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検索結果 91 件

  • 水中のPFOSとPFOAの分解技術の研究開発の経緯と最近の動向

    藤川 陽子, 橋口 亜由未 環境技術 51 (6), 316-326, 2022-11-20

    ...PFOS とPFOAによる汚染を修復するために適用可能な最新の技術の現状について論じる.まずPFOSとPFOAの水圏汚染の実態から,これら化合物の処理に際して何が求められるかを明らかにする.また,これまでに開発されてきた処理技術のうち分解技術を中心にして各々の技術の原理と有効性を論じる.さらに,なぜこれほどPFOSとPFOAは分解が困難なのかを両化合物の化学的な構造や特性から読み取る.最後に実用に供せる水中...

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  • 異なる環境温度で製造したスラッジ水高度利用コンクリートの評価

    勝部 英一, 新 大軌, 砂田 栄治, 橋田 浩幸 Cement Science and Concrete Technology 75 (1), 380-387, 2022-03-31

    ...本研究では、凝結遅延成分で水和反応を抑制したスラッジ水中の固形分を結合材として利用するスラッジ水高度利用に関し、環境温度の異なる3箇所の生コン製造工場で実証試験を行った。その結果、水和反応を抑制したスラッジ水中の固形分で単位セメント量の6%を置換しても、製造されるコンクリートは基準配合のコンクリートと同等の物性を示し、環境温度の影響は見られなかった。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 東南極セール・ロンダーネ山地の高度変成岩類中の硫化鉱物と全岩硫黄同位体組成

    河上 哲生, Satish-Kumar M., 三堀 徳也, Sasidharan Silpa Ammini 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 43-, 2022

    ...したがって、面構造を切る角閃石や黒雲母の脈の場合と同様に、海水中の硫酸塩起源の硫黄を含む流体の関与を考えることもできる。</p><p> 以上のように、セール・ロンダーネ山地に産する塩素に富む鉱物の形成にかかわった流体活動は、変成段階によって異なる可能性がある一方、海水中の硫酸塩起源の硫黄を含む流体(海水そのものを含む)の流入として、統一的に理解することができる可能性もある。...

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  • 宍道湖に発生した大型沈水植物へのマンガンの濃縮

    石賀 裕明 地球科学 74 (4), 109-118, 2020-10-25

    ...2012 年では夏季に向けて高くなることが明らかとなった.一方,オオササエビモの葉の表面のSEM による観察では付着生物(藻類,珪藻類,甲殻類など)が多数見られる.今回のMn 含有量の測定はオオササエビモの茎と葉とこれらの付着生物の全体を測定したものである.2012 年のSS(浮遊物質)のMn 含有率も5 月から8 月にかけて急速に増加する.これらのことは,夏季に流入する塩水により発生する還元的な底層水中...

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  • 塩淡二層汽水湖の貧酸素改善を目指した酸素溶解装置の運用検証

    杉原 幸樹, 管原 庄吾, 増木 新吾 土木学会論文集G(環境) 76 (7), III_261-III_267, 2020

    ...<p> 塩淡二層汽水湖の網走湖で塩水層の貧酸素解消を目的に,実水域で酸素溶解装置(WEP)の運用試験を行った.2ヶ月の装置運転でおよそ210,000m<sup>2</sup>に酸素供給影響が確認された.一方で残存酸素量は装置の運転時間と含有硫化水素濃度に依存して,水塊移動と供給酸素濃度が重要であることが確認された.また装置の筐体耐久度も強還元状態の水中においては,2カ年ほどで破損を生じることが確認された...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 八代海におけるブルーカーボン動態把握のための海水中CO<sub>2</sub>に関する現地調査

    齋藤 直輝, 熊 柄, 小森 博仁, 矢野 真一郎, 中山 恵介, 駒井 克明, 矢島 啓 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_901-I_906, 2020

    ...<p> 海洋生物によって固定される炭素「ブルーカーボン」は,新たな大気中CO<sub>2</sub>削減策として注目されている.海水中へのCO<sub>2</sub>吸収量推定に際して必要となる海水中CO<sub>2</sub>分圧(pCO<sub>2</sub>)に関して,観測事例がなく,温帯域でありながらアマモなどの海草に加えて造礁サンゴの生息が確認されている八代海において,混合状態の異なる条件...

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • 堆積物間隙水中での重合体ケイ酸の存在と、その形成及び分解機構

    朴 紫暎, 杉山 雅人, 管原 庄吾, 江川 美千子, 清家 泰 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 218-, 2017

    ...<p> 本研究では淡水の琵琶湖(滋賀県)と三方湖(福井県)、汽水の水月湖及び菅湖(福井県)、中海(島根県・鳥取県)を対処として、湖水特性による堆積物間隙水中でのケイ酸の存在形態について研究を行った。この5つの湖で、間隙水中でのケイ酸の溶存濃度については単量体ケイ酸濃度、全ケイ素濃度ともに、淡水湖のほうが汽水湖より低い値を示したが、淡水湖の無酸素還元的な間隙水中のみに重合体ケイ酸が見られた。...

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  • 環境DNA 分析の野外調査への展開

    山中 裕樹, 源 利文, 高原 輝彦, 内井 喜美子, 土居 秀幸 日本生態学会誌 66 (3), 601-611, 2016

    ...環境DNA分析は種の分布や生物量、そして種組成の解析にまで利用され始めているが、大型水棲生物を対象とした研究が行われるようになってからまだ日が浅く、野外調査などへの適用に当たっては当然知っておくべき基礎情報の中にも、環境DNAの水中での分解や拡散の過程など、未だ明らかとなっていないブラックボックスが残されているのが現状である。...

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件 被引用文献6件

  • 汽水湖(中海)における水底泥中の有機物形態と覆砂の影響評価

    斉藤 直, 木戸 健一朗, 須崎 萌実, 桑原 智之 土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_640-I_645, 2016

    ...栄養塩等の生産に影響する土中の有機物の形態や水中への季節的な溶出特性,水温の鉛直分布の変化から栄養塩の分布形態の評価を行った.この結果,水底土中では有機物分解速度に影響する不安定な易分解有機物の影響や積算温度が,水中では水温躍層の季節変動が栄養塩等の溶出や濃縮を支配しているものと推察された....

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  • 過マンガン酸カリウム含浸カラムを用いる環境水中ヒ素の簡易目視定量法

    山田 順子, 管原 庄吾, 清家 泰, 奥村 稔 分析化学 63 (8), 671-677, 2014

    ...環境水中のヒ素を水素化ヒ素として過マンガン酸カリウム含浸カラムに捕集し,マンガン(VII)の還元による色変化からヒ素を定量する簡便な目視定量法を開発した.カラムは,プラスチックカラムにシリカゲルを充填し,過マンガン酸カリウム溶液,空気を順次通して,調製した.このとき,カラム中のシリカゲルは,赤紫色になった.試料水40 mLにヨウ化カリウム,塩化スズ(II),亜鉛,6 M塩酸溶液を加えることにより,ヒ...

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