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検索結果 314 件

  • 在宅終末期患者を支える「家族のコミットメント」の概念分析

    内田 史江, 谷垣 靜子 日本エンドオブライフケア学会誌 8 (1), 33-41, 2024-03-31

    ...</p><p>【 <b>結論</b>】 家族のコミットメントは,情緒的な結びつきを主体として,患者と向き合うプロセスを通じて能動的な介護行動に移行していた.また,最終的な看取り場面での意思決定を含むことが示唆された.</p>...

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  • スクールカウンセラーによる小学校担任教員への支援効果

    土井 裕貴, 稲月 聡子 教育心理学研究 72 (1), 57-68, 2024-03-30

    ...<p> 本研究は,スクールカウンセラーが特別支援教育の実践において,小学校1年生の担任へコンサルテーションの一部として実施した,児童のWISC-IVの結果の協働的フィードバックを通した支援のプロセスを明らかにするとともに,担任教員への支援効果について探索的に検討することを目的とした。担任へ協働的フィードバックを実施した後,半構造化インタビューを行い,その結果をSCATで分析した。...

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  • 教育実習における実習指導教員の学びに関する探索的研究

    坂本 篤史, 三島 知剛, 一柳 智紀 質的心理学研究 23 (1), 114-132, 2024

    ...数量的分析と質的解釈の結果から,第一に,実習指導が自身の指導への省察となっていること,第二に,実習指導が時系列的変化を伴いながら,実習生との協働的な関係や,子どもとの連携的な関係で行われ,そのことが実習指導教員の学びを促すことなどが明らかになり,実習指導教員が偶然を生かしつつ,自身の学びにもつながるような実習指導を行っていることが示唆された。今後の課題として,学校全体の組織体制の検討が挙げられた。...

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  • 慢性腰痛に対する集学的治療のための新心理社会的フラッグシステム

    松平 浩, 笠原 諭, 酒井 美枝, 井上 真輔, 鉄永 倫子, 高橋 紀代, 高槻 梢, 二瓶 健司, 矢吹 省司, 髙橋 直人 Journal of Spine Research 14 (6), 858-868, 2023-06-20

    ...<p>慢性非特異的腰痛患者には,心理社会的要因が関与している症例が多く,その場合はそれらの要因を的確に評価し,それに応じた適切かつ合理的な認知行動的アプローチが求められる.就労に支障をきたしている患者に対しては,社会的支援も必要である.これらと運動療法を併せることが主軸といえる慢性腰痛に対する集学的治療は,本邦の慢性疼痛診療ガイドラインにおいて最高位の“施行することを強く推奨する”1A判定である.一方...

    DOI 医中誌

  • 有痛性手関節拘縮に対して新しい人工筋型動的牽引スプリントを試みた関節リウマチの1例

    中山 淳, 砂川 耕作, 岡 久雄, 田野 確郎 作業療法 42 (1), 89-94, 2023-02-15

    ...<p>近年,リウマチ手に対して局所の安静を確保することは,関節痛を軽減すると報告されている.また,拘縮手に対する運動療法の一つとしてダーツスロー運動の有効性が報告されている.そこで我々は,固定機能と矯正機能を兼ね備えた新しい人工筋型動的牽引スプリント(DTSaM)を考案した.DTSaMは,これまでの矯正部分の力源にマッキベン型空気圧ゴム人工筋を取り入れ,ダーツスロー運動と固定機能を併存させたスプリント...

    DOI Web Site 医中誌

  • 3D CNNを応用したボクセルデータに基づく ワークの分類実験と評価

    廣野 聖和, 永田 寅臣, 大塚 章正, 加藤 博久, 渡辺 桂吾 産業応用工学会全国大会講演論文集 2023 (0), 65-66, 2023

    ...これまでにも生産ラインを流れる工業製品の写真をもとに画像処理やCNNの技術を応用して自動的に欠陥検出を行おうとするシステムが多く提案されている(3-4)。しかしながら,ワークの輪郭形状が同じ場合,カメラで撮影された画像情報のみでCNNモデルを構築した場合,ワークの表面形状の違いを識別することは困難である。...

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  • 細胞自己凝集化技術を用いた血管内皮被覆化ファイバー状組織体の作製:血管毒性試験モデルへの応用可能性

    橋本 真悟, 杉山 晶彦, 木股 敬裕, 岩井 良輔 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-036E-, 2023

    ...また、毛細血管構造のランダムな形成・消失という動的変化が生じるため、経時的な構造変化の評価には向かない。我々が開発した細胞の自己凝集化技術(CAT)においては、ゲルを用いずに任意の形状の細胞組織体を自己形成させ培養皿底面に定点固定することが可能である。本研究では、CATを用いて培養皿底面に定点固定された血管様ファイバー状組織体を作製することを目的とした。...

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  • Earth4Allモデルの科学教育への活用

    喜多 雅一, 榊原 保志 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 555-556, 2023

    ...システム思考を地球環境に適用し,動的なシステムの変化を理解し,具体的,定量的に議論することは科学的思考力を発揮するために必要と考えられる。このEarth4Allモデルをどのように科学教育への活用するかを検討した。</p>...

