検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 598 件

  • 教育工学における新たな学習評価研究の創出に向けて

    深見 俊崇, 森本 康彦, 泰山 裕, 山田 政寛, 大浦 弘樹, 益川 弘如 日本教育工学会論文誌 47 (4), 579-592, 2024-03-20

    ...されている.この展望論文では,新たな学習評価研究の創出に向けて,①テクノロジの変化がもたらす評価方法の変化,②真正の評価がもたらした学習と評価の変化,③諸外国におけるコンピテンシー等の捉え方の変化,の3点に整理することを目指した.その結果,教育工学において学習評価研究を深めていくには,評価者の学習評価の見直し,それに合わせた評価方法の見直しと多様化,その多様化に対応しテクノロジの有効利用に関する研究の必要性...

    DOI

  • 糖尿病関連腎臓病の概念と定義

    金﨑 啓造, 植木 浩二郎, 南学 正臣 糖尿病 67 (2), 43-49, 2024-02-29

    ...Diabetes,あるいはDiabetes and CKDなど呼称に関してさまざまな混乱があり,同様の混乱は本邦でも見受けられる.そこで今回,日本糖尿病学会,日本腎臓学会は米国を中心として世界で多く使われている「Diabetic Kidney Disease」に対応する日本語訳を「糖尿病関連腎臓病」とし,その概念を定義した.本稿では糖尿病症例における腎臓合併症の歴史的背景を振り返りながら,疾病概念の定義と定義が必要...

    DOI

  • 局所進行結腸癌に対する化学療法中に肺結核を発症した1例

    百留 亮治, 山本 徹, 石飛 一成, 谷浦 隆仁, 象谷 ひとみ, 髙井 清江, 平原 典幸, 田島 義証 日本消化器病学会雑誌 121 (1), 49-54, 2024-01-10

    ...<p>症例は78歳,男性.十二指腸浸潤をともなう横行結腸癌と診断され,当科紹介となった.重度の肺気腫もあり,化学療法を開始した.化学療法開始3カ月後,全身倦怠感と食欲低下で入院.第9病日に肺炎を発症した.抗菌薬の投与でも呼吸状態は悪化し,肺結核と診断.気管内挿管の上,結核治療を開始した.結核は改善するも,癌による衰弱もあり第94病日に死亡退院となった.癌化学療法中では肺結核にも注意が必要と考えて,報告...

    DOI PubMed

  • 外傷診療・手術動画のライブラリ構築~会員向け重症外傷教育ツールの集約体制~

    安藤 彰俊, 室野井 智博, 藏本 俊輔, 岡 和幸, 下条 芳秀, 木谷 昭彦, 比良 英司, 渡部 広明 日本外傷学会雑誌 advpub (0), 2024

    ...<p> 近年, 交通事故の減少, 非手術的治療 (NOM) の進歩による外傷外科手術症例や若手外傷外科医の外傷手技経験数の減少が顕著となり, 外傷外科教育体制の整備が必要とされている. 動物や献体を用いたsimulation trainingが行われているが, 開催数, 参加人数が限られ, accessibilityが良いとは言い難い....

    DOI

  • 難治性悪性腹水症例に対する腹腔―静脈シャント療法の終末期医療における役割

    谷浦 隆仁, 山本 徹, 井上 圭亮, 岸 隆, 石飛 一成, 佐藤 仁俊, 日髙 匡章 日本消化器病学会雑誌 120 (12), 1003-1011, 2023-12-10

    ...PS 3が13例であった.治療後に79.4%で腹部膨満感が消失し,60.9%に食欲改善が得られた.術後生存日数中央値は38日[1~294日]で,18例(52.9%)で在宅復帰が可能であった.合併症はclinical DICが3例(8.8%),心不全が7例(20.6%)にみられた.難治性悪性腹水患者の癌終末期においてPVS療法は,症状緩和,自宅退院などに寄与できる治療法であるが,適応には十分留意する必要...

    DOI PubMed 医中誌

  • 算数科における投影的な見方に関する調査研究

    箕矢 明音 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 121-124, 2023-12-09

    ...学習指導を提案することである.そこでまず,小学校の最終年度にあたる第6学年82名を対象に,本研究で作成した質問紙調査を実施した.分析からは,円柱の真横と正面から見える形を描く問題の正答率はどちらも52.4%に留まる結果となり,曲線部分をもつ図形の認識に困難性がある様子が確認された.以上の結果を踏まえ,3次元のものを2次元にかき落とす前段階としては,曲線や凹凸が含まれる立体を平面でよむことができる教材が必要...

