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検索結果 255 件

  • 小児気管支喘息とウイルス感染症

    長谷川 俊史, 有吉 平, 手塚 純一郎, 坂田 恭史, 兼安 秀信, 岡田 裕介, 木村 献 日本小児アレルギー学会誌 37 (5), 467-476, 2023-12-20

    ...</p><p>2009年のA(H1N1)pdm09の流行では小児気管支喘息患者において肺炎,重症急性増悪などの重篤な呼吸器合併症が多く見られた.現在著者らは喘息マウスモデルを用いて小児気管支喘息患者におけるA(H1N1)pdm09感染による重症呼吸器合併症の病態解明,治療法及び予防法の確立を目指している....

    DOI Web Site 参考文献50件

  • 心筋型リアノジン受容体構造安定化による新しい心不全治療

    小林 茂樹 山口医学 72 (4), 155-158, 2023-11-27

    ...モデルともに生存率が著明に低下する.しかしながら,ダントロレンは,これらのどのモデルに対してもRyR2のN 末端ドメイン(1-220)と中央ドメイン(2300-2500)で形成されるドメインスウィッチに直接結合し,RyR2四量体の構造を安定化し,拡張期Ca2+漏出を抑制する.最近,Ⅲ群抗不整脈薬抵抗性のヒト心不全に合併した心室頻拍(VT)ストームに対しても,ダントロレン静注は,VTストームの停止や予防...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 山口県内の行政機関および医療機関における乳児の安全な睡眠環境の啓発に関する実態調査

    姫宮 彩子, 竹谷 歩美, 中川 碧, 酒井 大樹, 二宮 理紗, 重本 亜純, 髙瀬 泉 山口医学 72 (4), 159-170, 2023-11-27

    ...<p> 睡眠に関連する乳幼児の予期せぬ死亡(Sudden Unexpected Infant Death:SUID)において,不慮の窒息や乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome:SIDS)の予防のため,適切な睡眠環境の啓発が行われてきたが,これらは国内外で依然として発生している.今回,山口県内の子ども支援関連の行政機関(以下,行政)の19施設,妊婦健診を行う産婦人科...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 糖尿病と癌に関する合同委員会報告 第3報―がん主治医・糖尿病専門医へのアンケート調査より―

    後藤 温, 大橋 健, 野田 光彦, 能登 洋, 植木 浩二郎, 井上 真奈美, 西村 理明, 高橋 信, 井岡 達也, 大島 正伸, 藤林 和俊, 辻 晃仁, 公平 誠, 玉腰 暁子, 三森 功士, 田辺 裕子, 原 英二, 松尾 恵太郎, 村上 善則, 綿田 裕孝 糖尿病 66 (9), 705-714, 2023-09-30

    <p>日本糖尿病学会と日本癌学会は専門家による合同委員会を設立し,2013年に発表された「糖尿病と癌に関する委員会報告」では,医師・医療者への提言および国民一般(患者を含む)への提言も取りまとめられた.2016年には「糖尿病と癌に関する委員会報告 第2報」において,糖尿病患者における血糖管理とがん罹患リスクについての検討がまとめられた.第3報となる本委員会報告では,日本癌治療学会,日本臨床腫瘍学…

    DOI 医中誌

  • 肝癌診療ガイドライン2021年版の改訂点

    竹村 信行, 建石 良介, 山下 竜也, 渡谷 岳行, 海堀 昌樹, 久保 正二, 島田 光生, 永野 浩昭, 波多野 悦朗, 相方 浩, 飯島 尋子, 上嶋 一臣, 大川 和良, 玄田 拓哉, 土谷 薫, 鳥村 拓司, 池田 公史, 古瀬 純司, 赤羽 正章, 小林 聡, 櫻井 英幸, 武田 篤也, 村上 卓道, 本杉 宇太郎, 松山 裕, 工藤 正俊, 長谷川 潔 肝臓 64 (3), 109-121, 2023-03-01

    <p>2021年に肝癌診療ガイドラインの改訂が行われた.肝細胞癌の診断にEOB-MRIが多く用いられるようになったため,サーベイランスアルゴリズムにおいて超音波で結節が検出された後にまずEOB-MRIを撮像するアルゴリズムが追加された.治療アルゴリズムにおいては,3 cm以内の単発肝細胞癌に対する治療推奨が切除と焼灼療法が同等に推奨されることになり,また,脈管侵襲陽性肝細胞癌に対しては,まず切除…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 山陽小野田市に在住する高齢者の食生活の実態と健康上の課題

    片岡 雅美, 野垣 宏, 長谷 亮佑 山口医学 72 (1), 5-18, 2023-02-28

    <p> 本研究では,65歳から74歳の高齢者を対象として,食生活の実態と体組成計による栄養状態指標や身体機能,認知機能との関連を明らかにすることを目的とした.</p><p> 山口県山陽小野田市が実施する集団検診で特定健診を受診した65歳から74歳の高齢者120人を対象とし,基本情報と健康状態,食摂取頻度や食習慣,体組成,栄養状態,身体機能,認知機能などを評価し,さらに男性(51人)と女性(69人…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 人工股関節全置換術後の日常生活動作とスポーツ活動

