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検索結果 209 件

  • 江島周辺水域の湖底地形と近世以降の埋立

    渡辺 正巳, 平石 充 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 253-, 2023

    ...<b>謝辞</b>  本研究を進めるに際し,島根大学名誉教授 徳岡隆夫博士には,資料のご提供,ご助言,ご指導を頂いた.島根大学名誉教授 高安克己博士,島根大学エスチュアリー研究センター 瀬戸浩二博士と齋藤文紀センター長には有意義なご助言を頂いた.以上の方々に厚くお礼申し上げます....

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  • (エントリー)貝形虫化石群集解析に基づく島根県出雲平野東部の前期完新世の古環境変化

    大植 和, 入月 俊明, 中島 啓, 瀬戸 浩二, 香月 興太, 中西 利典, 齋藤 文紀 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 265-, 2023

    ...約8060~7760年前では,再び貝形虫の密度が高くなり,本研究で最も深い水深15 m以深を示す<i>L. viva</i>が産出し始め,約7920年前から種多様度も高くなったことから,海水の循環が全層準を通じて最も良くなり,やや開放的な内湾環境へ変化した.これは海水準の急上昇により,東側の古中海と通じたことを反映している.約7760~7600年前では種多様度も減少し始めたため,閉鎖性が強くなり,これは...

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  • (エントリー)中海における過去約60年間の現生貝形虫群集の時間空間変化

    石垣 璃, 入月 俊明, 瀬戸 浩二, 嶋池 実果, 辻本 彰 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 496-, 2023

    ...本研究の貝形虫分析には,島根大学エスチュアリー研究センター所有の小型船舶上から2021年8月にエクマンバージ式グラブ採泥器により採取された湖底表層堆積物の表層1 cmを使用した.堆積物を250メッシュ(開口径:63μm)の篩上で水洗し,生体と遺骸の区別を容易にするため,ローズベンガルで染色し,水洗・乾燥させた.その後,乾燥試料を200メッシュ(開口径:75μm)の篩で分別し,粗粒な堆積物を適宜分割して...

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  • 連結系汽水湖宍道湖・中海の塩分環境に及ぼす風況の影響

    矢島 啓, 吉岡 有美 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_1051-I_1056, 2022

    ...<p> 風況が湖沼の塩分環境に与える影響を評価するため,連結系汽水湖である宍道湖・中海の近年10年間を対象に,現況再現と風速を50%に減じた時の水質予測計算を行った.その結果,風速の減少は表層の混合層厚の減少につながり,両湖沼の下層の塩分に大きな上昇が生じた.宍道湖の下層で約1.8psuの上昇,中海の下層で30psu以上の高塩分の継続がみられた.さらに,各湖沼間あるいは外海との水交換量に関する重回帰分析...

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  • 有孔虫群集に基づく中海における過去約600年間の古環境の変化

    嶋池 実果, 辻本 彰, 廣瀬 孝太郎, 瀬戸 浩二, 赤對 紘彰, 入月 俊明 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 249-, 2022

    ...<p>島根県と鳥取県の県境に位置する中海は,砂州の発達により日本海と分断された汽水の海跡湖であり,中海は境水道を通じて日本海と,大橋川を通じて宍道湖とつながっている.中海では,戦後の食糧難を解決する目的で,国営の干拓および淡水化事業による埋め立てや水門・堤防の建設などの人工改変が行われたり,事業中止を受けて堤防の一部開削や撤去が行われたりするなど,過去約60年間の間に中海の環境は人為的に大きく改変された...

