検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 1,145 件

  • 小学校教員志望の大学生の理科における批判的思考力の育成

    中山 貴司, 山中 真悟, 古石 卓也, 木下 博義, 川崎 弘作 理科教育学研究 64 (3), 275-285, 2024-03-31

    <p>批判的思考力は学校教育で指導されるべき重要な思考法であるが,小学校教員を志望する大学生が受講する理科指導法において批判的思考力の育成は十分に行われていないことが指摘されている。そこで本研究では,小学校教員志望の大学生の理科における批判的思考力を育成するための指導法を考案して実践した。具体的には,中山・木下(2022)による指導法を援用し,理科における批判的思考力について明示して説明した後,…

    DOI Web Site

  • イギリスの学校教育における統計教育と情報教育に関する教科書分析

    石橋 一昴, 平田 篤史 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (3), 21-26, 2024-03-09

    <p>日本の学校教育における統計教育と情報教育に対しては,数理・データサイエンス・AI教育の推進に当たり,両者を横断させながら基礎的な資質能力を育成することが期待されている.しかしながら,その具体的な方策は模索中である.そこで本稿では,日本の高等学校段階に焦点化して,イギリスの学校教育における統計教育と情報教育から,その実現に向けた示唆を得ること目的とした.結果として,各教科からは,プログラミン…

    DOI

  • 中国・四国地方における卵巣癌に対する分子標的治療薬の使用状況およびコンパニオン検査が与えるHBOC診療への影響の調査

    田中 圭紀, 齋藤 渉, 下屋 浩一郎, 日比野 佑美, 松岡 敬典, 新垣 亮輔, 依光 正枝, 末岡 幸太郎, 青江 尚志, 平林 啓, 氏原 悠介, 古宇 家正, 前川 正彦, 山本 寄人, 白山 裕子, 中村 紘子, 早田 裕, 伊藤 裕徳, 春間 朋子, 藤田 志保, 石川 雅子, 奈良井 曜子, 小松 宏彰, 大石 徹郎, 卜部 理恵, 嶋村 勝典, 野中 道子, 田中 教文, 清水 美幸, 本郷 淳司 日本婦人科腫瘍学会雑誌 42 (1), 6-15, 2024-01-25

    <p>概要:本研究は卵巣癌において使用可能な分子標的治療薬の中国・四国地方での使用状況を調査し,共有することを目的とした.</p><p>初発・再発卵巣癌患者で2021年1月1日から2021年12月31日の期間に分子標的治療薬を用いた症例を対象として後方視的に検討した.</p><p>相同組換え修復欠損(Homologous Recombination …

    DOI

  • 高齢男性虚血性心疾患におけるCOPD併存はフレイルに関連する独立因子である

    林野 収成, 田中 聡, 十河 郁弥, 宮崎 慎二郎, 片岡 弘明, 松元 一郎, 高木 雄一郎, 市川 裕久, 荒川 裕佳子, 森 由弘 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (1), 78-83, 2023-12-15

    <p>【目的】高齢男性虚血性心疾患(CAD)における慢性閉塞性肺疾患(COPD)併存とフレイルの関連について検討する.</p><p>【方法】心臓リハビリテーション外来を受診した65歳以上の男性CAD患者99例を対象とした.対象をプレフレイル・フレイル群とロバスト群の2群に分類し,2群間の臨床的背景因子を比較した.また,プレフレイル・フレイルの有無を従属変数,2群間で有意差を認めた項目を独立変数と…

    DOI

  • 中学生の科学への興味の男女差

    岡部 舞, 長沼 祥太郎, 中村 大輝, 川崎 弘作, 石飛 幹晴 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 177-182, 2023-12-09

    <p>本研究は,現在,日本で行われているROSES(Relevance of Science Education-Second)のデータを用いて,中学3年生の科学への興味の男女差が,前回調査のROSE(2003)からどのように変動したかを明らかにすることを目的としている.比較した結果,ROSE調査からROSES調査の20年の間で科学への興味は全体的に増加傾向であると推察された.また,男女差に着目…

    DOI

  • 夏休みの保健だより作りを通した中学生による社会批判的モデリング

    石橋 一昴, 上ヶ谷 友佑, 服部 裕一郎 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 37-42, 2023-12-09

    <p>本稿の目的は,暑さ指数 (WBGT) に関する夏休みの保健だより作りを通じて,中学生が社会における自らの位置をどのように変化させるのかを明らかにすることである.本稿では,この調査のために,社会批判的モデリングの実践アプローチに基づいて,中学生が社会における自らの位置を変化させ得る授業および課題を設計した.先行研究を整理すると,批判的数学教育においては,「同心円モデルを描いてその中心に子ども…

    DOI

  • ただ一人の科学教育研究者になっていく

    荒谷 航平, 小川 博士, 小野寺 かれん, 川崎 弘作, 工藤 壮一郎, 三浦 広大 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 163-168, 2023-12-09

    <p>本研究の目的は,複線経路等至性アプローチ(TEA)を用いて,ある科学教育研究者を事例に科学教育研究者の現在に至るまでの経路を描き出すことである.本研究では,研究協力者として主に量的研究手法を採用してきた科学教育研究者1名を選定した.半構造化面接で得られたデータをもとに,大学学部3年次の【研究室配属】から,大学教員となり,質的研究の方法論に関する読書会に参加した上でなお,【自分では質的研究を…

