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検索結果 26 件

  • 愛媛県千原鉱山周辺の三波川帯の地質と桜樹屈曲の運動像

    崎 海斗, 遠藤 俊祐 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 315-, 2022

    ...<p>【はじめに】 四国の中央構造線(MTL)は,西条市湯谷口西方から東温市音田にかけて南北走向・西傾斜となり,桜樹屈曲と呼ばれる.桜樹屈曲南方には,中新統の久万層群や石鎚層群が広く分布し,日本海拡大期の前弧地殻内変形に関する多くの研究が行われている.基盤の地質構造に関して,桜樹屈曲以西の三波川変成岩の構造的上位には唐崎マイロナイトが分布する低角構造が保存されているなど,桜樹屈曲を境に違いがみられる...

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  • 沈み込む海洋地殻の構造スライス化におけるCASH-CO<sub>2</sub>交代作用の重要性:三波川帯の例

    遠藤 俊祐, 栗原 那知, 田口 知樹 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 33-, 2022

    ...<p>白亜紀沈み込み境界で形成された四万十付加体と三波川変成岩とを比較すると,ともに海洋地殻(MORB)起源の苦鉄質岩が付加しているが,深部相である三波川帯の苦鉄質片岩は側方連続性の極めて良い層をなし,岩体規模が明らかに大きい.これら苦鉄質片岩の地質構造は,沈み込み期の延性変形(単純剪断)により高アスペクト比のシート状岩体となった後,上昇期に同斜状褶曲による折り畳みと東西伸長を伴う延性薄化を受けた結果...

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  • 平山―松田北断層帯の南西端部における層序と地質構造

    楢崎 眞一郎, 服部 海, 林 広樹, 小田原 啓 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 372-, 2022

    <p>日本中央部の神奈川県西部から静岡県東部にかけての地域には,本州弧と伊豆-小笠原弧の衝突帯が位置しており,多くの活断層が分布する.このうち, 平山−松田北断層帯は, 神奈川県南足柄市から山北町南部を経由し,松田町にかけて分布する断層帯である.本断層帯が一つの区間として活動する場合,M6.8程度の地震が発生する可能性があるとされる.また,今後30年の間に地震が発生する確率が,日本の主な活断層の…

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  • 愛媛県滑川地域・三波川帯のローソン石を含む石灰珪質片岩の成因

    栗原 那知, 遠藤 俊祐 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 226-, 2021

    ...重要視されている.例えば,沈み込み帯浅部での玄武岩の濁沸石交代作用(Endo and Wallis, 2017)や,沈み込み帯深部の泥質片岩のローソン石交代作用(Vitale Brovarone and Beyssac, 2014)により形成されるCASH系の高含水量交代岩とその脱水分解は,沈み込み境界の吸水・脱水挙動を大きく変化させうる.今回,愛媛県滑川地域の三波川変成岩の地質調査により岩相層序・地質構造...

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  • 中央構造線・桜樹屈曲部の三波川変成岩の地質構造

    崎 海斗, 遠藤 俊祐 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 227-, 2021

    ...とは表裏一体の問題と考えられる.同地域の詳しい地質図は,Hara et al. (1992)により公表され,横臥褶曲を含む複雑な地質構造が提案されている.著者らは,MTLの活動に関係する脆性変形の観察を含め,桜樹屈曲部の地質構造を再検討する目的でマッピングを開始しており,予察的結果を報告する....

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  • 神奈川県南足柄市矢倉沢周辺の平山断層に沿った地質

    楢崎 眞一郎, 林 広樹, 小田原 啓 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 246-, 2021

    ...</p><p><b>謝辞:</b>本研究は令和元年度箱根ジオパーク学術研究助成により実施された.島根大学 向吉秀樹博士には断層岩試料の処理及び観察方法をご教授いただいた.以上の関係する方々に御礼申し上げます....

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  • 島根県石見銀山地域にある仙山の火山構造

    亀井 淳志, 小金井 茜, 田原 淳史, 大平 寛人 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 138-, 2018

    ...<br><br>本研究では,これまで不明瞭であった仙山の火山岩の分布と地質構造,そして火山地質と銀鉱化作用との関連性について検討を開始した.その結果,block-and-ash flow depositsに関して,火山角礫岩~凝灰角礫岩を主体とする数枚の層と,その上位の火山礫凝灰岩~凝灰岩を主体とする層が認識され,銀鉱化作用は前者の分布に沿う形で拡大したらしいことが明らかとなってきた....

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  • 伊豆地塊北端部,伊豆衝突帯の地質構造

    小田原 啓, 林 広樹, 井崎 雄介, 染野 誠, 伊藤 谷生 地質学雑誌 117 (Supplement), S135-S152, 2011-09-01

    神奈川県西部から静岡県東部にかけての地域は,伊豆弧と本州弧の衝突帯に位置し,様々な活構造が分布する.特に神縄断層や国府津-松田断層,およびそれら断層によって分布を規制される更新統の足柄層群については,伊豆弧衝突の最前線として,島弧衝突帯のテクトニクスに関する様々な研究成果が報告されてきた.近年,大規模な地下構造探査プロジェクトにより,この地域のプレート構造について新たな知見が得られ,再び注目を集…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献23件

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