を実施し, その経過中のポルフィリン体パターン分析をおこなつた。その中の4例で, 瀉血療法に伴う著明な尿中ポルフィリン体値の減少がみられ, それとともにパターン分析でもUP優勢からCP優勢への移行がみられた。しかし1例では, 瀉血後も尿中ポルフィリン体値, パターン分析像ともに著しい改善を認めなかつた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 肝切除術の患者管理

    長谷川 博, 山崎 晋, 幕内 雅敏, 水口 公信, 平賀 一陽, 横川 陽子 日本臨床麻酔学会誌 3 (2), 152-166, 1983

    ...術後管理: (1) なま血漿700~1000m<i>l</i>連日点滴をPT値60%まで続行, (2) Ht値を35±3%に維持 (45%以上では瀉血), (3) KClを術終了直後から30~40mM/<i>l</i>以上の濃度で補給, (4) ClをモリアミンSで補給 (transfusion alkalosis 予防, O<sub>2</sub>解離曲線考慮), (5) Na<sup>+</sup...

    DOI 医中誌

  • 晩発性皮膚ポルフィリン症の5例

    野中 薫雄, 大神 太郎, 吉田 和徳, 江上 和也, 矢野 右人, 佐藤 彬 西日本皮膚科 45 (3), 383-392, 1983

    ...1例に瀉血療法を施行し, 総量4,000mlの瀉血で, 尿中ポルフィリン体は著明に減少し, ほとんど正常値に回復した。血清鉄や肝機能の改善もみられた。尿中ポルフィリン体パターン像も, ウロポルフィリン, ヘプタカルボキシルポルフィリン優勢像から, コプロポルフィリン優勢像へと変化した。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献11件

  • Porphyria cutanea tardaの3例 -瀉血療法による尿中ポルフィリン体排泄パターンの変動-

    村山 史男, 大神 太郎, 本多 哲三, 力丸 正治, 広渡 徳治, 野中 薫雄, 吉田 彦太郎 日本皮膚科学会雑誌 93 (9), 909-, 1983

    3例の porphyria cutanea tarda に潟血療法を行った.潟血によって尿中ポルフィリン体の著明な減少,正常化をみ,臨床的にも皮疹の改善がみられた.増加していた血清鉄は比較的よく反応し低下したが,潟血中止とともに旧値に復する症例もあった.肝機能では GOT , GPT が改善する傾向がみられた.2例では潟血療法により尿中のポルフィリソの排泄パターンが uroporphyrin …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ウサギにおける瀉血性高脂質血症に対する二種の食餌条件の影響

    村田 正弘 実験動物 21 (4), 233-238, 1972

    ...また, 同腹のウサギを二種の食餌条件で分けて飼育して, 同一の瀉血を行ない脂質量を比較した結果, 食餌条件が脂質量と深い関係を有することを見出したので, 飼育条件を一定にした上で, 改良した瀉血方法, 及び確実な脂質定量法を適用すれば, 瀉血性高脂質血症を生体内の実験的ハイポキシアの進行・抑止の指標として使用することが可能であり, 薬剤の効果を検定する手段として応用できると考えられる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 急性大量瀉血家兎の血液像および血清蛋白質に及ぼす蛋白同化ステロイドの影響

    植木 誠也 日本内科学会雑誌 53 (11), 1403-1415, 1965

    ...一回大量瀉血を行なつた家兎の貧血回復に対する5種類の蛋白同化ステロイド(ASと略す)の影響について実験的研究を行なった.瀉血前5日間,各種AS投与を行なつた正常家兎の赤血球数,ヘマトクリット値の変動については,各群間に明らかな差を認めず,血色素量は, HMD, 4Cl-TAに軽度の増加を, Δ1-17MT, 19-Nor系に軽度の減少をみた,色素指数は, HMD, 4 Cl-TAにやゝ上昇を,Δ1-...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 急性大量瀉血家兎の血液像および血清蛋白質に及ぼす蛋白同化ステロイドの影響