    坂井 孝司, 金岡 丈裕 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (1), 35-39, 2023-01-18

    ...<p>人工股関節全置換術(THA)に関して,インプラント,手術法,手術支援技術の進歩により,安定した長期術後成績が実現し,また,脱臼予防を目的とした動作制限指導の機会は減少しつつある.THA後の日常生活動作について,後側方進入THA後の割座には注意が必要であるが,その他の動作についてはほぼ動作制限は不要となりつつある.またTHA後のスポーツ活動の推奨については客観的な指標は存在せず,術後3~6カ月後...

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  • 脳内に留置した吸収性ゼラチンスポンジ周囲に生じた肉芽腫の1例

    殖木 洋平, 小熊 啓文, 五味 玲, 川合 謙介 Japanese Journal of Neurosurgery 32 (1), 39-44, 2023

    ...松果体部脳腫瘍に対して右前角部より神経内視鏡下生検術を施行し, tract部分には止血と髄液漏予防のために吸収性ゼラチンスポンジを留置した. 診断は未熟奇形腫で, occipital transtentorial approachでの開頭腫瘍摘出術の後, 放射線化学療法を施行した. その後, 吸収性ゼラチンスポンジが原因となり異物性肉芽腫が生じ, 摘出術を施行した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 山口県下の法医解剖における死因究明の実際と将来構想

    姫宮 彩子, 中川 碧, 酒井 大樹, 重本 亜純, 髙瀬 泉 山口医学 71 (2+3), 75-81, 2022-08-31

    ...では,山口大学医学系研究科法医学講座の法医解剖における死因究明の現状について2021年実施例の報告というかたちで示し,今後の法医解剖情報の活用について考察する.解剖数は157件で,男性が女性の2倍強を占めた.年齢階級別では10代が最も少なく,成人以降では年齢が上がるとともに漸増し,70代以上が約4割を占めた.死因の種類では内因死が3割,外因死が6割,不詳の死が1割で,内因死の約7割は循環器系疾患,外因死...

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  • COVID-19 による本邦心臓血管外科診療への影響と感染対策に関する全国アンケート調査

    池 創一, 濱野 公一, 小野 稔, 横山 斉 日本心臓血管外科学会雑誌 51 (2), 89-95, 2022-03-15

    ...[結語]COVID-19による手術制限は多くの施設で経験していたが,50%以上の待機手術の制限を経験した施設は1割程度であった.術前スクリーニング検査が高い割合で実施されたことと,推奨されている感染予防策で,医療従事者への感染は十分にコントロールされていた.COVID-19患者10例において,手術死亡はなかった.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 学校施設に導入された地中熱換気システムのエネルギー性能に関する研究

    有田 和希, 金田一 清香, 西名 大作, 小金井 真 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.3 (0), 109-112, 2022

    ...<p>新型コロナウイルス感染症予防の観点から換気の重要性が見直されており、空調エネルギーを増加させない換気方式として地中熱を利用した換気が注目されている。筆者らは、学校施設に導入された地中熱換気システムについて、エネルギーシミュレーションを用いて評価を行った。...

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  • キャリア支援ワーキンググループアンケート調査結果

    加藤 泰輔, 岡﨑 史子, 平口 雪子, 二村 昌樹, 安冨 素子, 本村 知華子, 滝沢 琢己, 下条 直樹, 森川 みき 日本小児アレルギー学会誌 35 (5), 442-450, 2021-12-20

    <p>【はじめに】日本小児アレルギー学会は,小児アレルギー学を学び続けたいと考える学会員に対し支援を行うことを目的にワーキンググループを設立した.今回,現状把握を目的に学会員を対象にアンケート調査を行った.【結果】回答数は668人(男/女353/315)で,アレルギー専門医資格を340人(54.8%)の医師が取得(男/女56.6/52.5%)していた.勤務形態は常勤医が男性93.5%,女性77…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 骨格筋の新たな分化制御機構-高齢化社会における運動器障害の克服を目指して-

    本田 健 山口医学 70 (4), 149-156, 2021-12-02

    ...めて重要である.骨格筋は健康のバロメーターとして注目されているが,高齢者の多くがサルコペニア(筋量と筋力の病的な低下)を発症している.これは死亡や要介護化の危険因子となり,超高齢化社会を迎える本邦ではその対策が急務であるが,対症療法に頼るしかない現状がある.骨格筋形成における詳細な分子基盤の構築が進めば,サルコペニア等の病態を分子レベルで把握することが可能となる.また,それを踏まえた根本的治療法や予防法...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献64件

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