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検索結果 836 件

  • 微量金属イオンの簡易目視検出を支援する化学システムと関連技術

    水口 仁志 分析化学 73 (1.2), 1-9, 2024-01-05

    ...<p>本論文では,可能な限り簡便な操作で迅速に微量金属イオンを測定することを目的として開発された分析方法について解説する.分析対象となる金属イオンに対する感度と選択性を確保するために,金属錯体の解離反応の速度特性,固相表面と金属錯体との相互作用,錯形成平衡とスペクトル特性との協同効果を利用した事例として,薄層クロマトグラフィー,メンブランフィルターへの濃縮を用いる定量分析,及び,同種金属二核錯体システム...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 徳島県立海部病院における医療格差是正と医師働き方改革のための遠隔医療

    影治 照喜, 浦岡 秀行, 中村 勝, 立石 聖士, 川人 圭祐, 堀 太貴, 細木 美苗, 金子 遥祐, 森 建介, 石田 晃基, 岡 博文, 稲葉 香織, 稲葉 圭佑, 白神 白神, 坪井 光弘, 松本 大資, 美馬 俊介 四国医学雑誌 79 (5.6), 253-262, 2024

    ...後者は,遠隔地医療機関の専門医が当院に来院した患者診療を行うもので,最近では第5世代移動通信方式(5G)回線を利用している。これらの遠隔医療を行うことで,医療の質を担保して,医師と患者両者の精神的・肉体的な負担を軽減させることが可能となり,過疎地域医療機関でも持続可能な救急医療と専門医療を実践することで,都市部と過疎地域の医療格差是正に寄与する可能性がある。</p>...

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  • 入学者選抜業務を支援する分散評価システムの改善と運用

    関 陽介, 植野 美彦, 上岡 麻衣子 大学入試研究ジャーナル 34 (0), 291-297, 2024

    ...<p>徳島大学アドミッション部門では,書類審査の評価業務を支援する分散評価システムを開発して,2017 年度に本学で実施された書類審査に本システムを導入した。ただし,常時アクセスや同時利用の不可,管理サイトの低い操作性,集団面接等の同時評価に未対応等の課題が懸念された。また,導入効果を定性的に分析していたため,現場で負担軽減される程度の把握が困難であった。...

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  • HTTPSリクエスト情報に基づくユーザエージェント非依存の新旧OS推定の試み

    竹内 寛典, 二神 杏太, 松浦 健二 学術情報処理研究 27 (1), 106-111, 2023-11-27

    ...<p>HTTPヘッダに含まれるUser-Agent文字列(以下,UA)は,利用者のクライアント情報に応じた適切なコンテンツ配信など様々な用途で活用される.徳島大学においても,これを学内サービスへアクセスする脆弱なクライアント検出に利用し,サポート対象外であるOSからのアクセスを利用制限する仕組みを実現したところである.しかし,個人情報の取り扱い厳格化を背景にUA情報の更新は停止され,信頼性を失いつつある...

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  • 近世の「山里」における社会変化

    町田 哲, 石川 登, 内藤 直樹 文化人類学 88 (2), 264-286, 2023-09-30

    ...近世日本における焼畑を伴うパッチ状の山里景観は、幕藩体制下での検地や年貢、それに対応した土地利用に関する親族および社会制度や、焼畑休閑地での作物の産物化、そして流通といった、内外の他の景観構成要素との絡まり合いのなかで生成していた。それは幕府や藩による支配が山里を特殊な地域として扱ってきたことや、焼畑耕作地での産物化が近世都市の需要に応える形で展開したことによる。...

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  • イオン液体を利用した外用剤・経皮吸収製剤の開発と疾患治療への応用

    清水 太郎, 濱本 英利, 石田 竜弘 Drug Delivery System 38 (3), 230-238, 2023-07-25

    イオン液体は、室温で液体の塩であり、水や有機溶媒に続く第3の溶媒として注目されている。イオン液体は有機カチオンと有機・無機アニオンから構成され、その組み合わせを変えることによって無数の物性をもつ溶媒を作製することが可能である。イオン液体は薬物の溶解性や安定性や吸収性を向上させることが可能であるため、近年、イオン液体を医薬品開発に応用する研究が盛んに行われている。経皮投与は非侵襲的で利便性に優れた…

    DOI Web Site 参考文献34件

  • 鳥類に対する風力発電施設の影響を未然に防ぐセンシティビティマップとその活用方法

    関島 恒夫, 浦 達也, 赤坂 卓美, 風間 健太郎, 河口 洋一, 綿貫 豊 保全生態学研究 28 (2), 233-, 2023-04-30

    ...その実現に向けて、今、太陽光、風力、水力、地熱発電などのエネルギー源を利用した再生可能エネルギーが注目されている。その中でも風力発電については、北海道、東北、九州を中心に好風況地域が存在し将来的に高い導入ポテンシャルが期待されることから、今後、陸域および海域において大きく推進される可能性が高い。一方、風力発電の導入が全国各地で進むにつれて、計画段階における環境紛争も顕在化してきた。...

