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検索結果 836 件

  • 愛媛県桜三里の三波川変成岩に貫入した大型斑晶に富む中新世アルカリ玄武岩岩脈

    遠藤 俊祐, 嶋田 梨花, 八木 公史 地質学雑誌 129 (1), 489-501, 2023-10-31

    <p>西南日本外帯の中新世アルカリ玄武岩岩脈の報告は少数ながら広域的な重要性をもつ.本論では新たに愛媛県桜三里付近の三波川変成岩に貫入するアルカリ玄武岩岩脈を報告する.アルカリ玄武岩岩脈の石基の長石のK-Ar年代は15.7±0.5 Maであり,周辺に分布する中新統石鎚層群の火成活動時期に近いかそれよりやや古い.アルカリ玄武岩岩脈は,地殻内での珪長質火成岩の同化の影響がみられるが,海洋島玄武岩(O…

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献40件

  • 琵琶湖西岸・比良花崗岩体中の熱水変質閃長岩

    中野 聰志, 牧野 州明, 沢田 順弘 地質学雑誌 129 (1), 509-516, 2023-10-28

    <p>Abstract: We identified subsolvus syenite (episyenite) veins formed by hydrothermal metasomatism in the Hira granite pluton, west of Lake Biwa, central Japan. The veins comprise four facies with …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 北部九州白亜紀花崗岩類,油須原花崗岩優黒質斑状岩相の産状と化学組成

    柚原 雅樹, 西 瑛莉子, 清浦 海里, 亀井 淳志, 川野 良信, 岡野 修, 早坂 康隆 地球科学 77 (4), 147-163, 2023-10-25

    <p>北部九州東部に分布する油須原花崗岩の優黒質斑状岩相の主成分ならびに微量成分元素組成測定,希土類元素ならびにSr・Nd同位体比測定を行った.優黒質斑状岩相は,主に普通角閃石 -黒雲母花崗閃緑岩~花崗岩からなり,朝倉花崗閃緑岩赤岩体と油須原花崗岩の境界部と油須原花崗岩中に点在する.優黒質斑状岩相のモード組成と全岩化学組成は,主岩相と朝倉花崗閃緑岩赤岩体の間にある.朝倉花崗閃緑岩赤岩体から,9…

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  • 瀬戸内区中新統:鮎河層群と綴喜層群

    入月 俊明, 栗原 行人 地質学雑誌 129 (1), 355-369, 2023-07-08

    ...<p>瀬戸内区中新統の,従来,第一瀬戸内累層群と呼ばれた下部中新統上部〜中部中新統下部は様々な化石を豊富に含んでいることから,古くより地質学・古生物学的研究が盛んに行われてきた.これらの中新統からは,特に,前期中新世の明世動物群や中期中新世最温暖期(Mid-Miocene Climatic Optimum)の門ノ沢動物群を特徴づける貝化石が豊富に産出することで知られている.近年,微化石に基づく生層序学的研究...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 標準地調査のための地上およびモバイル端末レーザスキャナの精度と作業効率

    米 康充, 野本 貴士, 河野 晋治, 樫元 良純, 高岸 且 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 122-, 2023-05-30

    ...<p> 広域の資源量調査の方法としては、航空機レーザ計測が普及しているが、標準地調査は現地確認として、また気候や地質、林業や人間との関わり等の特性に対応するために必要とされている。航空機レーザ計測の調査対象面積が増えるとともに、標準地調査の面積も増えることとなり、その人工の増大が課題となっている。これに対し、標準地調査でも新たな技術を用いた作業の簡略化や計測の高度化が可能になってきている。...

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  • 白亜紀北部九州花崗岩バソリスに対する北多久苦鉄質複合岩体の地質学的意義

    江島 圭祐, 大和田 正明, 亀井 淳志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 125-, 2023

    ...大陸規模の火成活動に対する地質学的意義が判然としない.また,火成活動に正確な時間軸を付加することは沈み込み運動などの「現象」を捉えることに有効であるが,その現象の「原因・特徴」の解釈には曖昧さが残る.つまり,網羅的な地質年代学だけでなく,岩石学的検討を主軸とした信頼性の高い火成活動史を再構築することで,大陸規模の火成活動やテクトニクスの解析に影響力を持つことができると考えられる.そこで,本発表では,...

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  • 江島周辺水域の湖底地形と近世以降の埋立

    渡辺 正巳, 平石 充 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 253-, 2023

    ...<b>謝辞</b>  本研究を進めるに際し,島根大学名誉教授 徳岡隆夫博士には,資料のご提供,ご助言,ご指導を頂いた.島根大学名誉教授 高安克己博士,島根大学エスチュアリー研究センター 瀬戸浩二博士と齋藤文紀センター長には有意義なご助言を頂いた.以上の方々に厚くお礼申し上げます....

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  • (エントリー)貝形虫化石群集解析に基づく島根県出雲平野東部の前期完新世の古環境変化

    大植 和, 入月 俊明, 中島 啓, 瀬戸 浩二, 香月 興太, 中西 利典, 齋藤 文紀 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 265-, 2023

    ...引用文献:池谷・塩崎(1993)地質論,39,15–23;入月ほか(2003)島根大地球資源環境学研報,22,152–158;中島ほか(2020)汽水域合同研究発表会2020講演要旨;大植ほか(2023)日本地質学会西日本支部2023 講演要旨;山田・高安(2006)第四紀研究,45,391–405.</p>...

