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検索結果 1,426 件

  • 中国・四国地方における卵巣癌に対する分子標的治療薬の使用状況およびコンパニオン検査が与えるHBOC診療への影響の調査

    田中 圭紀, 齋藤 渉, 下屋 浩一郎, 日比野 佑美, 松岡 敬典, 新垣 亮輔, 依光 正枝, 末岡 幸太郎, 青江 尚志, 平林 啓, 氏原 悠介, 古宇 家正, 前川 正彦, 山本 寄人, 白山 裕子, 中村 紘子, 早田 裕, 伊藤 裕徳, 春間 朋子, 藤田 志保, 石川 雅子, 奈良井 曜子, 小松 宏彰, 大石 徹郎, 卜部 理恵, 嶋村 勝典, 野中 道子, 田中 教文, 清水 美幸, 本郷 淳司 日本婦人科腫瘍学会雑誌 42 (1), 6-15, 2024-01-25

    ...<p>概要:本研究は卵巣癌において使用可能な分子標的治療薬の中国・四国地方での使用状況を調査し,共有することを目的とした.</p><p>初発・再発卵巣癌患者で2021年1月1日から2021年12月31日の期間に分子標的治療薬を用いた症例を対象として後方視的に検討した....

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  • 生命金属元素鉄の新たな役割と治療応用

    池田 康将 四国医学雑誌 79 (5.6), 229-236, 2024

    <p>糖尿病は世界的に増加している。わが国でも患者数は増加しており,糖尿病が強く疑われる,もしくは糖尿病の可能性が否定できない糖尿病予備軍も含めるとさらにその数は多くなる。糖尿病は加齢とともに増加する1)ことから,高齢化社会の急速な進行も患者数増加の一因と考えられ,加齢性疾患ともいえる。肥満,インスリン抵抗性,高血圧,高脂血症のメタボリック症候群は糖尿病発症の高リスク因子であるが,これらを有した…

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  • 徳島県立海部病院における医療格差是正と医師働き方改革のための遠隔医療

    影治 照喜, 浦岡 秀行, 中村 勝, 立石 聖士, 川人 圭祐, 堀 太貴, 細木 美苗, 金子 遥祐, 森 建介, 石田 晃基, 岡 博文, 稲葉 香織, 稲葉 圭佑, 白神 白神, 坪井 光弘, 松本 大資, 美馬 俊介 四国医学雑誌 79 (5.6), 253-262, 2024

    <p>過疎地域自治体病院にとって,救急医療や専門医療は地域住民に対して必要不可欠な医療である。しかし,徳島県立海部病院では過去に絶対的な医師不足から病院存亡の危機に何度も直面してきた。少ない医師で,持続可能な救急医療と専門医療を行うためには従来の対面診療だけでは限界と困難があり,この課題を解決するためにデジタル技術を応用して医療変革を行うdigital …

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  • ゲノム技術の進歩とゲノム医療

    森野 豊之 四国医学雑誌 79 (5.6), 237-244, 2024

    <p>ゲノム関連技術は近年革新的な進歩を遂げた。多様なゲノム解析技術が開発され大量のゲノム情報が蓄積されていくとともに,ゲノム編集によってゲノム情報を任意に改変できる時代になってきた。これらの技術革新が医学・医療に与える影響は多大であり,診断だけでなく病態解明や治療にまで幅広く活用されている。本稿では,これらのゲノム技術の変遷を振り返りつつ,これまでに行った研究の成果と今後のゲノム医療の発展につ…

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  • ビタミンD の代謝調節と体内時計の関与について

    山本 浩範, 石黒 真理子, 福田 詩織, 中橋 乙起, 田中 更沙, 増田 真志, 武田 英二, 竹谷 豊 四国医学雑誌 79 (5.6), 209-214, 2024