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  • 中海浚渫窪地の硫化水素発生抑制における石炭灰造粒物の適正施工量

    山本 民次, 中原 駿介, 桑原 智之, 中本 健二, 斉藤 直, 樋野 和俊 水環境学会誌 45 (5), 207-221, 2022

    ...<p>中海干拓・淡水化事業で残された中海の浚渫窪地では, 硫化水素の発生が著しく, 生態系の崩壊につながっている。2012年12月~2013年2月に, 細井沖の小規模な窪地 (面積0.05 km<sup>2</sup>) を対象に, 環境修復資材である石炭灰造粒物を試験的に覆砂 (30,000 m<sup>3</sup>, 覆砂厚50 cm) したことで, 硫化水素の発生を大きく抑制できた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献19件

  • 本邦の石炭と現世陸源有機物の水素指数:斐伊川-宍道湖および飯梨川-中海水系を例として

    三瓶 良和, 内堀 奈美, 石田 貴博 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 151-, 2022

    ...</p><p></p><p>【斐伊川-宍道湖および飯梨川-中海水系の陸源有機物のRock Eval等の分析結果】</p><p> 両水系をまとめると,植物,腐植化植物(土壌と一体化していない表層の枯葉枯草等),その下の土壌,その直近の沢・河川の泥,宍道湖・中海の表層1cmの泥の分析結果は以下のとおりである。...

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  • 気候変動が連結系汽水湖宍道湖・中海の水環境に及ぼす影響

    矢島 啓, 吉岡 有美, 丸谷 靖幸, 作野 裕司 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_1087-I_1092, 2021

    ...両湖沼の水質予測を行った.その結果,将来は現在と比較し,流域降水量の1–2割の減少,気温(松江)の1.3–4.0ºCの上昇,両湖沼への流入量の約3割の減少が予測された.さらに,宍道湖・中海では,水温については,表層で0.7–2.5ºC,底層で0.5–2.5ºCの上昇が予測された.また,塩分については,宍道湖で約1.8倍になり,中海では底層より表層の上昇が大きいことが予測された....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 汽水域に設置された小型定置網内におけるアカエイの餌選択性

    鈴木 渚斗, 山口 啓子, 中村 幹雄 水産増殖 69 (3), 185-193, 2021

    ...近年日本の沿岸域で急激に増加しているアカエイが,生態系や水産業に与える影響を明らかにすることを目的とし,島根県東部に位置する汽水域である宍道湖,中海に設置されたます網内におけるアカエイの餌選択性を調査した。ます網内において,アカエイは死んだ魚や弱っている魚を捕食している可能性が高いことが明らかとなった。...

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  • 中海における 2016 年の底生有孔虫群集の分布

    辻本 彰, 瀬戸 浩二 Laguna(汽水域研究) 27 (0), 59-68, 2020-12-31

    We investigated the distribution of living (rose Bengal-stained) benthic foraminiferal assemblages from surface sediments in Lake Nakaumi, the Honjo area, and the Sakai Channel collected in 2016. …

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  • 森山堤防開削が夏季の中海本庄水域の水質に与えた影響

    江角 敏明, 神谷 宏, 加藤 季晋, 中島 結衣, 大城 等, 管原 庄吾, 田林 雄, 山室 真澄 陸水学雑誌 81 (3), 223-231, 2020-09-25

    <p> 森山堤防の開削が本庄水域の水質に与えた影響を調べるため,2004年から2014年にかけて月1回ずつの調査結果を用いて統計解析を行った。森山堤防開削前後の5年間ずつの塩分のMann-WhitneyのU検定から,森山堤防の開削によって本庄水域下層の塩分濃度が上昇したことが明らかとなった。DOについては開削後の夏季に本庄工区南西部の測点の下層で貧酸素化が進行した。その影響を受け全窒素・全リンが…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 森山堤防開削が中海本庄水域の水質及び水生動物相へ与えた影響

    桑原 正樹, 桑原 弘道, 桑原 崇, 江角 敏明, 田林 雄, 神谷 宏, 管原 庄吾, 石飛 裕 陸水学雑誌 81 (3), 205-221, 2020-09-25

    ...<p> 山陰地方の沿岸部に位置する汽水湖の中海において,干拓予定地だった本庄水域を取り囲む2つの堤防のうち,森山堤防の一部開削が2009年5月に行われた。この開削が本庄水域の水質と魚介類相に与えた影響を,2004年から2014年にかけての毎月1回の定期水質調査と小型定置網捕獲物調査結果を用いて統計解析を行った。水質に関しては,開削により海水が流入しやすくなり,塩分成層が発達した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献16件

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