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検索結果 82 件

  • 三重県中新統阿波層群槇野層の含礫泥岩層の岩相と微化石群集

    入月 俊明, 黒川 聡美, 林 広樹, 辻本 彰, 瀬戸 浩二 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 447-, 2023

    ...本発表では槇野層に見られる特異的な岩相を報告し,岩石試料の微化石分析(貝形虫化石と有孔虫化石)とCNS元素分析に基づき槇野層の堆積環境を復元する.  ...

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  • 隠岐島後,都万地域の海成中新統層序

    林 広樹, 能海 冬馬, 渡辺 真人 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 453-, 2023

    ...2種の年代指標種のうち,前者は実際には前期中新世~後期中新世にわたる広い層準から産出しており,また,後者は典型的な個体でない(cf.)ことから,年代決定の妥当性について再検討の余地がある.本研究では,都万地域で詳細な地質調査を実施し,微化石分析試料を採取した.あわせて,島根大学総合博物館に保管されている角館(1988)のLoc. 1およびLoc.2の岩石試料(須永ほか,2021で貝形虫化石が検討されている...

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  • 孔虫群集に基づく中海における過去約600年間の古環境の変化

    嶋池 実果, 辻本 彰, 廣瀬 孝太郎, 瀬戸 浩二, 赤對 紘彰, 入月 俊明 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 249-, 2022

    ...分析に用いた47試料からは13属21種の有孔虫化石が産出し,過去約600年間の間に中海の有孔虫群集に大きな変化が生じていることが明らかとなった.産出した有孔虫は,その変化によって5つの有孔虫相に区分できた.phase 1(西暦1400年頃-1700年頃)では,現在の中海に優占する<i>Ammonia beccarii</i>と<i>Trochammina hadai</i>が変動を伴いながらも優占しており...

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  • 上総層群黄和田層上部の微化石分析に基づく北西太平洋の前期更新世海洋変動

    桑野 太輔, 土屋 祐貴, 亀尾 浩司, 林 広樹, 宇都宮 正志, 久保田 好美, 万徳 佳菜子, 大浦 佑馬, 岡田 誠 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 325-, 2022

    ...., 2021).本研究では,MPTの開始付近(MIS 36–40)をターゲットとし,房総半島中央部に分布する上総層群黄和田層から産出する微化石群集の検討,および有孔虫化石の同位体分析をもとに古海洋環境の復元を行った....

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  • 広島県庄原市西城川における中新統備北層群の貝形虫化石群集とCNS元素分析

    山本 知真理, 入月 俊明, 瀬戸 浩二 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 384-, 2022

    ...</p><p> 貝形虫化石の処理には採取された34試料を用い,硫酸ナトリウム法とナフサ法を併用して岩石を細粒化し,その後,全ての貝形虫化石を抽出した.CNS元素分析には主に泥質岩よりなる26試料を使用し,島根大学エスチュアリー研究センターのFISON製CHNS元素分析計を使用した....

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  • 近畿地方の瀬戸内区に分布する下-中部中新統の生層序と対比

    入月 俊明, 柳沢 幸夫, 木村 萌人, 加藤 啓介, 星 博幸, 林 広樹, 藤原 祐希, 赤井 一行 地質学雑誌 127 (7), 415-429, 2021-07-15

    ...<p>近畿地方の瀬戸内区に分布する中新統の鮎河,綴喜,山辺および山粕の各層群から産出した微化石(珪藻,浮遊性有孔虫,貝形虫)に基づき,生層序を明らかにした.鮎河層群から浮遊性有孔虫化石と珪藻化石の年代指標種は産出しなかったが,貝形虫化石と既存の貝化石の結果から土山層と黒川層は珪藻化石帯のNPD2B(18.2-16.9 Ma)に対比される可能性が高い.綴喜層群奥山田層から貝形虫化石と珪藻化石の年代指標種...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献28件