    <p>慢性腎不全患者や透析患者では,尿中リン排泄およびビタミンD*の活性化障害による高リン血症,低ビタミンD血症を生じるため,二次性副甲状腺機能亢進,腎性骨異栄養症,血管や心臓における異所性石灰化へと重症化し,心血管疾患発症および死亡リスクを増大させる。また,近年,透析導入患者の約半数が糖尿病を合併していることから,三大合併症の糖尿病腎症への進展予防が重要となる。さらに,高リン血症は,腎機能が正…

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  • 知っておきたいリハビリテーション栄養の基本

    大南 博和 四国医学雑誌 79 (5.6), 203-208, 2024

    <p>医学的リハビリテーション(以下,リハ)を行っている入院患者の多くは低栄養やサルコペニアを合併していることが多く,リハの妨げとなっている。このような病態の改善には患者の食事や栄養状態への介入が不可欠であるため,リハと栄養管理を同時に行う「リハ栄養」という概念が近年の臨床現場に浸透しつつある。高齢化と医療の進歩が進むわが国において,疾病と健康を往来する機会や頻度の増加は必然であり,病床から在宅…

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  • 認知症高齢者に対するユマニチュードの有効性:日本語文献によるシステマティック・レビュー

    豊嶋 美紗, 廣田 多門, 三浦 幸子, 片岡 睦子, 大坂 京子, 谷岡 哲也 四国医学雑誌 79 (5.6), 221-228, 2024

    <p>認知症高齢者には多様な個性があり,よりよく生きていけるように患者自身の能力を引き出す可能性がある。研究目的は,認知症高齢者に対するユマニチュードの有効性を,システマティック・レビューすることである。文献検索データベースは医中誌,CiNii,Google Scholarであり,2014年から2022年に刊行された日本語文献に限定して検索した。検索キーワードは,「認知症」「コミュニケーション」…

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  • 関節リウマチに対する治療経過中に発症した肝類洞閉塞症候群の1例

    矢野 花佳, 堀 明日香, 三橋 威志, 樫原 孝典, 田中 宏典, 友成 哲, 河野 豊, 岡本 耕一, 佐藤 康史, 宮本 弘志, 常山 幸一, 坂東 良美, 高山 哲治 四国医学雑誌 79 (5.6), 263-268, 2024

    <p>症例は60歳代,女性。関節リウマチに対して12年前よりメトトレキサート,7年前よりイグラチモドを内服開始した。9ヵ月前より肝障害,腹水が出現し,当科紹介となった。血液検査では,肝酵素の上昇と合成能低下を認めた。M2BPGiは4.87COIと線維化を示唆する所見を認めた。腹部超音波検査では腹水貯留があり,肝硬度は12.7kPaとF4相当の線維化が疑われた。病理組織検査ではA2,F2-3相当の…

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  • 遺伝性乳がん卵巣がん症候群に対するリスク低減卵巣卵管摘出術への意思決定に関する海外の動向

    今井 芳枝, 森 裕香, 御手洗 幸子, 入澤 裕子, 大川 恵, 日下 咲, 下川 亜矢, 納富 理絵, 松本 仁美, 阿部 彰子, 吉田 加奈子, 村上 好恵, 武田 祐子, 川崎 優子, 阪本 朋香 四国医学雑誌 79 (5.6), 245-252, 2024

    <p>令和2年4月から遺伝性乳がん卵巣がん症候群(Hereditary Breast and Ovarian Cancer Syndrome:以降HBOC)の既発症者に対するリスク低減乳房切除術(Risk-Reducing Mastectomy:以降RRM)・乳房再建術ならびにリスク低減卵管卵巣摘出術(Risk-Reducing …

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  • 再生医療について

    梶田 敬介 四国医学雑誌 79 (5.6), 215-216, 2024

    ...<p>「再生医療について」というタイトルで,再生医療に関心を持つ一般市民の皆様に向けて,再生医療の基礎知識と,眼科領域での進展,また徳島大学病院での再生医療の取り組みについて講演させていただきました。</p>...