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  • (エントリー)活断層未成熟地域における小断層の再活動性:2000年鳥取県西部地震余震域の例

    内田 嗣人, 向吉 秀樹, 藤内 智士, 山口 昌克, 小林 健太 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 374-, 2023

    ...調査地域の地質は主に約65Maの根雨花崗岩類から成り,多数の節理と7-1Maに貫入した横田単成火山岩群起源の玄武岩~安山岩質岩脈および中新世に貫入したと考えられる少量の流紋岩質岩脈が観察される.小断層の多くは,mm~cmスケールの断層幅を持ち,それらは節理や岩脈に沿って発達している.また,小断層はしばしば岩脈を切断している様子が確認される.これらの小断層から不完全なスリップデータを取得し,古応力解析...

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  • (エントリー)島根県宍道湖周辺における完新世ヤマトシジミの殻外形の形態変異

    越智 輝耶, 入月 俊明 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 497-, 2023

    ...,<b> 18</b>, 236–258.倉茂英次郎,1944,日本海洋学会誌,<b>3</b>, 231–253.中尾 繁・園田 武,1995,神西湖の自然,神西湖の自然編集委員会 編,たたら書房,p. 101–114.島根大学埋蔵文化財調査研究センター,2000編,島根大学埋蔵文化財調査研究報告,<b>6</b>,112p.高安克己・漆戸尊子・奥出不二生,1986,島根大学地質学研究報告,no....

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  • 三波川帯の変成アルカリ玄武岩岩脈:イザナギプレート上の小規模プレート内火成活動

    遠藤 俊祐, 崎 海斗, 八木 公史 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 299-, 2023

    ...<b>地質概要と産状</b>四国三波川帯の主要部を占める白滝ユニットは側方連続性の良いMORB起源の苦鉄質片岩を伴うことにより特徴づけられる.しかし,白滝ユニットの下部(低変成度域)ではまだMORBの大規模付加は始まっておらず,泥質・砂質片岩を主とし,稀に小規模な変成アルカリ玄武岩が認められる(Endo et al. 2018).このような関係を高知県大豊地域(緑泥石帯低温部:300℃)と愛媛県西条市...

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  • 東南極プリンスオラフ海岸東部,ちぢれ岩に分布する泥質片麻岩の変成作用と変成年代

    馬場 壮太郎, 中野 伸彦, 加々島 慎一, 亀井 淳志, 外田 智千 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 390-, 2023

    <p>東南極のドロンイングモードランド東部(35°E) からエンダビーランド西部(45°E)にかけての地域には,エディアカラ〜カンブリア紀の変動帯であるリュツォ・ホルム岩体が分布する(Hiroi et al., 1991; Shiraishi et al., 1994; 2003).近年,U-Pbジルコン年代,岩相に基づきいくつかのユニット区分(Takahashi et al., 2018; …

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  • 隠岐島後,都万地域の海成中新統層序

    林 広樹, 能海 冬馬, 渡辺 真人 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 453-, 2023

    ...を実施し,微化石分析試料を採取した.あわせて,島根大学総合博物館に保管されている角館(1988)のLoc. 1およびLoc.2の岩石試料(須永ほか,2021で貝形虫化石が検討されている)を用いて,有孔虫化石を検討した.その結果,Loc. 1および2の浮遊性有孔虫・底生有孔虫群集に大きな差異が無いこと,およびLoc. 1の試料から後期中新世の浮遊性有孔虫種<i>Globorotalia praemargaritae...

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  • 断層地形に乏しいひずみ集中帯内の小断層すべりデータから推定される応力場:山陰ひずみ集中帯を例に

    向吉 秀樹, 内田 嗣人, 市村 正如, 吉田 歩夢, 香川 加奈, 吉崎 那都, 金本 翔真 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 373-, 2023

    ...年島根県西部地震(M6.1)など,活断層が報告されていない場所で中―大規模の内陸型地震が度々発生している.これらの地震はいずれも近年のGNSS観測によって,周囲よりひずみ速度の速いひずみ集中帯(山陰ひずみ集中帯:Nishimura &Takada, 2017)内で発生している.このうち,2000年鳥取県西部地震余震域においては,Uchida et al. (2021)において,余震域を網羅するような地質踏査...

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  • 東南極リュツォ・ホルム複合岩体のあけぼの岩に産する変花崗岩類をもたらした火成活動

    亀井 淳志, 市田 花歩, 粟田 晶, 外田 智千, 堀江 憲路, 竹原 真美, 馬場 壮太郎, 北野 一平, Setiawan Nugroho, Nantasin Prayath, Dashbaatar Davaa-ochir, 本吉 洋一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 154-, 2023

    <p>原生代はKenorland (2.7~2.4 Ga),Columbia (1.8~1.5 Ga),Rodinia (1.2~0.7 Ga),Pannotia (6.0 Ga)の超大陸が相次いだ(Hoffman, 1991など).超大陸研究は古いものほど北アメリカ・北ヨーロッパが中心で(Goodge et al., …

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  • (エントリー)紀伊水道における貝形虫群集の時空間変動と黒潮との関係

    竹内 美優, 岩谷 北斗, 天野 敦子, 入月 俊明, 有元 純, 鈴木 克明, 板木 拓也 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 179-, 2023

    ...【引用文献】 天野ほか, 2022, 地質調査総合センター速報83, 令和3年度沿岸域の地質・活断層調査報告, p.13―26. 藤原, 2012, 紀伊水道・豊後水道・響灘と瀬戸内海. 瀬戸内海. 64. 4―9. 竹内ほか, 2022, 日本地質学会第129年学術大会講演要旨集. Yasuhara et al., 2002, Paleontol. Res., 6, 85―99....

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