  • 新島(燃島)の後期更新世末期-完新世の石灰質微化石群集と鹿児島湾奥の古環境復元

    前浜 悠太, 鹿野 和彦, 大木 公彦, 入月 俊明, 林 広樹 地質学雑誌 127 (6), 363-376, 2021-06-15

    ...<p>鹿児島湾奥の新島に露出する姶良カルデラ底下の堆積物から底生有孔虫と浮遊性有孔虫,貝形虫の化石が産出することを見出し,それらの群集を分析した結果,以下の点が明らかになった.姶良カルデラは,当初,淡水に満たされていたが,1万3千年前以前に暖流が流入して深さ100 mを超える還元的で閉鎖的な海域となった.しかし,その後,微化石の種数と産出頻度は著しく低下する.その原因の1つとして姶良カルデラ北東部の...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献25件

  • 神奈川県南足柄市矢倉沢周辺の平山断層に沿った地質

    楢崎 眞一郎, 林 広樹, 小田原 啓 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 246-, 2021

    ...</p><p><b>謝辞:</b>本研究は令和元年度箱根ジオパーク学術研究助成により実施された.島根大学 向吉秀樹博士には断層岩試料の処理及び観察方法をご教授いただいた.以上の関係する方々に御礼申し上げます....

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  • 中海における 2016 年の底生有孔虫群集の分布

    辻本 彰, 瀬戸 浩二 Laguna(汽水域研究) 27 (0), 59-68, 2020-12-31

    We investigated the distribution of living (rose Bengal-stained) benthic foraminiferal assemblages from surface sediments in Lake Nakaumi, the Honjo area, and the Sakai Channel collected in 2016. …

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  • 宮城県仙台市北東部に分布する中新統の統合年代層序

    鈴木 拓馬, 林 広樹, 柳沢 幸夫, 藤原 治, 檀原 徹 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 70 (1-2), 17-41, 2019-03-29

    .../b>宮城県仙台市北東部には海成中部~上部中新統志田(しだ)層群が広く分布し,下位より,入菅谷(いりすがや)層,番ヶ森山(ばんがもりやま)層,青麻(あおそ)層,七北田(ななきた)層に区分される.このうち青麻層は海流堆積物を主体とし,軟体動物や海生哺乳類等の化石を多産することから,東北日本の古環境・古地理の変遷や古生物地理などの研究上重要である.本研究では,青麻層の模式地を含む仙台平野中部で浮遊性有孔虫及...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献24件

  • 三重県に分布する中新統一志層群上部の浮遊性有孔虫・珪藻化石層序

    大信田 彦磨, 林 広樹, 柳沢 幸夫, 栗原 行人, 星 博幸 地質学雑誌 124 (11), 919-933, 2018-11-15

    ...<p>筆者らは三重県に分布する中新統一志層群の上部について浮遊性有孔虫・珪藻化石層序を検討した.大井層三ヶ野部層上部と片田層茶屋部層から得られた浮遊性有孔虫化石群集は亜熱帯的な性質を持ち,それらは今回調査した堆積岩セクションが浮遊性有孔虫化石層序のN.7帯~N.8帯下部に対比されることを示す.今回調査したセクションにおいて,N.7帯/N.8帯境界は大井層/片田層境界の約19m下位に位置することが判明...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献29件

  • 島根半島中新統,成相寺層下部から産出した有孔虫群集とその意義

    野村 律夫, 田中 裕一郎, 辻本 彰 地質学雑誌 124 (2), 95-109, 2018-02-15

    ....底生有孔虫群集について,共通種が産出する日本海ODP Leg 127,Site 797の膠着質種と石灰質種の出現層準を参照すると,成相寺層下部の中上部と下部の境界に対比できることが明らかになった.また,古浦層から続いた漸深海帯に達する古水深の汽水的環境が海水の侵入によって置換され,外洋性の海洋環境へ変化した年代を17.75Ma頃とし,このとき以降に日本海への海流の流入が一般化したと考えた....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献35件

  • 中海の湖底堆積物を用いた環境学習の実践

    辻本 彰, 瀬戸 浩二, 野村 律夫 日本科学教育学会研究会研究報告 28 (7), 89-92, 2018

    ...結果をもとに,生徒に過去の中海と現在の中海の環境の変化について考察させた.直接的な自然体験によって,自然科学に対する子供の驚きや興味関心を引き出すことができる.地学分野では,直接体験によって様々な気づきや探究心を得ることができる.普段は見ることのできない湖底のヘドロの臭いや手ざわりは,生徒にとって大変な驚きであった.このような体験から,身近な環境問題への関心を引き出すことができた.また,微化石(有孔虫...

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