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  • DQ-DSA陽性生体肺移植レシピエントに対する両側脳死再肺移植

    三好 健太郎, 調枝 治樹, 富岡 泰章, 石原 恵, 田中 真, 杉本 誠一郎, 山根 正修, 久保 友次郎, 川名 伸一, 清水 大, 松原 慧, 橋本 好平, 岡崎 幹生, 豊岡 伸一 移植 58 (Supplement), s148_1-s148_1, 2023

    ...にならざるをえない.本セッションにあたり我々は,15歳男性,一側生体肺葉移植3年後にBOSによる重度2型呼吸不全を発症し、移植待機施設における長期人工呼吸管理後、DQ-DSA陽性脳死両肺移植を行った症例の治療経験を紹介する.周術期に血漿交換療法,IVIG,抗胸腺グロブリンを用いた脱感作療法を併施した.移植後1年現在において抗体関連型拒絶反応および脱感作療法にともなう有害事象なく良好な移植肺機能を維持し,活動的...

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  • 特異的言語発達障害が併存した中等度難聴児(DLI)の1例

    藤吉 昭江, 宇野 彰, 菅谷 明子, 福島 邦博 音声言語医学 64 (3), 182-189, 2023

    ...<p>中等度難聴があり,音韻障害の合併が疑われた7歳左利き男児についての症例報告である.ことばの遅れからさまざまな施設を受診していたが,難聴も含め確定診断にいたっていなかった.発話の特徴は,文章では子音が省略され母音のみで,単語では子音も表出されるが誤りが浮動的で一貫性が見られなかった.このため,聴覚に関する精密検査に加え,音韻検査を含む言語認知検査,脳SPECT等の画像診断を実施した.その結果中等度難聴...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • カンボジアトンレサップ湖流域における酸素・水素安定同位体比の時空間変動特性

    吉岡 有美, 増本 隆夫, 辻本 久美子, 伊藤 祐二 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 224-, 2023

    <p>最大の淡水湖であるカンボジアトンレサップ湖(TSL)は,雨季にはメコン川からの逆流があり,水位や水面積は大きく変動する.また,TSL流域はメコン川流域の約1割を占めることから,TSLの消長が周辺の水循環に及ぼす影響は大きいと考えられるが,水文観測データが乏しく,湖への地下水流入の有無など未解明な点が多い.酸素・水素安定同位体比は,水循環評価に適したトレーサーであるが,水体間で値の大小がある…

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  • 高等学校数学科における確率や条件付き確率の導入教材としてのモンティ・ホール問題

    石橋 一昴 日本教科教育学会誌 45 (1), 1-10, 2022-06-20

    ...<p> 高等学校数学科では,確率や条件付き確率の導入で活動的にモンティ・ホール問題が扱われることがある。しかしながら条件付き確率の理解が十分でないままにモンティ・ホール問題を扱うと,生徒は余事象に注目した解法に目が向き,モンティ・ホール問題が条件付き確率の問題であると認識されないのではないか,ゆえに,条件付き確率を利用した問題解決能力の育成につながらないのではないか,ということが懸念される。...

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  • 分子動力学法を用いた抗菌ペプチドによる膜細孔形成過程の研究

    宮﨑 裕介 アンサンブル 24 (1), 45-50, 2022-01-31

    ...<p>本稿では,まず全原子分子動力学シミュレーションを用いた代表的な抗菌ペプチドmelittin による膜細孔形成過程の自由エネルギー解析について解説する.次に,複雑な細孔形成の動的過程の解明に必要な長時間シミュレーションを実現するため開発した粗視化分子力場pSPICA について説明する.最後に,pSPICA を用いた粗視化分子シミュレーションで観測されたmelittin による細孔形成を含む脂質膜...

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  • 手関節疾患に対する新しい人工筋型動的スプリントにおける手関節カフの素材と形状の検討

    中山 淳, 小川 和徳, 岡 久雄 日本義肢装具学会誌 37 (1), 40-47, 2021-01-01

    ...<p>人工筋型動的スプリントの手関節カフの素材と形状の違いが指尖部血流量および筋活動量にどの程度影響を及ぼすのか,比較検討することを目的とした.被検者は男性4例8手,平均年齢は26.2歳であった.脈派測定には,半導体レーザー式組織血流計を用いた.筋電測定はTRIASを用い脱力位にてスプリント実動中と非装着時における手関節掌屈·背屈方向それぞれの60°位にて計測した.結果,5分経過時には背屈方向で,メッシュ...

    DOI 医中誌

  • 内水氾濫と外水氾濫を考慮した効果的な避難場所設置と避難開始時刻の検討

    赤穗 良輔, 西俣 孝一, 池尻 悠人, 華 威鑒, 前野 詩朗 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_1495-I_1500, 2021

    ...な被害となった.その後の令和元年台風19号による豪雨や令和2年7月豪雨による洪水においても多くの河川が氾濫し多数の犠牲者が出た.このような大規模水害時に犠牲者を出さないためには,内水氾濫と外水氾濫による浸水水深・流速の時間的変化から適切な避難経路を選択し,できるだけ早く安全な避難行動を取ることが重要である.本研究では,倉敷市真備町を対象に降雨による内水氾濫と堤防決壊による外水氾濫解析結果を用いて,動的...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

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