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検索結果 176 件

  • 棘刺創部に生じ,限局性リンパ管腫様の臨床像を呈したintralymphatic histiocytosisの1例

    村尾 和俊, 宇都宮 正裕, 久保 宜明 日本臨床皮膚科医会雑誌 41 (1), 55-, 2024

    ...83歳,女性.約2か月前に右5指にすだちの棘が刺さった.その後,同部に褐色の局面を生じてきた.初診時,右5指背側に表面が乳頭腫状を呈する淡褐色局面を認めた.生検組織では真皮に拡張した脈管が多数見られ,内部に単核球の集塊を伴う脈管も認めた.拡張した脈管はD2-40陽性で,集簇する単核球はCD68陽性であった.皮膚の組織培養では真菌などは検出されなかった.以上より本例をintralymphatic histiocytosis...

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  • 小胞体膜タンパク質PERKによるオルガネラ制御と個体機能調節

    三宅 雅人, 親泊 政一 生化学 95 (6), 765-774, 2023-12-25

    ...維持する小胞体ストレス応答の伝達タンパク質であることが広く知られている.近年の研究から,PERKが小胞体以外にミトコンドリアなどのオルガネラ機能を制御すること,さらには細胞自律的だけでなく,細胞間コミュニケーションによって小胞体ストレス応答とは直接関係しない生体機能も調節することなど,多くのことがわかってきた.本稿では,これまでに見いだされた代表的なPERKによるオルガネラ制御機構の他に,細胞種,内部環境...

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  • 術前の画像検査で肝細胞癌と診断された肝炎症性偽腫瘍の1例

    松本 力三, 西尾 進, 平田 有紀奈, 森田 沙瑛, 湯浅 麻美, 山尾 雅美, 柿本 拓海, 齋藤 裕, 楠瀬 賢也, 山田 博胤, 上原 久典, 島田 光生, 佐田 政隆 超音波検査技術 48 (5), 499-508, 2023-10-01

    ...当院消化器外科に紹介となり,肝内側区切除術が施行され,肝細胞癌と診断された.術後7か月,当院で経過観察目的に施行した造影CT検査で肝左葉外側区に新たに腫瘤を認め,再度精査となった.血液検査では,γ-GTPの軽度上昇を認めるのみで,腫瘍マーカーの上昇は認めなかった.術前の精査目的に施行した腹部超音波検査では,肝左葉外側区(S2)に18×16 mm大の腫瘤を認めた.境界明瞭,輪郭は後面が整,前面がやや不整.内部...

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  • 炭質物ラマンスペクトルから最高変成温度を推定する際のピークフィッティングの自動化:Part 2

    金木 俊也, 纐纈 佑衣, 青矢 睦月, 中村 佳博, Wallis Simon 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 288-, 2023

    ...<p>地球内部における岩石の続成・変成過程を調べる上で、最高温度は重要な情報である。炭質物は、堆積岩の多くやそれら由来の変成岩類中に一般的に存在し、歪の影響を受けていない場合は周囲の温度条件に対してその熟成度を不可逆的に変化させることから、有効な温度指標として広く用いられてきた。...

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  • 当科における5年間の障害児・有病児の初診時実態調査

    黒厚子 璃佳, 岩田 こころ, 中川 弘, 長谷川 智一, 上田 公子, 北村 尚正, 赤澤 友基, 杉本 明日菜, 河原林 啓太, 宮嵜 彩, 尼寺 理恵, 藤島 史帆, 岩﨑 智憲, 岩本 勉 小児歯科学雑誌 60 (1), 20-27, 2022-02-25

    ...障害児・有病児640名のうち,本調査では身体障害,感覚器障害,内部障害,発達障害,痙攣性疾患,先天性奇形,染色体異常,遺伝子異常に着目し分析を行った。その結果,延べ323名が該当し,内訳は身体障害4%,感覚器障害11%,内部障害15%,発達障害34%,痙攣性疾患8%,先天性奇形14%,染色体異常8%,遺伝子異常6%であった。主訴は,齲蝕が最も多く31%であった。...

    DOI 医中誌

  • 気管支鏡の破損を分析する

    澤田 徹, 吉田 光輝, 梶浦 耕一郎, 河北 直也, 坪井 光弘, 鳥羽 博明, 川上 行奎, 滝沢 宏光, 近藤 和也, 丹黒 章 気管支学 43 (2), 91-96, 2021-03-25

    ...</b>全例が手技的な要因で発生しており,機器の構造の理解不足や手技の不安定さが原因であった.気管支鏡破損は,経済面や安全面,時間的損失に影響を及ぼす.破損を起こさないためには,手技の向上や気管支鏡構造の理解が必要である.我々が取り組む方策は,気管支鏡内部構造の特性の理解,安定した手技の取得に至る講習,教育を常に意識して実行することである.</p>...

    DOI 医中誌

  • 複数河川の比較によるマングローブ林の衰退度評価

    丹羽 英之, 今井 洋太, 鎌田 磨人 応用生態工学 23 (2), 395-404, 2021-02-28

    ...面積のヒストグラムを 4 河川で比較した結果,億首川だけ頻度分布が異なっていた.オヒルギと分類されたポリゴン内のNDVI の平均値は,億首川で 0.5 以下のポリゴンが多い傾向があった.億首川は林縁からの距離が近いほど NDVI の低いポリゴンが増加する,林縁からの距離が遠くなると NDVI の最大値が減少する傾向がみられた.林縁からの距離が近い場所で NDVI が低いポリゴンが多くなる傾向やパッチ内部...