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  • 紫外線照射下での光分解反応速度の違いに基づく遊離塩素と結合塩素のFIA同時定量

    北條 三奈, 河野 俊貴, 棚田 智大, 飯山 真充, 高柳 俊夫, 水口 仁志 分析化学 72 (1.2), 25-32, 2023-01-05

    ...<p>世界各地で水不足と水質汚染の問題が深刻となっており,衛生的な水の確保は重要な課題である.水の消毒では,遊離塩素と結合塩素の濃度を適切に管理することが重要である.遊離塩素と結合塩素の間には光分解反応速度に差が生じるため,この性質を利用することで遊離塩素と結合塩素の分別が可能であると考えた.本研究では,光照射流路と光照射のない流路への分岐を備えたフローインジェクション分析(FIA)システムを構築し...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 電荷移動錯体形成タグの光活性化による汎用的芳香環C-H官能基化法

    小林 大志朗 ファルマシア 59 (10), 942-942, 2023

    ...芳香族の官能基化は,医薬品化学を含む有機化学研究に多大な貢献をもたらし続けており,近年では電荷移動錯体を利用した方法論が注目されている.電荷移動錯体は,電子豊富分子(ドナー)と電子不足分子(アクセプター)から形成され,光照射によりドナーからアクセプターに一電子移動し,ラジカルカチオンおよびラジカルアニオンにそれぞれ変化する分子間化合物である.その利用例として,ハロゲン化アリールをアクセプターとする電荷移動錯体...

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  • 愛媛県宇和島市に分布する崩壊堆積物に含まれる古土壌の<sup>14</sup>C年代

    西山 賢一, 露口 耕治, 大矢 基弘, 佐竹 一希, 川本 真由美 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 261-, 2023

    ...<p><b>1</b><b>.はじめに</b><b></b> 斜面崩壊・土石流の発生年代を推定することは,長期的な斜面防災や,渓流の砂防計画,さらには国土の安全な土地利用にとって重要な基礎資料となる.本研究では,2018年西日本豪雨による甚大な被害が発生した愛媛県宇和島市周辺を対象とし,2018年豪雨で土石流が流下した渓流の側壁とボーリングコアに挟在する古い崩壊堆積物から古土壌と炭化物3試料を採取し...

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  • アドホックネットワークにおけるノード移動性推定に基づく適応型ネットワークコーディングを用いたブロードキャスト

    吉田 政望, ガジェゴス アルベルト, 野口 拓 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (1), 13-26, 2023-01-01

    ...アドホックネットワークでは,端末が使用できる電池容量や周波数帯域などの資源が有限である.アドホックネットワークにおいてブロードキャスト通信を行う場合,これらの資源の効率的な利用が求められる.不要なパケットを削減しネットワーク資源の浪費を抑えるための技術としてネットワークコーディングがある.ネットワークコーディングのパケット削減効果はネットワークトポロジーに依存する.本論文では,アドホックネットワーク...

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  • 壁面吸着ドローンの開発と活用方法の提案

    菱田 聡, 大垣 正信, 菱田 康, 三輪 昌史, 清水 俊彦 次世代移動体技術誌 4 (1), 2-10, 2023

    ...検査作業へのドローンの利用が検討されているが,ホバリングによる打診検査などの作業を行うことは困難である。機体前面に万能真空吸着グリッパー(UVG)を搭載した壁面吸着ドローンを開発した。UVG は,変形可能なスカートで凹凸表面に吸着できる真空吸盤である。この壁面吸着ドローンは,壁に吸着して機体を固定できプロペラを停止させることも可能で安定した長時間の運用ができる。...

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  • PETを用いた肺癌画像診断と今後の展望

    新家 崇義 四国医学雑誌 79 (1.2), 67-72, 2023

    ...このような集積機序を利用してF-18 FDGを用いた腫瘍診断が行われている。</p><p> 2005年10月徳島県で初めて徳島大学病院高度画像診断センターにPET/CT装置2台が導入され,現時点では徳島県内4施設でPET/CT検査が行われている。...

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  • 地方国立大学大学院の広報活動の検討

    上岡 麻衣子, 植野 美彦, 関 陽介, 川野 卓二 大学入試研究ジャーナル 33 (0), 264-270, 2023

    ...本稿では,2021年度大学院の新入生を対象とした入試広報アンケート結果をもとに,徳島大学大学院の受験を決める際に影響を受けた人物と影響度,広報媒体の利用状況と役立ち度,重視した特徴について出身校別に比較して,調査した。その結果,出身校別に異なる傾向がみられ,対象者に応じて入試広報の戦略を立てる必要があることが示唆された。</p>...

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  • 冪指数型に拡張した期待値最大化に基づくウィーディング・ブロック反復CT画像再構成法

    石川 和希, 山口 雄作, 兒島 雄志, 吉永 哲哉 生体医工学 Annual61 (Abstract), 188_1-188_1, 2023

    ...反復法がある.反復法は最適化原理に基づく導出が可能であることから,非適切な逆問題設定においても変換法と比較して品質の高い画像が得られる特長を持つ.さらに,種々の反復則に共通に適用可能な改良法として,画素数に比して投影数が少ないスパースな投影条件における再構成画像の品質を高める目的で,投影を複数のブロックに分割して反復させる方法が知られている.順序サブセット法は,分割した投影を予め定めた順序で反復に利用...

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