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検索結果 126 件

  • 非変性2次元ゲル電気泳動法によるネイティブタンパク質の分離分析法の展望と課題

    島崎 洋次, 福家 麗, 徳田 深咲 電気泳動 67 (2), 71-75, 2023

    ...–10を5%とpH 5–8を1.3%で配合したとき,マウス肝臓由来のソルビトール,乳酸,およびリンゴ酸脱水素酵素の等電点分離が可能となった.また,サイズ分離の際のゲル密度を6.6%にし,リンゴ酸脱水素酵素とカルボキシルエステラーゼ(CE)活性を連続的に調べることで,この2つの酵素が2DE上で異なる位置に分離されていることがわかった.さらに,トランスフェリンとCEの複合体を2DE分離後,リバーシブル染色...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 心嚢液セルブロックの作製により診断し得た原発性滲出液リンパ腫様リンパ腫の1例

    中矢 雄一郎, 東 晴彦, 井上 勝次, 石村 泰裕, 川上 大志, 永井 啓行, 西村 和久, 池田 俊太郎, 北澤 理子, 波呂 卓, 竹中 克斗, 山口 修 心臓 54 (9), 1074-1081, 2022-09-15

    ...<p> 症例は65歳の男性.食欲不振と両下腿浮腫を主訴に前医を受診した.精査加療目的で当院消化器内科を受診し,腹部超音波検査で心嚢液の貯留を指摘されたため,循環器内科を紹介受診した.心臓超音波検査で全周性に多量の心嚢液貯留を認めたため,心嚢穿刺を施行した.細胞診パパニコロウ染色標本で少数の異型細胞を認めたものの診断に至らず,心嚢液セルブロック標本を作製した.免疫染色ではCD20およびCD79a陽性,...

    DOI 医中誌

  • 無再発生存が得られている膵癌術後孤立性肺転移の1切除例

    船水 尚武, 宇都宮 健, 本庄 真彦, 船水 典子, 廣瀬 純成, 北澤 理子, 高田 泰次, 廣瀬 正典 日本外科系連合学会誌 47 (6), 772-776, 2022

    ...<p>症例は74歳の男性.70歳時に膵体部癌に対して,膵体尾部切除術を施行した.病理結果でpT2N0M0(pStage IB)の診断となり術後補助療法として,S1の内服を半年間行った.術後26カ月目に右肺に小結節が出現し,フォローされていたが増大傾向を認め,術後31カ月目に診断,および治療目的で胸腔鏡下肺部分切除術を施行した.病理結果は腺癌であり,また胸腔内洗浄細胞診も陽性であった.免疫染色により膵癌...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 胆管浸潤が疑われた肝原発神経内分泌腫瘍の1例

    山本 久斗, 小川 晃平, 田村 圭, 坂元 克考, 高井 昭洋, 高田 泰次, 北澤 理子 日本臨床外科学会雑誌 82 (1), 151-158, 2021

    ...であり,術前診断に苦慮することが多い.症例は58歳の女性.6年前よりCTにて肝S1/S4にひょうたん型の腫瘍を認めたが,増大傾向にあったため紹介された.CTにて肝S1/S4に径7cm大の境界明瞭な腫瘍を認め,右後区域肝管は軽度拡張を認めた.胆管浸潤を伴う肝原発悪性腫瘍の診断にて肝左葉・尾状葉切除,肝外胆管切除術を施行した.病理では腫瘍細胞は均一な類円形核で索状~胞巣状構造をとり,好酸性間質を有し,免疫染色...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 乳児白血病の発症過程

    江口 真理子 臨床血液 62 (7), 809-819, 2021

    ...乳児期のALLは染色体11q23領域の転座を有することが多く,11q23領域に存在する<i>MLL</i>(<i>KMT2A</i>)遺伝子の再構成と融合遺伝子形成が認められる。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 右腎周囲後腹膜・回腸・小腸間膜に多発した脂肪肉腫の1例

    加洲 範明, 田村 周太, 友松 宗史, 梅岡 達生, 柚木 茂, 飛田 陽 日本臨床外科学会雑誌 82 (10), 1844-1849, 2021

    ...ではp16+,MDM2-,CDK4+であり,脂肪肉腫と診断された.小腸間膜の白色結節については,腸間膜の脂肪から連続するような結節状の脂肪組織が不規則に増生しており,免疫染色でも同様の結果となり,脂肪肉腫と考えられた.小腸脂肪肉腫の報告は少なく,右腎周囲後腹膜・回腸・小腸間膜に多発している報告は稀で,文献的考察を加え報告する....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献9件

  • amelanotic領域を有したmalignant blue nevusの1例

    垣生 美奈子, 藤山 幹子, 小田 富美子, 森 秀樹, 橋本 公二, 斎田 俊明, 佐山 浩二 日本皮膚科学会雑誌 130 (2), 227-232, 2020-02-20

    ...<p>60歳,女性.右後頭部の青色斑内に黒色ドーム状結節と赤色扁平結節を認めた.赤色結節では真皮全層~皮下にメラニンを含有しない大型の異型細胞が増殖しており,免疫組織染色で腫瘍細胞はHMB-45,Melan-A陽性であった.一方,黒色結節では真皮全層性にメラニン顆粒を多量に含有する異形の乏しい細胞が密に増殖していた.以上より,cellular blue nevusに生じたamelanoticな結節を...

