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検索結果 127 件

  • 白亜紀北部九州花崗岩バソリスに対する北多久苦鉄質複合岩体の地質学的意義

    江島 圭祐, 大和田 正明, 亀井 淳志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 125-, 2023

    ...【親マグマの性質】 北多久苦鉄質複合岩体中で最も未分化組成に近い岩石のCpxの組成から平衡メルト組成を計算した.その結果,算出された液組成はSanukitic 高Mg安山岩質のマグマに類似する組成を示すことが明らかとなった.また,その初生マグマが共存したマントルかんらん岩の組成はCr#>0.8が推定される.さらに,白亜紀北部九州花崗岩バソリスに点在するSanukitic 高Mg安山岩マグマ由来の岩石...

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  • (エントリー)山口県東部,ジュラ紀付加体玖珂層群を貫く土生花崗閃緑岩の定置過程とマンガン鉱床の形成

    秋本 悠作, 大和田 正明, 亀井 淳志, 永嶌 真理子 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 380-, 2023

    ...【定置過程】産状,岩石組織および鉱物化学組成から見て,土生花崗閃緑岩は優白質相と優黒質相がマグマ同士で共存していたことを示唆する.土生花崗閃緑岩は優白質相が主岩相として岩体の大部分を占める.岩石化学的特徴から,優黒質相のマグマから分化した優白質相が上昇しつつ地殻物質を同化して,上部地殻(深度5〜6 km)に定置したと考えられる.定置後,固結直前の優白質相マグマ溜まりに優黒質相のマグマが貫入し,優白質相...

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  • 東南極,セール・ロンダーネ山地産のジルコノライト:京都府産新鉱物「河辺石」との関係

    志村 俊昭, 宮脇 律郎, 門馬 綱一, 亀井 淳志, 束田 和弘, 柚原 雅樹, 大和田 正明 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 394-, 2023

    ...., 1989),SiO<sub>2</sub>に乏しく高温で形成された岩石に産する.地球では希少な鉱物で,苦鉄質~超苦鉄質岩・サフィリングラニュライト・エメリー・スカルンなどに産する.月面では普遍的に産し,アポロ計画・ルナ計画・嫦娥5号による全ての着陸地点の岩石試料から報告されており,玄武岩・斜長岩・インパクトメルト角礫岩などに含まれている.月起源の隕石中からも報告されている.ジルコノライトはUや...

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  • 三重県中新統阿波層群槇野層の含礫泥岩層の岩相と微化石群集

    入月 俊明, 黒川 聡美, 林 広樹, 辻本 彰, 瀬戸 浩二 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 447-, 2023

    ...本発表では槇野層に見られる特異的な岩相を報告し,岩石試料の微化石分析(貝形虫化石と有孔虫化石)とCNS元素分析に基づき槇野層の堆積環境を復元する.  ...

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  • 三波川帯の変成アルカリ玄武岩岩脈:イザナギプレート上の小規模プレート内火成活動

    遠藤 俊祐, 崎 海斗, 八木 公史 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 299-, 2023

    ...<b>岩石記載</b>大豊地域の変成アルカリ玄武岩は褐色自形のケルスート閃石と少量のチタン輝石(Tiに富むディオプサイド),針状アパタイトを残留鉱物として含む.ケルスート閃石のリムやブーディンネックにはアクチノ閃石が生じている.桜樹屈曲域では,変成アルカリ玄武岩中の残留火成鉱物は僅かであるが,二タイプに分類できる.タイプ1はケルスート閃石仮像とみられる粗粒のアルカリ角閃石(フェロ藍閃石)を特徴的に含...

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  • 隠岐島後,都万地域の海成中新統層序

    林 広樹, 能海 冬馬, 渡辺 真人 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 453-, 2023

    ...Loc. 2との間に断層を推定した.この解釈は西郷図幅(山内ほか,2009)でも踏襲された.しかし,多井・加藤(1980)で報告された2種の年代指標種のうち,前者は実際には前期中新世~後期中新世にわたる広い層準から産出しており,また,後者は典型的な個体でない(cf.)ことから,年代決定の妥当性について再検討の余地がある.本研究では,都万地域で詳細な地質調査を実施し,微化石分析試料を採取した.あわせて,島根大学総合博物館...

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  • 断層地形に乏しいひずみ集中帯内の小断層すべりデータから推定される応力場:山陰ひずみ集中帯を例に

    向吉 秀樹, 内田 嗣人, 市村 正如, 吉田 歩夢, 香川 加奈, 吉崎 那都, 金本 翔真 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 373-, 2023

    ...2021)において,余震域を網羅するような地質踏査が行われ,余震域内に高密度に小断層が発達しており,これらの断層が複数の応力場を経て形成し,現在の応力場と調和的な応力場を示すものも認められることを報告している.本研究では,山陰ひずみ集中帯周辺においてより広範囲の調査を行い,2016年鳥取県中部地震(M6.6),2018年島根県西部地震(M6.1)など他の余震域の小断層が示す応力場や,ひずみ集中帯外の岩石...

