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検索結果 57 件

  • 肺癌に対して左上葉切除施行後の遺残腔に発生したびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の1例

    坂口 泰人, 千葉 直久, 齊藤 正男, 石川 真也, 中川 達雄 日本呼吸器外科学会雑誌 32 (4), 475-481, 2018-05-15

    ...左前胸部軟部腫瘤を認めた.2回の経皮的生検でも確定診断には至らず,切除手術を行った.胸壁と腫瘍は一体となっており,第3-5肋骨を含む胸壁とともに腫瘍を切除した.病理検査ではびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の診断であり,左上葉切除後の遺残腔に接する胸壁から発生していることから膿胸関連リンパ腫(pyothorax-associated lymphoma)の類縁疾患であると考えられた.術後R-CHOP療法を6コース施行...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 上大静脈に内シャントを用いて切除した浸潤型縦隔Seminomaの1例

    坂口 泰人, 千葉 直久, 齊藤 正男, 張 性洙, 石川 真也, 中川 達雄 日本呼吸器外科学会雑誌 32 (4), 533-539, 2018-05-15

    ...<p>上大静脈に浸潤する縦隔腫瘍を手術する場合,人工血管置換などの血行再建を必要とすることがある.今回,上大静脈に浸潤する縦隔腫瘍に対して一過性内シャントをおくことで切除し得た症例を経験したので報告する.症例は46歳の男性.胸部造影CTにて左腕頭静脈の上大静脈流入部に浸潤する縦隔腫瘍を認め当院に紹介となる.経皮的生検を行うも診断に至らず手術を施行した.胸骨正中アプローチ下,右心耳から側孔をあけた24...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 肺結節陰影を呈した肺スエヒロタケ(<i>Schizophyllum commune</i>)症の1切除例

    坂口 泰人, 千葉 直久, 齊藤 正男, 石川 真也, 中川 達雄 日本呼吸器外科学会雑誌 32 (4), 464-468, 2018-05-15

    ...呈した肺スエヒロタケ(<i>Schizophyllum commune</i>)症の1切除例を経験したので報告する.症例は58歳,女性.職場健診にて右肺の異常陰影を指摘され,前医に紹介となり,CT検査で右肺上葉に空洞を伴う結節影を認め,精査加療目的で当科に紹介となった.PET検査では同結節に軽度の集積を認め,診断および治療を兼ねて胸腔鏡下手術を行った.術中迅速診断では悪性所見を認めず,肺部分切除を施行...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 悪性腫瘍が疑われた気管支型平滑筋腫の1例

    千葉 直久, 張 性洙, 齊藤 正男, 上田 雄一郎, 石川 真也, 中川 達雄 日本呼吸器外科学会雑誌 29 (2), 141-145, 2015

    ...気管支型平滑筋腫の1手術例を経験したので報告する.50歳男性.咳嗽が続くため前医受診.左上肺野に無気肺を呈する陰影を認め,気管支鏡検査で左上葉気管支入口部を閉塞する腫瘍を認めた.鉗子生検にて平滑筋腫と診断され,手術目的で当院紹介となった.生検では悪性所見は認めなかったが,FDG-PETで腫瘍に集積を認め,また,肺門縦隔リンパ節腫大も伴っており,悪性腫瘍の可能性も疑われた.手術は完全鏡視下に左肺上葉切除を施行...

    DOI 医中誌 参考文献5件

  • 右I期肺癌術後乳糜胸に対しオクトレオチド投与が有効であったと考えられる1例

    呉 哲彦, 三崎 伯幸, 吉田 千尋, 張 性洙, 石川 真也, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 25 (4), 424-428, 2011

    ...ソマトスタチンアナログ製剤であるオクトレオチドが効果を認めた肺癌術後乳糜胸例を経験した.症例は61歳男性で右上葉肺癌に対し完全胸腔鏡下右肺上葉切除ならびにリンパ節郭清を施行後乳糜胸を併発した.中心静脈栄養による絶食のもと,乳糜胸発症2日目よりオクトレオチドの皮下投与を開始した.投与開始4日目より1日3回投与に増量し,その4日目より胸水が著減した.胸膜癒着術を追加し乳糜胸を治癒せしめた.オクトレオチド...