    DOI

  • 北部九州白亜紀花崗岩類,油須原花崗岩優黒質斑状岩相の産状と化学組成

    柚原 雅樹, 西 瑛莉子, 清浦 海里, 亀井 淳志, 川野 良信, 岡野 修, 早坂 康隆 地球科学 77 (4), 147-163, 2023-10-25

    <p>北部九州東部に分布する油須原花崗岩の優黒質斑状岩相の主成分ならびに微量成分元素組成測定,希土類元素ならびにSr・Nd同位体比測定を行った.優黒質斑状岩相は,主に普通角閃石 -黒雲母花崗閃緑岩~花崗岩からなり,朝倉花崗閃緑岩赤岩体と油須原花崗岩の境界部と油須原花崗岩中に点在する.優黒質斑状岩相のモード組成と全岩化学組成は,主岩相と朝倉花崗閃緑岩赤岩体の間にある.朝倉花崗閃緑岩赤岩体から,9…

    DOI

  • COVID-19流行下における神経性やせ症と回避・制限性食物摂取症の新規外来患者および入院患者数の全国調査

    井上 建, 小坂 浩隆, 岡崎 玲子, 飯田 直子, 磯部 昌憲, 稲田 修士, 岡田 あゆみ, 岡本 百合, 香山 雪彦, 河合 啓介, 河野 次郎, 菊地 裕絵, 木村 大, 越野 由紀, 小林 聡幸, 清水 真理子, 庄司 保子, 髙倉 修, 高宮 静男, 竹林 淳和, 林田 麻衣子, 樋口 文宏, 細木 瑞穂, 水田 桂子, 米良 貴嗣, 山内 常生, 山崎 允宏, 和田 良久, 北島 翼, 大谷 良子, 永田 利彦, 作田 亮一 日本摂食障害学会雑誌 3 (1), 3-12, 2023-10-05

    <p>COVID-19パンデミック下,摂⾷障害患者における社会からの孤立,受診控え,症状の悪化,さらに新規患者の増加などが報告された。そこで我々は,2019,2020,2021年の神経性やせ症(Anorexia Nervosa: AN)および回避/制限性食物摂取障害(Avoidant/Restrictive Food Intake Disorder: …

    DOI

  • 化学療法を受ける大腸がん患者の手指に生じる末梢神経障害の特徴-横断的観察研究-

    安田 千香, 深井 喜代子 日本看護技術学会誌 22 (0), 38-50, 2023-08-20

    <p> 目的:オキサリプラチンをベースとし, カペシタビンを含む化学療法を受ける大腸がん患者の手指に生じる末梢神経障害の特徴を明らかにする. <br> 方法:地域がん診療連携拠点病院の外来で化学療法を受ける患者54人を対象に横断的観察研究を行った. 病態と治療情報を診療録から収集し, 手指のしびれ痛み, 触覚感受性, 握力, ピンチ力, 箸を閉じる力, 箸でつまみ上げる力を計測し, …

    DOI 医中誌

  • カシミールクマノゴケを兵庫県西部ならびに岡山県東部から報告する

    秋山 弘之, 伊藤 葛, 大隅 志乃, 駿河 舞, 西脇 千陽, 廣島 唯楓, 米本 春樹, 上田 啓太郎, 中島 健太朗, 山口 富美夫 蘚苔類研究 12 (11), 274-277, 2023-05-10

    Diphyscium kashimirense(H.Rob.)Magombo Specimens examined: Japan, Honshu, Hyogo-ken, Sayo-gun, Sayo-cho, Oohata, 180 m elev., 34.9416° N, 134.4174° E, on boulder at streambed, in secondary deciduous …

    DOI

  • BAFMEでの皮質興奮性における経時的進行の変性機構の解明:分子遺伝子学的・電気生理学的検討

    音成 秀一郎, 人見 健文, 戸島 麻耶, 小林 勝哉, 石浦 浩之, 池田 昭夫 臨床神経生理学 51 (2), 62-66, 2023-04-01

    <p>近年の分子遺伝学的研究により, <i>SAMD12</i>のイントロンのTTTCAならびにTTTTAからなる5塩基リピート伸長変異が良性成人型家族性ミオクローヌスてんかん (BAFME) を引き起こすことが明らかになり, リピート数とてんかん発作の初発年齢に負の相関があることが示された (Ishiura et al, Nature Genetics 2018) 。しかし, …

    DOI

  • 『Let’s Try!』準拠の発音指導マニュアルを用いた 小学校教員への発音トレーニングの効果検証

    阿部 聡生, 戸井 一宏, 上斗 晶代 実践英語音声学 4 (0), 37-68, 2023-03-31

    本研究の目的は,上斗他 (2022a, b) が作成した『Let’s Try!』に準拠したマニュアルを 用いて,小学校教員に対して発音指導を行い,教員の発音の向上につながるか否かを検 証することである。パイロットスタディとして 2 名の小学校教員に対してマニュアルを用いた 自己練習を基本とした発音指導を 20 分間行った。事前事後の被験者のアルファベット発 音を英語母語話者が …

    DOI

ページトップへ