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尾上 雅信 岡山大学教育学部研究集録 132 (1), 91-102, 2006
本稿では、ビュイッソンの公教育思想を検討する基礎的作業の一環として、1886年および1889年の二つの論考を素材に、彼が1880年代教育改革をどのようにとらえ、また一般に説明しようとしていたかという点を検討した。その結果、(1)1880年代教育改革をフランス革命の理念の実現ととらえたこと、(2)とくに教育の世俗化の進展を重視し強く説明していたこと、(3)改革の実質的推進主体を教員とし、80年代教…
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尾上 雅信 岡山大学教育学部研究集録 131 (1), 101-111, 2006
本稿では、ビュイッソンの公教育思想をあきらかにする基礎的作業の一環として、自らが初等教育局長として推進した1880年代教育改革をどのようにとらえていたか、1883年6月の講演記録を素材に分析した。それは、(1)この改革の本質を国民教育の創設ととらえ、(2)その樹立のために無償・義務・世俗化の「三重の改革」を実施したこと、(3)改革の背景には実物教授の導入や教科目増加等の教育学的改革が存在したこと…
尾上 雅信 岡山大学教育学部研究集録 130 99-106, 2005-11-15
本稿では,ビュイッソンの公教育思想をあきらかにする基礎的作業の一環として,ウィーン万博およびフィラデルフィア万博における道徳・宗教教育の視察報告の特質について検討した。報告書でビュイッソンは,(1)おもにアメリカ合衆国の公立学校における道徳教育の新たな展開をとりあげ,(2)公立学校の公共性と世俗性―特定宗教の排除―の原則を確認し(3)特定宗教によらない新たな道徳教育確立の模索を紹介し,(4)その…
尾上 雅信 岡山大学教育学部研究集録 / 岡山大学教育学部学術研究委員会 編 (129) 133-140, 2005
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尾上 雅信 岡山大学教育学部研究集録 / 岡山大学教育学部学術研究委員会 編 (125) 57-66, 2004
尾上 雅信 岡山大学教育学部研究集録 / 岡山大学教育学部学術研究委員会 編 (127) 1-9, 2004
尾上 雅信 岡山大学教育学部研究集録 / 岡山大学教育学部学術研究委員会 編 (126) 13-21, 2004