    DOI 医中誌 参考文献29件

  • 肋骨原発巨大軟骨肉腫の1切除例

    新居 和人, 奥田 昌也, 張 性洙, 石川 真也, 黄 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 23 (4), 636-640, 2009

    ...肋骨原発巨大軟骨肉腫に対して,広範囲胸壁切除術と胸壁再建術を施行した1例を経験した.77歳女性で,10年前より左前胸部の膨隆を自覚していた.当初は軟骨腫と診断され経過観察されていたが,後に軟骨肉腫と診断されたため,今回手術施行となった.grade II(Evansら<SUP>1)</SUP>の分類に基づく)と悪性度が高く,また腫瘍径も10cm弱と巨大であった.しかし,広範囲に胸壁切除術を行い,有茎腹直筋皮弁...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • シェーグレン症候群に合併した結節性肺アミロイドーシスの2例

    張 性洙, 中野 淳, 奥田 昌也, 三崎 伯幸, 石川 真也, 山本 恭通, 黄 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 22 (4), 691-695, 2008

    ...,Lip biopsy,抗SS-A, -B抗体陽性よりシェーグレン症候群と診断した.また両肺に多発する結節影を認め小開胸肺生検を施行,ALアミロイドーシスと診断した.2症例とも全身検索で他部位にアミロイド沈着を認めず結節性肺アミロイドーシスと診断した.シェーグレン症候群には種々の肺病変の合併が知られているが,肺アミロイドーシス合併の報告は極めてまれであり文献的考察を加えて報告する....

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献18件

  • 悪性胸膜中皮腫に対し術前化学療法後に胸膜肺全摘術を施行した2症例

    桝屋 大輝, 後藤 正司, 中島 尊, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 黄 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (7), 891-894, 2007

    悪性胸膜中皮腫に対し,GEM+CDDPの術前化学療法後に胸膜肺全摘術を行った2症例を経験したので報告する.症例1は50歳男性.症例2は52歳男性.2症例ともに組織型は上皮型であり,IMIG病期分類にてc-II期であった.GEM+CDDPの術前化学療法を行い,評価は症例1がPRで,症例2はSDであった.胸膜肺全摘術を行い2症例とも完全切除であった.術後合併症はなく,現在術後30ヵ月と13ヵ月で無再…

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 原発不明縦隔リンパ節癌の1例

    森 奈都美, 桝屋 大輝, 後藤 正司, 中島 尊, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 黄 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (5), 673-676, 2007

    ...症例は71歳女性.他院にてCEA上昇と大動脈傍リンパ節腫大とを指摘され,当科へ紹介となった.全身精査にて大動脈傍リンパ節の腫大以外に異常所見なく,開胸リンパ節生検を施行した.大動脈傍リンパ節1個のみが1×2cm大に腫大し,周囲への浸潤は全くなく,容易に摘出可能だった.その他のリンパ節には腫大を認めず,明らかな肺内・肺門部病変も認めなかった.病理組織学的検査にて未分化癌との診断だった.術後,化学療法2...

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献15件

  • 当院において肺全摘術を施行した非小細胞肺癌45例についての検討

    中島 尊, 中野 淳, 張 性洙, 後藤 正司, 石川 真也, 山本 恭通, 黄 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (5), 634-638, 2007

    ...当科において非小細胞肺癌に対し施行した肺全摘術について検討した.1993年3月から2003年7月までに肺全摘術を施行した45例を対象とした.患者背景は男性36例,女性9例で,病期はIII期以上が33例であった.また組織型では扁平上皮癌が28例と最も多かった.手術時間は平均281.6分で,術後平均在院期間は46.8日であった.一方術後合併症は12例に認めたが気管支断端瘻はなく,術関連死は1例であった....

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献26件

  • 呼吸リハビリテーション後に肺切除術を施行し得た低肺機能症例12例についての検討

    中島 尊, 中野 淳, 張 性洙, 後藤 正司, 石川 真也, 山本 恭通, 黄 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (5), 639-644, 2007

    ...当科において呼吸リハビリ後に肺切除を施行した低肺機能症例について検討した.2000年11月から2003年8月までに肺切除を施行した術前FEV1.0≦1.0lの症例12例を対象とした.患者背景は男性9例,女性3例で,年齢は65歳以上が11例であった.術前呼吸リハビリは平均14.8±8.7回施行されており,VC,FEV1.0いずれも有意に改善していた(p=0.0145,p=0.0112).術後合併症,術関連死...

    DOI 医中誌 参考文献23件

  • FDG‐PETで陽性を示し肺癌との鑑別が困難であった肺犬糸状虫症の一例

    井貝 仁, 垂水 晋太郎, 橋本 新一郎, 張 性洙, 中野 淳, 奥田 昌也, 後藤 正司, 中島 尊, 劉 大革, 石川 真也, 山本 恭通, 黄 政龍, 横見瀬 裕保 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (2), 193-196, 2007

    ...症例は63歳,女性.検診の胸部レントゲンで異常陰影を指摘されたため,近医を受診.胸部CTで右肺S6に径2cm大の辺縁不整な空洞を伴った結節影が認められ,また,FDG-PETで同部位に一致して異常集積像を認めた.原発性肺癌もしくは同じくFDG-PETで異常集積を認め発見された乳癌の肺転移を疑い,診断・治療目的で開胸下肺部分切除術を施行し,術中迅速病理で肺犬糸状虫症と診断された.肺犬糸状虫症では胸部CT...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献18件

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