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検索結果 336 件

  • Clauss法の凝固波形が診断に有用であったフィブリノゲン異常症

    小西 達矢, 山之内 純, 齋藤 玲, 重松 恵嘉, 秋田 誠, 岡本 康二, 土居 靖和, 谷口 裕美, 高須賀 康宜, 竹中 克斗 日本輸血細胞治療学会誌 69 (6), 648-652, 2023-12-20

    ...<p>フィブリノゲン(Fibrinogen:Fbg)異常症は,Fbg抗原量の低下はないが,その機能異常を有する疾患である.一般的なFbg測定法であるClauss法はFbgの質的異常が存在すると,量的異常がなくてもFbg低値を呈するが,その凝固波形から質的異常であるかの判断が可能である.症例1は蛋白尿が持続する50歳代の女性で,腎生検を受ける前に低Fbg血症が指摘された.これまでに止血困難の既往はなく...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 感染性大動脈炎の診断,治療効果判定に低b値MRI拡散強調画像(low-b DWI)が有用であった1例

    大下 祐也, 入田 純, 森 弥華, 中村 真胤, 宮崎 慈大, 阿部 亜里紗, 森 英城, 太宰 康伸, 高田 泰治, 二宮 克彦, 風谷 幸男 心臓 55 (3), 282-288, 2023-03-15

    ...疑われたため,MRI検査を実施したところ,低b値MRI拡散強調画像(low-b DWI)で上行大動脈から大動脈弓部血管壁の高信号を認めた.血液培養検査にてペニシリン感受性<i>Streptococcus mitis</i>を検出したことから,画像所見を踏まえて,感染性大動脈炎と診断した.抗菌薬による治療開始後,炎症反応およびMRI画像所見は軽快した.感染性大動脈炎の症状は非特異的であり,早期診断は困難...

    DOI 医中誌

  • 編集操作予測に基づく語彙制約付きデコーディングによるテキスト平易化の難易度制御

    舌 達也, 梶原 智之, 荒瀬 由紀 自然言語処理 30 (3), 991-1010, 2023

    ...<p>テキスト平易化の難易度制御は,目標難易度に応じて文を平易化することで,言語学習支援に貢献する技術である.このタスクに対する既存手法には,入力を大幅に言い換える学習が困難である問題と柔軟な文生成が難しい問題がある.提案手法では,平易な出力文に出現させる単語の制約と,出現させない単語の制約を作成し,それらによって難易度を制御しつつテキスト平易化を行う.制約は,文中の各単語に対する編集操作予測,難易度判定...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 記憶の統合による歴史的建築物の忘却緩和効果

    白柳 洋俊, 村上 悠斗, 倉内 慎也, 坪田 隆宏 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (5), I_275-I_287, 2023

    ...<p>ある記憶を思い出す際,当該の記憶と類似する記憶を検索すると,必要な記憶を思い出すことが困難になる検索誘導性忘却が生じる.検索誘導性忘却は,記憶の類似点を考える統合を実施することで緩和し,同現象は検索誘導性促進と呼ばれる.本研究では,類似する建築的意匠を有する複数の時代の歴史的建築物の保全に取り組む歴史まちづくりを取り上げ,特に和風建築物ならびに和洋折衷建築物に対象を絞り,第1に和風建築物と和洋折衷建築物...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 整形外科医の行うAI研究

    上村 圭亮, 大竹 義人, 谷 懿, 高嶋 和磨, 濱田 英敏, 高尾 正樹, 佐藤 嘉伸, 菅野 伸彦, 岡田 誠司 生体医工学 Annual61 (Abstract), 114_2-114_2, 2023

    ...当初は工学者でないと困難であったAIモデル開発などもオープンプラットフォームの発展により、医師自らで作成、運用することも可能になりつつある。しかし、既存のAIシステムを使用し解析を行うことが可能であっても「新しいAI、画期的なAI」を生み出すのは医師単独では困難を伴う。また、AIが日進月歩であることから日常業務を行いながらその発展速度についていくには困難を伴うのが現状である。...

    DOI

  • インスリン由来アミロイドーシス(インスリンボール)とインスリン療法の皮膚合併症

    永瀬 晃正, 岩屋 啓一, 座古 保, 菊地 実, 桂 善也 日本薬理学雑誌 158 (2), 173-177, 2023

    ...非形成性の病変があり,腫瘤形成性の病変をインスリンボールと呼んでいる.インスリン由来アミロイドーシスは血糖コントロール悪化やインスリン注射量増加を生じるが,その原因はインスリン吸収を低下させることである.リポハイパートロフィーもインスリン吸収を低下させるが,インスリン由来アミロイドーシスの方がインスリン吸収の低下が大きく,臨床的影響も大きい.このため両者を鑑別診断することが重要であるが,時に鑑別が困難...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 骨髄増殖性腫瘍に対する同種造血細胞移植

    竹中 克斗 臨床血液 64 (10), 1306-1313, 2023

    ...<p>骨髄線維症の平均生存期間は5年程度とされ,現時点では,薬物療法による治癒は困難であり,同種造血細胞移植が唯一の根治的治療法である。骨髄線維症の臨床経過や予後は均一ではないことから,個々の症例において移植関連死亡,長期予後などを考慮し,疾患リスク・急性白血病への移行リスクの評価や,遺伝子変異情報を含めて,移植適応や移植時期についての検討が必要である。...