    DOI Web Site 医中誌

  • 平成21年高等学校学習指導要領に対応した生物分野の教科書に見られる用語の研究

    渥美 茂明, 笠原 恵, 市石 博, 伊藤 政夫, 片山 豪, 木村 進, 繁戸 克彦, 庄島 圭介, 白石 直樹, 武村 政春, 西野 秀昭, 福井 智紀, 真山 茂樹, 向 平和, 渡辺 守 生物教育 60 (1), 8-22, 2018

    ...「生物基礎」と「生物」のいずれにおいても,大学教員が多くの「用語」に高校教員よりも高い評価を与える傾向が見られた.特に,「生物」の5つの単元(窒素代謝,バイオテクノロジー,減数分裂と受精,遺伝子と染色体,動物の発生)では大学教員が高校教員よりも高い評価を与える用語が存在した一方,その逆となった「用語」が存在しなかった.これは生物教育用語を選定しようとするとき,選定者の属性によって結果が異なることを示...

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  • Imatinib併用化学療法治療中に敗血症性ショックと急性呼吸窮迫症候群を合併したフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の1例

    岩本 麻友美, 手束 真理, 杉田 敦郎, 河上 早苗, 宮脇 零士, 米澤 早知子, 城賀本 敏宏, 桑原 こずえ, 小泉 宗光, 中野 威史, 山本 英一, 石井 榮一, 石田 也寸志 日本小児血液・がん学会雑誌 54 (1), 15-20, 2017

    ...<p>小児のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ ALL)の予後はチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の使用により改善しつつあるが,副作用や合併症など解決すべき課題も残っている.症例は13歳男児.Ph+ ALLと診断されimatinib併用による化学療法を開始したが,再寛解導入療法開始day 14から発熱性好中球減少症と血圧低下を認めた.抗菌薬を開始したが敗血症性ショックに至り,急性腎不全...

    DOI 医中誌

  • 上行結腸神経鞘腫の1例

    作岡 南美子, 髙須賀 康宣, 宮崎 真紀, 鹿野 由香理, 西宮 達也, 山本 祐司, 北澤 理子 超音波検査技術 42 (6), 648-652, 2017

    ...するように31×28×24 mm大の境界明瞭で内部均質な低エコー腫瘤を認めた.腫瘤は側方陰影を有していた.カラードプラ法にて腫瘤内部には血流シグナルを認めた.また,周囲に明らかなリンパ節腫大は認めなかった.FDG-PET検査にて同部位に中等度のFDG集積を伴い悪性も否定できないため,腹腔鏡補助下に上行結腸部分切除術が行われた.病理組織学的所見からは神経鞘腫に特徴的な紡錘形細胞の密な柵状配列が観察され,免疫染色...

    DOI 医中誌

  • 深在性皮膚アルテルナリア症の 1 例

    八束 和樹, 白石 研, 宇都宮 亮, 藤山 幹子, 鎗田 響子, 亀井 克彦, 佐山 浩二 西日本皮膚科 78 (6), 650-659, 2016

    ...病理組織学的には,真皮全層に組織球や好中球を主体とする細胞浸潤を認め,PAS 染色陽性の菌要素が多数みられた。生検組織および膿汁からの分離培養では,いずれもポテトデキストロース寒天培地で,表面が羊毛状,緑褐色で,裏面が褐色から黒色の集落を形成した。スライド培養では洋梨型で,特有な隔壁で縦横に仕切られた分生子を連鎖して認めた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 鰭脚類におけるグルクロン酸抱合酵素の解析

    筧 麻友, 池中 良徳, 中山 翔太, 水川 葉月, 渡邊 研右, 坂本 健太郎, 和田 昭彦, 服部 薫, 田辺 信介, 野見山 桂, 石塚 真由美 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), O-9-, 2014

    ...また、UGT1A遺伝子は一般に2-10程度のホモログが近接して染色体上に存在しているが、系統解析及びシンテニー解析より、食肉目は齧歯目に比べUGT1A領域が短くUGT1A分子種数が少ないことが確認された。さらに、トドおよびキタオットセイでは、UGT1A6のエクソン1領域に2塩基挿入によるストップコドンが生じ、偽遺伝子化していることが明らかになった。...

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