    植木 誠也 日本内科学会雑誌 53 (11), 1416-1427, 1965

    ...正常家兎に5日間蛋白同化ステロイド(ASと略す)を投与して,血清蛋白質および体重に及ぼす影響を観察したのち,大量瀉血を行ない,それらの回復状態を観察した.正常家兎にASを5日間投与したのちでは,血清蛋白質量,血清比重の変動はとくに対照との間に明らかな差はとめない,血清蛋白分画では, albuminは19-NADCに増加を, α-globulinはHMDに増加を認め, β-globu1in, γ-globulin...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 瀉血後の脂肪血について

    馬嶋 安正, 栗原 文男 栄養と食糧 16 (5), 469-472, 1964

    Equal amount of serum is injected to the blood-lettened rabbits and the following results were obtained.<BR>The icrease of serum fats by blood-letting is mainly caused by that of saturated fatty …

    DOI Web Site 医中誌

  • 甲状腺と赤血球産生の関係とくに甲状腺機能低下における造血能の検討

    柳沼 碧 日本内科学会雑誌 52 (10), 1176-1188, 1964

    ...甲状腺摘出家兎は貧血発現し骨髄の低形成化, G/E比の上昇, PIDの遅延および% RCUの低下も認めた.血漿中heme合成促進因子(HSAF)およびEp活性共に低下した,瀉血あるいは低圧による低酸素刺激を加えると造血能は亢進し, HSAFは上昇した.以上より甲状腺機能低下又は脱落に基づく貧血は造赤血球能低下を主因とするもので,この際甲状腺ホルモンの欠乏による酸素消費の減少がEp産生を低下し,これが...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 馬の大量瀉血による血液性状の変化

    其田 三夫, 戸尾 祺明彦 日本獣医師会雑誌 16 (9), 334-338, 1963

    Eleven horses suffering from chronic equine infectious anemia with obscure clinical symptoms were subjected to bleeding, so that they lost such amount of blood as corresponding to 4 per cent, on the …

    DOI 医中誌

  • 瀉血および輸血の腎循環におよぼす影響について

    武内 重五郎, 石川 兵衛, 細井 安邦, 紀川 弥衛, 石井 康雄, 東浦 三郎 日本腎臓学会誌 3 (2), 293-301, 1961

    In order that the influence on the renal hemodynamics given by bleeding and reinfusion of lost blood (30 and 60 minutes after bleeding) might be clarified, changes in renal blood flow of 18 dogs …

    DOI 医中誌

  • 放射性鉄を用いた鉄代謝の研究

    大川原 康夫 日本内科学会雑誌 49 (12), 1507-1521, 1961

    ...本編では正常ならびに四塩化簾素障害家兎の鉄代謝に及ぼす瀉血の影響追究し,瀉血時の貯蔵鉄動員について檢討した.瀉血後12時間にすでに造血機能の促進を認め,瀉血後の血清鉄比放射能の低下はそれぞれの非瀉血家兎より著しく,血清鉄が造血に利用されると推定した.瀉血による貯蔵鉄の動員は正常家兎では肝のフェリチン,小腸の各分画非ヘミン鉄に認められ,障害家兎では小腸をはじめとして,四塩化炭素障害時に鉄の導入が活発であつた...

    DOI Web Site 医中誌

  • 瀉血貧血及びその恢復

    大多和 優 日本輸血学会雑誌 7 (4), 187-196, 1960

    In most blood banks, usually 200-400cc. of blood are withdrawn a month from an individual. The withdrawal of blood in such an extent is generally believed to be quite inoffensive to the professional …

    DOI

  • 血清蛋白質の代謝に関する研究

    中谷 進 Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi 57 (6), 761-769, 1960

    In acute depletion of blood cell (Rh), the liver would be exposed to rapid hypoxic state which might influence on various metabolism in the liver. In order to clarify the effect of acute Rh on the …

    DOI

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