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  • 近世の「山里」における社会変化

    町田 哲, 石川 登, 内藤 直樹 文化人類学 88 (2), 264-286, 2023-09-30

    ...具体的には、四国山地東部の近世木頭村(現・徳島県那賀郡那賀町)における山里景観の歴史的形成プロセスとその変容過程について、村内の社会関係とそれに基づく山の用益関係を中心としながら、政治権力、植生の攪乱、そして流通という諸要素とのせめぎあいのなかで、歴史的かつ動態的に解明する。...

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  • 四国支部における最近の活動状況

    寺西 研二 電気学会誌 143 (7), 419-419, 2023-07-01

    ...<p>はじめに</p><p>四国支部では,各種企画を通して学会のプレゼンスを高めるべく積極的に活動を行っている。本稿では,2022年度を中心に四国支部における最近の活動状況を報告する。</p>...

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  • コロナ禍における腹腔鏡シミュレーターを用いた医学教育への取り組み

    河北 貴子, 加藤 剛志, 門田 友里, 白河 綾, 木内 理世, 吉田 加奈子, 岩佐 武 四国医学雑誌 79 (1.2), 103-108, 2023

    <p> 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により医学生の臨床実習は大きく変化し,院内での実習が制限されることとなった。少しでも学生実習を有意義なものにするために腹腔鏡シミュレーターによる医学教育を導入した。本実習の有用性について学生のアンケートを行い,理解度の評価や今後の課題について検討した。院内実習が可能であった学生に腹腔鏡シミュレーター(Lap …

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 重症COVID-19診療の現状と今後の課題

    大藤 純 四国医学雑誌 79 (1.2), 13-23, 2023

    ...</p><p> 本稿では,重症COVID-19の動向と徳島大学病院での重症COVID-19診療への取り組み,およびCOVID-19関連ARDSに対する人工呼吸管理について紹介する。</p>...

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  • 心房細動の新しい診断・治療法の開発を目指して

    添木 武 四国医学雑誌 79 (1.2), 43-52, 2023

    <p>心房細動は比較的起こりやすい不整脈で加齢に伴い増加し,日本国内に潜在的な人も含め100万人以上の患者がいると推定されている1)。心房細動では,心房に350~600回/分の不規則な電気の渦(小さなリエントリー)が生じ,この電気信号の何割かが心室に到達し不規則に興奮するため脈が乱れるようになる。心房細動の有病率は年齢が進むにつれて上昇し,脳卒中,心不全,心筋梗塞などの発症に関与している。心房細…

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  • COVID-19と循環器疾患との関連について

    船本 雅文, 池田 康将 四国医学雑誌 79 (1.2), 37-42, 2023

    <p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は呼吸器障害に加えて,心血管,肺,神経系の慢性的な多系統の合併症を発症し,多臓器損傷に至る。特に,急性心筋障害,不整脈,急性冠症候群,静脈血栓塞栓症などの心血管合併症は致死的であり,高血圧,糖尿病,冠動脈疾患などの既存の心血管併存疾患は,感染症の重症度,予後不良および死亡率の上昇に関連している。COVID-19による心血管疾患臓器傷害に対して適切…

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  • 糖尿病性腎症から慢性腎臓病治療への新規治療戦略

    𦚰野 修 四国医学雑誌 79 (1.2), 73-78, 2023

    <p>近年,糖尿病性腎症に対する新たな治療戦略としてSGLT2阻害薬が脚光を浴びている。本薬剤は今まで腎臓病領域では不可能であった,透析,腎不全の進行,腎臓による死亡などのハードエンドポイントを抑制した薬剤である。この治療薬の開発とともに,糖尿病性腎症における尿細管の意義が注目されてきた。本稿では私の進めてきた尿細管を中心とした糖尿病性腎症の病態生理に関する研究とともにさらに昨年より糖尿病性腎症…

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