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検索結果 44 件

  • MeSO-net観測記録に見られる2020年の微動振幅の低下とその要因

    林田 拓己, 吉見 雅行, 鈴木 晴彦, 森 伸一郎, 香川 敬生, 山田 雅行, 一井 康二 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (4), I_624-I_635, 2022

    ...において微動レベルの低下が顕著であり,特に児童・生徒数が多い学校では20〜90Hzの周波数帯域で前年比6〜8割程度までスペクトルの振幅が低下する傾向が見られた.2020年に観測された微動の振幅低下には,広域的な人間活動ではなく,観測点が設置されている施設の利用状況の変化が強く反映されている可能性が高い....

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  • 1943年鳥取地震の鹿野・吉岡断層における稠密微動観測に基づく地盤震動特性の把握

    野口 竜也, 小林 和生, 西村 武, 香川 敬生 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_617-I_625, 2021

    ....そこで本研究では,断層変位箇所やその近傍の稠密微動観測の結果を用いて,断層のごく近傍における地盤震動特性を把握した.その結果,地表変位箇所を境にその前後で微動H/Vの形状に違いがみられた.この要因について,地下構造探査の結果との対応関係より,断層の破砕帯や段差構造が微動の特性に関与していることが示唆された....

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  • 2016年鳥取県中部の地震における建物被害と地盤震動特性の関係

    西村 武, 野口 竜也, 香川 敬生 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_321-I_336, 2021

    ...<p> 2016年10月21日,鳥取県中部を震源とするM<sub>JMA</sub> 6.6の地震が発生し,倉吉市,北栄町,湯梨浜町で最大震度6弱を記録した.建物被害が限られた地域に集中していたため,被害地域周辺で微動探査を行い,既往研究成果と統合した地盤構造推定および地盤震動特性の把握を通じて被害との関連を検討した.微動解析よりVs=200m/s以下の低速度層が全地点で推定され,日本海沿岸の平野部...

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  • 2018年北海道胆振東部地震を対象としたサイト特性の評価と地盤条件との対応

    西川 隼人, 野口 竜也 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_446-I_456, 2021

    ...として,スペクトルインバージョン解析を行い,震源特性,伝播経路特性,サイト増幅特性を評価するとともに,距離減衰式の解析結果から地盤増幅度を評価した.また,既往研究で十分に評価されていない地盤条件とサイト特性の関係を調べた.その結果,表層30mの平均S波速度とサイト増幅特性の相関は2Hz付近で最も高く,地盤増幅度は最大地動速度が最大地動加速度に比べて高い相関が見られた.また,3つの地震観測点を対象に,微動観測...

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  • 建設過程における新築木造三重塔の常時微動計測

    瀧野 敦夫, 向坊 恭介, 津和 佑子, 大橋 好光 日本建築学会技術報告集 26 (62), 119-123, 2020-02-20

    <p>This paper presents the results of micro-tremor measurement of newly-built three-stories wooden pagoda. Five times measurements were conducted during construction and after completion. In each of …

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  • 2018年インドネシア・スラウェシ島地震における液状化による地盤流動の要因に関する考察

    吉田 雅穂, Hendra SETIAWAN, 宮島 昌克, 小野 祐輔, 幸左 賢二, 芹川 由布子, 府玻 ひなの 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 76 (4), I_647-I_655, 2020

    ...<p> 2018年インドネシア・スラウェシ島地震は,島中部のPalu市を中心に死者・行方不明者4,340人,家屋損壊68,451棟という甚大な被害をもたらした.現地調査の結果,Balaroa,Petobo,Jono Oge,Sibalatyaの4地区において液状化による大規模な地盤流動が発生し,人的・家屋被害の主たる要因であったことを確認した.また,現地で行った測量,常時微動観測,スウェーデン式サウンディング...

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  • 2016年鳥取県中部の地震を対象とした木造建物の最大応答変形角予測式の検討

    西川 隼人, 野口 竜也, 西村 武, 宮島 昌克, 香川 敬生 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 75 (4), I_383-I_390, 2019

    ...<p> 本研究では地震観測点以外の地点を対象に地震動を推定せずとも,直接的に木造建物の最大応答変形角を予測する手法を提案した.まず,性能等価加速度応答スペクトルと加速度応答スペクトルの関係をもとに最大応答変形角の予測式を導き出した.続いて,2016年に鳥取県中部で発生した地震を対象に断層最短距離や微動H/Vの固有振動数などをパラメータとした最大応答変形角予測式を回帰分析により求めた.その結果,地震観測記録...

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  • 南阿蘇村河陽黒川地区における建物被害の空間分布と常時微動探査を用いた地盤震動特性の把握

    吉田 昌平, 野口 竜也, 香川 敬生 日本地震工学会論文集 19 (6), 6_55-6_67, 2019

    ...<p>2016年4月16日の熊本地震本震(M<sub>w</sub> 7.0)を主とした一連の地震活動は, 熊本県の広域に甚大な被害を与えた.本研究で対象とした南阿蘇村河陽黒川地区でも東海大学周辺の学生アパートを含めた多くの建物の倒壊被害が報告されている.本研究では空中写真および現地写真から対象地域の被害程度を詳細に把握し, 表層地盤の地盤震動特性との関係性を検討した.地盤震動特性は常時微動探査を用...

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  • 2018年島根県西部の地震による被害地域での臨時余震観測および微動観測

    野口 竜也, 香川 敬生, 吉田 昌平, 山口 仁 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 75 (4), I_701-I_713, 2019

    ...<p> 2018年4月9日に島根県西部の大田市付近を震源とするMj6.1の地震が発生した.震源近傍の島根県大田市の一部の地域で建物被害,液状化による被害が生じた.被害は狭い範囲内で発生していた.そこで本研究では,被害が集中した地域で臨時余震(強震)観測および微動観測を実施した.その観測記録を用いて地盤震動特性の把握と地盤構造の推定を行い,被害との関係を調べた.被害が多く発生した波根地区の微動H/Vの...