    DOI PubMed

  • TMB-highであった頭部血管肉腫に対してペムブロリズマブが奏効した1例

    吉田 諭, 白石 研, 八束 和樹, 桑折 信重, 武藤 潤, 丸山 美鈴, 長谷部 晋士, 薬師神 芳洋, 村上 正基, 藤澤 康弘 Skin Cancer 38 (2), 142-147, 2023

    ...しかし,頻回の通院が困難との理由でペムブロリズマブは2回投与で終了した。投与終了から6ヵ月後には頭部の腫瘤は消失し,頸部リンパ節腫脹も縮小しており臨床的に完全奏効と判断。頭部血管肉腫はTMBが高いとされることから,積極的にがん遺伝子パネル検査をすべきと考えた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • Hunt症候群の治癒率向上戦略

    寺岡 正人 Otology Japan 33 (3), 147-150, 2023

    ...Ramsay Hunt症候群(以下Hunt症候群)は難治性顔面神経麻痺の原因の一つであり,新たな治療戦略の構築が求められている.Hunt症候群克服のためには,①早期診断と早期治療,②新たな抗ウイルス治療の確立,③発症予防が重要となる.早期に治療を開始することで治癒率向上が期待できるが,無疱疹性帯状疱疹(Zoster sine herpete: ZSH)をはじめとした非典型例では初診時にBell麻痺との鑑別が困難...

    DOI

  • APD (聴覚情報処理障害) 評価アプリの試作とその適用

    立入 哉, 中村 麻弥, 八田 徳高 AUDIOLOGY JAPAN 65 (4), 230-238, 2022-08-30

    ...この結果, 両耳分離聴課題, 雑音下聴取課題が困難である児童1名を検出することができた。 一方, 成人群のデパートノイズ下で-15dBSN 比条件での単音節課題は困難度が高く, GAP 数え課題と持続音の長短判別課題については, 回答方法や検査手法を修正または削除を検討すべきと考えた。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 農振農用地区域における非農地通知制度運用の阻害要因

    藤原 千里, 武山 絵美 農業農村工学会論文集 90 (2), I_299-I_308, 2022

    ...阻害要因は,1.土地所有者不明の問題や土地境界の未確定問題のような土地利用の近代的問題から生じる事務手続きの煩雑さ,2.農家と自治体の協力関係の維持に配慮せざるを得ないB分類の基準の不明確さ,3.傾斜地農地の青地からの除外により行政による管理指導が困難となること,4.傾斜地農地の他用途への活用が懸念されること,であることが分かった....

    DOI

  • 関節外科領域のAI活用

    髙尾 正樹, 大竹 義人, 岩佐 諦, 上村 圭亮, Mazen Soufi, 濱田 英敏, 佐藤 嘉伸, 岡田 誠司, 菅野 伸彦 生体医工学 Annual60 (Abstract), 117_2-117_2, 2022

    ...AIを単なる疾患や外傷の自動診断に使うだけでなく、従来解析が労力的に困難であったデータ量の多い研究に用いて新しい知見を得ようとする試みもされている。我々は、CTデータから筋骨格モデルを抽出するAIを開発し、骨格では表面距離誤差0.1mm、筋肉では表面距離誤差0.9mmの精度を達成した。...

    DOI

  • 目で見る抗がん薬の作用機序 ~動画の活用~

    林 啓太朗, 茂木 正樹, 藤田 朋恵 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 2-C-S23-2-, 2022

    ...しかし、医学生が教科書に文章として記載されている薬の作用機序を視覚イメージとして捉えることは比較的困難に思われる。</p><p> 我々は、抗がん薬の作用機序の違いを視覚的に捉えることで各薬物の作用機序をより深く理解することを目的として、抗がん薬が細胞周期に与える影響について分析する実験を学生実習のテーマとして昨年より取り入れた。...

    DOI 医中誌

  • 脾悪性リンパ腫との鑑別が困難であった脾サルコイドーシスの1例

    浦岡 未央, 船水 尚武, 新恵 幹也, 宇都宮 健, 田村 圭, 坂元 克考, 小川 晃平, 北澤 理子, 高田 泰次 日本外科系連合学会誌 47 (1), 54-60, 2022

    <p>症例は67歳女性で,前医で定期健診目的にCT検査を行ったところ縦隔・腹腔内リンパ節腫大を指摘され,当院紹介となった.FDG-PET検査で縦隔・腹腔内リンパ節と脾のびまん性FDG集積を認め,血清IL-2受容体高値であったため脾悪性リンパ腫が疑われ,腹腔鏡下脾臓摘出術を施行された.切除標本では,脾臓は12cmと腫大しており,脾臓内に明らかな腫瘤はみられなかった.病理組織学的検査では,巨細胞を伴…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 中新世御内花崗岩質岩体のジルコンメルト包有物組成と固結圧力推定

    谷脇 由華, 齊藤 哲 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 340-, 2022

    ...しかしながら、花崗岩類にはガラスが含まれないため、直接メルト組成を得ることは困難である。本研究では、新たに花崗岩類に普遍的に含まれる鉱物であるジルコンに着目し、そのメルト包有物の均質化実験と組成解析を試み、花崗岩質岩体の固結圧力の検討を行った。</p><p></p><p><b>実験試料</b> 本研究では、西南日本外帯酸性岩体の1つである中新世御内岩体を対象にジルコンメルト包有物の解析を行った。...

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  • 敵対的生成ネットワークによる小天体の単色画像からの疑似カラー画像の推定

    橋本 廉, 岸 倫太郎, 棚瀬 旺和, 本田 理恵, はやぶさ2 ONCチーム 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 3Yin235-3Yin235, 2022

    ...しかし低高度で撮影された画像の多くは運用上の制約から単色(1バンド)でしか撮影されておらず、物質の違いを推定することが困難である。同様の問題は、地球観測においても、同じ時期に撮影された他のセンサの画像から推定する問題などとして一般的におこりうる。本研究ではこれらの応用を念頭において、小惑星リュウグウの単色画像から疑似カラー画像の推定実験を行い、その有用性を検証した。...

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