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検索結果 1,422 件

  • 微量金属イオンの簡易目視検出を支援する化学システムと関連技術

    水口 仁志 分析化学 73 (1.2), 1-9, 2024-01-05

    <p>本論文では,可能な限り簡便な操作で迅速に微量金属イオンを測定することを目的として開発された分析方法について解説する.分析対象となる金属イオンに対する感度と選択性を確保するために,金属錯体の解離反応の速度特性,固相表面と金属錯体との相互作用,錯形成平衡とスペクトル特性との協同効果を利用した事例として,薄層クロマトグラフィー,メンブランフィルターへの濃縮を用いる定量分析,及び,同種金属二核錯体…

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 生命金属元素鉄の新たな役割と治療応用

    池田 康将 四国医学雑誌 79 (5.6), 229-236, 2024

    <p>糖尿病は世界的に増加している。わが国でも患者数は増加しており,糖尿病が強く疑われる,もしくは糖尿病の可能性が否定できない糖尿病予備軍も含めるとさらにその数は多くなる。糖尿病は加齢とともに増加する1)ことから,高齢化社会の急速な進行も患者数増加の一因と考えられ,加齢性疾患ともいえる。肥満,インスリン抵抗性,高血圧,高脂血症のメタボリック症候群は糖尿病発症の高リスク因子であるが,これらを有した…

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  • 徳島県立海部病院における医療格差是正と医師働き方改革のための遠隔医療

    影治 照喜, 浦岡 秀行, 中村 勝, 立石 聖士, 川人 圭祐, 堀 太貴, 細木 美苗, 金子 遥祐, 森 建介, 石田 晃基, 岡 博文, 稲葉 香織, 稲葉 圭佑, 白神 白神, 坪井 光弘, 松本 大資, 美馬 俊介 四国医学雑誌 79 (5.6), 253-262, 2024

    ...少ない医師で,持続可能な救急医療と専門医療を行うためには従来の対面診療だけでは限界と困難があり,この課題を解決するためにデジタル技術を応用して医療変革を行うdigital transformation(DX)が必要である。当院では,医療DXとして,遠隔医療を導入し活用してきた。救急医療に対して2013年から遠隔救急診療支援システムを,専門医療に対して2018年から遠隔オンライン診療を開始した。...

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  • 血清アルブミンに存在する超硫黄の解析と創薬応用

    池田 真由美, 福田 達也, 岩尾 康範, 小田切 優樹, 丸山 徹, 石田 竜弘, 異島 優 薬学雑誌 144 (1), 51-56, 2024-01-01

    <p>Recent studies have shown that proteins already possess supersulfides during the translation. However, the distribution and the role of supersulfides are not fully understood. In this review, we …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • エタン,プロパンおよびイソブタンの脱水素により析出した大量の炭素に覆われたアルミナ担持酸化ニッケルの触媒再生

    杉山 茂, 幸泉 旭彦, 岩城 昂尚, 岩井 大輝, 霜田 直宏, 加藤 裕樹, 二宮 航 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (6), 223-230, 2023-11-01

    <p>アルミナ担持酸化ニッケル触媒によるエタン,プロパン,およびイソブタンの脱水素化では,通塔時間に伴う炭素析出の形成とともに,触媒活性の向上が観察されることが報告されている。この改善挙動はカーボンナノチューブ状析出物上に高分散状態で形成される金属ニッケルに起因されるが,さらに通塔時間を長くすると,カーボンナノチューブ状析出物が通常の炭素析出物によって覆われ,活性が低下する。本稿では,活性が低下…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献11件

  • アルミナ担持金属ニッケル触媒による2-クロロプロペンからプロピレンへの効果的な脱塩素

    杉山 茂, 日和田 有香, 矢原 稜太, 西村 太一, 霜田 直宏 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (6), 217-222, 2023-11-01

    <p>前報では,アルミナ担持パラジウム触媒による 2-クロロプロペン(2-PEN)の接触還元が348 Kで高い活性を示したことを報告した。しかしこの場合,2-クロロプロパン(2-PAN),プロピレンおよびプロパンが非選択的に生成されたので,実際の社会実装を考えると分離プロセス併設が不可欠となっていた。本研究では,アルミナ担持ニッケル触媒が2-PENのプロピレンへの高選択的変換を達成できることを明…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献7件