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  • 東南極リュツォ・ホルム複合岩体のあけぼの岩に産する変花崗岩類をもたらした火成活動

    亀井 淳志, 市田 花歩, 粟田 晶, 外田 智千, 堀江 憲路, 竹原 真美, 馬場 壮太郎, 北野 一平, Setiawan Nugroho, Nantasin Prayath, Dashbaatar Davaa-ochir, 本吉 洋一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 154-, 2023

    ...あけぼの岩は約4×1 km<sup>2</sup>の範囲で露出し,Bt-Hbl片麻岩,Grt-Bt片麻岩,Bt片麻岩,角閃岩類,桃色片麻状花崗岩類が主な構成岩石である(Hiroi et al., 1986など).我々はBt-Hbl片麻岩の分布域より,正片麻岩のHbl-Bt変トーナル岩およびBt-Hbl変トーナル岩を見出し,また桃色片麻状花崗岩類よりBt変トーナル岩を見出して,それぞれ試料採取した. ...

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  • (エントリー)鳥取県若桜のザクロ角閃岩とトロニエム岩:古生代スラブ融解の証拠?

    髙橋 瑞季, 遠藤 俊祐 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 27-, 2023

    ...., 2008).今回,鳥取県若桜地域の蛇紋岩中から,ザクロ石角閃岩とそれに伴うトロニエム岩を発見した.本発表では,これら岩石が高温沈み込み帯における部分融解を示している可能性について議論する.地質背景と産状 鳥取県東部の若桜地域に分布する志谷層は,約300Maの変成年代を持つ蓮華変成岩(高P/T)である (Nishimura and Shibata, 1989).志谷層は泥質片岩と苦鉄質片岩から構成...

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  • ヒマラヤで野外地学を学ぶー第11回学生のヒマラヤ野外実習ツアー(2023年3月)報告

    吉田 勝, Paudel Mukunda, 在田 一則, 酒井 哲弥, Upreti Bishal 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 500-, 2023

    ...月)報告</b> 吉田勝<sup>1,2</sup>・M.R.パウデル<sup>2</sup>・在田一則<sup>3</sup>・酒井哲弥<sup>4</sup>・B.N.ウプレティ<sup>5</sup> <sup>1</sup> ゴンドワナ地質環境研究所,<sup>2</sup>トリブバン大学トリチャンドラキャンパス地質学教室, <sup>3</sup>北大総合博物館,<sup>4</sup>島根大学総合理工学部...

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  • 沈み込む海洋地殻の構造スライス化におけるCASH-CO<sub>2</sub>交代作用の重要性:三波川帯の例

    遠藤 俊祐, 栗原 那知, 田口 知樹 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 33-, 2022

    ...による折り畳みと東西伸長を伴う延性薄化を受けた結果とみなされる.しかし,それ以前に沈み込む海洋地殻から力学的に分離(構造スライス化)し,沈み込みチャネルへ取り込まれるプロセスに関しての地質学的証拠はこれまで知られていなかった.それは四万十付加体に観察されるduplexの形成よりも大規模な海洋地殻の破壊を伴うはずである.本発表は,愛媛県東温市滑川地域の三波川帯から見出した「石灰珪質片岩」の野外地質・岩石学的解析...

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  • CDW流入による最終氷期以降の東南極氷床融解プロセス:宗谷海岸露岩域の表面露出年代と海洋モデリングに基づく復元

    菅沼 悠介, 川又 基人, 草原 和弥, 石輪 健樹, 香月 興太, 藤井 昌和, 平林 幹啓, 奥野 淳一 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 80-, 2022

    ...であることが指摘されている.とくに近年,南極氷床の融解において,周極深層水(CDW)の流入による氷床末端・棚氷の底面融解とそれに伴う氷床崩壊ともいうべき氷床不安定化プロセスが重要であることが指摘されている.しかし,このメカニズムが例えば最終氷期以降の大規模な氷床融解の際にどのような役割を果たしたかについては未だほとんど報告がない.そこで我々は,東南極リュツォホルム湾の宗谷海岸域において,氷河地形調査と採取岩石...

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  • 隠岐島後における低圧ザクロ石角閃岩の変成履歴

    髙橋 瑞季, 遠藤 俊祐 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 46-, 2022

    ...., 2021; Kawabata et al. 2022)から古原生代造山帯の一部であったと考えられる.隠岐変成岩の砂泥質片麻岩中には苦鉄質グラニュライトや角閃岩といった苦鉄質変成岩がレンズ状に含まれる(Hoshino, 1979).本発表では,苦鉄質グラニュライトおよび新たに見出したザクロ石を含む角閃岩の岩石学的解析により,ザクロ石形成反応を特定し,変成履歴を検討する.苦鉄質グラニュライトの両輝石...

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  • 放射光micro-XANES分光法による三波川変成帯エクロジャイト相岩体の温度圧力構造再評価

    伊藤 泰輔, ウォリス サイモン, 高橋 嘉夫, 遠藤 俊祐, 小暮 敏博, 淺原 良浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 37-, 2022

    ...<p>沈み込み帯深部から地表へ上昇した高圧変成岩の岩石学的解析から導かれる温度圧力条件は、プレート収束域の地殻下部-上部マントル深度における岩石のレオロジーや化学反応の諸性質の本質的理解に欠かすことができない。...

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  • 広島県庄原市西城川における中新統備北層群の貝形虫化石群集とCNS元素分析

    山本 知真理, 入月 俊明, 瀬戸 浩二 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 384-, 2022

    ...</p><p> 貝形虫化石の処理には採取された34試料を用い,硫酸ナトリウム法とナフサ法を併用して岩石を細粒化し,その後,全ての貝形虫化石を抽出した.CNS元素分析には主に泥質岩よりなる26試料を使用し,島根大学エスチュアリー研究センターのFISON製CHNS元素分析計を使用した....

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