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  • 微動H/Vの1次ピークの振動数と振幅に基づいた地盤増幅度評価式の検討

    西川 隼人, 野口 竜也, 宮島 昌克, 香川 敬生 日本地震工学会論文集 19 (7), 7_41-7_55, 2019

    ...パラメータを用い地盤増幅度評価式を求めた結果,地盤増幅度の観測値と評価値の間に高い相関が得られた.最後にサイト増幅特性の代わりに微動H/Vを用い経験的な地盤増幅度評価式を求めたところ,既往研究で用いられているタイプの経験式に比べて,高い精度で地盤増幅度を評価できることを明らかにした....

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  • 微動および地震観測に基づく鳥取県中部域の地盤構造推定と地盤震動特性の把握

    野口 竜也, 西川 隼人, 吉田 昌平, 香川 敬生 日本地震工学会論文集 19 (6), 6_258-6_271, 2019

    ...<p>2016年鳥取県中部の地震で鳥取県中部域の被害が甚大であった地域において, 微動観測および地震観測を実施し, 地盤構造の推定および地盤震動特性の把握を試みた.微動記録より水平動と上下動のスペクトル比(H/V)と位相速度分散曲線, 自治体, K-NETの観測点, 臨時余震観測点の地震記録より地震動のH/Vを求め, 地震基盤までの地盤構造を推定した.また, 微動H/Vの卓越周期分布と, その形状の...

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  • 2016年熊本地震で生じた地表地震断層ごく近傍の強震動について

    香川 敬生, 吉田 昌平, 上野 太士 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 73 (4), I_841-I_846, 2017

    ...を複数の地表地震断層地点で実施した結果,断層ごく近傍では周辺に比べて微動H/Vスペクトルのピークが顕著に見られない傾向があり,地盤の影響が大きいことが示唆された....

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  • 鳥取県鹿野地域の地盤構造および地盤震動特性

    野口 竜也, 上野 太士, 西川 隼人, 吉田 昌平, 香川 敬生 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 73 (4), I_894-I_906, 2017

    ...,微動探査よりH/Vによる卓越周期とS波速度構造モデル,重力探査より密度構造による基盤面形状を推定することができた.また,微動探査の結果を基に地盤増幅度を求め,その分布傾向を面的に把握することができた....

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  • 熊本県益城町の造成宅地での高密度常時微動計測の広域実施によるH/Vスペクトルと地震被害の関係

    秦 吉弥, 湊 文博, 後藤 浩之, 吉見 雅行, 古川 愛子, 宮本 崇, 飯山 かほり, 野口 竜也, 盛川 仁, 池田 隆明, 香川 敬生 物理探査 70 (0), 35-41, 2017

    ...<p>本稿では,2016年熊本地震の強震動の作用によって甚大な住家等の被害が発生した熊本県益城町の造成宅地を検討対象地域として選定し,常時微動計測を広域かつ高密度に実施した結果について報告する。具体的には,365地点に及ぶ常時微動計測を行い,H/Vスペクトルのピーク周波数などに着目することで,検討対象地域における地盤震動特性を明らかにした。...

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  • 1943年鳥取地震の学校被害地点における微動探査を用いた地盤構造推定と地震動評価

    吉田 昌平, 野口 竜也, 香川 敬生 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (4), I_404-I_412, 2016

    ...1943年9月10日,鳥取県東部を震源として鳥取地震(M7.2)が発生した.現存する地震関連資料から,鳥取市街地またはその周辺に存在した学校建物は場所により被害程度に差が出たことがわかっている.本研究では,学校建物被害が異なる原因を究明することを目的として,地盤構造モデルの構築及び地震動評価を実施した.学校被害サイトを対象に常時微動観測を実施し,3成分単点観測に基づくH/Vスペクトルとアレイ観測に基...

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  • 鳥取県内の地震観測点における地盤構造の把握とサイト特性の評価

    野口 竜也, 西川 隼人, 吉田 昌平, 香川 敬生 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (4), I_646-I_658, 2016

    ...を評価し,全体の傾向を把握した.さらに地盤調査結果を地震観測点以外の地点のサイト特性評価に適用することを検討するために,改定した地盤構造モデルによるSH波伝達関数や平均S波速度,微動H/Vとサイト特性の関係を調べた....

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  • PSOを用いたレイリー波分散曲線のインバージョン

    小野 祐輔 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (4), I_725-I_736, 2015

    ...常時微動観測から抽出したレイリー波の分散曲線からその地点の表層地盤のせん断波速度を推定するインバージョン解析には様々な最適化手法を用いることができる.本論文では,発見的解法に分類される最適化手法であるParticle Swarm Optimization(PSO)に着目する.これまで,PSOには数多くの改良版が提案されているが,解くべき最適化問題の特性に応じて適切なものを選択する必要がある.本論文では...

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  • 鳥取平野南部地域における微動探査に基づく地震動評価のための地盤構造モデルの構築

    野口 竜也, 石田 勇介, 香川 敬生 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (4), I_943-I_952, 2015

    ...鳥取県中東部に位置する鳥取平野では,これまでに地震動評価のための地盤構造モデルを構築するために,微動や重力探査など物理探査法の実施により,地盤震動特性の把握や地盤構造の推定が行われている.本研究では,鳥取平野の南部地域で新たに102地点の単点3成分観測,10地点のアレイ観測からなる微動探査を実施し,既往の研究によるデータを含めて地盤構造モデル構築を行った.その結果,単点3成分観測データよりH/Vの卓越周期分布...

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