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • サイドスラスタの非定常内部流れと推力計測

    重光 亨, 相原 大輝, 中山 知尭, 荘田 勤, 吉田 清 ターボ機械 49 (12), 722-731, 2021

    <p>Side thrusters are used for cruisers, ferries, fishing boats and so on. The lateral movement of the ship becomes possible by the thruster and the direction of the movement is reversed by changing …

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  • 骨代替インプラントを目的とした封鎖性の高いチタンスキャフォールドの開発

    関根 一光, 馬場 麻人, 浜田 賢一 生体医工学 Annual58 (Abstract), 475-475, 2020

    ...1) 処理群は未処理群と比して約40%の接着細胞の増加が確認され,また多孔体試料では内部空孔への細胞の侵入も確認された。2) 純チタンの対照群は対皮下,対骨のいずれにおいても摘出時に脱落するほどの強度で高い癒合性は確認できなかった。多孔体試料では対皮下,対骨いずれにおいても癒合強度が処理群>未処理群となり,その差はいずれもおよそ1.3倍程度であった。</p>...

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  • 中国P2P ネット金融はなぜ倒産ラッシュに追い込まれたか

    趙 彤, 水ノ上 智邦 パーソナルファイナンス研究 7 (0), 47-65, 2020

    ...本稿は、これらの既存研究とは異なる内部要因説を提唱する。中国のP2P ネット金融は、「完全保証リスク」と「ディスクロージャーリスク」というプラットフォームの倒産に繋がる重大なリスクを抱えたまま、規模拡大を追求してきた。その原因は、P2P ネット金融プラットフォームが金融機関であり、かつIT 企業でもあるという特徴にある。...

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  • 関節軟骨局所変形解析のためのX線位相差ダイナミックCTの開発

    河野 周作, 大澤 恭子, 星野 真人, 松本 健志 生体医工学 Annual58 (Abstract), 329-329, 2020

    ...OAについては,関連する生活習慣やリスク因子の解明が進んでいるが,関節軟骨の力学的特性とOA発症との関連については明らかにされていない.OA発症は局所的な軟骨機能異常が起点となる可能性もあることから,OA発症メカニズムを力学的視点から理解するためには,軟骨内部の力学特性を評価する手法を確立する必要がある.そこで本研究では,コラーゲン線維の分布密度や配向構造を高感度に検出できるX線位相差ダイナミックCT...

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  • タンパク質結晶成長場及びX線回折実験用試料固定材としてのトラックエッチドメンブランフィルターの利用

    山田 洋平, 鈴田 崇仁, 岡田 英理子, 髙栁 俊夫, 鈴木 良尚, 村井 啓一郎, 薮谷 智規 分析化学 68 (9), 639-646, 2019-09-05

    ...モデルタンパク質としてリゾチームを用い,孔径10 μm及び30 μmのTEMF切片をリゾチームの結晶化溶液に浸漬することで,孔内を充填するように成長した結晶を得た.孔で得られた結晶は,TEMFの孔外(バルク相)では孔径の制約を受けずに成長した.孔で成長した物質がリゾチーム結晶であることを偏光顕微鏡観察,ラマン分光測定により確認した.TEMF上に形成した結晶を溶解させると,バルク相から溶解が始まり,孔内部...

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  • 毛髪の色素再沈着を伴った悪性黒色腫

    松立 吉弘, 久保 宜明 西日本皮膚科 81 (3), 163-164, 2019-06-01

    ...同部位には境界不明瞭な不整形の黒褐色斑があり,内部には 11×11 mm の表面に潰瘍を伴う黒色結節を認めた(<b>図 1 b</b>)。</p><p><b>病理組織学的所見</b>:表皮から真皮深層にかけて好塩基性に染まる腫瘍胞巣が密に増殖していた(<b>図 2 a</b>)。腫瘍細胞は核の大小不同や核分裂像を伴っており,一部ではメラニン色素を含んでいた(<b>図 2 b</b>)。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 超音波検査が治療効果判定に有用であった腎原発悪性リンパ腫の1例

    鳥居 裕太, 西尾 進, 天野 里江, 湯浅 麻美, 松本 力三, 平田 有紀奈, 山尾 雅美, 高尾 正一郎, 坂東 良美, 佐田 政隆 超音波検査技術 44 (1), 56-62, 2019-02-01

    ...右側腹部にかけての腹部膨満感を自覚し,3か月間で5 kgの体重減少を認めたため,近医を受診した.単純CT検査で,右上腹部から下腹部にかけて巨大な軟部腫瘤を認め,右腎の構造は不明瞭で腫瘤に巻き込まれていると考えられた.悪性リンパ腫の疑いで当院血液内科に紹介となり,腹腔内腫瘤の精査目的で腹部超音波検査が依頼された.腹部超音波検査では,右腎は腫大しており,右腎を取り囲むように巨大な腫瘤像を認めた.腫瘤の内部...

    DOI 医中誌

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