    DOI

  • 糖尿病性腎症病期分類2023の策定

    糖尿病性腎症合同委員会・糖尿病性腎症病期分類改訂ワーキンググループ, 馬場園 哲也, 金崎 啓造, 宇都宮 一典, 古家 大祐, 綿田 裕孝, 繪本 正憲, 川浪 大治, 深水 圭, 久米 真司, 鈴木 芳樹, 和田 淳, 和田 隆志, 岡田 浩一, 成田 一衛, 小岩 文彦, 阿部 雅紀, 土谷 健, 加藤 明彦, 市川 和子, 北谷 直美 糖尿病 66 (11), 797-805, 2023-11-30

    ...<p>わが国では2014年に改訂された糖尿病性腎症病期分類が広く用いられてきた.最近では,高齢化や肥満者の増加,糖尿病や高血圧症に対する新規治療薬の開発などを背景に,糖尿病患者に合併した腎臓病が多様化していることが指摘されている.そこで糖尿病性腎症合同委員会では,腎症病期分類を再度改訂する必要性を検討した.現時点では,アルブミン尿や推算糸球体濾過量に基づく2014年分類を変更する必要性を示唆する新たな...

    DOI

  • 性暴力被害を受けた学生の「回復」を促す支援について

    河野 美江, 執行 三佳 学生相談研究 44 (1), 12-21, 2023-07-31

    ...<p> 本邦において、大学生が性暴力被害者となる事件が問題となり、大学での被害学生に対する支援が必要とされている。本研究は性暴力被害を受けた学生の「回復」を促す支援を明らかにすることを目的とし、性暴力被害学生の対応経験がある学生相談機関の支援者10名に対し、2021年3~9月にインタビュー調査を実施した。...

    DOI

  • 騒音環境が及ぼす睡眠,心身への影響

    笹澤 吉明, 森長 誠, NGUYEN Thu Lan 睡眠と環境 17 (1), 15-24, 2023-06-30

    ...環境騒音の健康影響を最小限にするため更なる研究の蓄積と,騒音発生源への対策が必要である。...

    DOI

  • 中国,四国地方の9国立大学法人における外部研究資金の受入状況の比較

    北村 寿宏, 川崎 一正, 竹下 哲史, 秋丸 國廣 産学連携学 19 (2), 2_30-2_38, 2023-06-20

    ...これらの指標と大学の教員数との関係を調査したところ,教員一人当たりの科研費採択件数,教員一人当たりの科研費配分額,および,受託研究の受入額,一件当たりの受託研究の受入額は,教員数と正の相関関係が認められた.このことは,企業と大学の共同研究を増加させ共同研究の大型化を進めていくためには,各大学において重点化する分野で研究のグループ化を促すとともに研究の陣容や設備を充実させ,基礎研究を十分に行える仕組みが必要...

    DOI

  • 年輪幅が揃った良質材生産のための密度管理と個体の専有面積

    高橋 絵里奈, 高橋 さやか 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 316-, 2023-05-30

    ...年輪幅が揃うためには、樹木個体は飛躍的に材積を成長させねばならず、そのために個体の専有面積を飛躍的に増加させる必要がある。しかし、年輪構成は問題にならない和歌山県では、飛躍的な専有面積の増加は必要無い。その結果、個体の専有面積の増加量に違いが見られたことが推察される。</p>...

    DOI

  • 標準地調査のための地上およびモバイル端末レーザスキャナの精度と作業効率

    米 康充, 野本 貴士, 河野 晋治, 樫元 良純, 高岸 且 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 122-, 2023-05-30

    ...<p> 広域の資源量調査の方法としては、航空機レーザ計測が普及しているが、標準地調査は現地確認として、また気候や地質、林業や人間との関わり等の特性に対応するために必要とされている。航空機レーザ計測の調査対象面積が増えるとともに、標準地調査の面積も増えることとなり、その人工の増大が課題となっている。これに対し、標準地調査でも新たな技術を用いた作業の簡略化や計測の高度化が可能になってきている。...

    DOI

  • 電子野帳システムを用いた植物繁殖フェノロジー調査の実践

    浅野 郁, 清水 加耶, 川越 葉澄, Paulus Meleng, Mohamad Yazid Hossman, Mohd Yusuf Abd Rahman, 市岡 孝朗 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 164-, 2023-05-30

    ...<p>森林を構成する植物種がいつ・どれほどの量の花を咲かせ結実したかといった植物の繁殖フェノロジーを正確に記録することは、森林動態の把握はもちろん、それら花や果実を利用する動物種の生態を明らかにする上でも必要不可欠である。発表者らは、マレーシア・サラワク州に位置するランビルヒルズ国立公園の低木層植物を中心とする200種500個体あまりを対象に、2017年から繁殖フェノロジー調査を行なってきた。...

    DOI

ページトップへ