  • イオン液体を利用した外用剤・経皮吸収製剤の開発と疾患治療への応用

    清水 太郎, 濱本 英利, 石田 竜弘 Drug Delivery System 38 (3), 230-238, 2023-07-25

    ...イオン液体とともに皮膚に適用した薬物は、皮膚局所だけでなく全身にも移行するため、さまざまな疾患治療への応用が期待される。本稿では、外用剤・経皮吸収製剤に用いられるイオン液体の特性および疾患治療への応用について紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献34件

  • 携帯電話ビッグデータで挑む観光行動の解明

    久保 雄広, 岸田 隆明, 瓜生 真也, 三重野 太郎, 柘植 隆宏, 康 傑鋒, 豆野 皓太, 庄子 康, Arne Arnberger 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 31-, 2023-05-30

    ...<p>昨今、観光分野や生態系サービスの評価・研究において、ICT技術、特にInstagramやFlickr等のソーシャルメディア・データの応用が急速に進んでいる。しかしながらソーシャルメディア・データは投稿者の投稿意図や頻度に大きく影響を受けるため、モニタリングや管理に応用するには多くの懸念が指摘されている。...

    DOI

  • 紫外線照射下での光分解反応速度の違いに基づく遊離塩素と結合塩素のFIA同時定量

    北條 三奈, 河野 俊貴, 棚田 智大, 飯山 真充, 高柳 俊夫, 水口 仁志 分析化学 72 (1.2), 25-32, 2023-01-05

    <p>世界各地で水不足と水質汚染の問題が深刻となっており,衛生的な水の確保は重要な課題である.水の消毒では,遊離塩素と結合塩素の濃度を適切に管理することが重要である.遊離塩素と結合塩素の間には光分解反応速度に差が生じるため,この性質を利用することで遊離塩素と結合塩素の分別が可能であると考えた.本研究では,光照射流路と光照射のない流路への分岐を備えたフローインジェクション分析(FIA)システムを構…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • コロナ禍における腹腔鏡シミュレーターを用いた医学教育への取り組み

    河北 貴子, 加藤 剛志, 門田 友里, 白河 綾, 木内 理世, 吉田 加奈子, 岩佐 武 四国医学雑誌 79 (1.2), 103-108, 2023

    ...座学においては,オンライン授業の導入もスムーズではあったが,臨床実習への応用においては困難な面も多い。外科系診療科において術野での体験は,実際の解剖を目にする場であり,その後の診療選択にも大きく貢献するが,地域の感染状況によっては術野に入ることが制限され,院内での実習が制限されることとなった。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 河川ネットワークを考慮した自然再生地の効果の検討:魚類多様性をケーススタディとして

    後藤 颯太, 赤坂 卓美, 河口 洋一 応用生態工学 26 (2), n/a-, 2023

    <p>河川ネットワークは淡水生態系の維持に重要な機能を有する.しかし,河川における自然再生事業のほとんどは,対象地の種多様性や保全対象種にとっての生息地環境の質といった局所的な環境の状態のみを基準に選定されてきた.また,自然再生事業による保全効果の主な評価対象は大河川であり,中小河川における効果は無視されることが多いのが現状である.本研究では,中小河川の自然再生事業の効果向上を目的とし,十勝川水…

    DOI Web Site 参考文献53件

  • リチウム過剰系正極材料の低結晶性の機能

    大石 昌嗣, 廣井 慧, 尾原 幸治 応用物理 92 (1), 35-39, 2023-01-01

    <p>リチウムイオン2次電池のさらなる高性能化を目指して,精力的な研究が数多く行われている.従来の正極材料は,材料の結晶構造を保ったままLiイオンのみが脱離挿入するため,優れた充放電サイクル特性を示す.一方で,高エネルギー密度を示すリチウム過剰系正極は,Liと遷移金属が連動することで生成される低結晶構造にて,多量のLiイオンの脱離挿入を達成していた.本稿では局所構造から平均構造まで解析可能なPa…

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